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みょうが貝ではなく、かめのて

今朝は、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。構内を歩いていると、

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見慣れないものが、

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目に入り、

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手に取って見ました。見慣れないとは言っても、市場で見ることが、殆どないというだけです。これまでに、海の岩場などで見たことがあり、案の定、

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かめの手(香川県産)でした。その横に、みょうが貝とも書かれていましたが、実際には、この二つは、

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別物です。また、

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こんな注意書きも、添付されていました。

 

先程お話ししたように、見たことはあっても、食べたことはなかったので、折角の機会ですので、試しに食べてみることにし、塩茹でや味噌汁などが一般的とのことで、自分は酒蒸しにしてみることにしました。

 

真水で、

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きれいに洗ってから、

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ざるに上げ、

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バットに入れました。そこに、

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アルコールを飛ばした日本酒を入れ、

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そのまま、

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10分程度蒸しました。

 

ある程度冷めたら、

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下の茶色の部分を外し、

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この部分を食べてみました。

 

貝のような味わいで、見た目は貝のような感じもしますが、分類上は、海老や蟹の仲間である甲殻類で、以前お話ししたこともあるふじつぼの近縁でもあるのです。

 

ただ、一つ残念なのが、身が小さいことで、もう少し大きければ、最低でも、浅蜊(あさり)ぐらいの大きさだったら、食べ応えもあり、濃厚な味がしそうな感じでした。

 

お客様にお出しするかどうかはともかく、料理人である以上、どんなものでも、一度は食べてみないと、本当のことは分かりませんし、少なくとも、一般の方よりは、詳しくないことには、プロとしては失格ですし、魚市場のような現場に通うことで、経験出来るものです。

 

やはり、料理の道は奥深く、未熟ゆえ、まだまだ修練の余地は、大いにあります。というより、無限大にして、未知数です。

 

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