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もっとおいしいお話し

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節分だけに、ふくはうち

今日は、沼津の魚市場へ、

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仕入れに行って来ました。余程のことがない限り、5時過ぎに着くのが、殆どですが、今朝は、

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いつもより、30分以上も早く着いてしまいました。というのも、

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予め注文しておいた焼津産のとらふぐ(天然)が、入荷するからでした。ですので、昨日から、気分は萌え燃え・・・

 

そこには、目方が書かれた札と一緒に、自分の買番である“47-9”という札が、置かれていました。予定通り、合計7本あり、そのうちの2本が、

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1,1キロ、0,7キロで、その隣りが、

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3,4キロの大型のもので、自分は、2,5キロ以上4キロ未満のこのサイズを、“大ちゃん”と呼んでおり、ご存じかもしれませんが、4キロ以上のものを、“ジャンボちゃん”と呼んでいます。

 

さらに、“大ちゃん”の隣りには、

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2本で、1,8キロで、最後の2本は、

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合計で、1,9キロでした。

 

それぞれを確認したら、

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中から取り出し、

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持参して来た包丁で締めたら、

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血抜きのため、海水を入れ、待つことしばし。

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“血の海”から、発泡スチロールに移し、

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持ち帰ることにし、『佳肴 季凛』に戻ったのですが、今日が節分だけに、

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“ふくはうち”状態となりました。

 

ひと通りの仕込みの目途がついたら、卸し始めると、いつものように、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

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水洗いをしてくれました。ただ、手直しを自分がしなくてはならないので、

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移し変え、ランチの営業の合間を見ながら、

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自分が手直し兼水洗い」をし、

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真由美さんが、

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丁寧に拭き上げてくれました。

 

ところで、節分ということで、今日のお昼は、恵方巻ならぬ恵方ちらしを作り、

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食べました。乗っている具は、七福神になぞらえ、ふぐ皮、鰆、蛸、鰻、海老、鰯、胡瓜でした。また、子供たちの夕飯は、

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恵方巻にしてあげました。御飯は、黒米を入れてあるので、このような色をしています。

 

明日は、立春です。暦の上では、春ですが、寒い日は、続きそうですし、とらふぐの入荷も、そんな感じです。そうなれば、まだまだ、ふぐに萌え燃え・・・の自分です。

2本の“ジャンボちゃん”を含む14本のとらふぐ(天然)は、静岡県焼津産

今朝、沼津の魚市場に行くと、

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売場の水槽が、このようになっており、青い水槽から、黄色の箱に移したのは、

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静岡県焼津産のとらふぐ(天然)で、全部で、14本ありました。昨日の時点で、自分が注文しておいたものでした。分かってはいたものの、実物を見た以上、もちろん、気分は、萌え燃え・・・

 

目方も様々で、一番大きいものは、

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5,3キロで、その次は、殆ど同じ大きさの5,1キロで、

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このように、4キロ以上の大きいとらふぐを、自分は、“ジャンボちゃん”と呼んでいます。これだけの数ですので、今朝は、手袋と包丁持参で、市場に来ました。そして、手袋をし、

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そのまま、

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締めることにしました。締めたら、

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血抜きのをするため、海水を注ぎました。しばらくすると、海水だけに、

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それこそ、血の海となりました。その後、

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発泡スチロールに入れ、

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蓋をし、

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市場から、帰ることにしました。

 

【佳肴 季凛】に戻り、蓋を開けたら、卸す前に、

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背と腹を交互に並べ、“オセロ”をしてみました。そして、両手に花ならぬ、両手に“ジャンボちゃん”をしたかったのですが、締めたとはいえ、まだ活きているので、

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番重(ばんじゅう)に入れ、“ジャンボちゃん”と写真を撮りました。自分の顔を御覧頂ければ、お分かりのように、気分は、MAXに萌え燃え・・・

 

ただ、いつまでも、そんな気分でいるわけにはいきませんので、卸し始めることにしました。先頭打者は、もちろん、“ジャンボちゃん”で、1本目には、

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ジャンボサイズの白子が入っていました。これまで、数多くの“ジャンボちゃん”を卸してきましたが、“ジャンボちゃん”の殆どは、メスで、白子入りのオスに出会うとは思わなかったので、予想外に萌え燃え・・・

 

ただ、その次の“ジャンボちゃん”は、

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メスでしたので、真子(卵巣)が入っていました。真子は、有毒なので、食べることは出来ませんし、食べると、痺れてしまいます。

 

その後、次々に卸していると、いつものように、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いをし始めてくれました。14本もあるので、真由美さんも気合いが入っているらしく、

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長靴を履いていました。ようやく卸し終えた自分は、真由美さんが水洗いしたものを、

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手直しをし、

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ランチの営業前までに、14本全て水洗いを終えることが出来ました。

 

ランチの営業の合間を見ながら、

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真由美さんが、

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拭き上げてくれました。

 

ところで、先ほどの“ジャンボちゃん”の白子の大きさが気になったので、

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秤に乗せてみたところ、

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2つのうちの1つは、620グラムくらいで、もう1つは、

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850グラムくらいで、合計で、約1470グラムでした。2本のうちのどちらかは分かりませんが、殆ど同じ大きさでしたので、全体重の3分の1弱が、白子の目方ということになります。まさに、“泳ぐ生殖腺”です。

 

結果として、14本のうち、

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4本に、十分に成長した白子が、入っていました。

 

一般の方には、目方のことをお話ししても、分かりづらいかもしれないので、参考のために、“ジャンボちゃん”と一升瓶を並べてみると、

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その大きさが、お分かりお頂けると思います。

 

ところで、天然のとらふぐを刺身に仕立てる場合、卸してから、最低でも、2日、出来ることなら、3,4日経たないと、甘味と歯応えを味わえる状態になりませんが、“ジャンボちゃん”の場合、それ以上に、時間がかかります。

 

2本の“ジャンボちゃんを、

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3枚に卸したら、

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晒に包(くる)んで、

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このまま、

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冷蔵庫にしまいます。

 

明後日頃、身の周りについている身皮と呼ばれる薄皮を取り除き、柵取りします。その後、何度か、晒に包み、余分な水分を抜くと、ようやく真っ当なふぐ刺となって、

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お客様にお出し出来るのです。

 

ちなみに、今日の2本の“ジャンボちゃん”ですと、当店の刺身の分量で、12~3人分のふぐ刺に仕立てられ、金曜日か土曜日頃、甘味と歯応えが堪能出来る黄金比率に達するはずです。

 

これまでにも、何度かお話ししてるように、“ジャンボちゃん”は、大きいので、大味かと思われるかもしれませんが、そんなことは、決してなく、繊細さを束ねたとしか言い様のない味わいです。特に、ふぐちりに仕立てた時は、刺身以上に、味わうことが出来ます。

 

個人的には、いつも“ジャンボちゃん”を、お客様にお出ししたいのですが、絶対数が少ないので、どうすることも出来ません。ですので、運良く、“ジャンボちゃん”を食すことが出来た方は、ふぐが転じて、それこそ福(ふく)そのものです。

 

そして、その一連の流れに携わることの出来る自分は、福にして、萌え燃え・・・

再び、静岡県焼津産のとらふぐ&しまふぐ

今朝は、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。この売場の水槽を見ると、1,9キロ、

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1,2キロ、

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0,7キロ、

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0,6キロの焼津産のとらふぐ(天然)が、4本入荷していました。また、同じく焼津産のしまふぐが、3本入荷しており、その大きさは、

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1,3キロが、

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2本で、もう1本が、

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0,9キロのものでした。ちなみに、しまふぐは、養殖ものがないので、あえて天然とは、書きません。

 

いつものように、仲買人と作戦を立て、セリに臨むことにしたのですが、2本の大きめのとらふぐは、高値必至を覚悟していたので、あえて控えめの作戦にし、狙いを小さめの2本に定めました。結果として、

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0,7キロと、

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0,6キロの2本を、セリ落としてもらうことが出来、一方のしまふぐは、

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1,3キロのものと、

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0,9キロの2本を、セリ落としてもらうことが出来ました。

 

とらふぐ戦の成績が、4打数2安打で、しまふぐ戦のそれが、3打数2安打で、7打数4安打の総合成績となり、今朝の“ふぐ争奪戦”in沼津魚市場は終わり、ひとまず一息つくや否や、当然、気分は、萌え燃え・・・

 

ちなみに、今日仕入れた数こそ違いますが、今週の日曜日同様、焼津産のとらふぐとしまふぐを、仕入れることになったのでした。

 

今日は、ランチの営業までに卸し終えたかったので、

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それぞれを、

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水槽から取り出し、

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締めてから、

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持ち帰ることにしました。

 

その後、【佳肴 季凛】に戻ってから、萌え燃え・・・の気分を抑え、先ずは、お弁当の仕上げに取り掛かることにし、お弁当用の料理を仕上げたら、盛り付けは、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、その前に、

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まな板周りを、養生してもらいました。ふぐを卸す前に、

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小肌(佐賀)の仕込みを始め、

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開いてから、塩を振り終えたので、ふぐを卸すことにしました。小肌の仕込み方は、こちらをご覧下さい。

 

小肌などの小魚を卸す小出刃から、中型から大型の魚を卸すための中出刃に、

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包丁を換えたら、ここからは、萌える余裕などなく、燃えまくりました。

 

一方、お弁当は、

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いつものように、

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このように、

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仕上り、

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箱詰めをして、お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。

 

その後、真由美さんは、

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テーブル席を、ランチの営業が出来るように、セットし終え、

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卸し終えたふぐの水洗いを始めてくれ、

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自分が手直しをするという流れでした。その後、営業時間も近づいてきたので、一旦中断し、ランチの営業の合間を見ながら、

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真由美さんに、拭き上げてもらい、

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このように、仕上がりました。

 

同じふぐでも、とらふぐとしまふぐは、味が違うだけでなく、値段も然りなのですが、可食部位(無毒部分)と、不可食部位(有毒部分)が、全く同じなのです。

 

言うまでもありませんが、当店のふぐ料理のコースでお出ししているのは、天然のとらふぐのみで、しまふぐをはじめ、他のふぐ類は、会席料理の一品や、単品もののお料理でお出ししているので、くれぐれも誤解のないようにして下さい。

 

ただ、“ふぐに魅せられし料理人”ゆえ、ふぐと名がつけば、どうしても素通りは出来ません。でも、その中で、一番の萌え燃え・・・なのは、天然のとらふぐであるのは、言わずもがなです。

静岡県焼津産のとらふぐ&しまふぐ

昨日のような、日曜日に、沼津の魚市場に、仕入れに行くことは、殆どありません。ちなみに、沼津の魚市場は、例外を除いて、土曜日が休みで、日曜日は、開いています。

 

その理由には、いくつかあります。先ず、一つめが、日曜日は、法事、慶事など、団体のお客様のお席の御予約が多く、魚を仕入れても、仕込む余裕がないことです。

 

二つめが、【佳肴 季凛】の定休日前ということで、仕入れを控えることです。

 

三つめが、日曜日は、東京・築地などの中央市場をはじめ、多くの市場が休みということで、魚の入荷が少ないことです。

 

そうは言っても、御予約の状況によっては、急遽、魚が必要なこともあり、昨日は、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。セリ場に並べられた生簀を覗くと、

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焼津産の活魚が、色々と入荷しており、この中に、とらふぐ(天然)も、4本ありました。1本目が、

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0,6キロ、

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2本目が、0,8キロ、

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3本目が、0,7キロ、

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4本目も、同じく0,7キロでした。また、とらふぐではありませんが、

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1,1キロと1,5キロのしまふぐが、合計2本入荷していました。これだけあれば、“ふぐに魅せられし料理人”の自分ですので、見ているだけで、萌え燃え・・・

 

とらふぐは、卸しても、刺身に仕立てる場合、身に弾力があるので、その日に使うというより、使うことが出来ませんし、仕立てても、美味しくありません。

 

そのため、週の中頃の御予約用に、仕入れなくてはならなかったので、仲買人と作戦を立て、セリに臨み、

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とらふぐは、4本全て、セリ落としてもらうことが出来ました。見事、4打数4安打!“早起きは三文の得”とはよく言ったものです。大本命ですので、気分は、MAXで、萌え燃え・・・

 

また、おまけのしまふぐも、

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2本共、GET!結局、公式記録では、4打数4安打。参考記録では、6打数6安打ということになり、

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そのまま活かして、持ち帰ることにしました。

 

【佳肴 季凛】に戻り、

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とらふぐは、明日卸すことにし、

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水槽に入れておきました。一方のしまふぐは、

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そのまま締めて、卸すことにしましたが、御覧のように、しまふぐは、

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全てのひれが、黄色をしています。卸し終えたのが、

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こちらです。その後、お昼の営業をし、休憩をはさんで、夜の営業となったのですが、週の中頃の御予約が、変更になったので、

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4本のとらふぐを卸すことになり、急遽“ナイターでふぐ”となりました。いつものなら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いをしてくれるのですが、

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生ビールのサーバーの片付けをはじめ、

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洗い物をしなくてはならなかったので、自分が、水洗いまでしました。それでも、

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最後には、

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きれいに拭き上げてくれました。また、4本のうち3本が、オスでしたので、

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このような白子が、入っていました。

 

そして、明くる日の今日は、大した仕込みもなく、

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朝から、夕飯用のおでんを仕込み、休みらしい休みとなったのでした。

約一ヵ月振りに入荷した三重県産のとらふぐ(天然)

昨日、沼津の魚市場には、

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御前崎産のとらふぐ(天然)が、

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2本入荷しており、果敢にも、セリに臨んだのですが、あえなく撃沈の憂き目に、遭ってしまいまい、市場を後にしたのでした。

 

【佳肴 季凛】に戻ると、三重県熊野市の魚屋さんから、

s-三重セリ前

こんな写真が、メールと共に、届きました。

 

とらふぐ(天然)の水揚げが、2本2本しかなかったものの、良さげな感じでしたので、作戦を立てたところ、思い通りの値段で、セリ落としてもらうことが出来、

s-三重セリ後

夕方、このように箱詰めされ、届くことになり、朝のブルーな気分がなくなった以上、気分は、もちろん萌え燃え・・・。三重県から、天然のとらふぐを仕入れるのは、約一ヵ月振りのことで、その時の様子は、こちらを、お読み下さい。

 

これだけ期間が空いてしまったのは、良いものが少なかったのが、一番の理由ですが、その大きな原因が、熊野辺りで、去年の暮れから、潮の流れが芳(かんば)しくないことで、結果として、とらふぐに限らず、他の魚の水揚げも少なく、今もそのような状況になっているようです。

 

そして、明くる日の今日、仕込みをする前に、

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宅配便の営業所に行くと、

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とらふぐが入った発泡スチロールが、既に到着していました。受け取ったら、【佳肴 季凛】に戻り、中を開けると、

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2本共、元気よくスイスイとなれば、自分の気分は、もちろん萌え燃え・・・

 

ただ、今日は、法事のご予約もあったので、

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そのまま水槽に、

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入れおきました。法事のお客様がお帰りになり、ランチの営業終了後、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、まな板周りを養生してもらい、

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2本共、水槽から取り出し、

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卸すことにしました。この2本のうち1本はオスで、しかも、この時季ということもあり、

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十分に成長した白子が、入っていました。その後、水洗いをし、

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白子も、

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同じ様に、拭き上げました。

 

ここ最近、寒波の影響で、不安定な天気が続くだけでなく、続きそうな感じで、とらふぐの入荷も気になりますが、どんな状況であれ、萌え燃え・・・でいられることが、自分にとっては、一番なのは、言わずもがなです。

ONLY 1本

今朝、

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沼津の魚市場には、焼津産のとらふぐ(天然)が、8本入荷しており、その内訳は、

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先ず、0,7キロ、

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2本目も、同じく0,7キロ、

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3本目が、1,1キロ、

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4本目が、0,8キロ、

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5本目が、0,6キロ、

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6本目が、0,8キロ、

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7本目が、3,8キロ、

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最後の8本目が、0,6キロでした。7本目の3,8キロのものが、ひと際大きく、2,5キロ以上4キロ未満のサイズのものを、自分は“大ちゃん”と呼んでおり、4キロ以上のものを、“ジャンボちゃん”と呼んでいます。

 

当然、これだけあれば、気分は、萌え燃え・・・ですが、今朝は、仲買人と、あえて強気の作戦を立てずに、

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セリに、臨みました。結果として、

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0,6キロのものを、1本だけ仕入れることになりました。

 

【佳肴 季凛】に戻ると、

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そのまま締め、卸したのですが、

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何となく不完全燃焼の気分がしたのは、確かでした。

 

言うまでもなく、天然のとらふぐに限らず、仕入れは、その時の御予約状況などを考慮して、するものですので、こういうことも、時にはあります。

 

これもまた、よろし。明日は、明日の風が吹くという諺のように、吹くがふくとなり、ふぐとなるのでしょうか?

盛り沢山の土曜日

今日は、

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“昼ふぐ”の御予約を頂きました。

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ふぐ刺を引き終えた頃、法事のお客様がお寺にお持ちになるお弁当を、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

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盛り付け始め、

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このように仕上がりました。また、法事のお席に、お子様も同席されたので、

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お子様料理も、御用意しました。

 

お昼の営業が終ったら、今度は、

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夜のお客様のふぐちりを準備し、その後、先付でお出しする生の本鮪を盛りつけたら、

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冷蔵庫にしまい、お客様がご来店するのを、待つまばかりとなりました。ちなみに、今日の本鮪は、

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和歌山兼那智勝浦産のものでした。

 

お客様が見え、

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ふぐ刺、

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唐揚と、料理をお出ししました。別のお客様には、

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こちらのふぐ刺を、お出しし、締めは、どちらのお客様も、

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勿論、ふぐ雑炊でした。

 

今日は、お客様のお帰りが、比較的早かったこともあり、

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火曜日に仕入れた7本の焼津産のとらふぐ(天然)と、

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木曜日に仕入れた焼津と舞阪産のとらふぐ(同)の合計18本の皮の棘取りをし、終わった皮は、

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このように仕分け、

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真空パックして、冷凍庫にしまい、こうして、盛り沢山の土曜日の一日は、ようやく終わり、

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本鮪(那智勝浦)の刺身の手くずと、紅鮭の粕漬と共に、一日の労をねぎらい、明日に備えたのでした。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

爆買いというより、今シーズン初の“ふぐRUSH”

今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ました。最初に出向いた売場に行き、

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水槽を見ると、

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0,7キロのとらふぐが2本、

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0,8キロのものが2本、

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1,0キロのが1本、

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0,6キロのが2本、

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0,9キロのが2本、

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再び、0,8キロのものが2本、

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再び、1,0キロのが2本、

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またまた、0,8キロのが1本、

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またまたまた、0,8キロのが1本、

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再び、0,6キロのが1本。ということで、合計16本、入荷していました。全て、静岡県焼津産の天然ものです。これだけあるだけで、気分は、既に萌え燃え・・・

 

その後、向かったのが、

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活魚売場で、そこには、

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同じく静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)が、5本入荷していました。これらは、活きたまま、出荷されたものですが、途中で、死んでしまったもので、“落ち”と呼ばれています。また、生簀には、同じ荷主にのものが、

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3本入荷しており、活魚売場で、合計8本ありました。かくして、再び、萌え燃え・・・

 

ということで、今朝の沼津の魚市場には、総合計24本の天然のとらふぐがしており、気分は、ますます萌え燃え・・・

 

高鳴る気分を抑えつつ、仲買人と作戦を立て、セリに臨み、最初の売場で、

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4本GET!これらを、発泡スチロールに入れ、

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活魚売場での“2回戦”に臨むため、立ち去ろうとすると、「親方、落ちが1本いるんですけど、どうですか?」と、勧められたので、

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これもGET!

 

そして、活魚売場で、セリが始まり、

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5本の“落ち”を、全てGET!

 

さらに、

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生簀の活かしの3本も、

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全てGET!

 

ただ、“落ち”と活かしを、それぞれ1本ずつ、別の仲買人に、譲ったので、結果として、

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活かしの2本、

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“落ち”の4本GET!

 

最終的に、今朝は、

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活かしの6本、“落ち”の5本を、爆買いしたことになり、MAXに萌え燃え・・・

 

さらに、一昨日の火曜日の記事の最後でお話ししたような結末になっただけでなく、一度に、10本以上仕入れる“ふぐRUSH”となりました。10月からが、天然のとらふぐ漁のシーズンで、延べにして、今日まで、何本仕入れたかは、全く分かりませんが、“ふぐRUSH”となったのは、今シーズン初めてでした。

 

こうなった以上、のんびりと仕込みをしてはいるわけにもいかず、活かしの6本は、

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すぐに締めました。これらを卸す前に、出汁を引いたりと、ひと通りの段取りを終えたら、佐賀産の小肌を、

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仕込んだら、カウンターやまな板周りを

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、まな板周りを養生してもらったのですが、養生した新聞には、

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今朝の爆買いというか、ふぐRUSHを象徴するような広告が、偶然にも、載っていました。やはり、ふぐの神様はいるものです。

 

ただ、よく見ると、天然ふぐとあり、天然とらふぐとは書いてありません。でなければ、食べ放題は、逆立ちしても、無理です。商売は、色々ですので、これ以上お話しはしません。

 

小肌の後に、

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島根産の鯵の仕込みに、取り掛かりましたが、“ふぐRUSH”のため、

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水洗いまでにしておきました。卸し始めたら、いつものように、

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真由美さんが、水洗いをしてくれ、

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予定通り、ランチの営業前までに、卸し終えることは出来たものの、水洗いまでは、無理でしたので、

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営業の合間を見ながら、水洗いし、

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自分が手直ししたものの、どうしても、途切れ途切れになってしまうので、

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水洗いをし終え、

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拭き上げていた頃には、既に休憩時間となっていたものの、夜の営業時間に食い込むことなく、

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終えることが、出来ました。

 

静岡県、愛知県、三重県の東海三県の天然のとらふぐ漁は、2月までが漁期ですので、爆買いだけでなく、“ふぐRUSH”も、十分あり得ますし、シーズンが終わっても、他の産地からも、入荷というより、仕入れることもあるので、どうなるかは、全く分かりません。

 

“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとっては、季節は問いませんし、天然のとらふぐこそが、全てです。そして、ふぐに萌え燃え・・・

静岡県焼津産のとらふぐ(天然)を、爆買い

今朝、沼津の魚市場に行くと、

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地物や焼津産の活魚が、

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入荷していました。

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『福一』とありますが、静岡県焼津市にある水産会社『福一漁業』のことで、これらの荷主です。

 

そして、これらの中に、1,6キロのとらふぐ(天然)をはじめ、1,3キロと0,9キロのものなど、

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大小合わせて、合計9本入荷していました。ちなみに、一番小さいものは、

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0,6キロで、2本ありました。これだけあるのを見たら、“ふぐに魅せられし料理人”の自分としては、気分は、もちろん萌え燃え・・・

 

ということで、仲買人と作戦を立て、セリに臨み、

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1,3キロ以外の8本を、セリ落としてもらうことが出来、9戦8勝の爆買いとなりました。ただ、2本あった0,6キロのもののうちの1本は、他の魚屋さんに譲ってあげたので、7本仕入れることになりました。

 

萌え燃え・・・の気分のまま、【佳肴 季凛】に戻り、

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他の魚の下拵えだけでなく、定休日明けということもあり、他の仕込みもあったので、

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7本全て、

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とりあえず、水槽に入れておくことにしました。

 

そして、ランチの営業が終わり、

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水槽から、7本全て取り出し、

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卸すことにしました。これまた、萌え燃え・・・

 

ここからは、いつもの流れで、卸し終えたら、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いをしてくれ、自分が手直しをし、

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拭き上げ、萌え燃え・・・の時間は、終わったのですが、全てメスでしたので、白子は無しでした。白子が無いのは、残念ではありましたが、こればかりは、致し方がありません。

 

明日は、市場にも行きませんし、入荷の予定はありませんが、木曜日以降は、どうなるんでしょう?はたまた、再び、爆買いなるのか・・・?

 

ならずとも、萌え燃え・・・となるのか・・・?

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

新年最初のとらふぐは、静岡県産の天然

今日は、富士市内の魚屋さんから、

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吉田や用宗などの静岡県産のとらふぐ(天然)を、6本仕入れ、昨日が、初漁で、今日が、初入荷ということになりました。ちなみに、ふぐの本場ともいうべき山口県下関では、4日に、初市が行われました。

 

ランチの営業時間中でしたので、

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そのまま水槽に入れてもらい、営業終了後、

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水槽から、全て取り出し、

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卸すことにしました。新年最初ということで、いつも以上に、気分は、萌え燃え・・・

 

いつものように、自分が卸し、

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これまた、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

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水洗いをしてくれたのですが、6本のうちの1本は、

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精巣(白子)と卵巣(真子)の両方がついている両性具有のとらふぐで、

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精巣が1個と、卵巣が2個ありました。これまでにも、何度も見たことがありますし、今では、特に驚くこともありません。

 

その後、綺麗に拭き上げ、

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新年最初のふぐの仕込みは、終わりました。どんなものでも、初物はいいものですが、やはり、天然のとらふぐは、格別にして、萌え燃え・・・

 

ところで、今日は、先日お話ししたように、

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地元のローカルFM局【ラジオエフ】で、旬の魚について、インタビューを受けましたが、その旬の魚は、言わずもがなの天然のとらふぐでした。萌え燃え・・・の気分で、お話しさせて頂き、今年の初入荷に、華を添えることが出来、何よりでした。

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