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HOME ≫ ブログ ≫ 3年連続で、新年2日は、クラブツーリズムのロイヤル・グランステージ 四季の華

3年連続で、新年2日は、クラブツーリズムのロイヤル・グランステージ 四季の華

Vol.4255 

いらっしゃいませ 


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(1月2日)は

3年連続のバスツアーについて

お話しします。 



今日のバスツアーは

クラブツーリズムの豪華バスツアー

【ロイヤル・グランステージ 四季の華】



一昨年


昨年に引き続き

3年連続の企画です。


今日のバスツアーの御席に

おしぼりを並べている

女将兼愛妻(!?)の真由美さんを

見た熱血君が

真由美さんに訊きました。



「真由美さん、おはよう🐡

どうして

昨日は、おしぼりを

並べておかなかったの?」

「おはよう、熱血君♬

席の確認をしたいのと

袋に入っていても

おしぼりが乾いちゃう場合も

あるからだよ。」


「だから

受けだけ置いといたんだぁ。」



「そうだよ。

で、冷蔵庫から

出すんだよ。」 



「へぇ~、そうなんだぁ~。」


この間に、出汁を引くなど

ルーチンの段取りを終えたら

盛付けの開始です。


と、その前に

外に出て

普段、富士山が見える位置を

確認すると

見えないどころか

この様子だと

見える可能性は

限りなくゼロ。



「親方、富士山は

見えそうにないね。

今日のお客さん

残念がるよねぇ~。」



というのは

バスツアーのお客様の多くは

遠方=富士山が見えない地域

の方が殆どですので


富士山が見えるかどうかが

バス旅行の中で

ポイントの一つだからです。 


「そうなんだけど

昨日の初日の出を

見ているから

全然問題ないんだよ。」


「そうなの!?」



「一昨日の31日に

関西を出発して

静岡に二泊して


初日の出の富士山を

三保の松原辺りの海の上から

眺めているから

季凛から見える富士山なんて

問題ないんだよ。」

「それなら

安心だね。」 



ちなみに、こちらが

三保の松原から見る富士山で

三保の松原が「世界文化遺産」に登録された理由とは | 静岡・浜松・伊豆情報局


日の出はこんな感じです。

【初日の出】三保海岸(静岡市) | 静岡・浜松・伊豆情報局

どちらも、ネットより拝借🗻


「👆なんて

それこそ、ザ富士山🗻じゃん。」


「そうだよ。

しかも、一昨日も雨で

その明くる日の富士山だから

100点満点の富士山のはずだし

昨日の電話で 

添乗員もそう言ってたしね。」
  



「それなら

料理に集中出来るね。」 


「自然相手のことで

うちの料理とは

無関係って言っても

余分な心配がいらないのは

気楽だよ。」


「そうだよねぇ~。」

盛付けのスタートは

鰯つみれ錦糸蒸しからです。



“あん”まではったら

蓋をし

温蔵庫へ。



「親方、この器は?」


「銀鱈の西京焼用だよ。

こうしておけば

温かい器に盛付けれるからね。」



「そこまでするなんて

親方、スゴっ!」 



「そんなの当たり前だよ。

出来る限りのことは

やらないとね。」


「👏👏👏」


今度は冷蔵庫チームの盛付けです。

デザートは

シャインマスカットのアイスなので

このまま、冷蔵庫へ。



次は、山掛け。

お出しする時に

醤油を掛けます。


山掛けの後は

南京豆腐(かぼちゃの豆腐)。



冷蔵庫チームが終わったら

小鍋で

今日の小鍋は

もずくと野菜の小鍋仕立てです。


自らの料理観のベースでもある

マクロビオティック(玄米菜食)を

味わえるのが

この小鍋で

オリジナルの料理でもあります。


入っている食材は

以下の通りです。

・もずく ・玉ねぎ ・下仁田ねぎ 

・人参 ・水菜 ・白菜 ・えのき

・くずきり ・豆腐 ・大豆

・巻麩 ・雑穀 ・うこんの粉


雑穀は9種類

①玄米 ②黒米 ③押麦 ④小豆

⑤黒豆 ⑥もち麦 ⑦あわ ⑧ひえ ⑨きび



なので、これだけで

20種類の食材を

味わうことが出来るので

言ってみれば

スーパーフード! 


出汁は

弱火で焼いた天然の魚のあら

野菜の皮


一番出汁を取った後の

鰹節、そうだ節、さば節

昆布、椎茸の足を

沸き立たせることなく

4、5時間かけて煮出した出汁に

味をつけたものです。




小鍋を御席に

セットしました。



さばふぐの唐揚に

片栗粉をつけ


焼台には

銀鱈の西京焼。



ご飯(ひじき御飯)


お新香をセットし

最後の連絡である

ワン切を待つばかりとなり


ワン切があったら

仕上がり時間を計算し

焼き始めました。 



程なくすると、バスが到着し


店内は嵐の如き状態。


冷蔵庫チームの料理をお出ししたら

鰯つみれ錦糸蒸し

さばふぐの唐揚


そして

銀鱈の西京焼まで

間髪入れずに、お出しし

残すはデザートのみ。 


ここまで来たら

今日のコース料理の

4コーナーを過ぎたようなものです。 



すると、熱血君にせがまれ

外へ。

「中の熱気と違って

外に出ると

季凛だけに、凛とするねぇ。

少しは落ち着いた、親方?」


「まぁね。

それしても、新年早々

気の利いたことを言うじゃん。」


「えへへ・・・♬」 


しばしのクールダウンの後

中に戻ったら

〆のシャインマスカットのアイス。


新富士発の新幹線には

十分な時間でしたが

余裕を持っての出発。


無事に、お見送り👋👋👋 


そして

この後は



//

お片付け~ お片付け~

さぁさ みんなでお片付け♬

\\



無事に終わったと

言いたかったのですが

途中、2人のお客様に

粗相をしてしまい

改めて、この場を借りて

お詫びさせて頂きます。


大事に至らずに済んだとは言え

どんな時でも

全神経を集中してこそ

プロがプロたり得るのです。


“初心忘るべからず”という言葉を

忘れることなく

仕事に臨むことを

再認識したのでした。 



「5日まで休む予定だったんだけど

4日は予約のみの営業なんだって

そんじゃ、また明日🐡」 by ミニふぐちゃん

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