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もっとおいしいお話し

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天然とらふぐラッシュは、今週も続くのか!?

今日は、定休日でしたが、“グータラ星人”になるわけにもいかず、いつも通りに起き、近所の宅配便の営業所まで、

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荷物を、取りに行きました。自分の車に気付いたドライバーが、

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荷物を持って来てくれました。そのまま、【佳肴 季凛】に持ち帰り、箱を開けると、中に入っていたのは、

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三重県産のとらふぐで、全部で8本です。長旅の疲れはなかったものの、窮屈な発泡スチロールに入れておくわけにもいかないので、とりあえず、全て水槽へ。

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その後、準備が出来、再び水槽に行くと、

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ふぐが、待ち侘びているかのように、近寄って来ました。そのまま水槽から、8本全部取り出し、

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頭の付け根に包丁を入れ、締めました。それでも、昼前には、卸し終えることは、出来たのですが、

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先週の水曜日から土曜日までに仕入れた27本分のふぐ皮の仕込みが始まりました。

 

昨日までに、皮の黒い部分と白い部分に分け、

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背の黒い部分だけでなく、

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お腹の側の部分の粘膜を取り除き、棘のある部分とその内側の皮の部分に分けておいたので、

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包丁で、棘を取るだけだったのですが、27本分つまり54枚の皮ともなると、かなり時間がかかり、心が折れ、途中で、何度捨ててしまおうかと思いましたが、無の境地に辿り着かんがための想いで、

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どうにかこうにか、終わらすことが、出来ました。

 

とりあえずは、終わったものの、今日の8本分の皮もあるし、明日以降、どれくらい天然のとらふぐが、入荷するかは分かりません。もっと言うと、今週も“天然とらふぐラッシュ”は続くのかどうかは、全く予想だにできませんし、神のみぞ知るとしか言えません。

天然とらふぐラッシュの最終日は、1本の静岡県産

今日は、三連休の真ん中ということもあり、市場も休みで、天然のとらふぐに限らず、魚の入荷はありませんでしたが、昨日卸さなかった静岡県産のとらふぐ(天然)が1本だけ、水槽にいたので、

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朝のうちに、卸しました。このふぐも、昨日の2本と同じ、

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オスでしたので、白子が入っていました。ここまでの大きさですと、お客様にお出しすることが出来ます。水曜日から、連日沢山のふぐを卸していたので、昨日の2本や今日の1本だと、卸したような気は、全くしませんが、今日は、夜の営業が始まる前に、金曜日まで卸した24本のふぐのひれを、

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ひれ酒に使うために、板に貼り付けました。その数、約200枚。全て自分独りで卸したものとはいえ、改めて見ると、その数に驚きました。

 

明日の定休日は、今日まで卸した約30本、正確には27本のふぐの皮の仕込みがあります。入荷のラッシュは、終わっても、仕込みのラッシュは続くのです。

 

★★★ 冬の特別献立 ★★★

女性のお客様に限り、会席料理“冬ごもり”(女性限定)を、御用意致しました。

 

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(お一人 3,500円  食事、デザート付 全9品)
なお、“冬ごもり”は、ご予約なしでも、お召し上がり頂けますが、11月19日~12月19日までの金、土曜日以外の御用意となっております。

天然とらふぐラッシュは、終わったものの・・・

水曜日から始まり、あくる日の木曜日に、ピークを迎えた天然のとらふぐの入荷も、三連休の今日を最後に、“水入り”となります。そんな今日、静岡の魚市場に通う富士市の魚屋さんから、ランチの営業中に届けられたのが、

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この3本の静岡県産でした。3本ですので、昨日、一昨日のラッシュには、及びませんが、この中から、卸すために、選んだのが、

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この2本でした。奥にいるものは、お腹を上にしていますが、虫の息ということもなく、普通に泳ぎ回ることもよくあります。

 

水槽から取り出し、卸そうとすると、このようにお腹を膨らませると、傷一つなく、

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元気そのものです。

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昨日までの24本、平均すれば、一日当たり8本ですから、その労力は、比べるまでもありません。ちなみに、今日の2本は、どちらも1キロサイズのオスでしたが、

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その白子は、まだまだ未成熟でした。

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先程お話ししたように、今日は3本仕入れ、そのうちの2本卸し、水槽には、もう1本いて、明日卸す予定ですので、まな板回りを養生してから、今日の仕事は、終わりました。

 

ただ、ふぐというより、とらふぐは、皮とひれが食用になるので、その掃除もあります。しかも、今回は30本近くあるので、

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明後日の定休日は、ふぐの皮とひれの掃除が、待っています。

さらに、天然とらふぐラッシュ

今朝も、昨日に引き続き、

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沼津の魚市場に行きましたが、昨日のように、天然のとらふぐは仕入れませんでした。(ただ、活きたものが、1本だけ入荷していましたが・・・)というのも、昨日の時点で、

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三重県から、5本の天然のとらふぐ入荷することが分かっていたからです。ちなみに、この写真は、出荷直前のものですので、海水も透明ですし、ご覧のように、“ブクブク”を二つセットしてあるのは、一つダメになった時に備えてのことです。

 

また、海水温が上がらないように、凍らせたペットボトルも、入れてあります。自称“富士市でふぐが一番好きな料理人”としては、ここまで、ふぐをケアしてくれると有り難い限りです。

 

今朝の写真は撮っていませんが、【佳肴季凛】のある静岡県富士市に到着するまでに、

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12時間ほどかかり、こんな状態になっています。こうなるのは、お腹にあるエサを吐き出したりするからです。

 

普段でしたら、朝のうちに、5本全て卸すのですが、仕込みを始めた頃、富士市の魚屋さんから、

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吉田、用宗、御前崎などの静岡県産のものが、昼過ぎに2本入荷すると、連絡があったので、ふぐを卸すのは、ランチの営業後になり、結局、今日卸した天然のとらふぐは、

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合計7本でした。さらに言うと、一昨日の5本、昨日の12本を足すと、総合計で24本卸しました。先日、『天然のとらふぐの返り血』というタイトルでお話ししたように、これだけ卸すと、否が応でも、まな板周辺は汚れるので、

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今日も、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、合間を見て、掃除をしてくれました。明日の入荷は、どうなるかは分かりませんが、4連荘(れんちゃん)そして、天然とらふぐラッシュ、大いに望むところです。

 

ところで、今日から11月ですが、19日の火曜日から、来月の19日まで、女性のお客様だけに、会席料理『冬ごもり』を、御用意致します。

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食事、デザート付の全9品で、おひとり3,500円です。なお、『冬ごもり』は、ご予約なしでも、お召し上がり頂けますが、金曜日、土曜日以外の御用意です。この機会に、マクロビオティックの考えを採り入れた“身体に優しい、美味しい日本料理”を、ご堪能下さい。

天然とらふぐラッシュ

今朝、沼津の魚市場に行くと、

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南伊豆産の天然とらふぐが、入荷しており、全部で、11本でした。余程のことが無い限り、セリ落とせるだろうと思っていた通りの結果になりました。セリ落としたいっても、正確には、自分ではなく、頼んでいる仲買人で、58番というのが、その買い番です。

 

セリ落としたのは、1本で1,1キロのものと、

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その隣の1本で0,7キロのものと、

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2本で1,5キロのものと、

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ここには、写っていませんが、2本で1,2キロのものあり、合計6本でした。さらに、今朝は、この南伊豆産以外にも、

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愛知県産の天然ものも入荷しており、3本仕入れ、今朝だけで、

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合計9本の天然のとらふぐを仕入れて来ました。また、今日は、昼過ぎまでに仕上げなければならないお弁当のご注文を頂いていたので、

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ランチの営業をお休みさせて頂きました。お弁当を作り始めるまでには、時間があるので、それまではふぐを卸すことにしましたが、いつも以上の本数ですので、

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今日は、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、水洗いを手伝ってもらいました。ふぐの水洗いが、どれくらい手間がかかるかについては、こちらをお読み下さい。

 

真由美さんが手伝ってくれたこともあり、

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お弁当を盛り付けるまでには、水洗いだけは終わらすことが出来、このまま冷蔵庫へ。その後、ホールのアルバイトも出勤し、

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予定通りお弁当が仕上がった頃に、

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富士市内の魚屋さんから、御前崎、用宗などの静岡産のとらふぐが、

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3本届けられ、このまま一気に卸し、今日だけで

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合計12本の天然のとらふぐを卸しました。まさに、“天然とらふぐラッシュ”の一日でしたが、これだけ卸しても、まだ海水温も高いようなので、

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まともに成長していた白子は、1本分だけでした。明日からは、11月です。陽気としては、冬の気配は、まだ感じられませんが、ふぐの白子を見る限り、少しずつでも、冬は近づいているようです。

 

★★★ 期間限定 特別ランチ『佳肴』 ★★★

 

冬期限定で、 “ふぐ皮刺し”と“ふぐの唐揚げ” のふぐ料理をご堪能出来る、特別ランチコース『佳肴』(全9品)を御用意致しました。ワンランク上のランチをご堪能したいお客様向けのコースです。

 

もちろん、ふぐは、天然のとらふぐで、主な産地は、静岡県や三重県です。この時季ならではの本物の味を、是非ご賞味下さい。

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(全9品 4,200円)

一週間ぶりに入荷した天然のとらふぐは、静岡県産

台風27号と28号の影響もあり、先週の水曜日を最後に、入荷していなかった天然のとらふぐでしたが、

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ランチの営業中に、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんから、5本届けられ、そのまま水槽に入れておきました。

 

ランチの営業終了後、何本卸そうかと迷っていましたが、一週間もふぐに触っていないストレスを発散するために、

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5本全て卸すことにしました。

 

例年、10月も終わる頃になると、成長した白子を目にすることもあるのですが、今年は気温だけでなく、海水温も高いこともあり、小さい白子が殆どでしたが、

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5本のうち、2本がオスで、そのうちの1本の白子は、こんな感じでした。

 

卸して、水洗いした5本のふぐを見ると、

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休憩こそ無くなってしまいましたが、心地良い充実感に包まれ、再び白子を手に取ると、

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その充実感は、得も言われぬものとなり、ひとり悦に入(い)っていました。

 

今更ですが、とらふぐに限らず、天然の魚は、天候などの自然条件に大きく左右され、思うような仕入れが出来ないことも、しばしばで、今年のように、天然のとらふぐが不漁ですと、寝ても覚めても、気になるのは、とらふぐのことばかりです。

 

明日の入荷は、どうなるかは全く分かりませんが、今日の5本があったことで、少しは気が楽になり、朝まで寝れそうです。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 贈答用 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【贈答用 西京漬】をご用意いたしております。
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銀鱈、サーモン各3切入  税込3,600円     ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

ふぐ刺の量の違い

日本料理店【佳肴 季凛】のふぐ料理には、ハーフコースの“季”(おひとり 5,000円)と、フルコースの“凛”(同 9,000円)の2つのコースをご用意しており、その違いについては、以前お話ししたことがあります。

 

ふぐ料理というと、先ず思い付くのは、薄造りにされたふぐ刺です。“凛”のコースでお出しするふぐ刺は、単品でお出しするものと同じ分量で、

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22~24枚を目安に、盛り付けてあります。この器は、当店のふぐ刺を盛り付けるためだけに、練込陶芸作家の室伏英治氏によって、作られたものです。さらに言うと、この器以外にも、当店では、ティーカップや箸置きなども、室伏氏に特別に作って頂いたものを使っています。

 

ただ、枚数にも限度があるので、大勢のお客様がいらした時は、

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こちらの器に盛り付けることもあります。

 

ハーフコースの“季”のふぐ刺は、

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青磁の器に、約半分の12枚を目安に、お出ししています。

 

また、“凛”と“季”のコースの間の7,500円前後でお召し上がりたいというお客様には、

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ふぐ刺を 、18枚を目安に、盛り付けて、お出しすることもあります。

 

さらに、通常の会席料理のコースの刺身とは別に、ふぐ刺をちょっと召し上がりたいお客様には、

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ハーフコースの“季”よりも、少ない8枚程度のミニサイズのものを、御用意することもございますが、ご参考のために、これらふぐ刺を並べて、

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ご覧頂くと、その違いがお分かりいただけるだけると思います。

 

ここまで、いろんな分量のふぐ刺をご覧頂き、お気づきかもしれませんが、当店では、ふぐ刺を大皿で盛り付けることはしません。

 

というのも、大皿のふぐ刺は、見た目は華やかですが、食べる側のお客様にとっては、不都合が多いからです。おひとりあたりのご予算に応じて、御用意する以上、ちゃんとした分量を明確にしなくてはなりませんし、家族のような余程親しい間柄でなければ、一つの料理を一緒に召し上がるというのは、なかなか難しいものがあるからです。

 

とりわけ、これからの時季、七五三、法事、結納などの御会食にはじまり、暮れの忘年会などで、色んな形で、会食をする機会も増えて来ます。予めご要望を仰って頂ければ、可能な限り、対応させて頂きますので、お気軽にお申し付け下さい。

 

最後になりましたが、今回の写真に使ったふぐは、三重県産の活締めの天然のとらふぐです。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 贈答用 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【贈答用 西京漬】をご用意いたしております。
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銀鱈、サーモン各3切入  税込3,600円     ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

天然のとらふぐの返り血

昨日、焼津の魚市場で、天然のとらふぐを仕入れられなかったお話しをしましたが、そんな無念の想いを晴らしてくれたのが、

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今朝届けられた三重県産の天然のとらふぐ3本で、水曜日だけあって、スイスイ泳いでいました。そのまま水槽に入れ、ランチの営業が終わってから、

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3本全て、卸しました。卸す前には、いつものように、カウンター回りを、

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養生します。活きているので、

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まな板の上に乗せると、お腹を膨らませることもしばしばです。卸す前には、

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頭の付け根のところに、包丁を入れ、締めます。締めたからといって、すぐに動かなくなることはありません。

 

ふぐを卸す時は、口ばしとひれを落としてから、周りの皮を剥いでいくのですが、背の黒い部分を剥いでから、お腹の白い部分を剥ぎます。

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この時、尾びれを包丁で抑え、強く引っ張ると、

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こんな風に、皮の部分がはぎ取れます。強く引っ張るだけでなく、卸すときに、暴れるので、s-PA082252

このように、血が飛ぶだけでなく、

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皮に付いている粘膜も、飛んだりします。言うなれば、“天然のとらふぐの返り血”です。

ちなみに、この中には、

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普段使う包丁が、入っています。このままでは、衛生面で良くないので、

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ホールのバイトに、手が空いている時に、きれいにふき取ってもらいます。また、飛び散る場所は、

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ここだけでなく、こちらもきれいにふき取ってもらうのですが、まな板から、ここまでは、2メートルくらいあります。それくらい、ふぐを卸す仕事は、大がかりで激しい面と、有毒部位を取り除くという神経質な面を持ち合わせているのです。

 

ふぐ以外の殆どの魚は、大きいものであれ、小さいものであれ、鱗を引き、頭を落として、水洗いをしてから、卸すので、このようなことはありません。

 

ちなみに、これ以外の魚で、思い浮かぶのは、穴子と鰻(うなぎ)くらいかもしれません。この2つは、ふぐ同様に、活きたものを締めてから、そのまま卸すことが、多い魚ですが、目打ちで固するので、ふぐのようなことは、ありません。また、同じような長い魚の鱧(はも)は、普通の魚のように、水洗いしてから卸します。そんな鱧の卸し方は、こちらをご覧下さい。

 

普通の魚を扱う時とは違う仕事が、多いのが、ふぐならではのことで、こんな特異性に魅せられる自分も、特異なのかもしれません。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 贈答用 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【贈答用 西京漬】をご用意いたしております。
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銀鱈、サーモン各3切入  税込3,600円     ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

焼津でも、撃沈

夕べ、天然のとらふぐが入荷するとの連絡があったので、今朝は、普段通う沼津の魚市場が休みということもあり、先日行った焼津の魚市場、行って来ました。市場に着くと、

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焼津産の天然のとらふぐが、

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ご覧のように、6本入荷しており、3,3キロと3,6キロのジャンボサイズが2本と、

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その隣には、1,0キロと0,9キロの2本、

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さらに、その隣には1,0キロと0,8キロの2本が、入荷していました。

 

10月に、ふぐ漁が解禁になってから3回目の入荷ということだっただけでなく、普段行き慣れていない魚市場ですので、相場は全く見当もつかないながらも、希望の金額を仲買人に伝えていたのですが、付いた値段は、とんでもないもので、かすることなく、セリは終わり、先週の沼津の魚市場での天然のとらふぐのセリと同様に、撃沈してしまいました。

 

前回、焼津の魚市場に来た時は、社会科見学状態でしたので、仕入れはしませんでしたが、今朝のように、仕入れ目的で来たというより、天然のとらふぐの“1点買い”であったとはいえ、仕入れた魚が、全くなかったことは、この業界に入って初めてのことでした。

 

2回目という“アウェー”に息巻いて、出向き、撃沈されての帰路の空しさは、例え様のないこと、この上なく、そんな無念の想いを帳消しにしたいがために、

写真: 今朝、ふぐを仕入れられなかったストレスは、ふぐ皮を仕込むことでは、解消出来ませんでした・・・。

ふぐ皮の仕込みをしたものの、その空しさと無念は、無くなるどころか、かえってストレスになったのでした。

愛知産の天然とらふぐは、撃沈するも、和歌山産のさばふぐはGET

台風一過の今朝、沼津魚市場に行くと、思ったよりも魚の入荷が多かっただけでなく、

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和歌山県産のさばふぐが入荷していただけでなく、

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愛知産の天然のとらふぐ(3本)入荷していました。ご覧のように、1本は、

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1,2キロのもので、残りの2本は、

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1,0キロのものでしたが、予想以上の競り値がついてしまい、撃沈に終わってしまい、不完全燃焼そのもでしたが、

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さばふぐの方は、思うような値段でセリ落とすことが、

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出来、モヤモヤ感は、気休め程度に和らぎました。また、このさばふぐ以外にも、

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同じ和歌山産のさばぶぐ(4,8キロ)を仕入れることが出来、合計で、

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8,8キロでした。ちなみに、本数ですが、上奥のものは、18本入っており、手前のものは、ご覧のように、27本で、合計45本でした。

 

これだけの数だっただけでなく、

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ランチの営業前までに、お弁当を仕上げなければならなかったので、さばふぐの仕込みは、営業終了後になってしまいましたが、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、いつものように手伝ってくれたので、

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思ったよりも早く終えることが出来、このまま唐揚用に、包丁してから、

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急なご予約や魚の入荷が少ない時に備えて、冷凍出来るように、真空しておきました。そんな今夜は、

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さばふぐの切り落としの唐揚と、お弁当の残りを肴にして、一日を振り返ったのでした。

 

★★★ 期間限定 特別ランチ ★★★

冬期限定で、ふぐ料理【 “ふぐ皮刺し”、“ふぐの唐揚げ” 】をご堪能出来る、特別ランチコース(全9品)を御用意致しました。

 

ランチで忘年会を、お考えのお客様向けのコースです。この時季ならではの本物の味を、是非ご賞味下さい。

皆様のお越しお待ち申し上げております。
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(全9品 4,200円)
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