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もっとおいしいお話し

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三重県産のチビとら&しまふぐ

月曜日が定休日ということもあり、火曜日の今日は、一週間の始まりで、そんな今日は、沼津魚市場に仕入れに行って来ました。

最初にこの売場に行ったのは、

自分宛の荷物が届くことになっていたからで、

中を確認すると、

活締めにされた4本のとらふぐと1本のしまふぐが入っており、どちらのふぐも天然ものです。

その後、ひととおりの仕入れを終えたので、魚市場から帰ることにし、『佳肴 季凛』に戻ったら、仕込みを始めました。

今朝のように、魚市場に行った時は、休み明けでもスムーズに始動出来るのですが、魚市場に行かない時は、ペースに乗り切れないこともしばしばで、その理由は、前日に飲み過ぎることが多いからで、

「植木等 スーダラ節  わかっちゃいるけど」の画像検索結果

それこそ、植木等の名フレーズの「わかっちゃいるけど、やめられない!」そのものです。(苦笑)

出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、

ふぐを卸すことにし、この姿を見た以上、萌え燃え・・・❤

3本のとらふぐは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込め、チビとらと呼んでいる500グラム未満の小さいものです。

また、1本だけ違うのはしまふぐで、しまふぐの特徴は、

左右の胸びれと、

尻びれと尾びれが黄色いのが最大の特徴で、その名の通り、黒と白の縞模様をしています。

卸し終えた後に、水洗いをしてくれるのは、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんで、それを手直しするのが、

同じく自分で、洗い上げたら、

真由美さんが拭き上げてくれ、

ふぐの仕込みが終わりました。

ところで、

http://www.kakoh-kirin.jp/blog/?p=37822

2月の終わりから、

http://www.kakoh-kirin.jp/blog/?p=37967

数とサイズは様々ですが、

http://www.kakoh-kirin.jp/blog/?p=38268

5週連続で、

http://www.kakoh-kirin.jp/blog/?p=38461

今日まで、休み明けの火曜日に、三重県熊野から、天然のとらふぐが入荷し、萌え燃え・・・❤で、一週間が始まり、それぞれの写真の下にあるアドレスをクリックして頂けると、その時の様子が御覧になれます。

自然相手ゆえ、来週の火曜日(4月2日)はどうなるかは分かりませんが、天然のとらふぐの延縄漁が終わった時季に、三重県熊野から6週連続となるのか、知るのは、ふぐの神様のみ。

昼はバス、夜はふぐ料理

今日は、お昼にバスツアーの団体のお客様がお見えになるだけでなく、夜のふぐ料理の御予約の都合もあり、

6時半過ぎから、仕事を始めました。

出汁を引くなどのひととおりの段取りを終えたら、盛り付けを始めたのですが、今日のように、昼も夜も御予約がある時は、盛り付けておいても支障がないものは、盛り付けてから、冷蔵庫にしまっておき、

お新香も、その一つで、左側の器がバスのお客様用のお新香で、右側のものが、ふぐ料理のお客様用のそれです。

その後、

デザートの苺のムースや、

先付のうすい豆腐(グリンピースの豆腐)などを盛り付け、全ての準備が整い、

その頃までには、ホールスタッフも出勤し、バスの到着を待つばかりとなりました。

ただ、冒頭にもお話ししたように、昼と夜の御予約の関係で、今日のランチは、

バスの御客様の御席のみとさせて頂いたのですが、得てして、こういう時に限って、御予約やお問い合せがなるだけでなく、フリーのお客様も御来店され、お断りせざるを得ず、今日も然りで、この場を借りて、お詫びさせて頂きます。

そうこうしていると、

バスが到着し、人数もそれほどではなかったので、スムーズに料理をお出しすることが出来、出発時間になると、

皆でお見送りをした後は、

自分は、ふぐちりの盛り付けをし、

真由美さん達は、

片付けをしてくれました。

こんな状況ながらも、無事に休憩を取ることが出来、夜の営業時間となり、

ふぐ料理のお客様も御来店され、

二品の先付(うすい豆腐、生の本鮪)をお出ししたたのですが、今日の本鮪は、

宮城県気仙沼産のものでした。

その後、

ふぐ刺、

唐揚げ、

ふぐちり、

焼白子をお出しし、今日のふぐは、全て三重県熊野灘産の天然のとらふぐでした。

そして、ふぐちりを召し上がったら、鍋を下げ、ふぐ雑炊をお出しする前に、

お新香と取皿を準備し、程なくすると、

ふぐ雑炊が仕上がり、〆のデザート(苺のムース)をお出しし、

ふぐ料理というより、フリーのお客様も含め、今日全ての料理をお出しし終えまし、片付けをし、一日が終わったのですが、明日は、魚市場へ行くので、この辺りで・・・。

仕込みてんこ盛りの火曜日

月曜日が定休日ということもあり、火曜日の今日が、一週間の始まりで、そんな今日は、

沼津魚市場に仕入れに行ってきたのですが、この売場で、

自分宛の天然のとらふぐ(三重産)を受取り、中を確認すると、

萌え燃え・・・❤

御覧のように、今日のとらふぐは活締めにされたもので、ふぐちりや唐揚げ用に仕入れたものです。

その後、別の売場で、

鯵(大阪産)などを仕入れ、魚市場から帰ることにしたのですが、今朝は、

近郊の戸田で、トロール漁で水揚げされたものや、

全国各地から送られてきたものが入荷しており、魚市場らしい様子でした。

定休日明けであるだけなく、明日のバスツアーのお客様やふぐ料理など、てんこ盛りの仕込みがあるので、【佳肴 季凛】に戻ると、軽トラの掃除を女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、

仕込みをすることにし、出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、鯵の下処置をし、その後、

とらふぐを卸すことにしたのですが、御覧のように、手のひらに乗るような小さいサイズのもので、このような500グラム以下のものを、“ふぐに魅せられし料理人”の自分は、天然のとらふぐへの想いを込めて、独断と偏見で、チビとらと呼んでいます。

そうこうしていると、真由美さんが、

鯵の水洗いをしてくれ、自分は、

自分はとらふぐを卸し、卸し終えたものは、鯵同様、

真由美さんが水洗いしてくれ、

自分が手直しをし、

チビとらの仕込みが終わったのですが、

ランチの営業時間も近づいていたので、他の仕込みは、とりあえずやめておきました。

そして、ランチの営業時間中の合間を見ながら、

小鍋の野菜(玉葱、えのき、人参)を仕込んだり、

サラダ素麺の野菜を仕込んだのですが、サラダ素麺の野菜には、長葱、茗荷、ピーマン(赤、青)、パプリカ(黄)、人参、アーリーレッド、紫キャベツが入っています。

営業時間中ですので、仕込みがはかどらないのは当然のことで、営業時間が終わったら、仕込みの鬼と化し、

先付のうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)、

デザートの苺のムースなどを仕込んだら、

ふぐちり用の野菜と、

ふぐ料理の薬味に使う葱を包丁しておき、とりあえず仕込みが終わり、どうにかこうにか、休憩無しということにはならずに済みました。

そして、夜の営業時間が終わったら、

テーブル席に、明日のバスツアーの御客様の御席のセットをしたら、

器出しをし、仕込みと明日の段取りに追われた一日が終わると同時に、一週間が始まりました。

明日は、バスのご到着が遅めなだけでなく、夜の御予約時間が早いこともあり、ハードな一日になりそうなので、この辺りで・・・。

白子入りのジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐ(三重産)

今朝は、沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、

お弁当のご注文を頂いていたこともあり、魚市場に着いたのは、

普段よりも30分近く早く、最初に、この売場に向かいました。

この売場に最初に行ったのは、

三重県熊野灘産のとらふぐ(天然)が、

自分宛に届くことになっていたからです。

売場には、

それと思しき荷姿の発泡スチロールがあり、中を確認すると、

無事となれば、萌え燃え・・・❤

そのまま、車に積み込み、良さげな魚を求め、構内を物色したのですが、

全国的な時化も重なり、

どの売場も、

入荷が少なかったものの、

この売場に行くと、

静岡県由比産のさばふぐが入荷しており、

3,9キロで10本入りのものを、

仕入れることにし、【47-9】というのは、魚市場での自分の買い番です。

ひととおりの仕入れを終えたので、魚市場から帰ることにし、【佳肴 季凛】に戻り、出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、お弁当用の料理の仕上げに取り掛かり、

それらを仕上げたら、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛り付けてくれ、

このように仕上がりました。

そして、自分は、

とらふぐを取り出したのですが、

この腰付からして、オスである感じがしたのですが、こればかりは卸すまでは分かりません。

そんな期待を持ちながら、

締めたら、血抜きのため、海水へ。

その後、さばふぐの下処理をし終えたら、とらふぐを卸すことにしたのですが、
このとらふぐの目方は、

4,6キロで、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、独断と偏見、そして天然のとらふぐへの想いを込めて、ジャンボちゃんと呼んでいるもので、そのワイルド感がたまらず、

ツーショット・・・♬

ちなみに、ジャンボちゃんの規定ですが、4キロ以上のもので、その下のサイズである2,5キロ以上4キロ未満のものをBIGちゃんで、0,5キロ以上2,5キロ未満のものを並とらで、0,5キロ未満のものをチビとらと呼んでいます。

写真に収めたら、

卸すことにし、お腹の膨らみ同様、期待が膨らみ、

十分過ぎるまでに成長した白子が、

現れ、

たわわ・・・♬

しかも、これだけ成長していると、放精間近ゆえ、

精液が流れていました。

天然のとらふぐの白子つまり精巣は、白いダイヤとも呼ばれ、美食中の美食に対し、真子と呼ばれる卵巣は猛毒ゆえ、食べることは出来ませんし、仮に食べると、痺れてしまいます。

また、痺れてしまう内臓の一つが、

肝臓で、ジャンボちゃんの肝臓だけあって、これまたジャンボサイズで、その目方は、

250グラムでした。

その後、真由美さんが、

さばふぐの頭と皮を剥き、

さばふぐとジャンボちゃんの水洗いをしてくれたら、

自分が手直しをし、

どちらも拭き上げ、


2種類のふぐの仕込みが終わりました。

白子の目方が気になるので、

秤にかけると、

片方が約700グラムで、もう一方は、

約500グラムで、合計すると1,2キロとなり、全体重の4分の1強の目方で、まさに泳ぐ生殖腺としか言い様がありません。

最後に、

真由美さんがまな板周りと、

床と側溝の掃除をしてくれ、ランチの営業の準備を始めることにしたのですが、

さらに大きいジャンボちゃんというより、これまでの最高記録の10キロのジャンボちゃんを越えるものを抱きしめられるよう、願掛けとして、くちばしと白子で、“お供え餅”を作りました。

どうか、この願掛けの御利益がありますように・・・❤

5本のチビとらこと、小さいとらふぐ(天然)

定休日明けの今日は、

お弁当の仕上げから、

一日が始まりました。

そんな今日は、

“昼ふぐ”の御予約を頂いていたので、お弁当用の料理を仕上げたら、

ふぐちりを盛り付け、お弁当の盛り付けは、いつものように、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、お弁当は、

このように、仕上がりました。

その後、

宅配便で、荷物が届きました。

中を開け、

取り出したのは、

5本の天然のとらふぐ(三重県熊野産)で、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が想いを込め、チビとらと呼んでいる小さいサイズのものです。

小さいとは言っても、その想いは変わらず、常套句である萌え燃え・・・❤は、欠かせません。

チビとらの規定は、0,5キロ以下で、この規定も、チビとらという呼び名同様、天然のとらふぐへの想いを込めているだけでなく、独断と偏見で決めたものです。

その規定通り、今日の場合、

大きいものでも、

僅かながら0,5キロを越えているものの、同程度で、小さいものだと、

0,3キロつまり300グラム越えのものでした。

その後、卸したのですが、真由美さんが、

水洗いしてくれ、

自分が手直し、

真由美さんが拭き上げてくれ、

チビとらの仕込みが終わりました。

そうこうしていると、ランチの営業時間となり、“昼ふぐ”のお客様も御来店され、

先付に始まり、ふぐ刺など、ひととおりのふぐ料理をお出ししました。

ふぐ刺のふぐにはじまり、今日お出ししたふぐは、どれも三重県熊野産の天然ものですが、今朝のチビとらではありません。

ところで、今日のチビとらにはじまり、先週、

先々週と、

三週連続で、定休日明けの火曜日に、三重県熊野灘産の天然のとらふぐが入荷したのですが、来週はどうなることでしょう?


★★★ 佳肴季凛謹製 鰯の丸煮 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。

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5パック(10本)入 2,250円     ※クール便にて発送可

“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

2週連続で、共通点多きとらふぐ(天然)

月曜日が定休日の【佳肴 季凛】ですので、火曜日の今日が、一週間の始まりです。

 

そんな今朝は、沼津魚市場に仕入れに行って来ましたが、

一番最初にこの売場に向かいました。

 

この売場に向かったのは、

自分宛の天然のとらふぐ(三重県熊野産)が届くことになっていたからで、

それと思しき発泡スチロールを目にし、

延着、破損がないことに、ひと安心。

 

中を確認するまでは、安心は出来ないのはいつものことで、気が気でなく、

無事にスイスイとなれば、お決まりの萌え燃え・・・

 

その後、構内を物色したのところ、

全国的に時化がらみだったようで、

売場には魚も並んでいなかったこともあり、

赤い服を着ている市場の職員も手持ち無沙汰というより、魚というより、油を売っているというのが、妥当かもしれません。(笑)

 

また、構内の反対側の状況も、

同様で、

突き当たりにある活魚売場の生簀には、

地物の平目(ひらめ)が中心で、少なめの入荷状況だったものの、自分の仕入れには、さほど影響がなく、ひととおりの仕入れを終えることが出来ました。

 

そして、【佳肴 季凛】に戻り、ひととおりの段取り終えたら、魚の仕込みに取り掛かることにし、

先ずは、

とらふぐを締めたら、

血抜きのため、海水へ。

 

とらふぐの前に、鯵(島根産)の下拵えに取り掛かり、

鯵の水洗いを、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せたら、

とらふぐを卸すことにし、卸し終えたら、

鯵同様、真由美さんが水洗いしてくれ、

自分が手直しをし、

拭き上げたら、

とらふぐの仕込みが終わったのですが、今日のとらふぐがオスでしたので、十分なほど成長した白子も入っていました。

 

その頃、真由美さんは、

まな板周りを掃除してくれ、ランチの営業の準備に取り掛かりました。

 

ところで、今日のとらふぐの目方は、

1,7キロでしたが、

ちょうど一週間前の定休日明けの火曜日に入荷したとらふぐも、三重県熊野産で、目方も全く同じ1,7キロで、

白子入りのオスでした。

 

2週連続で、全く同じ様なとらふぐが入荷したのですが、来週の火曜日はどうなることでしょう?

月初めにして、週末の仕入れ

3月初日の今日は、沼津魚市場に仕入れに行って来ましたが、最初に向かったのが、

この売場でした。

 

この売場に最初に向かったのは、

三重県熊野から、この天然のとらふぐが届くことになっていたからで、

自分宛の荷物と思しき発泡スチロールを見つけ、中を確認すると、

長旅の疲れもなく、無事となれば、お約束の萌え燃え・・・

 

車に積んだ後、別の売場に行くと、

沼津産の真鰯が入荷しており、

中を確認すると、

『鰯の丸煮』にするのに、良さげなサイズで、1ケース(5キロ)に46~47尾入っており、2ケース仕入れることにし、真鰯の山の隣には、

島根県産の鯵が入荷しており、

1ケース仕入れることにし、鯵は3キロで、25~26尾入りのものでした。

 

真鰯と鯵は、

そのまま台車に乗せ、売場の職員が運んでくれ、別の売場に行くことにしました。

 

そして、

広島産の牡蠣(加熱用)や、

若布などの食材や冷凍ものを仕入れたら、

この問屋で、

伊豆産の本山葵を仕入れ、最後に、

厨房道具専門店で、ラップなどの消耗品を買い、魚市場から帰ることにしました。

 

【佳肴 季凛】に戻ったら、出汁を引くなど、ひととおりの段取りを終えたら、

小肌(佐賀産)の仕込みから始め、

鯵、

真鰯の下拵えに取り掛かり、

自分の隣では、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

鯵と、

真鰯の水洗いをしてくれ、その頃までには、

小肌も仕上がっていました。

 

真鰯の後は、

真打ちのとらふぐを取り出し、

締めてから、

血抜きのため、しばらく海水につけておきました。

 

その間に、焼いてから出汁を取るため、

鯵を真鰯の頭を、半分に包丁して終えたら、

とらふぐを卸すと、

お腹からは、十分に成長した白子がたわわ・・・♬

 

卸し終えたら、真由美さんが水洗いしてくれ、

自分が手直しをし、これで、全ての魚の下拵えが終わったので、

真由美さんがまな板周りやシンク、

床も掃除してくれている間に、

とらふぐを拭き上げておきました。

 

そうこうしていると、ランチの営業時間となり、合間を見ながら、

水洗いした真鰯を鍋に並べてもらったら、

水と酢を注ぎ、

超々弱火で、火に掛けておき、鯵と真鰯の頭と、鯵の中骨も焼いておいたのですが、

その数、両方で約120本分。

 

そして、ランチの営業時間も終わったこともあり、お昼を食べることにしたのですが、

雑穀御飯(玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび)、具沢山の味噌汁と共に、真鰯を塩焼にし、クオリティチェック。

 

こうして、月初めの週末の半日が終わっただけでなく、3月が始まったのでした。

気忙しい半日

今日は、三重県熊野灘産のとらふぐ(天然)が1本だけしたが、

届くことになっていたので、

沼津魚市場に行って来ましたが、休市日ということもあり、魚市場構内に届くことはなく、休市日でも、荷物が届くのは、豊洲などの中央市場が開いているからです。

 

休市日に魚市場に来るのは、時々あるのですが、着くのは、

開市日よりも、約1時間遅く、今朝も然りでした。

 

着くと、

とらふぐが入っていると思しき発泡スチロールが目に入り、

中を確認すると、

スイスイとなれば、例の如く、萌え燃え・・・

 

他の仕入れもなく、そのまま車に乗せ、帰ることにしたのですが、¥あいて

休市日ゆえ、開いている問屋もガラ~ン。

 

魚市場構内も、

真っ暗。

 

『佳肴 季凛』に戻り、

とらふぐを下ろしたら、

廃食品用油を、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと一緒に、

車に積み、

二人の娘達が卒業した小学校へ、

持って行きました。

 

再び戻ったら、出汁を引くなど、ルーチンの段取りを終えたら、とらふぐを卸す前に、

ランチや夕席の御予約の料理を盛り付け、

冷蔵庫にしまったら、

締め、血抜きのため、

海水へ。

 

その後、卸すことにしたのですが、尻びれを切り落とすと、精液が流れてきたので、

オスであることが判りました。

 

春先になると、白子も十分に成長するので、このような現象は珍しいことはなく、予定通り、

白子がたわわ・・・♬

 

白子は、無毒ゆえ食べることが出来、その味わいは、美食中の美食で、“白いダイヤ”とも呼ばれているのに対し、真子つまり卵巣は、猛毒ゆえ食べることは出来ませんし、仮に食べると、痺れてしまいます。

 

卸し終えたら、

真由美さんが水洗いし、

自分が手直しをし、

真由美さんが拭き上げてくれ、

とらふぐの仕込みが終わりました。

 

そうこうしていると、ランチの営業時間が近づいたのですが、今日のように、複数の御予約を頂いていると、得てして、フリーのお客様も御来店するのが常のことで、今日も常のことに違(たが)わず、パニックとまではならずも、気忙しいランチタイムとなった次第です。

 

気忙しさは続くもので、というよりも、続くから気忙しいのかもしれず、今日は、

夕方上がりのお弁当のご注文があり、

ランチの営業が終わったら、

お弁当を仕上げ、

その後は、

夜のふぐ料理の準備をし、気忙しい半日が終わり、休憩の後、夜の営業時間となったのでした。

 

ということで、今週も、どうぞ宜しくお願いします。

超々特大のジャンボちゃん

“ふぐに魅せられし料理人”の自分ですので、天然のとらふぐを見ると、居ても立っていられないだけでなく、その中でも、BIGちゃん(2,5キロ以上4キロ未満)、ジャンボちゃん(4キロ以上)のものを見ると、

身体中をアドレナリンが駆け巡り、

入荷すると、抱きしめるとまではいかなくても、抱っこしたくなってしまいます。

 

ところで、2月の半ばを過ぎると、産卵の時季が近づくこともあり、とらふぐのメッカとも言うべき下関では、

BIGちゃんやジャンボちゃんなどが売場に並び、

この2枚の写真は、取引先の下関のふぐ専門の鮮魚店の担当者が、Facebookに投稿したものです。

 

産卵とお話ししたように、メスが多いのですが、とらふぐの繁殖活動は、1尾のメスに、複数のオスが追尾し、産卵すると、オスが集まり法精し、受精したのち、孵化します。

 

ところで、Facebookと言えば、先程の担当者が、

下関の唐戸市場にある超々特大のじゃんぼちゃんの置物というか、モニュメントを、Facebookに投稿しており、この写真を見た自分は、素通り出来ず、その時のやり取りは次のようなものでした。

 

「超々特大のジャンボちゃん・・・ 抱きついても、いい?」と、コメントすると、その返信は、「無料なので、何度でもどうぞ!^^」というもので、それに対し、

写真の説明はありません。

と、送り返しました。

 

分かってはいても、天然のとらふぐのこととなると、居ても立ってもいられませんし、自分にとっては、それぐらいの存在で、これからも、その虜であるのは、変わらないでしょう。(笑)

霊験あらたかな『ふく(ふぐ)の日』

『ふく(ふぐ)の日』だった昨日、

BIGちゃんこと、特大の天然とらふぐ(三重県熊野産)が入荷しましたが、福に通じるふくであるふぐですので、そのあらたかな霊験ゆえ、

色んな方から、頂き物をしました。

 

純米大吟醸の日本酒、麦焼酎、名水は、

自分に、

銘菓は、

自分というより、

女将兼愛妻(!?)や娘達に頂きました。

 

また、絵画展などの招待券も、

頂きました。

 

お心遣を頂けるのは、何より嬉しく、ありきたりではありますが、感謝の一言に尽きる限りで、こういう心遣いを多くのお客様を出来るよう、日々の仕事に勤めたいものです。

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