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HOME ≫ ブログ ≫ 蝉魴鮄(セミホウボウ)を卸す前の下処理

蝉魴鮄(セミホウボウ)を卸す前の下処理

Vol.4283 (1月30日)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG2917.jpg

いらっしゃいませ

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です



「親方、今日のブログは

昨日の続きだね♬」 

「そうだよ

締めて

血抜きをしたところまで

話してあるから

ここからだね」


「うん、早く話して~♬」 



先ずは 、こちらをお読み下さい👇



血抜きをしたら

普通の魚と同じように

鱗(うろこ)を取ろうとしたのですが

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG2840.jpg

腹側も


背側も

硬くて取ることが出来ません 


これまでに色んな魚を

卸したことがありますが

初めて目にする

鱗の付き方でした 


取れないということは

卸す時に身に鱗が付かないことなので

これがこれでOK


セミホウボウのような形の魚は

ワニ型の魚とも呼ばれ

악어 - 22143833와 (과) 비슷한 무료 클립 아트가 | illustAC

ワニとは、いわゆるワニです 


ワニ型の魚の一つが


夏が旬の白身の鯒(コチ)で

マゴチの形態写真


一般的な魚と違い

マゴチの形態写真


海底で腹ばいになって

生活しています


セミホウボウに限らず

ワニ型の魚は

形が変則なので

骨などの付き方も

変則です 


変則と言えば

頭の付根というか

頬の部分には

突起物があります


付いているのには

理由があるのでしょうが・・・


腹を裂いていくと


三角の部分で

左右に包丁を入れます



この部分を使って歩くのですが

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-12.png

脚ではなく

ひれとされています 


落とした頭を

色んな角度から

見てみましょう 


①上


②横



③前



④斜め前


頭だけを見ると

魚というより

両生類や爬虫類のような

面立ちです


腹わたを抜き

水洗いしたら



針金を通し

残っている血を

抜いておきました


血は内臓と同じものなので

残っていると

生臭くなるからです


内臓と言えば

肝も


胃袋も

普通の魚同様

使えそうな感じで


肝は脂もありました 



このまま布巾で包み

冷蔵庫へ。 


「話は昨日のことでも

今日はここまでに

しておいてくれるかなぁ~」



「どうして?」


「普段、見ている魚と違うし

今日のブログを

何度か読みなおしてから

卸すところを

知りたいからだよ。」 



「そうだね

話す自分も

その方が楽だし・・・」 


「明日は卸すんだね

楽しみにしているよ

そんじゃ、また🐡」

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