グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

日曜日の『西京漬』は、サーモンと鯖

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3623回目の今日も認(したた)めます。

定休日前の日曜日の仕入れは自ずと少なめだったり、というよりも、沼津魚市場に仕入れに来る機会は少なくなるのですが、

『西京漬用のサーモン(ノルウェー産)を仕込まなくてはならないので、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-key-3.jpg

今朝は、仕入れに行って来ました。

日曜日は、多くの魚市場が休みということもあり、入荷が少なく、サーモンの入荷が無い場合もあることを心配していましたが、

この4本が残っており、反対側を見ると、

“頭隠して、尻ならぬ尾隠さず”状態。

このようになるのは、サーモンは大きな発泡スチロールに5本前後入って入荷し、それを売場で仕分けるので、箱のサイズもバラバラだからです。

えらを確認すると、

5,4キロのものが、

一番鮮やかな色をしていたので、これを仕入れることにしました。

【佳肴 季凛】に戻ると、オンラインショップを通じて、

『西京漬』の御注文を頂いていたので、急遽、鯖(ノルウェー産)の仕込みをすることにし、

冷凍庫から鯖を出したら、

扇風機の風をあてること20分で、包丁が入るようになったら、

腹骨の一部を欠き、

上(かみ)と下(しも)に包丁したら、脱水シートに挟み、冷蔵庫へ。

鯖の次に、サーモンの下処理に取り掛かると、

チビふぐ三羽烏がやって来て、

「おはようございます、親方。サーモンって、こんな風にして、鱗を取るの?」

「イエ~ス!サーモンは鱗が細かいから、包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取るんだよ。サーモンの他には、鰤(ぶり)、平目(ひらめ)も、この方法だね。」

「少しでも、角度がずれたら、包丁が身にも入っちゃうでしょ?」

「BINGO!だから、すき引きをする時は、注意が必要だよ。」

「ミスすることもあるんでしょ?」

「勿(もち)の論(ろん)。身に入りそうになると、何となく分かるから、その時点で手を止めて、確認するから、ひどいことにはならないんだけど、そうなると、ブルーな気分になるよ。」

「そうだよね。早起きして、気に入った魚しか仕入れない親方だもん、よ~く分かる。」

「そういうことだから、下がっていて。」

「ホイホ~イ♬」の声と共に下がっていたと思ったら、

厨房で、

フライヤーの掃除をしている女将兼愛妻(!?)の真由美さんに気付き、

「フライヤーって、こんなになっているんだね~。」と言いながら、黙々と仕事している真由美さんにも、感心していました。

一方の自分は、

三枚に卸し、

切身にしたら、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、冷蔵庫へ。

そして、

フライヤーの掃除を終えた真由美さんと共に、

カウンター内と、

側溝の掃除をしました。

また、日曜日ということもあり、二人の娘の昼ごはんを作らなくてはならず、サーモンの切り落としで、

サーモン丼を作る頃には、ランチの営業時間が近づいていました。

ランチの営業後、鯖もサーモンと同じようにしておき、夜の営業の合間を見ながら、

それぞれ、

真空パックし、日曜日の『西京漬』の仕込みと共に、一週間が終わったのでした。

5,0キロの特大の葉血引(ハチビキ)

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3619回目の今日も認(したた)めます。

今朝、沼津魚市場に着くと、

伊豆七島( 伊豆大島、利島、新島、神津島、御蔵島、八丈島、三宅島)を漁場(ぎょば)とする魚の仕分けをしており、沼津魚市場では、これらの漁場を島周りと呼んでいます。

その中に、

葉血引(ハチビキ)がいたので、良さげなものを選(よ)り、

秤にかけると、

5,0キロで、葉血引としては、かなり大きいサイズです。

その後、売場には、

葉血引をはじめ、

目鯛(メダイ)、

勘八(カンパチ)、

縞青鯛(シマアオダイ)などが並んでいました。

仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻り、仕込みを始めると、ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんが、

やって来てました。

「親方、おはようございます♬葉血引じゃん。」

「おはよう!そうだよ、よく知っているね。」

「 時々、仕入れているのを、ブログやSNSで見ているもん。 刺身にしたのを見ているけど、美味しそうだよね。」

「美味しいよ。個人的には、色んな意味で好きな魚だね。面白いことに、沼津では、葉血引ではなくて、赤鯖(アカサバ)って呼ばれているんだよ。」

「え゛っ~!?」

「自分も知らなくて、セリ人に、『葉血引って、どれくらいの値段なの?』って訊いたら、『・・・!?』って顔をされて、『あそこの金目鯛(キンメダイ)を細長くしたような赤い魚だよ。』って、指を差したら、『あっ、赤鯖ね。』って、言われたことを、覚えているよ。」

「ふぅ~ん。でも、何で赤鯖?」

「色々と調べたけど、分らず仕舞い。葉血引のことは、また教えてあげるから、撤収、撤収。」

「はぁ~い♬」 

一般的な魚のように、葉血引も鱗を引くのが、

最初の下処理で、これぐらいのサイズとなると、

コンタクトレンズぐらいのサイズです。

鱗を取り除いたら、頭を落とし、はらわたを抜き、水洗いしたら、

水洗いしたら、

三枚に卸しました。

これぐらいのサイズとなると、尾の部分などは筋が強くなり、刺身には不向きですので、

あえて切り落とし、卸し身の方も同様です。

骨付の身は、

針金を入れ、鮮度落ちを防ぐため、血抜きをしてから、

キッチンペーパーに包んで、軽めの真空パックをして、氷詰めにしておきました。

普段使うような2~3キロぐらいのものなら、皮目をバーナーで炙るのですが、今日のようなサイズの葉血引だと、皮も硬くなるので、皮を引いて使うため、

そのまま、冷蔵庫へ。

頭や骨などは、焼いてから出汁を取るため、

下処理をし、

かまの部分(賄い&おまけアイテム用)と、

尾(お弁当用)の部分は、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、

真空パックしておき、冷蔵庫へ。

今日入荷があった葉血引の中で、自分が仕入れたものが一番大きいもので、どんな魚であれ、大きいものはワイルド感があるだけでなく、旨味も豊富ゆえ、惹かれしまいます。

手に取った葉血引が一番だったのは、その想いが通じたのかもしれません。

葉血引(ハチビキ)や浜鯛(ハマダイ)等のかまの西京漬

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3616回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今日は沼津魚市場に、

仕入れに行って来たのですが、定休日前ということもあり、鮮魚つまり、生の魚介類の仕入れは皆無で、鮮魚の仕入れ無しは想定内のことでした。

というのもの、仕入れるべき魚は、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-key-3.jpg

【西京漬】用の銀鱈(アラスカ産)と鯖(ノルウェー産)だけだからです。

一昨日の金曜日の時点で発注しておき、売場のバックヤードに行くと、

自分用の銀鱈(ぎんだら)と鯖(さば)を、

積んだら、

雨で濡れないように、

養生して、魚市場から帰ることにしました。

【佳肴 季凛】に戻ったら、

銀鱈を冷凍庫にしまおうとすると、ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんがやって来て、

「銀鱈って、こんな風になっているんだ~。親方、いくつ入っているの?」と訊くので、「1ケースに11~12本入っていて、1本が2キロくらいかな。比べてみる?」と言うと、

「並べて、並べて~。」と、当社比ならぬジャンボちゃん比。

そんなやり取りを終え、

銀鱈だけでなく、鯖も、

冷凍庫にしまいました。

ところで、昨日は、鯖の【西京漬】の仕込みをしたのですが、今日のお話しの本題はここからです。

冷凍庫から出した鯖を、盆ざるに乗せ、

扇風機の風をあてること20分で包丁が入るようになり、

腹骨の一部を欠いたら、

上(かみ)と下(しも)に分けておき、腹骨を一部を取り除くのは、苦玉とも呼ばれる胆のうの跡が残っていると、食べた時に、食味を著しく損ねるからです。

また、冷凍庫か出しておいた葉血引(はちびき)、浜鯛(はまだい)、頭鰤(つむぶり)のあらの部分のうち、

かまだけを西京漬にするため、

鯖と一緒に脱水シートに挟んでおき、冷蔵庫へしまっておきました。

頭というか、目玉の部分は、

出汁を取るため、

焼いておいたものの、つまみ食いをしてしまい、特に目の周りをしゃぶりついてしまいます。

3時間ほど冷蔵庫にしまったのち、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、

真空パックしておきました。

鯖は、ランチメニューやギフト用で、かまの西京漬は、おまけアイテムだったり、自分達の賄い用です。

切身には切身の良さがありますが、先ほどの目玉の周りの部分は、切身にはない味わいがあり、かまの場合、骨から出る旨味が何とも言えません。

こういうことをお話ししていると、近いうちの賄いが、西京焼になるのは、ほぼ間違いないでしょう。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

2種類の鯖(さば)の【西京漬】

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3609回目の今日も認(したた)めます。

今朝は、沼津魚市場に行って来たのですが、定休日前にして、月末ということもあり、仕入れはゼロでした。

仕入れゼロでも行くのは、月末ゆえの事務処理と月初めの注文の確認のためで、月が替わると、値段の変更があるからです。

とは言え、魚市場に来た以上、構内を歩くのは言うまでもなく、今朝は、

生の黄肌鮪(キハダマグロ)と本鮪(ホンマグロ)の水揚げもあり、忙(せわ)しない状況で、お話しし甲斐のある様子でしたので、続きは明日にします。

仕入れ無し=仕込み無しという等式は成立しないので、

戻って来たら、

冷凍庫から、

【西京漬】に仕込むため、

ノルウェー産の鯖(さば)を冷凍庫から出したら、

扇風機の風をあてると、

ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんがやって来て、「仕込みのやり方って、色々あるんだね~。」と、興味津々。

20分程すると、7部程度の解凍状態になり、

腹骨の一部を欠き、

上(かみ)と下(しも)に包丁したら、

脱水シートにはさんだのち、

冷蔵庫へ。

ランチの営業が終わったら、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に真空パックをしたのですが、

ランチメニューやコース料理の西京焼として、

もっとも多くお出しするので、

それらは、複数枚ずつ真空パックしてあり、さらに言うと、自分が焼き上げるので、身割れしやすそうなものです。

一方のギフトやお持ち帰り用の分は、1枚ずつの真空パックで、

お客様が焼き上げるので、身割れしにくいものにしてあります。

仕上るのは明後日で、ギフト用は冷凍庫にしまい、店用は木曜日か金曜日までレ冷蔵庫にしまっておき、冷凍庫にしまう予定です。

その入れ違いで、冷凍庫から鯖を出して仕込み、仕上がったら冷凍し、その入れ違いが続きます。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

ポーセラーツの器に盛付けた鰆(さわら)の西京焼

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3605回目の今日も認(したた)めます。

今日は、【特別会席】(おひとり 10,450円~)の御席があり、【特別会席】の場合、2種類の刺身を御用意することが殆どです。

そのうちの一つが、

ふぐ刺で、昨日のふぐは天然のとらふぐ(遠州灘産)でした。

もう一つが、

三種盛りで、今日の三種は、下田産の葉血引(はちびき)、愛知産の蛸(たこ)、湯葉です。

ふぐ料理メインという御要望でしたので、

ふぐちり、

唐揚も御用意し、当店のふぐ料理のコース同様、天然のとらふぐで仕立てており、ふぐ料理については、こちらをお読み下さい。

また、今夜の焼物は、

鰆の西京焼で、器は、日本料理店らしいものでした。

ところで、先日の【特別会席】も鰆の西京焼をお出ししたのですが、定連さんだったこともあり、

目先を変えるため、先月から販売しているふぐのイラストが描かれたポーセラーツの器でお出ししました。

夜の御席ですと、それなりのお値段を頂くこともあり、こういう器を使うのは、躊躇(ちゅうちょ)するのですが、日本料理というのは、敷居が高いとか、堅苦しという声を聞くこともしばしばです。

いたずらな器使いは、日本料理の伝統をぞんざいにするので、注意は必要ですが、良い意味で敷居を下げる工夫をし、その伝統の担い手の役目を忘れるわけにはいきません。

ということで、今日のおまけ写真@〆は、

鰆の西京焼を見つめる、“ふぐP”、“ふぐりん”、“ふぐお”です。

3匹曰く、「西京焼マニアの親方が一番好きな西京焼は、鰆なんだって~。今度、食べさせてもらいたね。」

ということで、ご笑納いただけると、幸いです。

『西京漬』用の新しい化粧箱

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3599回目の今日も認(したた)めます。

今日お渡しした『西京漬』は、

銀鱈、サーモン、鯖が各2枚入のセットで、15種類あるセットの中で、もっとも人気があるものです。

化粧箱は、蓋と身(本体)が別々のものですが、在庫が終了次第、新しいタイプの化粧箱にすることにし、そのサンプルが、

昨日届きました。

封を開け、

二つの箱を組み立てて、

今日発送する【西京漬】を詰めたところ、

どちらも、

良さげで、8枚までは詰めることが出来ました。

ただ、この二つの底面積は同じですが、深さが違います。

そして、改めて詰め直し、

包装して、

発送出来るようにしたのですが、

ボール紙製ということもあり、

次回、発送する際には、いわゆる簡易包装の仕方を変更することも考えています。

ちなみに、昨日より前に、 同じメーカーのサンプルをもらっていたこともあり、

一昨日、初めて使いました。

どんなものでも、新しいものは心躍るもので、春の訪れと共に、増します。

ということで、今日のおまけ写真は、

化粧箱のサンプルを覗くジャンボちゃんとふぐ子ちゃんで、ご笑納頂けると、幸いです。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

ランチメニューの銀鱈の西京焼用の切身

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3597回目の今日も認(したた)めます。

休み明けの今日は、出汁を引くなどの普段の段取りを終えたら、

【西京漬】用の銀鱈(アラスカ産)に取り掛かりました。

銀鱈に限らず、多くの魚の下処理は、

鱗を取ることが最初で、鱗取りをしてくれるのは、専ら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

鱗取りと金たわしを使うのですが、ひれの際(きわ)などは、これらでは取り除きにくいので、仕上げは、

自分が包丁で、こそげ取ります。

その後、腹を裂き、水洗いをしたら、

三枚に卸しても、すぐに切身にはせず、尾の先端を切り落とし、串を打ち、試し焼きをしなくてはなりません。

というのも、銀鱈には、ジェリーミートと呼ばれ、加熱すると、身が溶けてしまう身質のものがあるからです。

試し焼きをしたところ、

4本全て問題はありませんでした。

加熱しなければ、完全には分からないのですが、卸した時点で、何となく怪しげなものもあります。

ところで、銀鱈の【西京漬】には、持ち帰りを含めたギフト用とランチ用と2種類の大きさがあり、ギフト用と単品用は同じ大きさです。

ただ、単品ものとして、お出しする時は、ど真ん中の一番良いものを使い、しかも、上身(うわみ)のそれです。

上身のど真ん中と言っても分かりにくいので、先ずはランチ用の切身についてお話しをすれば、大体のことがお分かりになると思います。

ちなみに、上身とは、頭を左にした時に、上側になる部分で、三枚に卸す時は,下身から卸します。

頭の付け根を包丁したら、

最初の切身を包丁すると、

筋の少ない綺麗な断面になります。

一方、下身の同じような部位は、

このような断面で、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7405-1.jpg

その違いは一目瞭然ゆえに、ご覧じろ。

筋に逆らうことのない切身ですので、焼いても、身割れすることはありません。

ただ、このような部位が取れるのは1本の銀鱈からは、4枚前後しかなく、今日の場合、15枚となるのですが、全てを単品用に回すことは出来ないので、ギフトと単品のバランスを取るのが難しいのが、実際のところです。

なお、銀鱈のランチ用の切身は、これらよりも、いくらか小さめで、

今日は、在庫もあるので、7枚しか仕込みませんでした。

全て切身にしたら、

脱水シートに挟み、

冷蔵庫にしまおうとすると、

当店のゆるキャラのジャンボちゃんとふぐ子ちゃんがやって来て、「この間のお客さんにもお出ししていたけど、美味しそうだったよね~♬今度、親方に言って、食べさせてもらおう!」

そういう会話だけは、聞かぬ振りをして、他の仕込みに取り掛かり、ランチの営業が終わり、

発送分の【西京漬】の準備を済ましたら、

冷蔵庫から銀鱈を出し、

ギフト用、

ランチ用、そして、

切り落としとお弁当用の分を、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、真空パックしておきました。

お弁当用の分は、頭出しや尾の部分で仕込んだもので、毎回出るとは限りません。

【西京漬】の発送が済んだら、

定休日明けの半日が終わったのでした。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

仕込み無しの休日出勤は、【西京漬】の包装

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3596回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

夕べ、

オンラインショップ

オンラインショップを通じて、

【西京漬】のご注文を頂いたので、今朝は、

その分の【西京漬】と、

明後日の水曜日に引き渡す【西京漬】だけでなく、

明日、【西京漬】に仕込む4本の銀鱈も、冷凍庫から出し、

銀鱈は、アラスカ産です。

最初に、

今日発送する【西京漬】用の化粧箱を用意し、

箱詰めをし、内容は、銀鱈4枚、サーモン3枚、鯖3枚の10枚入の豪華版です。

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

箱詰めの後の包装をしてくれ、最終確認をしたら、

送り状を貼り、冷凍庫へ。

ご注文の際に、お誕生日用の熨斗を貼るご依頼を頂いたので、送り状で隠れるように、

そのシールを貼ってあるだけでなく、二度楽しめるように、品名には、

「西京漬@お誕生日おめでとう!」と書いておきました。

今度はお引渡し分の【西京漬】で、こちらは、

銀鱈、サーモン、鯖が各2枚入っている一番人気のセットで、

包装したら、

養生して、冷凍庫へ。

そして、銀鱈を冷蔵庫にしまい、

定休日ということもあり、集荷の依頼をせず、

宅配便の営業所に行き、仕込み無しの休日出勤が終わりました。

ところで、

3月14日の今日は、

ホワイトデーということもあり、

ふぐ子ちゃんがジャンボちゃんに、「お返しは、このセットがいいなぁ~。」と、囁いていたのでした。(笑)

定休日前と明けの『西京漬』

料理人になって、三分の一世紀が経ったら、我が人生、半世紀。

料理人人生が我が人生を超えることはなくとも、超えるほど、料理にハマる『佳肴 季凛』店主・志村弘信が認(したた)める今回のお話し(3595回)も、宜しくお願いします。

定休日前ということもあり、

今日の沼津魚市場での鮮魚(生の魚)の仕入れは、

静岡県由比産のさばふぐだけでした。

仕入れを済まし、 【佳肴 季凛】に戻ったら、

冷凍庫から、

【西京漬】用の鯖(ノルウェー産)と同時に、

仕上がった【西京漬】(銀鱈、サーモン、鯖)も出したら、

化粧箱に、

詰め、

包装したのち、

段ボール箱に入れ、

発送を準備をし、冷凍庫へ。

その後、【西京漬】用の鯖に、

扇風機の風を当て、 程なくすると、

包丁が入るようになり、 腹骨を一部をすき取り、

上(うえ)と下(しも)に包丁したら、脱水シートに挟み、冷蔵庫へ。

腹骨の一部をすき取るのは、苦玉とも呼ばれる胆のうの一部がに残っていると、食べた時に、著しく食味を損ねるからです。

ランチの営業が終わったら、 冷蔵庫から鯖を出し、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に袋詰めすることにしたのですが、

1枚だけ、ジェリーミートと呼ばれ、身が溶けているものがあり、指を突っ込むと、

ズブズブゆえに、廃棄処分。

ジェリーミートの原因の一つが、寄生虫によるもので、鯖だけでなく、銀鱈でも、このような現象を目にしたことは、何度かあります。

そして、真空パックをしながら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、真空パック用の袋の準備をしてくれ、一方の自分は、

休み明けの火曜日の銀鱈の【西京漬】の仕込みのため、

西京味噌を合わせたり、

脱水シートを用意しておき、時を同じくして、

鯖の真空パックをし、休み前と休み明けの【西京漬】の仕込みや準備が終わったのでした。

定休日前ということで、ジャンボちゃんも一息ついたティータイムが、

今日のおまけ写真です。ご笑納いただければ、幸いです。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

ポーセラーツの器に盛付けたサーモンの西京焼 

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3594回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

当店のランチメニューは

3種類のコース料理を御用意しており、

“凛”(おひとり 3,080円~)のコースには、刺身の三種盛りをお出ししています。

お値段に、~となっているのは、西京焼の種類によって、変更があるからで、詳細については、こちらをお読み下さい。

そんな今日の“凛”のコースは、お客様のご要望で、刺身を、

五種盛りに変更し、黒鯛(くろだい)、蛸(たこ)、青柳(あおやぎ)、小肌(こはだ)、湯葉(ゆば)を盛付けてあります。

さらに、西京焼を、ノーマルの鯖(さば)から、

サーモンに変更しました。

器は、日本料理というか和食らしいものですが、常連さんや、SNSで繋がっている方たちには、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7262.jpg

例のポーセラーツの器に盛り付けて、

お出しすることもあります。

ご家庭で使って頂くことを前提に販売しているので、当初、和食の料理人の自分としては、抵抗があったのは否定出来ませんでした。

ところが、ご来店された際に、

“癒しのふぐギャラリー”をご覧になったお客様が、器を眺めている様子を目にしたので、「あの器に、料理を盛付けましょうか?」と訊くと、「可愛らしいから、是非♬」という声を聞くこと、数度。

そんなこともあり、実際に使う機会が増え、常連さんやリピーターの方には、何も聞かずにお出しすると、「あら、このふぐ、可愛いですね~。」と、同じ様な反応をされました。

今後、使う機会が増えていくと思いますが、数に限りがあるので、この器でお召し上がりたい方は、予め、お申し付け下さい。

ポーセラーツ繋がりということで、今日のおまけ写真は、

自分達の昼ごはんで、ポーセラーツの器を使い、暖かくなってきたこともあり、当店の『胡麻だれ』で、冷たい蕎麦にしてみました。

どうぞ、ご笑納下さい。

このページの上へ戻る