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もっとおいしいお話し

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天然のとらふぐの返り血

昨日、焼津の魚市場で、天然のとらふぐを仕入れられなかったお話しをしましたが、そんな無念の想いを晴らしてくれたのが、

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今朝届けられた三重県産の天然のとらふぐ3本で、水曜日だけあって、スイスイ泳いでいました。そのまま水槽に入れ、ランチの営業が終わってから、

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3本全て、卸しました。卸す前には、いつものように、カウンター回りを、

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養生します。活きているので、

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まな板の上に乗せると、お腹を膨らませることもしばしばです。卸す前には、

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頭の付け根のところに、包丁を入れ、締めます。締めたからといって、すぐに動かなくなることはありません。

 

ふぐを卸す時は、口ばしとひれを落としてから、周りの皮を剥いでいくのですが、背の黒い部分を剥いでから、お腹の白い部分を剥ぎます。

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この時、尾びれを包丁で抑え、強く引っ張ると、

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こんな風に、皮の部分がはぎ取れます。強く引っ張るだけでなく、卸すときに、暴れるので、s-PA082252

このように、血が飛ぶだけでなく、

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皮に付いている粘膜も、飛んだりします。言うなれば、“天然のとらふぐの返り血”です。

ちなみに、この中には、

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普段使う包丁が、入っています。このままでは、衛生面で良くないので、

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ホールのバイトに、手が空いている時に、きれいにふき取ってもらいます。また、飛び散る場所は、

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ここだけでなく、こちらもきれいにふき取ってもらうのですが、まな板から、ここまでは、2メートルくらいあります。それくらい、ふぐを卸す仕事は、大がかりで激しい面と、有毒部位を取り除くという神経質な面を持ち合わせているのです。

 

ふぐ以外の殆どの魚は、大きいものであれ、小さいものであれ、鱗を引き、頭を落として、水洗いをしてから、卸すので、このようなことはありません。

 

ちなみに、これ以外の魚で、思い浮かぶのは、穴子と鰻(うなぎ)くらいかもしれません。この2つは、ふぐ同様に、活きたものを締めてから、そのまま卸すことが、多い魚ですが、目打ちで固するので、ふぐのようなことは、ありません。また、同じような長い魚の鱧(はも)は、普通の魚のように、水洗いしてから卸します。そんな鱧の卸し方は、こちらをご覧下さい。

 

普通の魚を扱う時とは違う仕事が、多いのが、ふぐならではのことで、こんな特異性に魅せられる自分も、特異なのかもしれません。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 贈答用 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【贈答用 西京漬】をご用意いたしております。
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銀鱈、サーモン各3切入  税込3,600円     ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

焼津でも、撃沈

夕べ、天然のとらふぐが入荷するとの連絡があったので、今朝は、普段通う沼津の魚市場が休みということもあり、先日行った焼津の魚市場、行って来ました。市場に着くと、

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焼津産の天然のとらふぐが、

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ご覧のように、6本入荷しており、3,3キロと3,6キロのジャンボサイズが2本と、

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その隣には、1,0キロと0,9キロの2本、

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さらに、その隣には1,0キロと0,8キロの2本が、入荷していました。

 

10月に、ふぐ漁が解禁になってから3回目の入荷ということだっただけでなく、普段行き慣れていない魚市場ですので、相場は全く見当もつかないながらも、希望の金額を仲買人に伝えていたのですが、付いた値段は、とんでもないもので、かすることなく、セリは終わり、先週の沼津の魚市場での天然のとらふぐのセリと同様に、撃沈してしまいました。

 

前回、焼津の魚市場に来た時は、社会科見学状態でしたので、仕入れはしませんでしたが、今朝のように、仕入れ目的で来たというより、天然のとらふぐの“1点買い”であったとはいえ、仕入れた魚が、全くなかったことは、この業界に入って初めてのことでした。

 

2回目という“アウェー”に息巻いて、出向き、撃沈されての帰路の空しさは、例え様のないこと、この上なく、そんな無念の想いを帳消しにしたいがために、

写真: 今朝、ふぐを仕入れられなかったストレスは、ふぐ皮を仕込むことでは、解消出来ませんでした・・・。

ふぐ皮の仕込みをしたものの、その空しさと無念は、無くなるどころか、かえってストレスになったのでした。

愛知産の天然とらふぐは、撃沈するも、和歌山産のさばふぐはGET

台風一過の今朝、沼津魚市場に行くと、思ったよりも魚の入荷が多かっただけでなく、

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和歌山県産のさばふぐが入荷していただけでなく、

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愛知産の天然のとらふぐ(3本)入荷していました。ご覧のように、1本は、

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1,2キロのもので、残りの2本は、

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1,0キロのものでしたが、予想以上の競り値がついてしまい、撃沈に終わってしまい、不完全燃焼そのもでしたが、

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さばふぐの方は、思うような値段でセリ落とすことが、

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出来、モヤモヤ感は、気休め程度に和らぎました。また、このさばふぐ以外にも、

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同じ和歌山産のさばぶぐ(4,8キロ)を仕入れることが出来、合計で、

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8,8キロでした。ちなみに、本数ですが、上奥のものは、18本入っており、手前のものは、ご覧のように、27本で、合計45本でした。

 

これだけの数だっただけでなく、

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ランチの営業前までに、お弁当を仕上げなければならなかったので、さばふぐの仕込みは、営業終了後になってしまいましたが、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、いつものように手伝ってくれたので、

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思ったよりも早く終えることが出来、このまま唐揚用に、包丁してから、

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急なご予約や魚の入荷が少ない時に備えて、冷凍出来るように、真空しておきました。そんな今夜は、

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さばふぐの切り落としの唐揚と、お弁当の残りを肴にして、一日を振り返ったのでした。

 

★★★ 期間限定 特別ランチ ★★★

冬期限定で、ふぐ料理【 “ふぐ皮刺し”、“ふぐの唐揚げ” 】をご堪能出来る、特別ランチコース(全9品)を御用意致しました。

 

ランチで忘年会を、お考えのお客様向けのコースです。この時季ならではの本物の味を、是非ご賞味下さい。

皆様のお越しお待ち申し上げております。
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(全9品 4,200円)
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店主 志村     にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ    にほんブログ村 料理ブログ 和食・日本料理(レシピ)へ

初めて見た膨らんだ“しょうさいふぐ”

今日は、由比産のしょうさいふぐが、

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活きたまま、久し振りに入荷しました。例年、由比産のしょうさいふぐは、5月から6月にかけて、定置網にかかったものが入荷することが、殆どです。そんな様子は、こちらをご覧下さい。しょうさいふぐは、

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手のひらに乗る程度の小型のふぐです。ふぐは、その名の通り、お腹を膨らませるのが特徴で、それが、名前の由来ともなっています。

 

これからの時季、多く入荷し、【佳肴 季凛】でもお出ししているふぐの中で、最も美味しいとされるとらふぐも、

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このように、膨らみます。一度に、何度も卸すことも多いので、締めた後、シンクに入れておくと、

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排水口の栓代わりになることも、しばしばです。しょうさいふぐも、とらふぐと同じふぐの仲間ですので、膨らむはずですが、これまで数えきれないほどのしょうさいふぐを、卸しているにも関わらず、実を言うと、膨らんだしょうさいふぐを見たことは、ありませんでした。

 

ただ、今日は、偶然にも、

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膨らんだしょうさいふぐを、初めて目にし、手乗り文鳥ならぬ手乗りしょうさいふぐを、手にすることが出来ました。こんな風に、ふぐが、お腹を膨らますことが出来るのは、

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他の魚とは違い、肋骨が無く、膨張嚢(ぼうちょうのう)という器官に、水や空気を吸い込んで体を膨らませませることが出来るからです。また、水の場合、自身の体重の4倍もの水を吸い込むことが出来、背びれと知りびれの屈筋がよく発達していることもあり、お腹を膨らますことが出来るのです。

 

他の魚にはない味同様に、このような性質も、一介の料理人の自分が、自称“富士市でふぐが一番好きな料理人”になってしまう理由かもしれません。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は五周年を迎えました。そんな感謝の想いを込めた夜の会席コースを御用意致しました。
なお、お召し上がり頂ける期間は、10月13日(日)までとなっております。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

成長途上の天然のとらふぐの白子

今日最初の仕込みは、昨日の写真に、アップした三重県産の天然のとらふぐ4本を、

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卸すことでした。このうちの1本は、1,2キロのもののオスでしたので、

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白子と呼ばれる精巣が、ありますが、10月上旬ですので、それほど成長していません。水洗いしても、その大きさは変わることはありませんが、手に取ると、その大きさは、

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もっと、お分かりいただけると、思います。この他の3本のとらふぐは、全て0,8キロ前後のもので、そのうちの1本が、オスでしたが、オスとは言っても、魚体としては、先ほどのものより、3割も小さいので、

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白子も、この程度の大きさというより、ただの雌雄選別のための生殖腺でしかありません。

 

例年、白子が成長するのは、冬の気配を感じる11月半ばで、自分の目安としては、【佳肴 季凛】にある薪ストーブの火を、常時点け始める頃です。

 

白子を味わうには、まだ早いのですが、当店では、去年の10月から、今年の2月末までの間に獲れたばかりの天然のとらふぐの白子を、真空パックして、マイナス40度で、冷凍してあるので、白子料理は、いつでもお召し上がり頂くことが出来ます。

 

焼いて良し、湯がいても良し、揚げても良しの天然とらふぐの白子は、別途のご注文となりますので、ご希望のお召し上がり方を、お申し付け下さい。

沼津産&三重県産の天然のとらふぐ、さらに“大間の鮪”

今朝は、沼津の魚市場に、

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仕入れに、行って来ました。今朝も、着いてから、いつも通り、活魚の生簀に向かいました。生簀に行くと、地元の沼津産の天然のとらふぐが、2本入荷しており、1本は、

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3,1キロのもので、もう1本は、

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2,9キロのもので、共に自分が言うところのジャンボサイズのとらふぐでした。どちらも、良さそうな感じでし、たので、仕入れることにし、

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3、1キロのものは、仕入れることが出来ました。ちなみに、“58”というのは、自分の仲買人の番号です。一方、

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2,9キロの方は、セリ負けてしまい、あえなく撃沈・・・。

とは言え、1本は仕入れることが出来たので、

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そのまま活かして、持ち帰りました。ただ、今日は、一昨日同様、7本のとらふぐ(天然)が、活きたまま、三重県から入荷することになっていたので、

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宅配便の営業所に立ち寄すると、既に

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荷物は到着しており、そのまま【佳肴 季凛】へ。活きたままですので、その状態が気になり、発泡スチロールを開けると、

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7本全て、長旅の疲れもありながらも、泳いでいました。また、ドライブを楽しんできたジャンボサイズのとらふぐも、

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その大きさ同様、威風堂々としていました。一度に、これら8本を卸し、下処理を終えることが出来ないので、

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ジャンボサイズを含め、4本を卸すことにしました。三重県産のものは、1キロ弱のものですので、

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並べてみると、その大きさの違いは、大人と子供のようです。そうこうして、全て卸し終えた頃、東京・築地から、

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これらの天然のとらふぐ同様、延縄で獲れた天然&生の本鮪(青森県・大間産)が、届けられました。今日の“大間の鮪”は、鮪屋の社長が言うように、「季凛さん好みで、気にいるのは、120%!」のものでした。

赤身が抜群である以上、中トロの部分は、

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輝かんばかりの美しさは、貴婦人そのもので、奥座敷に奉りたくなるほどです。

このような仕入れで、一日は始まったのですが、一日の営業を終え、一通りの片付けをして、残りのふぐの様子を、水槽に確認に行くと、

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4本全て、スイスイでしたので、ふぐを卸すために、

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まな板回りを養生して、仕事が終わりました。明日は、4本のふぐを卸すことから、一日は始まり、自称“富士市でふぐが一番好きな料理人”の自分にとっては、願ったり叶ったりです。

ふぐの美味しさは、多くの人が認めることで、自分も何ら異存はありませんし、それ以上に、仕事へのモチベーションを高めてくれる魔力すらあるくらいの食材であるふぐとは、一体・・・・・。

釣りものの天然のとらふぐの証

今日も、昨日同様、

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静岡の市場に通う富士市内の魚屋さんから、静岡県産の天然のとらふぐが、2本届けられました。ランチの営業中ということもあり、

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そのまま水槽に入れ、

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ランチの営業が終わってから、2本とも卸しました。この時季、入荷してくる天然のとらふぐは、静岡県産のものに限らず、殆どが、延縄漁による釣りものです。とらふぐに限らず、釣りものの魚は、網で獲れたものと違い、身の痛みも無いので、味が落ちることもありません。つまり、獲り方が、味の良し悪しを左右し、さらに言えば、釣りものは本物を味わうためのものなのです。

 

今日の2本も釣りもので、そののうちの1本のとらふぐには、

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このように、釣針が付いたままでしたので、何の疑いもなく釣りものの証です。このとらふぐについていた針は、

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こんな感じのものでした。今日のように、釣針がついてるのが、分かるものもあれば、時には、喉の奥の方に残っていることもあります。

 

これまでにも、釣針がついたままのとらふぐを、何度も卸したことがありますが、はっきりした記憶はないものの、その釣針の形や大きさは、必ずしも同じでないような感じがするだけでなく、その違いは、ふぐ漁をする漁師の方々の知恵や工夫の証で、その証は、釣りものの証以上に、本物の素材の味の証なのかもしれません。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は五周年を迎えました。そんな感謝の想いを込めた夜の会席コースを御用意致しました。
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昨年同様、静岡県産と三重県産の天然とらふぐで始まりました

今日(10月2日)の静岡新聞を、

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開くと、

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昨日解禁になった遠州灘の天然のとらふぐ漁の記事が、載っていましたが、遠州灘に限らず、全国的に天然のとらふぐ漁が、解禁になるのも、昨日の10月1日で、それにあわせて、【佳肴 季凛】のふぐ料理も、ご予約なしでも、お召し上がりいただけます。当店のふぐ料理については、こちらをご覧下さい。

 

そんな今日は、朝から、天然のとらふぐが、入荷して来ることになっていたので、

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近所の宅配便の営業所まで、取りに行くと、

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こんな感じで、発泡スチロールが置かれていました。荷物を受け取り、【佳肴 季凛】に戻り、

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箱を開けると、

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3本のふぐが、スイスイと泳いでいました。このふぐは、三重県産の天然のとらふぐです。一通りの仕込みが済むまで、卸すことは出来ないので、とりあえず、

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これからの時季、【私設富士市ふぐ水族館】と化す水槽に入れておき、ランチの営業前までに、3本全て卸しました。

 

ランチの営業が始まり、しばらくすると、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんからも、

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天然のとらふぐ(4本)が、届けられ、

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今朝同様、水槽へ。ランチの営業が終わり、水槽を見に行くと、

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3本が、普通に泳ぎながらも、時折こんな状態になったりしていたので、全て卸すことにしました。結局、解禁直後の天然のとらふぐの入荷は、昨年同様、三重県産と静岡県産のもので、今年のふぐシーズンの初日に卸したのは、

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三重県産の3本と、

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静岡県産の4本の合計7本でした。

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ただ、昨年同様、不漁が予想される今シーズンですが、少しでも多くの天然のとらふぐが、水揚げされることを期待するばかりです。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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ふぐ料理には欠かせないぽん酢に仕込んだ大分産のかぼす

昨日、取引先の酒屋さんから、

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大分産のかぼすをもらいました。

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毎年、この時季になるともらって、アイスに仕込むのですが、先週、摘果蜜柑をもらって、アイスにするように仕込んだばかりなので、今回は、まもなくシーズンが始まるふぐ料理などに使うポン酢に使うことにしました。

 

きれいに洗って、乾いた布巾でよく拭いてから、

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半分に包丁し、

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一つずつ、

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手で搾っていきます。最終的に、濾すので、種もそのままです。そんなに数もなかったので、

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時間も、それほどかかりませんでした。また、定休日の今日は、全国的に、

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9月23日の秋分の日にして、お彼岸の中日ということもあり、

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家族で、お墓参りに行って来ました。「暑さ寒さも、彼岸まで」とは、よく言ったもので、日中暑い日もありますが、いよいよ秋本番です。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は五周年を迎えます。そんな感謝の想いを込めた夜の会席コースを御用意致しました。
なお、お召し上がり頂ける期間は、10月13日(日)までとなっております。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

静岡県沼津産の天然のとらふぐと迎えた開店五周年

お陰様で、本日、平成25年9月18日をもちまして、

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日本料理店【佳肴 季凛】は、開店5周年を迎えることが出来ました。雨が降る中、沢山の生花と共に、開店を迎えたのが、昨日のことのようです。

 

そして、毎年、9月18日を迎えると、その時のこページを読み返さずには、いられません。それぞれの年については、こちらをご覧下さい。一周年二周年三周年四周年

 

五年経っても、大して変わっていないと自分自身思うのですが、果たして、それが、良いのか、悪いのか・・・。そうは言っても、これからも、その愚直とも言うべきスタイルは変わらないでしょうし、変えるつもりもありませんし、未来永劫、天上天下唯我独尊のままだと、自分では思っています。

 

そんな今日は、いつも以上に、新鮮な気分で、沼津の魚市場に行きました。市場に着くと、

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ちょうど陽が昇ろうとする時で、今朝の気分が、さらに新鮮なものになり、市場の活魚の生簀に向かうと、

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地元・沼津産の天然のとらふぐが、2本入荷していました。そのうちの1本は、

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2,3キロのもので、もう1本は、

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1,3キロのものでした。これまで、当ブログを御読みになっている方は、自分のふぐ、とりわけ天然のとらふぐに対する想いは、かなりのものですし、ましてや、満五歳を迎えた当店を、自ら祝福する意味で、高値になっても仕入れる覚悟でいました。

 

セリが始まり、

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先ず、2,3キロのものをセリ落とすことが出来ました。ちなみに、“58”というのは、自分の仲買人の番号です。さらに、

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1,3キロのものも、セリ落とすことが出来、先ほど同様、“58”という札が付けられています。2本共、仕入れることが出来たので、自分としては、今日の仕入れは、満足度120%でした。そのまま、活かしたまま、

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発泡スチロールに入れ、持ち帰り、卸したのですが、自分だけ満足というわけにはいかないので、自分を支えてくれる女将兼愛妻(!?)の真由美さんの大好きな雲丹(うに)を、

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感謝の気持ちを込め、手土産にすることにしました。仕込みをしていると、常連のお客様から、

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生花を頂き、カウンターや、

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レジのところに置かせて頂きました。写真こそありませんが、これ以外にも、生花を頂き、身に余る思いでした。

 

どうにかこうにか、ここまで辿り着きましたが、料理人としても、経営者としても、まだまだですし、派手なところには憧れてはいても、地味にしか進めない自分そして、自らの現身でもある【佳肴 季凛】を、今後とも、どうぞ宜しくお願いします。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は五周年を迎えます。そんな感謝の想いを込めた夜の会席コースを御用意致しました。
なお、お召し上がり頂ける期間は、10月13日(日)までとなっております。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

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