グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

既製品の鯵のたたき

先日、鯵の大きさの呼び名に違いがあることをお話ししましたが、鯵は、色んな調理方法があることは、広く知られているところです。

 

その時の写真もありますが、『佳肴 季凛』では、

s-P7255852

殆どの場合、揚物にして、

s-P7265859

お出ししています。

 

沼津の魚市場で、

s-P6125143

その日の入荷状況、相場、鮮度などを考慮して、仕入れているので、産地は、

s-P4140183

富山県氷見であったり、

s-P3130368

鳥取県、

s-P5060115

鹿児島県、

s-P4220110

島根県、

s-P4084012

三重県、写真こそありませんが、(というより、どこかにあるはずですが・・・)高知県、千葉県銚子、静岡県内でも、西伊豆、沼津、焼津など、全国各地です。

 

揚物に使うとは言っても、刺身など、生でも、十分通用するものですので、加熱すると、その旨味は、さらに深まります。生で使う時は、自分が、

s-P4084035

賄いにするという例外のレベルです。

 

仕入れてきたら、

s-P4280192

頭を落とし、腹わたを抜いたら、

s-P4280193

水洗いし、

s-P4280194

三枚に卸します。

 

また、中骨や頭のアラの部分は、

s-P4280195

 

掃除してから、

s-P4280202

こんがりと焼いてから、一番出汁を取り終えた鰹節や昆布、野菜の手くずなど一緒に、出汁を取るため、数時間かけて、煮だします。

 

手間こそかかりますが、ここまで使い切ることが出来るのは、丸で仕入れているからのことです。丸とは、頭も腹わたをはじめ、全て丸々の状態のことです。

 

全て、自分でやらないと気が済まないというより、これが、料理人としての仕事ですので、気にしたことはありませんが、最近では、卸した状態というより、刺身の場合、柵にまでして、納品させる飲食店なども、増えているのが、実情です。

 

それゆえ、魚の卸し方も知らない料理人も増えているという嘆かわしい昨今なのです。人手不足など、様々な要因によるのでしょうが、自分にとっては、青息吐息にして、もはや絶句。

 

そんな状況が、さらに進んでいるのを、市場で、目の当たりにした時は、卒倒ものでした。市場の売場で、見慣れないものを目にしたので、

s-P4260036

近づいて、

s-P4260037

手に取ると、

s-P4260039

こんなシールが添えられていました。御覧のように、鯵の身というより、皮も引いてあるだけでなく、適当な大きさに包丁されていました。

 

産地が、鳥取県で、加工地は、

s-P4260040

長崎県でした。しかも、品名は、アジたたきとあります。

 

手に取り、写真まで撮っていたとなると、売場の担当者が、勧めてきましたが、もちろん、却下。とは言っても、興味があるので、値段、仕入れる業種の人など訊いてみました。

 

世の中、色んな商材が生まれ、それを購入する人がいるのは、ジャンルを問わないのでしょうが、鯵のたたきを、自分で作らない魚屋さんや料理人って・・・。

 

食材の中でも、特に、魚に関しては、自ら市場に出向き、納得したものを仕入れ、仕込み、料理に仕立てることを教わり、現在に至るので、既製品の鯵のたたきが、存在する時代になっているとは、夢にも思っていませんでした。

 

とは言っても、自分も、全て原材料から仕込んでいるわけではないのですが、全て手作りであることは、胸を張って、言うことが出来ます。ただ、その中でも、5本の指で数えらえるくらいだけ、既製品は使っています。それについては、こちらを、お読み下さい。

 

どんな世の中になろうとも、自分は、これまでのスタイルを崩すことなく、日々、仕事をし続けたいし、そうします。なぜなら、自分は、料理人だからです。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい

大きさによる、鯵の呼び名の違い

普段、自分が沼津魚市場で仕入れてくる鯵の大きさは、

s-P7235772

これぐらいのもので、1尾あたり、100グラム弱のものです。この時、仕入れたものは、島根県産のものでした。

 

刺身でも、使えるような鮮度のものですが、自分は、基本的に、揚物に仕立てて、お出ししています。ランチの“季”(おひとり 1,500円)では、

s-P7265859

写真の黄色ズッキーニをはじめ、茄子などの野菜と組み合わせ、揚げ出しとしてお出ししています。

 

また、会席料理のコースでは、

s-P7255852

海老と組み合わせ、このようにお出ししたりしています。

 

鯵に限らず、どんな魚でも、自然のものゆえ、大きさは、まちまちで、その大きさによる規格で、、選別されています。また、魚は、鰤(ぶり)、鱸(すずき)など、大きさによって、名前が異なるのは、広く知られており、一般的には、“出世魚”と呼ばれています。

 

ただ、“出世魚”というのは、元々、名前が4回変わる魚についてのことで、鱸のように、せいご、ふっこ、すずきと、3回しか変化しないのは、厳密には、“出世魚”とは呼びません。

 

4回という数字は、変則的ですが、これは、ある歴史上の人物に、因んでのことです。その歴史上の人物とは、同じく4回、名前が変わった豊臣秀吉です。日吉丸、木下藤吉郎、羽柴秀吉、豊臣秀吉と、変わりました。

 

しかも、当時には、珍しく、出自が武家でなく、百姓で、文字通り、出世したのです。

 

ところで、沼津魚市場では、鯵の場合、これぐらいの大きさのものを、

s-P6125149

“柿の種”と呼び、もう少し大きくなると、

s-P6125145

“スーパージンタ”と、

s-P6125146

呼び、さらに大きくなると、

s-P6125152

“豆アジ”と、

s-P6125153

と、呼んでいます。

 

“豆アジ”という呼び方は、全国的にも、通用しているようですが、“柿の種”と“スーパージンタ”に関しては、不明としか、言えませんし、今回のお話しは、あくまでも、沼津近郊限定ということで、お許し下さい。

沼津産のそでいか&富山県氷見産のとらふぐと真ふぐ

今朝、沼津の魚市場で、

s-P4150217

沼津近郊で水揚げされる地物を中心に扱う売場に行くと、

s-P4150211

大きな物体が、目に入りました。形こそ、烏賊(いか)ですが、

s-P4150214

その大きさは、

s-P4150215

15,0キロで、沼津近郊で、水揚げされたものでした。この烏賊の標準和名は、“ソデイカ”で、沼津の魚市場では、“タルイカ”と呼ばれており、他では、“アカイカ”とも呼ばれています。

 

地のもので、水揚げされた“ソデイカ”を、目にした機会は少ないのですが、寒くなり始める頃に、日本海産のものが入荷していたのを見たことが、何度かあります。ただ、どうしても必要な食材ではないので、いつも素通です。

 

その場を離れ、

s-P4150218

構内を歩いていると、

s-P4150219

水揚げされたばかりの鯵を、セリにかけるための準備がされていました。

 

その後、ひと通りの仕入れを終え、魚市場から、帰ることにしたのですが、帰り道に、

s-P4150223

宅配便の営業所に立ち寄り、

s-P4150224

昨日お話ししたように、予定通り、富山県氷見から届いた荷物を受け取り、戻ったのですが、今日の仕事始めは、お弁当を仕上げることでしたので、いつものように、盛り付けを、

s-P4150231

女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せた自分は、

s-P4150226

鯵(島根)の頭を卸し、水洗いしておきました。そうこうしていると、

s-P4150234

お弁当が、

s-P4150233

このように、

s-P4150236

仕上がりました。

 

鯵の後は、氷見から届いた発泡スチロールを開け、

s-P4150227

真ふぐ(13本)と、

s-P4150230

とらふぐ(2本)を、

s-P4150228

取り出しました。分かってはいても、気分は、萌え燃え・・・

 

とらふぐから卸すことにし、1本目には、

s-P4150237

十分なくらいに成長した白子(精巣)が入っていましたが、

s-P4150238

2本目には、猛毒ゆえ、不可食部位の真子(卵巣)でしたので、今日の成績は、2打数1安打でしたが、大きさも殆ど変わらず、

s-氷見2本 415

昨日、送られた写真からすると、もしかしたら、番(つが)いだった2本かと思うと、

s-P4150242

水洗いをしてくれている真由美さんを、しばし見つめてしまいした。

 

そして、今日入荷したとらふぐと真ふぐの仕込みは、

s-P4150243

終わり、白子も。

s-P4150244

GET!この中で、とらふぐのものは、

s-P4150245

ひと際大きいものでした。

 

また、明日も、とらふぐが、愛知から入荷するので、

s-P4150247

真由美さんに、まな板とカウンター周りを、養生してもらい、一日は、終わったのでした。

今季初の岩牡蠣は、宮崎県産の特大サイズ

今朝、沼津魚市場の貝専門に扱う売場に行くと、

s-P4070032

これから、夏にかけて、旬を迎える岩牡蠣が、入荷していました。この岩牡蠣の産地は、

s-P4070033

宮崎県産で、大きさによって、

s-P4070037

50入、

s-P4070036

30入、

s-P4070035

20入、

s-P4070034

15入と、区別されていました。

 

先々週ぐらいから、同じ荷主のものが、時々入荷していたのですが、大きさも、30入が中心でしたので、自分は、素通りしていました。

 

ただ、今朝は、先程の写真のように、15入のものが入荷していたので、

s-P4070038

この中から、

s-P4070040

この5個を、選ぶというより、選り抜きました。選る基準は、形を見ながら、持った時の感触で、頼るのは、勘というか、それこそ感ですが、人間の五感というのは、満更でもなく、沢山の岩牡蠣を触れていると、当たるというよりも、外れることが少ないのです。

 

そんな勘にして、感を頼りにして、殻を開けると、

s-P4070050

このような身をしており、殻自体が、薄い感じがしましたが、

s-P4070051

及第点以上の身で、

s-P4070052

4つに包丁し、

s-P4070056

薬味を入れたポン酢を添えて、

s-P4070055

氷を敷いた器に盛り付け、お出ししました。

 

4月に入ったこともあり、これからの時季は、春から夏にかけて、美味しくなる魚介類も、入荷して来ます。暑いような寒いような陽気とは言え、季節が、日々移ろいでいるのは、確かです。

三重県熊野産の天然とらふぐ&富山県氷見産の真鰯、鯵、魳(かます)

昨日と同じく、今日も、

s-P4060008

宅配便で、荷物が届きました。この発泡スチロールに入っていたのは、

s-P4060016

4本のとらふぐ(天然)で、

s-P4060017

三重県熊野産のものでした。予定通りの到着に、萌え燃え・・・

 

今日は、これとは別に、もう一個の荷物もあり、

s-P4060010

中に入っていたのは、

s-P4060013

真鰯、

s-P4060011

鯵、

s-P4060012

魳(かます)で、富山県氷見から、届いたものです。

 

最初に、とらふぐを、

s-P4060015

卸すことにし、卸し終えたものを、

s-P4060020

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いをしてくれ、

s-P4060026

拭き上げてくれました。また、4本のうち、2本がオスで、

s-P4060027

このような白子が入っていました。

 

その後、とらふぐを卸し終えた自分は、

s-P4060021

真鰯、鯵、魳の仕込みに、取り掛かりました。

 

真鰯と鯵は、お客様にお出しするために仕入れたものですが、魳は、賄い用でしたので、

s-P4060025

三枚に卸してから、中骨を抜き、生のパン粉をつけ、

s-P4060028

フライにし、今日のお昼のおかずにしました。魳をフライにしたのは、初めてのことでしたが、焼物に仕立てて、真価を発揮するような魚ですので、案の定の美味しさを、堪能しました。

 

これまでに、色んな魚を料理してきましたが、今日の魳のフライのように、“落とし穴”もあり、盲点はまだまだあるはずで、日々の努力の必要性を、改めて感じ、料理の道が、険しく、奥深いことも、思い知らされたのでした。

定休日の仕入れは、西京漬用のサーモン&揚物用の鯵

昨日、沼津の魚市場に仕入れに行ったので、定休日の今日は、仕入れに行くつもりはなかったのですが、明日(5日)は、

s-P4040047

休市ということもあり、

s-P4040046

仕入れに行ってきました。昨日の今日ですので、仕入れたものは、

s-P4040008

西京漬に仕込むサーモン(ノルウェー)と、

s-P4040011

鯵だけで、この鯵の産地は、

s-P4040009

島根県浜田市でした。刺身に出来るくらいの鮮度のものですが、自分は、揚物に使うことが、ほぼ100%です。

 

サーモンと鯵を仕入れたとはいえ、魚市場に来た以上、意外なものを見つけ、仕入れることもあるのですが、今朝に限っては、

s-P4040016

全くありませんでした。

 

【佳肴 季凛】に戻り、最初に、サーモンを卸すことにしました。

 

サーモンは、鱗が細かいので、

s-P4040017

“すき引き”という方法で、鱗を取ってから、三枚に卸し、

s-P4040022

切身にしました。鯵は、頭を落とし、はらわたを取り除いたら、

s-P4040018

水洗いをしてから、

s-P4040020

三枚に卸しました。

 

そして、サーモンは、西京味噌と共に、

s-P4040040

専用の袋に入れ、真空パックし、鯵は、

s-P4040041

そのまま、適当な数に振り分け、真空パックしておきました。

 

これらの隣りにあるのは、昨日仕込んでおいた真鰯で、合間を見ながら、

s-P4040036

圧力鍋に入れ、

s-P4040024

骨を柔らかくしておき、

s-P4040038

味を含められるよう、鍋に入れておきました。

 

先週の定休日もそうでしたが、結果的に、今週も、仕込みをしましたし、来週は、お弁当のご注文を頂いているので、仕込みの有無はともかく、午前中は、仕事です。

 

休みが欲しいのは事実ですが、自ら望んだ一人仕事ですので、そんなことに、目を背けるわけにはいきませんし、【佳肴 季凛】、すなわち自分の料理を、お客様が召し上がって頂く以上、その声に応えるために、一切の手抜きは出来ません。

 

仮に、そのようなことをすれば、自分自身を裏切ることにもなります。愚直かもしれませんが、これが自分流ゆえ、それを貫くしかないのです。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg
銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

春色間近

今日は、

s-P3170437

沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。この売場から離れ、

s-P3170428

別の売場に向かうと、

s-P3170432

春が旬の蛍烏賊が、入荷していました。ご覧のように、富山産で、

s-P3170431

今年初めて、仕入れることにしました。富山産以外の日本海産の蛍烏賊は、もっと早くから、入荷していますが、富山産のものに比べ、小さく、味もそれなりですので、自分は、使うことは、全くありません。

 

その後、別の売場に行くと、御前崎産の鰆が入荷しており、

s-P3170426

この中から、

s-P3170427

4,5キロのものを仕入れることにしました。以前、お話ししたことがありますが、御前崎産の鰆は、質が良く、自分のお気に入りの産地でもあります。

 

さらに言うと、自分は、焼物にする魚の中では、鰆が、一番好きな魚で、それについても、同じくお話ししたことがあります。

 

鰆は、魚へんに、春と書くのですが、寒鰆という言葉もあるように、真冬でも、十分すぎるくらい美味しい魚で、鰆に春がつく有力な説は、春に、産卵のために沿岸にやってくることによるものです。

 

そうこうしていると、セリが始まる時間になっていましたが、

s-P3170439

特に、仕入れるものなく、帰るりの準備をすることにしました。ちなみに、上の写真は、今朝の金目鯛のセリの様子ですが、仕入れるつもりもなかったので、産地については、不明です。

 

3月半ばを、過ぎたこともあり、

s-P3170441

6時を過ぎると、完全に日が昇っていました。市場に来て、最大の関心事は、必要な魚の入荷があるかどうかであり、さらに、それを仕入れることが出来るかどうかですので、普段は、全く気にすることはありません。たまたま時間を確認したら、この明るさでしてので、改めて、冬から春に、変わったことを、感じました。

 

『佳肴 季凛』に戻り、仕込みを始めたのですが、卸し終えた鰆は、

s-P3170442

西京漬にするため、

s-P3170443

切身にしました。鰆は、魚の中でも、もっとも身割れしやすいのですが、完璧に出来たので、ひと安心しました。また、乳白色をしているように、脂も程良く乗っていることも確認出来ました。

 

その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

s-P3170445

蛍烏賊の目玉などを掃除してくれていました。この時、蛍烏賊のトレイの下には、

s-P3170446

気温も段々と上がって来たので、鮮度が落ちるのを防ぐため、氷を敷いてあります。こういうところでも、春の訪れを感じてしまうものです。

 

また、春を感じてきたこともあり、先付も、

s-P3170449

グリンピースで作った“うすい豆腐”にしました。うすいとは、えんどう豆の別名のうすい豆のことです。

 

切身にした鰆は、

s-P3170450

西京味噌と一緒に、真空パックしておきました。

 

少し前までは、冬そのものでしたが、ここにきて、かなり暖かくなり、「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく言ったものです。めっきり春色となるのも、すぐそこかもしれません。

石川県能都町産のミンク鯨

昨日、富山県氷見から、真鰯が入荷したことをお話ししましたが、その真鰯の発泡スチロールに、

s-P3120339

一緒に入っていたのが、

s-P3120340

この塊でした。袋から取り出すと、

s-P3120341

 

ミンク鯨の赤身でした。このミンク鯨は、氷見産ではなく、お隣の石川県能都町産のものです。能都町は、能都半島の中北部にあり、能登の都ということに、その地名は、由来しているとのことで、誤字ではないのでを、御承知下さい。

 

1988年3月から、沿岸捕鯨は、国際捕鯨委員会(IWC)により、禁止されているので、鯨の水揚げと流通量は、非常に少ないのですが、定置網にかかったもので、能登半島や佐渡島周辺では、時々かかるのです。鯨に限らず、定置網にかかったものは、流通が可能で、現在、流通している鯨の多くは、南氷洋の調査捕鯨による冷凍ものです。

 

その鯨が、氷見の市場に送られ、

s-氷見くじら

このように、部位ごと、適当な塊に分けられ、セリにかけられるのです。この写真は、一昨日の氷見の市場での様子で、この中のどれかが、昨日の赤身でした。鯨とイルカは、哺乳類ですが、魚市場で、取り扱いており、その理由は、水産物によるものなのかもしれません。

 

その赤身の部分を、

s-P3130378

少し厚めに包丁して、盛り付けました。薄めのものは、

s-P3130376

こんな感じに、してみました。試食を兼ねて、仕入れたこともあり、今日のお昼は、

s-P3130369

鯨丼にしてみました。

 

鯨は、見た目は、馬刺のような感じですが、その味わいは、魚でもなく、肉でもない、中間とも言えるもので、脂もないので、いくらでも食べられるようなものです。生の鯨ですので、その風味は格別です。

 

鯨の入荷に関しては、全く分かりませんし、これまでにも、お客様にお出ししたことは、数える程度です。ご興味、ご関心のある方は、お問い合せ下さい。

刺身の九種盛り

日本料理の華とも言われるのが、刺身です。『佳肴 季凛』の会席料理などで、お出しする刺身は、コース料理のお値段に応じて、品数と内容が変わります。

 

ランチの【凛】や会席料理の【季】などの刺身は、

s-P3060293

三種盛りで、この時は、生の本鮪、湯葉、小肌でした。

 

夜の会席料理の【凛】などの会席料理の場合、

s-P3050272

四種盛りで、先ほどの三種盛りに、帆立を加えています。大葉に隠れてしまっていますが、赤身ではなく、中とろを使っています。というのも、コース自体のお値段が違うので、このような差をつけています。

 

同じ四種盛りでも、夏の美食でもある鱧料理のコースは、

s-P7235793

このようなものです。

 

また、料理内容を、自分とお客様のご相談の上で決めさせて頂く【特別会席】では、

s-P1090145

生の本鮪と、

s-P7035495

ふぐ刺のハーフサイズのものをお出ししたりすることもあります。また、夏場では、

s-P5174675

先程のふぐ刺と共に、生の本鮪と鱧をお出しすることもあります。刺身に限ったことではありませんが、ご予約の際に、ご希望を頂ければ、可能な限り対応させて頂いております。

 

刺身に関するご要望と言えば、男性のお客様で、意外と多いのが、「ある程度の予算で、質はまずますで、刺身の分量を、多目にして欲しい。」というお声です。そんな御用望を頂いた時に、御用意したのが、

s-PB280420

九種盛りの刺身です。

 

その内容は、

s-PB280418

生の本鮪(那智勝浦)、小肌(佐賀)、帆立(北海道)、鯣烏賊(石川)、湯葉、

s-PB280419

サーモン(ノルウェー)、甘海老(ロシア)、鳥貝(千葉)、蛸(愛知)でした。

 

この中で、甘海老、鯣烏賊、鳥貝は、冷凍もので、サーモンと帆立は、養殖ものでした。これらのうち、帆立意外は、刺身でお出ししたことは、殆どありませんが、先ほどもお話ししたように、お客様の御要望の刺身を御用意するために、使いました。

 

どんなに良いものでも、お客様に評価されなければ、全く意味はありませんし、お金を頂くことは出来ません。料理の評価は、どこまでいっても、召し上がるお客様なのです。

 

料理人は、あくまでも、お客様のために料理を作るのが、仕事ですし、その料理を喜んで頂くことが、最大の喜びにして、評価でもあります。ただ、生の天然もので、さらに、その中でも、可能な限りの良いものを、追い求める自分にとっては、冷凍ものや養殖ものは、不本意であるのは、事実でもあります。

 

ですが、使う食材は、自分が納得したものですので、そんな自分の姿勢を感じて頂ければ、料理人冥利に尽きること、この上ありません。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

ありありの定休日

今日は、定休日でしたが、明日(23日)は、

s-P2220049

沼津の魚市場が、

s-P2220050

休みということもあり、仕入れに行って来ました。少ないながらも、金目鯛(御前崎)が、

s-P2220097

良さげでしたので、

s-P2220099

1,5キロのものを、1枚仕入れることにしました。また、

s-P2220095

真鰯(沼津)も良かったので、

s-P2220100

仕入れました。この他にも、冷凍ものや小物などを仕入れ、『佳肴 季凛』に戻りました。

 

先ほどお話ししたとように、今日は定休日でしたが、ランチの御予約だけでなく、お弁当のご注文も頂いていたので、お昼だけ営業しました。

 

ランチの営業時間中、合間を見ながら、

s-P2220103

刺身の妻を剥いたり、

s-P2220104

“サラダ素麺”の野菜を、包丁出来るように、準備しておきました。

 

そうこうしていると、ランチの営業時間も、終わったので、デザートをお出しする頃には、

s-P2220107

お弁当の煮物や焼物も、仕上がっていました。ラストオーダーとなり、他のお客様のお料理の目途がついたので、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

s-P2220025

厨房に、折を並べ、

s-P2220027

お弁当の盛り付けを始めました。お客様もお帰りになったので、自分は買い出しに出掛けました。戻ると、

s-P2220032

このように仕上がっていました。買い出しに行って来たのは、

s-P2220034

豚肉のロースで、戻ると、真由美さんは、明日のお弁当の折を、準備していました。豚肉のロースは、お弁当の揚物に使うので、包丁し、

s-P2220037

塩、胡椒をしたら、

s-P2220039

真由美さんに、

s-P2220043

パン粉をつけてもらいました。その後、

s-P2220046

西京漬に仕込む3本の銀鱈(アラスカ)と、

s-P2220047

お弁当用の鶏肉の照焼を仕込んだものを、冷凍庫から、出しておきました。

 

また、とんかつと鶏肉の照焼入りのお弁当で、しかも、

s-P2220048

ボリューム重視のお弁当ですので、白米を研いでおきました。

 

そして、真由美さんの誕生日が、25日ということで、少し早めでしたが、家族で、

s-P2220044

鱈場蟹の蟹すきを食し、仕入れ、ランチの営業、お弁当、様々な仕込みと、“ありありの定休日”は、終わったのでした。

このページの上へ戻る