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もっとおいしいお話し

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半熟の玉子焼

今日は、お弁当の仕上げと盛り付けから、

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一日が始まりました。

 

出汁を引きながら、

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隣りのガス台で、

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煮物を、

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煮上げました。その後、玉子焼を焼き、盛り付けるために、包丁すると、

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端の部分が、

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半熟でした。このまま盛り付けるわけにはいかないので、

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バットに入れ、

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スチームコンベクションオーブンで、蒸すことにし、10分程して、

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取り出すと、完全に火が入っていたので、

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盛り付けることにしました。

 

玉子焼などを盛り付けた“口取り”と、鶏肉の照焼が、

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仕上がり、

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揚物と煮物、そして、

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ひじき御飯が、それぞれ仕上り、出来上がりは、

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このようなものになりました。

 

お弁当は、その場で食べるものではなく、作ってから、時間が経って、食べるものですので、完全に火が入っているものでなくてはなりません。特に、半熟の玉子焼のようなものは、御法度なのです。

 

お客様にお出しする料理は、どんなものであっても、万全を期したものでなくてはなりません。ですので、細心の注意を払い、料理する心構えを保ち続けなくてはならないし、そのためには、日々の仕事が、ルーチンワークにならぬよう、自戒する姿勢でいなくてはならないのです。

 

今日のように、最後に、帳尻を合わすことが出来たものの、初歩的なミスをしたことにより、まだまだであることを思い知らされた以上、日々の精進を怠ってはならないことを、痛感したのでした。

冷めても、柔らかくて、ジューシーな真空調理で作る鶏肉の照焼

今日は、

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お弁当の盛り付けから、

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一日が、

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始まり、

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このように、

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出来上がりました。御覧のように、今日のお弁当は、

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鶏肉の照焼入りでした。

自分が作る鶏肉の照焼は、真空調理で作るのですが、真空調理とは、食材と調味料を、専用の袋に入れて、真空パックし、スチームコンベクションオーブンなどで加熱する調理法で、自分は、色々な食材の調理に使っており、その仕込みから、仕上がりまでが、今日のお話しです。

鶏肉は、ももの部分を使うのですが、皮についた毛や、

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余分な皮を、

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丁寧に、取り除きます。掃除をし終えた鶏肉を、

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網に乗せたら、

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バーナーで、

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焼目を、

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つけます。つけ終えたら、余分な脂を抜くため、

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鶏肉を、

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沸騰したお湯に入れます。

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表面が白くなったら、引き上げ、

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氷水に入れ、冷まします。その後、鶏肉とにんにくのスライスを、

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専用の袋に入れたら、

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薄口醤油と日本酒を同割にしたものを入れ、

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真空パックします。

真空パックした鶏肉を、

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スチームコンベクション・オーブンに入れ、70度の温度で、1時間ほど、加熱すると、

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このようになります。この時点で、火は入っているので、そのまま食べることが出来ますが、照りをつけるため、袋から取り出し、焼台に乗せます。しばらくして、

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焼目がついたら、

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刷毛で、たれをかけて、焼くのですが、この作業を、3回行います。たれは、もちろん自家製で、このように仕込んだものです。

このように、

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焼き上がったら、

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グリンリーフを敷いた紙製の器に、包丁したものを盛り付け、

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軽くたれをつけ、

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最後に、ミニトマトをあしらえば、

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鶏肉の照焼の出来上がりです。

真空調理で作った鶏肉の照焼は、柔らかいのが特徴です。冷めても、その柔らかさは変わらないので、お弁当のようなものには、最適でもあります。また、仕込みの段階で、そのまま冷凍出来るのも、作る側の自分にとっても、好都合の面もあります。

鶏肉の照焼は、お弁当だけでなく、大晦日や、

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クリスマスの時などに、

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ご注文を頂くお持ち帰り料理にも、盛り込んであります。

また、鶏肉の照焼は、予めご注文を頂ければ、通常のコース料理とは、別に御用意することも、可能です。『佳肴 季凛』は、コース料理をメインとした日本料理店ですが、ご要望があれば、様々のお料理を、御用意するこが出来ます。

ただ、親方無しの子分無しの一人仕事ゆえ、その場での対応を出来かねることも多いので、ご理解のほど、よろしくお願いします。

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

お弁当の仕込みというより、準備

定休日と言っても、厨房に全く行かないということは、殆どなく、今日もそんな定休日でした。今日は、

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刺身のつけ醤油の“土佐醤油”を、

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仕込みました。“土佐醤油”の作り方については、こちらをお読み下さい。

 

その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、テーブル席で、

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明日のお弁当の折の準備をしていました。並べ終え、

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きれいな袋をかぶせておいた後、真由美さんは、

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厨房で、お弁当に入れるお新香と、生の本鮪の南蛮漬を、カップに盛り付けてくれました。一方の自分は、

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先付の“南京豆腐”を仕込んだ後、

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お弁当用の御飯の米を研いでおきました。明日の御飯は、“ひじき御飯”です。最後に、

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玉子焼の鍋をはじめ、使う道具類を出しておきました。

 

お弁当用の煮物、焼物、揚物などは、昨日の時点で、全て仕込んでおいたので、仕込みというより、準備だけで済んだ定休日でした。仕込みをしたり、営業をして、休み無しのこともありますが、やはり休みは、休みで良いものです。

 

★★★ 期間限定 会席料理 ★★★

2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。

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先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。

急遽、お弁当(当日編)

今日は、昨日のお話しの続編です。

 

昨日の夜、お弁当のご注文を頂いたので、市場には行かず、お弁当の仕込みをしたかったのですが、週末用の仕込みもあるので、今朝は、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。

 

刺身用に使う小肌(佐賀)を、

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2キロ仕入れたり、

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明日の御予約用のすっぽん(佐賀)を、4ハイ仕入れ、これら以外にも、冷凍ものを仕入れたりしました。

 

また、市場にある八百屋に行き、

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お弁当用の煮物に使う人参や、牛蒡をはじめ、

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野菜を仕入れました。お弁当の仕込みをしなくてはならなかったので、そのまま市場から、『佳肴 季凛』に戻ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻ると、普段は魚の仕込みから始めるのですが、今日は、

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お弁当の煮物を仕込むことにしました。煮物は、今日のものだけでなく、明日、明後日、明々後日の4日分でした。

 

先ず、人参を取り出し、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、

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皮を剥いてもらい、包丁をしたのですが、その頃、ガス台では、昨日包丁しておいた蒟蒻を、

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下茹でしていました。

 

人参の皮を剥き終えた真由美さんは、

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牛蒡を洗い、皮むきを始めていました。

 

人参を包丁し終えたら、

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蒟蒻の鍋の場所を移し、

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人参の下茹でを始めることにし、その頃には、

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一番出汁を引き終えました。

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人参を下茹でしている間、ざるの中で、白滝も、下茹ですることにしました。白滝は、今日以外の煮物に使うもので、蒟蒻の替りです。

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白滝の下茹でが終わったら、

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人参を鍋から、

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取り出しました。その後、この鍋で、

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牛蒡を、下茹ですることにしました。牛蒡の下茹でが終わり、茹で汁を捨てたら、人参とさつま揚げを一緒に、鍋に入れ、

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味を含めることにしました。この時までには、

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蒟蒻だけでなく、口取りで使う“つくねの蕃茄煮”の仕込みも、終わっていました。

 

白滝は、蒟蒻のような味では、濃過ぎてしまうので、

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人参などを煮ている出汁で、

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味を含めておきました。普段なら、一緒に仕込むのですが、明日以降の数が少なく、大鍋で仕込むと、あとで、仕分ける時に、手間がかかるので、このようにしたのです。

 

ところで、今日は、お弁当の仕込みをしながら、賄い用のカレーも作っていて、先ほどの人参の皮も、

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カレーに入れました。また、ここ最近のお弁当で余った玉子焼も、

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カレーの鍋へ。ちなみに、自分が作るカレーは、お弁当を仕上げた時に余った煮物や、色々と余ったものを冷凍したもので作るので、冷凍庫の掃除を兼ねており、それこそ“闇鍋”で、何が入っているか分からないので、“ロシアンルーレット”とも言えます。

 

今日は、

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烏賊墨も入れてしまいました。この程度ですので、黒くはなりませんが、コクというか風味は、十分します。

 

煮物の仕込みが終わったら、彩りに使う隠元を包丁し、

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ようやく小肌の仕込みに、取り掛かりました。

 

小肌の仕込みが終わり、鍋の煮物も冷めたので、

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明日以降の分を、

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このように、

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その日ごとに、分けておきました。

 

あとは、いつものように、

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煮物にはじまり、

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揚物、

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焼物を、仕上げました。今日の揚物は、鯵の新挽揚げと、鶏の唐揚げでしたが、鯵は、幾分大きかったので、

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尾の部分を包丁しました。もちろん、この部分も、

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カレー行きとなりました。

 

あとは、真由美さんが、

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孤軍奮闘してくれたおかげで、

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このように、

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仕上り、

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蓋をし、

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出来上がりし、お客様が、取りに見えるのを、待つばかりとなりました。

 

今日ほど、数はありませんが、明日も、お弁当から、一日が始まります。また、明日、明後日は、法事のお客様がお持ちになるお弁当ですので、1個しかお作りしません。お弁当のご注文は、5個からとなっており、法事のお弁当は、例外でもあります。それについては、こちらをお読み下さい。

 

ところで、今日は、お弁当の仕上がりの関係で、ランチの営業をお休みさせて頂きましたが、明日も、今日仕入れたすっぽんを、夜の御予約用に、仕込まなくてはならないので、ランチの営業をお休みさせて頂きます。

 

一人仕事ゆえ、このようなことは、時々ありますので、ご来店の際には、お電話を頂けると、幸いです。どうそご理解のほど、よろしくお願いします。

 

そんな今夜は、お客様のお帰りを待ちながら、

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お弁当の余りものを肴に、厨房で、真由美さんと、一日の労をねぎらったのでした。

 

★★★ 期間限定 会席料理 ★★★

2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。

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先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。

急遽、お弁当 (前日編)

今日は、

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お弁当の盛り付けから始まり、このように、

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仕上がりました。

 

その後、ランチの営業を終え、休憩して、夜の営業が始まった頃、急遽、明日の夕方のお弁当のご注文を頂きました。

 

夕方上がりのお弁当ですので、明日でも、仕込みは、間に合うのですが、出来るところまでしておくことにしました。   お客様がお帰りになった後、 s-P3020164

西京焼にするサーモンに、串を打ち、

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海老の酒煮を、仕込んでおきました。

 

煮物の仕込みもしたかったものの、買い物に行く余裕もなかったので、出来ませんでしたが、

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蒟蒻だけは、手持ちがあったので、包丁しておきました。自分が、このように、仕込みをしていた頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

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お弁当の盛り付けが出来るように、テーブルの準備を始めました。

 

夕方上がりのお弁当でも、ランチの営業をすることもあるのですが、明日は、仕上り時間が早いだけでなく、幸か不幸か、ランチのお客様の御予約もないので、突然ですが、お休みさせて頂くことにし、

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メニュースタンドを、このようにしておきました。

 

そうこうしていると、真由美さんは、

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折を、

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テーブルに、

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並べ、

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それぞれのマスに、紙皿を入れ始めました。一方の自分は、

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明日仕込む予定だった刺身のつまなどを、前倒しで、包丁しておきました。また、米を研ぎ、

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使う道具類も、

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準備しておきました。   そして、最後に、

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真新しい袋を、折にかけ、お弁当の準備というより、一日の仕事を、終えることが出来ました。

 

明日は、煮物と揚物の仕込みをしなくてはなりませんが、それと一緒に、金曜日、土曜日、日曜日のお弁当の煮物の仕込みも出来るのが、是幸いでもあります。

 

お弁当のご注文は、対応できる時は、前日でも、可能ですが、全て手作りであるだけでなく、折の発注の都合もあるので、早めのご注文を、お願い致します。

定休日は、お弁当&ふぐ皮とひれの掃除

今日は、定休日でしたが、ご注文を頂いていたお弁当を、

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御用意しました。

 

数も多かっただけでなく、週末に、御予約が重なり、折などの用意をする余裕もなかったので、昨日の夕方、女将兼愛妻(!?)の真由美さんの指導のもと、

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色々と,

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準備をしてくれました。

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夜の営業が終わると、

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真由美さんは、

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折を並べ、

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きれいな袋をかけておきました。一方の自分は、

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弁当を仕上げるだけで良いので、鍋をガス台におき、

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卵や米も、用意しておきました。

 

そして、明くる日の今日、先ず最初に、

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サーモンの西京焼を、焼き始めました。焼き上がった頃、厨房では、

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煮物は、まだ鍋の中で、程無くすると、

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煮上がりました。その頃、真由美さんは、

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使った道具を、洗っていました。玉子焼や、

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揚物が仕上がった頃、

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真由美さんは、盛り付けを始めました。

 

そんな様子を尻目に、お弁当のお役御免となった自分は、ランチをはじめ、

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様々なコースでお出しする“南京豆腐”を、仕込みました。その後、

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先日入荷した6本の三重県産のとらふぐ(天然)の皮とひれの掃除をずることにしました。   出刃包丁で、

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棘を取り終え、その次に、

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ひれを半分に、包丁しました。その頃には、

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真由美さんの孤軍奮闘のおかげで、

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お弁当は、冒頭の写真のように、仕上りました。その後、真由美さんは、

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蓋をし、

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紐をかけ、

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箱に入れ、

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それぞれの数を、

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記しておき、完全に仕上げてくれ、あとは、お客様が、取りに見えるのを、待つばかりとなりました。ふぐ皮とひれの掃除を終えた自分は、

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白米を研ぎ、雑穀を水に浸しておき、真由美さんは、

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最後の洗い物をしていました。その後、自分は、

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包丁を砥ぎました。そして、明日は、

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三重から、この7本のとらふぐ(天然)が入荷するので、真由美さんに、

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まな板周りを養生してもらい、定休日の仕事は、終わったのでした。

 

結果的に、先週同様、定休日の月曜日に、仕事をし、営業しましたが、多くの方達は、「休みなのに、何故?」とか、「休みは休みで、取った方がいいよ。」とか、「休養は、大事だよ。」と、仰ってくれますが、一人仕事というより、真由美さんと2個1での仕事ゆえ、お互いの都合と確認さえあれば、基本的に、ご予約を受けさせて頂いています。

 

定休日とはいえども、対応出来るのも、個人店の良さでもありますし、飲食店のようなサービス業は、お客様が楽しんでいる間に、仕事をするものであると思っているので、気にしたこともありませんし、する気もありません。

 

ただ、個人店というより、天上天下唯我独尊の一人仕事ゆえ、自分勝手な都合で、急なお休みや、営業時間の変更をさせて頂くこともございます。

 

また、月曜日の営業、御予約などに関しては、明確な線引きもありませんし、それこそ、時と場合次第のケースバイケースですので、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

 

★★★ 期間限定 会席料理 ★★★

2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。

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先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。

ありありの定休日

今日は、定休日でしたが、明日(23日)は、

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沼津の魚市場が、

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休みということもあり、仕入れに行って来ました。少ないながらも、金目鯛(御前崎)が、

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良さげでしたので、

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1,5キロのものを、1枚仕入れることにしました。また、

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真鰯(沼津)も良かったので、

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仕入れました。この他にも、冷凍ものや小物などを仕入れ、『佳肴 季凛』に戻りました。

 

先ほどお話ししたとように、今日は定休日でしたが、ランチの御予約だけでなく、お弁当のご注文も頂いていたので、お昼だけ営業しました。

 

ランチの営業時間中、合間を見ながら、

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刺身の妻を剥いたり、

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“サラダ素麺”の野菜を、包丁出来るように、準備しておきました。

 

そうこうしていると、ランチの営業時間も、終わったので、デザートをお出しする頃には、

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お弁当の煮物や焼物も、仕上がっていました。ラストオーダーとなり、他のお客様のお料理の目途がついたので、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

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厨房に、折を並べ、

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お弁当の盛り付けを始めました。お客様もお帰りになったので、自分は買い出しに出掛けました。戻ると、

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このように仕上がっていました。買い出しに行って来たのは、

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豚肉のロースで、戻ると、真由美さんは、明日のお弁当の折を、準備していました。豚肉のロースは、お弁当の揚物に使うので、包丁し、

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塩、胡椒をしたら、

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真由美さんに、

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パン粉をつけてもらいました。その後、

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西京漬に仕込む3本の銀鱈(アラスカ)と、

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お弁当用の鶏肉の照焼を仕込んだものを、冷凍庫から、出しておきました。

 

また、とんかつと鶏肉の照焼入りのお弁当で、しかも、

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ボリューム重視のお弁当ですので、白米を研いでおきました。

 

そして、真由美さんの誕生日が、25日ということで、少し早めでしたが、家族で、

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鱈場蟹の蟹すきを食し、仕入れ、ランチの営業、お弁当、様々な仕込みと、“ありありの定休日”は、終わったのでした。

3日分のお弁当の準備

今日は、お弁当のご注文はありませんでしたが、明日から3日連続で、お弁当のご注文を頂いているので、

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煮物の仕込みをしました。冷めたら、

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それぞれの日ごとに、数を振り分けました。日によって、数も違うので、

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バットの側面に、

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曜日と数を書いたものを、貼っておきました。3日分ですが、一つだけ、蒟蒻が無いのに、お気づきかと思いますが、月曜日は、数も少ないので、

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蒟蒻の代わりに、白滝を使うことにしました。白滝は、蒟蒻のような濃い目の味つけではないので、野菜と一緒に、煮含めてあります。

 

煮物以外には、

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つくねの蕃茄煮を仕込みました。蕃茄とは、トマトのことで、トマトケチャップを使った味付けにしてあります。仕込んだのは、

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月曜日と火曜日の分でした。というのも、明日は、つくねの代わりに、

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生の本鮪の南蛮漬を使うからです。

 

また、海老の酒煮も、

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明日と明後日の分しか、

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仕込みませんでした。火曜日も使うのですが、煮物のように、当日火を入れることもないので、仕込むのは、明日か、明後日です。

 

海老の酒煮同様、明日と明後日分しか、準備しなかったのが、

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焼物に使うサーモンの西京漬で、これも、海老の酒煮同様、明日以降の予定です。

 

お弁当に使う料理の仕込みは、こんな感じでしたが、営業が終わってから、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

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折の準備をしていました。曜日ごとに、

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数を書いておいたのですが、明日のお弁当は、法事用のものですので、

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紐は、白と紫のものです。火曜日のものは、

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料理内容も違うので、別の容器も、準備しておきました。また、月曜日と火曜日のお弁当は、

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お茶付ですので、お茶も準備しておきました。

 

そして、お客様がお帰りになった後、

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明日の16個分の折を、テーブル席に、並べておきました。あとは、明日、仕上げるのみです。

ランチを休んで、お弁当

今日は、

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夕方までに仕上げなくてはならないお弁当のご注文を、沢山頂いたので、お昼の営業を、お休みさせて頂きました。

 

数にして、約70人前でしたので、昨日の夜の営業が終わった時点で、

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テーブルをつなげ、

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折を並べたのですが、並べきれないものは、

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カウンターで、盛り付けるように、準備しておきました。

 

そして、明くる日の今日、ひと通りの仕込みを終えてから、最初に取り掛かったのが、玉子焼で、1本あたり、20人分ですので、

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4本焼かなくてはなりません。焼き上げる間、隣りのガス台では、

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煮物の蒟蒻の仕上げるため、火にかけ、

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先ずは、1本目を焼き上げました。

 

その頃、

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離れた別の厨房では、同じく煮物用の牛蒡とさつま揚げを、火にかけており、その様子は、揚物に使う鶏肉に、片栗粉をつけていた女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、

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任せることにしました。蒟蒻が煮上がると、牛蒡とさつま揚げの入った鍋を移動し、

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自分は、再び玉子焼に、取り掛かりました。これらが煮上がったら、今度は、

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人参を火にかけました。その頃には、

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玉子焼きも仕上り、人参を火にかけている頃、

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揚物の烏賊の新挽揚げに、取り掛かり始めました。

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揚げ上がった頃には、

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ようやく人参も煮上がりました。その後、サーモンの西京焼が仕上がった頃、バイトも

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盛り付けに参戦し、

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一気に仕事が、

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はかどりました。そうこうしていると、

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ひじき御飯も炊き上がったので、第二弾用に、

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別のバットに移し替えておきました。

 

その頃、洗い場では、普段から、諸々の雑用をしてくれている義母が、

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洗い物をしてくれており、ひと通りのものを仕上げた自分は、

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日曜日以降のお弁当に使うバットなどを、準備しておきました。ここまできたら4コーナーを周ったようなものです。

 

煮物と御飯、

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焼物などを盛り付けた口取りと揚物が、

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このように仕上がり、それぞれを組み合わせたのが、

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こちらです。それぞれを、

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上下二段に重ねたら、

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蓋をかぶせ、

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紐を掛け、

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箸を乗せ、

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箱に詰めました。カウンターと、

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テーブル席に、

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お茶と一緒に置き、お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。

 

ところで、お弁当とは全く関係ありませんが、ランチの営業をお休みさせて頂いたこともあり、天気も良かったので、

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色が落ちていた玄関周りの柱を、

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ペンキ屋さんに、塗装し直してもらいました。

 

お弁当のご注文は、これまで、何度も頂いているのですが、今日のような数は、初めてでしたので、仕上がるまで、少し不安というか、緊張感がありましたが、かつて勤めていた店のことを思い出しながら、仕事をしていました。そんな思い出については、こちらをお読み下さい。

 

今更ながら、職人仕事は、身体で憶えることゆえ、いつまで経っても、忘れないことを感じました。“雀百まで、踊り忘れず”とは、よく言ったものです。仕事の殆どは、師事した親方や先輩達に教わったものばかりですし、自分オリジナルの料理であっても、それらが基礎となっています。

 

これからも、日本料理の伝統を受け継ぎながら、日々、仕事をし続ける姿勢だけは、失いたくないものです。

お弁当の後は、富山県氷見産の真鰯の下拵え

昨日お話ししたように、今日は、

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お弁当の仕上げから、一日が始まりました。数もそれほど多くなかったので、ひと通りの料理が出来上がったら、明日のお弁当用の煮物を仕込むため、盛り付けを始める前に、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、

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人参など野菜の皮を剥いてもらい、

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包丁し、

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煮含めておきました。このまま、冷蔵庫にしまい、明日、煮上げます。この間に、真由美さんは、盛り付けをしてくれ、揚物と焼物などが入った口取りは、

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このように仕上り、御飯と煮物は、

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このように仕上がり、

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それぞれを組み合わせ、完全に出来上がりました。その後、しばらくすると、

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宅配便で、富山県氷見から、荷物が届き、

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中には、真鰯が、10キロほど入っており、その数は、約100本でした。そのうちの約半分の真鰯の大きさは、

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100グラム前後のもので、残りは、

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ひと回りくらい小さい70グラム前後のものでした。先ず、

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頭と腹の部分を落としました。身の部分は、

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100グラムサイズ(写真左)と、70グラムサイズ(同右)に分けておきましたが、少数派として、

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この2つのサイズよりも小さいものが、5本と、豆鯵が2本と、鰯は鰯でも、別の種類のうるめ鰯が、1本いまいした。

 

通常というより、殆どの料理人が捨ててしまう頭ですが、

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使い道があるので、包丁目を入れ、取っておきました。こんがり焼いてから、

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一番出汁を取った鰹節、昆布、干し椎茸の足と、野菜の手くずと一緒に、3時間以上かけて、ゆっくり煮出すのですが、昨日仕入れた鹿児島県産の鯵の頭と中骨の部分もあったので、これだけの量になってしまいました。

 

これらのあらの部分を、掃除するのは、

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いつものように、

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真由美さんとバイトの役目です。その後、あらの掃除を終えた真由美さんは、

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水洗いし終えた70グラムサイズのものを、きれいに拭き上げてくれました。この真鰯は、揚物と南蛮漬に仕込むことにしました。

 

一方、100グラムサイズの方は、

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水洗いをし終えたら、

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丸ごと煮るための下拵えとして、2時間ほど、塩をしておきました。

 

この後の仕込みについては、次回以降お話ししますが、今日のお昼は、

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今朝のお弁当の余りものと、真鰯の塩焼をおかずにしました。小さいながらも、脂も程良く乗っているでかけでなく、身の質も良かったので、他の料理の仕上りも、期待出来そうです。

 

★★★ 期間限定 会席料理 ★★★

2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。

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先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。

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