のんびりスタートの定休日明け
定休日明けの火曜日が、『佳肴 季凛』の一週間の始まりですが、普段通っている沼津の魚市場も、今日は休みでしたので、魚の仕込みもなく、ややのんびりなスタートでした。
ひととおりの仕込みや準備の目途がついたので、女子二人に、
ひれ酒用の天然のとらふぐのひれを、干すために、板に貼り付けてもらい、ランチの営業が終わったら、
伊佐木(いさき)を天ぷらにして、冷やし素麺を、お昼御飯に食べました。
休憩後は、夜のご予約のふぐ料理を、
盛り付けたら、冷蔵庫へ。
平日ということもあり、のんびりというか、まったりな雰囲気で、一日が終わり、
義母の作ってくれた手作り餃子で、“お疲れちゃん♪”ということで、一日の労をねぎらいました。
こんな感じで、一週間が始まりましたが、週末の土曜日(22日)と、
日曜日(23日)のお昼は、
満席となっておりますので、くれぐれも宜しくお願いします。
★★★ 佳肴季凛謹製 鰯の丸煮 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
仕込みは、ひとつ
親方無しの子分無しの一人仕事ゆえ、定休日と言っても、仕込みをすることも多く、完全なオフというのは、あまりなく、今日もそんな定休日でした。
ただ、今日の仕込みは、
先付の“南京豆腐”を流し、
明日炊く“ひじき御飯”の米を研いで、
糠漬にする大根、胡瓜、人参を、
糠床に漬けただけでした。
この中で、仕込みと呼べるのは、南京豆腐の仕込みぐらいで、実質のそれは、ひとつと言っても、過言ではなく、実働30分程度のものですので、仕込みと呼ぶには、おこがましいくらいです。
仕込みがてんこ盛りの定休日もあれば、今日のように、その反対もあります。また、仕込みは無くても、営業することもあるし、当然、完全なオフもあります。
どれもこれも、自分にとっては、定休日であるのは確かですが、やはり休みは、休みでよいものです。
5本のとらふぐ(天然)&食品表示責任者養成講習会
今朝は、沼津の魚市場に行き、
三重県から届くことになっていた2本のとらふぐ(天然)を、
仕入れて来ました。
そんな元気な姿に、もちろん萌え燃え・・・❤
そのまま取り出し、
締めてから、
血抜きのため、海水を注ぎました。
その後、ひととおりの仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻り、
卸し終えたら、今度は、富士市内の魚屋さんに行き、
静岡産のとらふぐを、
3本仕入れて来ましたが、勿論、これらも、天然です。
その後、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
水洗いしてくれ、自分が手直しし、
このように、拭き上げ、ふぐの仕込みは終わりました。
普段なら、他の仕込みなどをして、ランチの営業の準備をするのですが、今日は、先日お話ししたように、【食品表示責任者養成講習会】に行くことになっていたので、ランチの営業をお休みし、
『静岡県富士総合庁舎』に、行きました。
館内に入り、
会場に着くと、
一番乗りで、指定され席に着くと、
封筒には、
テキストが、入っていました。
開いてみると、
そのページ数は、
何と、234ページ!
仮に、1ページ、1分としても、234分ですので、約4時間かかりますが、
講義の時間は、2時間20分ですので、1ページあたりの時間は、30秒です。
一体全体、どんな講義かと思われますが、運転免許証の更新時の講習同様、省略、端折(はしょ)り、素通り、パスなどの“恩恵”や“ボーナス”が繰り出されるのですが、
最大の敵は、眠気です。
料理の世界に入って以来、午後の2時から4時は、仕込みや夜の準備がない限り、昼寝をするのが、日課になっている以上、この時間に、静かな場所で、椅子に座り、起きていなくてはならないのは、拷問同然でしかありません。
そんな拷問というか、苦行に耐えたご褒美として、
修了証を頂きました。
頂いた以上、今日の講習会だけでなく、テキストの内容も、バッチリですが・・・・・。(笑)
★★★ 佳肴季凛謹製 鰯の丸煮 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
仕込みを終えて、静岡へ
今日は、定休日でしたが、
6時半過ぎに、厨房に行き、
水曜日のお弁当の煮物と、
先付の南京豆腐を、
仕込んだ後、
片付けをしました。
ただ、今日は、三連休ということもあり、下の娘から”どこかへ連れてけ光線”の攻撃を受けていたので、富士駅から、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと娘と一緒に、
電車で、静岡に行くことにしました。
電車で行くとなれば、ちょっとした旅行気分ですので、
“馬力”を飲み干したのですが、こういう時は、吟醸酒や純米酒などではなく、永遠のベストセラーであるワンカップに限ります。
ほどなくすると、電車が到着し、
一路、静岡へ。
静岡に着き、
改札口を出て、
『ホテルセンチュリー静岡』へ、行きました。
館内に入り、向かったのが、
バイキングレストランで、来るのは、夏以来のことで、その時の様子は、こちらをご覧下さい。
入口にあるショーケースには、
「さすがホテル!」と思わせるほどのケーキが、並んでおり、女子二人のターゲットになるのを、覚悟しておきました。
そして、こんなメニュースタンドを尻目に、
席に案内されたのですが、
開店して、間もなくだったので、店内は、空席が目立っていました。
フリードリンクのメニューをもらい、
イタリアンフェアということで、
イタリアのビールで、グビグビ。つまみは、
こんな感じのものでした。
2本あるのは、小瓶ゆえ、すぐに無くなってしまうからですし、自分は、ジョッキに入った生ビールが、好みではないので、瓶ビールは、願ったり叶ったりなのです。
初めて飲むビールですが、思いの外、美味しかったのですが、ビールは、お腹がふくれてしまうので、イタリアンフェアの言葉に誘われ、
白ワインにシフトしたのですが、好みではなかったので、
麦焼酎のお湯割りに、鞍替えしました。
ただ、他のお客様が、
こんなビールを頼んでいたので、興味津々で飲んでみたところ、これは、全くもってNGでした。
真夏でも熱燗派の自分ですので、お湯割りはどんぴしゃで、
烏賊墨のリゾットや、何とかのパスタ、そして、
アイスやデザートも、
それこそ、箸でつまみながら、グビグビ。
お腹も一杯になり、
買い物をして、
帰ることにしたのですが、
道中、締めのハイボールを、1本だけグビグビ。
ようやく、住まいである『佳肴 季凛』に戻り、自分は、
コスモスと芒(すすき)を、
生け替え、真由美さん達は、
枯れてきた花などの手入れをしたり、
プランターの花を植え替えてくれ、三連休の最終日は、終わったのでした。
法事、お祝い、すっぽんありの連休中日
今日のお昼は、テーブル席だけでなく、
全ての個室も、
法事や、お祝いのお席のご予約で、
一杯でしたので、
玄関先のメニュースタンドには、
このような“お詫び”を、掲げておきました。
そんな玄関先には、秋らしく、
尾花(すすき)とコスモスを生けたものを、飾ってみました。
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)や、
刺身など、
全ての料理を盛り付け、冷蔵庫にしまい、お出しするだけの状態にしておいたら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、
まな板周りを養生してもらい、夜のご予約でお出しするすっぽんを、
すっぽんを卸すことにしました。
すっぽん料理のご予約を頂いた時は、その仕込みのため、ランチの営業を、早仕舞いすることが殆どです。というのも、
活血と、
刺身は、活きたものでなくてはならないからです。
ただ、今日は、おふたりのご予約でしたので、卸したすっぽんは、1パイでしたので、それほど手間も掛からず、お昼のお客様が見えるまでに、終えることが出来ました。
それ以外の部分は、
唐揚げと、
すっぽん鍋に仕立てて、お出ししました。
すっぽん料理のコースですので、締めのお食事は、
もちろん、すっぽん雑炊です。
こんな感じの三連休の中日のお昼でしたが、水曜日のお弁当用の煮物を、定休日の明日に仕込むため、夜の営業が終わったら、
野菜などを、包丁しておきました。
今、お話ししたように、明日は定休日ですので、というより、下の娘から“どこかへ連れてけ光線”の攻撃を受けているので、早めに終わらせ、出掛ける予定です。
シーバスリーガルのハイボール
『佳肴 季凛』では、
ビールをはじめ、
日本酒、
焼酎、
樽ハイ、ワイン、
そして、ウイスキーと、
ひととおりのアルコール類を、ご用意しております。
ご覧のように、当店でご用意しているウイスキーは、シーバスリーガルですが、ここ数年、不動の地位を確立したハイボールも、
シーバスリーガルで、作ったものです。
作り方は、通常通り、
グラスに氷を入れ、
シーバスリーガルを注いだら、炭酸水を注ぐのですが、この時の炭酸水は、
ウイルキンソンという銘柄です。
ウイルキンソンは、
炭酸のシュワシュワ感が強いのが特徴ですので、ハイボイールには、うってつけの炭酸水なのです。
しかも、1本が190ml入りですので、
ハイボールを1杯作るのに、ちょうどいいのです。
ところで、ウイスキーをシーバスリーガルにしている理由ですが、全くもって、自分の好みですし、お品書きに載っているアルコール類が全てとは限りませんが、好みのものが多いのは、事実です。
ただ、アルコールなら、何でもござれの自分ですが、芋焼酎は、苦手なので、酒屋さんに勧められたもので、自分の好みでは、ありませんが、それでも飲めるのが、酒飲みの浅ましさとでも、言いましょうか・・・。(笑)
先ほどお話ししたように、アルコールに限らず、ひととおりのお飲み物をご用意してあるので、お好きなものを、お好きなように、飲んで頂き、当店の料理を味わって頂ければ、何よりです。
最後になりましたが、自分がハイボールを作ると、これまた、自分の好みゆえ、濃いめになってしまうので、ご注意をお願いします。ですので、ご注文の際には、その旨を仰って頂けると、有り難いです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、10月6日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
神無月一日(いっぴ)
今日は、
10月1日で、1日は、ついたち(一日)と呼ぶように、教わっていましたが、いつの頃からか、いっぴと呼ぶようになった自分です。
そんな今日は、
お昼の賄いで、伊佐木(いさき)のフライ付きのカレー南蛮を食べた後、
夜のご予約の小鍋を準備したりと、週末らしくバタバタした感じの一日でした。
10月は、静岡、愛知、三重の東海三県の天然のとらふぐ漁が解禁し、”ふぐに魅せられし料理人”の自分としては、新年にして、今日は、元旦のようなものです。
何はともあれ、新しい月の始まりです。今月も、懲りること無く、お付き合い下さいませ。
職業講話の依頼
定休日の今日は、市内にある『富士市フィランセ』へ、
行って来ました。
『富士市フィランセ』とは、保健、福祉、男女共同参画、消費、ボランティアなど、市民生活に関わりの深い様々な機能を持った複合施設です。
館内に入り、
向かったのは、『若者のためのキャリアデザイン支援室fきゃる』という機関で、受け取ったのが、
地元の富士市立高校での職業講話の依頼書でした。
依頼の内容は、
現在の自分に至るまでの経緯や、この仕事に就いた理由などを、生徒の前で、お話しするということでした。
行われるのは、
11月14日(月)の午後3時からです。
高校1年生を対象にした講話ということもあり、上の娘に話すようなものですので、必要以上に、熱くならないように、今から、注意しておきます。でも、無理だろうな・・・。(笑)
開店8周年の日に、想ふこと
今日(9月18日)は、
『佳肴 季凛』の開店日で、お陰様で、8周年を迎えることが出来、
常連のお客様から、お花も頂き、この場を借りて、お礼の言葉を、申し上げます。
今日があるのも、多くのお客様をはじめ、多くの方に支えられてのことで、有り難いこと、この上なく、お客様もさることながら、共に仕事をしてくれる女将兼愛妻(!?)の真由美さんをはじめ、ホールのスタッフにも、感謝の念は尽きません。
それ以上に、というより、一番感謝すべきは、仕入れ先の方達で、とりわけ、自然環境に左右されやすい魚屋さんには、こちらがお客ではありながらも、頭を下げないわけにはいきませんし、その苦労は、並大抵のものではないはずです。
普段通う沼津魚市場の従業員や、併設している多くの店舗に始まり、鮪の仕入れ先でもある築地の鮪屋の社長、自分がこよなく愛す天然のとらふぐを調達してくれる全国各地の魚屋さん達がいてこそ、自分が思うような料理を作ることが出来るのです。
しかも、その殆どの人達が、自分の天上天下唯我独尊の塊を、百はおろか、千を超え、万も承知の上で、懲りずに、つきあってくれているのには、頭が下がるし、気の毒でしかありません!?
また、昨今、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が発達したこともあり、自分の仕入れ先を、SNSつながりの友達やフォロワーが知ると、彼らは、その業界や地元などでは、一角の存在で、自分の方が、面喰らうことも、しばしばです。
お客様にお出しする料理で、満足して頂けるよう努力するのは、勿論のこと、自分に魚を買ってもらって良かったと思える姿勢を失うことなく、日々精進していきたいと思います。
我儘の塊ゆえ、今日認(したた)めたことを忘れることもあろうかと思いますが、不惑を超えたとはいえ、“永遠の28才”の若気の至りゆえ、お許しください。これからも、『佳肴 季凛』同様、自分のことを、宜しくお願い致します。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、10月6日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。