グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

富山県氷見産の“ジャンボちゃん”こと、特大とらふぐ&真ふぐ

今日は、沼津の魚市場へ

s-P4120139

仕入れに行きました。その帰りに、

s-P4120142

宅配便の営業所に寄り、

s-P4120143

富山県氷見から届いた荷物を受け取ってから、

s-P4120144

『佳肴 季凛』に戻りました。中を開け、

s-P4120146

先ず取り出したのが、

s-P4120147

真ふぐで、

s-P4120148

この下にあったのが、

s-P4120151

とらふぐでした。もちろん、どちらも、、

s-P4120154

天然ものです。となれば、出てくるのは、例の合言葉の萌え燃え・・・

 

また、真ふぐは、

s-P4120149

全部で、12本ありました。先程、どちらも、天然とお話ししましたが、ふぐ類の中で、養殖ものがあるのは、とらふぐだけです。

 

他のふぐ類も、養殖が、可能なはずですが、養殖をしないのは、採算が合わないからで、これは、ふぐ類に限らず、全ての魚に当てはまることです。

 

今日のとらふぐの目方は、

s-氷見ジャンボ  412

4,3キロで、この写真は、氷見の魚市場で、送り主の魚屋さんが撮ったもので、自分が“ジャンボちゃん”と呼んでいる特大サイズのものです。また、今日の真ふぐ中で、一番大きかったものは、この“ジャンボちゃん”の半分の目方で、

s-P4120152

2,3キロでした。とらふぐほど大きくはならない種類の真ふぐですが、この目方なら、真ふぐ版の“ジャンボちゃん”になるのは、確実です。

 

最初に、“ジャンボちゃん”を卸したのですが、メスでしたので、真子(まこ)と呼ばれる卵巣が、

s-P4120155

入っていました。真子は、猛毒なので、不可食部位ですので、食べると、痺れてしまいます。その後、真ふぐを卸したところ、

s-P4120158

メスもいたり、

s-P4120156

オスもいました。

 

真ふぐも、とらふぐと同様に、真子は食べることは出来ませんが、白子と呼ばれる精巣は、無毒ですので、食べることが出来ます。その中でも、天然のとらふぐの白子は、ありとあらゆる食材の中でも、最も美味とされるものの一つでもあります。

 

卸してから、水洗いし、

s-P4120159

拭き上げました。ご覧のように、真ふぐが、身というか胴体の部分だけで、尾びれも、切り落としてあるのは、真ふぐのひれが、皮同様、猛毒ですので、不可食部位だからです。

 

結局、12本のうち、

s-P4120160

7本がオスで、このような白子をGETしました。天然のとらふぐの白子の足元には、及びませんが、その美味しさは、なかなかのもので、この白子を使って、“白子豆腐”を仕込む予定です。

 

ということで、次回のお話しは、真ふぐの白子の仕込みというか、下拵えについて、お話しします。

今季初入荷の鱧は、チビとらと同じ愛知県産、そして那智勝浦産の生の本鮪

昨日(金曜日は、

s-P4080057

沼津の魚市場に行き、その帰りに、

s-P4080058

宅配便の営業所に立ち寄り、

s-P4080060

二つの荷物を受け取ってから、『佳肴 季凛』に戻りました。

 

『佳肴 季凛』に戻り、最初に、取り出したのは、

s-P4080062

魚市場で仕入れてきた鹿児島産の鯵と、

s-P4080063

富山県産の蛍烏賊でした。魚市場で仕入れたのは、これら以外には、冷凍ものだけでした。

 

その後、宅配便で届いた一つ目の発泡スチロールを開け、

s-P4080064

取り出したのが、

s-P4080068

自分が“チビとら”と呼んでいる500グラム以下の小さい天然のとらふぐと鱧でした。

 

御覧のように、“チビとら”が、6本で、鱧が5本で、どちらも愛知県産のもので、鱧は、今季初入荷でした。“チビとら”と言えども、天然のとらふぐですので、もちろん、萌え燃え・・・の気分なのは、言うまでもありません。

 

どちらも、活〆にされたものですが、鱧は、

s-P4080066

はらわたを取り除いてあります。自分の要望で、このようにしてもらってあるのですが、その理由は、鱧の内臓に、餌が入ったまま、死んでしまうと、その臭いが、身についてしまうことが、あるからです。

 

そして、二つ目のものに入っていたのが、

s-P4080067

和歌山県那智勝浦産の生の本鮪でした。

 

鯵の仕込みが終わったので、水洗いを、女将兼愛妻(!?)の真由美さんにお願いし、自分は、

s-P4080069

“チビとら”を、卸すことにしました。鯵の水洗いを終えた真由美さんは、その次に、

s-P4080070

“チビとら”の水洗いをしてくれ、その頃までに、自分は、

s-P4080071

鱧を水洗いし、卸し終えたので、

s-P4080081

鱧の下拵えで欠かせない骨切をすることにしました。今日の鱧は、“鱧しんじょう蒸し”に仕込むので、骨切を終えたら、

s-P4080082

身を下にして、

s-P4080083

皮目が上になるようにしておきました。これに、

s-P4080087

刷毛で、小麦粉をつけました。

 

その頃、真由美さんは、

s-P4080085

鱧の身を乗せる“しんじょう”を、丸く形に取っていました。“鱧しんじょう蒸し”については、こちらをお読み下さい。

 

その後、鱧の身を乗せ、蒸気の上がった蒸器で、15分弱蒸すと、

s-P4080088

このように、仕上がりました。

 

前回お話しした岩牡蠣ではありませんが、暑いような寒いような陽気とは言え、季節の移ろいを、感じる今日この頃です。

三重県熊野産の天然とらふぐ&富山県氷見産の真鰯、鯵、魳(かます)

昨日と同じく、今日も、

s-P4060008

宅配便で、荷物が届きました。この発泡スチロールに入っていたのは、

s-P4060016

4本のとらふぐ(天然)で、

s-P4060017

三重県熊野産のものでした。予定通りの到着に、萌え燃え・・・

 

今日は、これとは別に、もう一個の荷物もあり、

s-P4060010

中に入っていたのは、

s-P4060013

真鰯、

s-P4060011

鯵、

s-P4060012

魳(かます)で、富山県氷見から、届いたものです。

 

最初に、とらふぐを、

s-P4060015

卸すことにし、卸し終えたものを、

s-P4060020

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いをしてくれ、

s-P4060026

拭き上げてくれました。また、4本のうち、2本がオスで、

s-P4060027

このような白子が入っていました。

 

その後、とらふぐを卸し終えた自分は、

s-P4060021

真鰯、鯵、魳の仕込みに、取り掛かりました。

 

真鰯と鯵は、お客様にお出しするために仕入れたものですが、魳は、賄い用でしたので、

s-P4060025

三枚に卸してから、中骨を抜き、生のパン粉をつけ、

s-P4060028

フライにし、今日のお昼のおかずにしました。魳をフライにしたのは、初めてのことでしたが、焼物に仕立てて、真価を発揮するような魚ですので、案の定の美味しさを、堪能しました。

 

これまでに、色んな魚を料理してきましたが、今日の魳のフライのように、“落とし穴”もあり、盲点はまだまだあるはずで、日々の努力の必要性を、改めて感じ、料理の道が、険しく、奥深いことも、思い知らされたのでした。

“ふぐ供養祭”の明くる日に、三重県産のジャンボちゃん

定休日の昨日は、

s-P4040045

ふぐのシーズンも終わりが近づいたので、“ふぐの供養祭”というより、“ふぐを喰おう祭”を、家族でしました。もちろん、10キロUPの“ジャンボちゃん”をGETすることや、子供達の進級祝いも兼ねています。

 

“ジャンボちゃん”とは、4キロ以上の特大サイズの天然のとらふぐのことで、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、独断と偏見にして、想い込みで、名付けたものです。

 

“喰おう祭”を堪能した明くる日の今日は、宅配便で、

s-P4050048

三重県から、荷物が届きました。中を開けると、

s-P4050050

活〆にされた“ジャンボちゃん”こと、天然のとらふぐが入っていました。目方は、

s-P4050051

6,1キロでした。この姿を見た以上、もちろん、気分は、萌え燃え・・・

 

“ジャンボちゃん”ですので、

s-P4050054

“萌え顔”を、撮らないわけにはいきません。

 

まな板に乗せ、

s-P4050052

卸すことにしたのですが、頭のつけ根に傷があるように、

s-45

活〆に、

s-sime45

されたものです。ちなみに、この写真は、送り主の三重の魚屋さんが、撮ったものです。

 

卸し始めると、

s-P4050055

まな板に、白い液体がありました。となれば、

s-P4050057

中から、ジャンボサイズの白子が出て来ました。

 

身と、

s-P4050059

白子を、

s-P4050058

水洗いし終え、

s-P4050060

二つあるうちの一つの白子乗せると、900グラムで、もう一つは、

s-P4050062

600グラムで、合計1500グラム=1,5キロでした。魚体が、6,1キロですから、4分の1が白子ということですので、まさに“泳ぐ生殖腺”です。

 

そして、夕べの“供養祭”というか、“喰おう祭”で、お供えものを忘れたので、今朝の“ジャンボちゃん”の白子を、

s-P4050064

お供えしておきました。

 

今日と同じく、明日は、この4本が、

s-4本  

三重から送られてくるので、

s-P4050007

まな板周りを養生して、一日の仕事を、終えました。ということで、明日も、萌え燃え・・・の一日になります。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。今月は、明後日7日(木)です。

ほんもの志向

今日は、仕込みをする前に、

s-P4010273

築地と愛知県から届くことになっていた荷物を、宅配便の営業所に行きました。荷物は、既に届いており、

s-P4010274

冷蔵庫に、保管されていました。受け取ったら、【佳肴 季凛】に戻り、

s-P4010275

最初に取り出したのが、

s-P4010278

東京・築地から届いた千葉県銚子産の生の本鮪でした。これと一緒に入っていたのが、

s-P4010279

ふぐ専用の葱で、“ふぐ葱”と呼ばれています。“ふぐ葱”については、こちらをお読み下さい。

s-P4010284

ふぐの本場の下関産で、何よりも、自分の目を惹いたのが、ほんもの志向という文字です。

 

次に取り出したのが、

s-P4010277

愛知県一色産の天然のとらふぐで、

s-P4010285

合計6本、ありました。もちろん、気分は、萌え燃え・・・

 

活け締めにされたものですが、送り主の魚屋さんは、包丁を使わずに締めるので、頭の付け根には、包丁の傷あとがありません。

 

魚の締め方には、基本的なものはあっても、人によって、それぞれで、どれが良いのかは分かりません。というのも、魚そのものの個体が、味の決め手でもあるからです。ただ、締め方によって、身質は、大きく変化するので、締め方も、調理方法の一つと言っても、過言ではないかもしれません。

 

今日は、6本のうち2本が、

s-P4010287

オスのとらふぐでしたので、

s-P4010288

このような白子が、入っていました。

 

その後、ランチの営業の合間を見ながら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

s-P4010289

この6本のとらふぐの皮の粘膜の掃除をしてくれ、自分は、

s-P4010290

火曜日と水曜日に卸した合計13本のとらふぐの棘を取り終えたら、今日の6本の手直しを、

s-P4010292

することにし、

s-P4010294

この6本の棘も取り終え、

s-P4010295

3時前に、休憩を取ることが出来ました。

 

これだけあると、心が折れそうになり、仕込むのをやめてしまいたくなりますが、手間暇をかけてこそ、料理の真価が問われるわけですし、今日入荷した“ふぐ葱”ではありませんが、本物志向であると、どうしても、手抜きは出来ません。

 

同じく今日入荷した生の本鮪も、天然のとらふぐも、然りです。それらを使う自分も、本物を目指し、背筋を伸ばして、日々の仕事に、精進したいものです。

 

こんなお話しした今日は、

s-P4020299

4月1日で、本物とは正反対の“エイプリルフール”だったのでした。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

同じ末日

今日は、お弁当の仕上げと盛り付けから、

s-P3310249

一日が、始まりました。

 

今日は、揚物ではなく、

s-P3310251

鶏肉の照焼にし、御飯も、

s-P3310254

松前御飯にしました。

 

今更ですが、盛り付けるのは、いつものように、

s-P3310252

女将兼愛妻(!?)の真由美さんでした。

 

そして、今日のお弁当の煮物と御飯は、

s-P3310257

このように仕上がりました。

 

その後、ランチの営業前に、ふぐ皮の仕込みをすることにし、自分は、

s-P3310259

さめ皮とも呼ばれる、表面の部分を包丁したのですが、これ以外の部分は、

s-P3310262

真由美さんに、

s-P3310265

包丁してもらいました。包丁し終え、全てを合わせたのが、

s-P3310266

こちらです。

 

また、夜の営業時間の合間を見ながら、火曜日に仕入れた静岡県焼津産と富山県氷見産のとらふぐ(天然)の皮と、

s-P3290211

水曜日に仕入れた愛知県一色産のとらふぐ(天然)の皮の粘膜を、

s-P3300238

真由美さんと、

s-P3310269

取りました。とらふぐの仕込みの中でも、この粘膜の掃除が、厄介なものの一つです。

 

ところで、先月の末日の29日も、今日のように、お弁当の盛り付けとふぐ皮の仕込みをしました。ただ、その日は、定休日で、今日は、

s-P3310267

ふぐ料理をはじめ、お客様に料理をお出ししながらの営業日でした。

 

来月(4月)の末日は、“二度あることは三度ある”の諺のようになるのでしょうか、それとも・・・・・。

「ふぐの日」の後夜祭

独断と偏見にして、想い入れで制定した「ふぐの日」だった昨日に引き続き、

s-P3300234

今日は、その後夜祭ということで、

s-P3300235

鮭ではなく、

s-P3300236

愛知県から、

s-P3300238

7本のとらふぐ(天然)が、入荷しました。となれば、もちろん、萌え燃え・・・

 

7本のうち、4本が、500グラム以下の“チビとら”で、

s-P3300240

もう3本が、

s-P3300241

1,0~1,5キロくらいのもので、このサイズのものを、自分は、“並とら”と呼んでいます。

 

ちなみに、2,5キロ以上、4キロ未満の大きいものを、“大ちゃん”と呼んでおり、4キロ以上の特大サイズのものを、“ジャンボちゃん”と呼んでいます。

 

今日は、色々と仕込みがあったものの、ランチの営業前に、

s-P3300244

卸し終えて、このままにしておき、休憩時間に、水洗いをし、

s-P3300245

休憩終了後、このように仕上りました。また、“並とら”の3本のうち、2本に、

s-P3300246

十分成長した白子が、入っていました。“チビとら”は、“2軍”ということで、ノーカウントですので、結果は、3打数2安打ということになり、かlくして、3月の「ふぐの日」は、後夜祭付きで、終わったのでした。

「ふぐの日」あれやこれや

今日は、

s-P3300233

3月に関係、29日ということで、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、独断と偏見、そして想い込みで制定した「ふぐの日」でした。

 

昨日に引き続き、沼津の魚市場に行くと、

s-P3290183

焼津から、自分宛てに届いていた天然のとらふぐが、

s-P3290185

水槽に入っていました。札に書かれている【47-9】というのは、自分の買い番で、既に、焼津の魚屋さんに発注済みのものでした。無事に、到着していた以上、気分は、萌え燃え・・・

 

左側の水槽に入っていたのが、

s-P3290186

この3本で、右側には、

s-P3290187

この2本が入っていました。そのまま取り出し、

s-P3290192

持参した包丁で、

s-P3290193

5本全て、締めました。ちなみに、このとらふぐは、4,0キロでしたので、所謂“ジャンボちゃん”です。

s-P3290194

久し振りに、活かしのとらふぐを、5本とはいえ、10キロ以上仕入れ、しかも、“ジャンボちゃん”もいたので、

s-P3290198

萌え燃え・・・の気分を、パチリ!その後、発泡スチロールに移し、

s-P3290201

【佳肴 季凛】に戻ることにしたのですが、

s-P3290203

宅配便の営業所に立ち寄ると、

s-P3290204

富山県氷見から届くことになっていた発泡スチロールが、ありました。中に入っているのは、鮮魚なのですが、この時季ですので、氷を多めにしてもらい、常温で、送ってもらっているので、このように、届いているのです。

 

【佳肴 季凛】に戻り、中を開けると、

s-P3290206

このような状態で、取り出したのは、

s-P3290207

1本のとらふぐと、5本のまふぐでした。となれば、MAX中のMAXで、萌え燃え・・・

 

また、ふぐと一緒に入っていたのが、

s-P3290210

真鰯でした。

 

6本のとらふぐと、5本の真ふぐを、

s-P3290211

卸し始めたのですが、焼津産の“ジャンボちゃん”には、

s-P3290213

魚体同様、ジャンボな白子が、入っていました。

 

ふぐを卸し終えたら、

s-P3290215

今度は、

s-P3290216

8キロ(約70本)の真鰯の頭とはらわたを取ることにしました。それでも、どうにかこうにか、ランチの営業前までに、

s-P3290217

ここまでの状態にしておくことが出来ました。

 

ランチの営業が終わると、

s-P3290221

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと水洗いをし終たら、

s-P3290223

今夜の“すっぽん料理”の御予約用のすっぽんを、

s-P3290224

卸すことにしました。休憩時間無しで、仕込みを終え、

s-P3290226

“すっぽん料理”でお出しするすっぽんの刺身や、ふぐ料理の準備を終えることが出来ました。

 

また、今夜は、今朝卸した氷見産のとらふぐの身をぶつ切りにして、

s-P3290227

味付けをしたものを、

s-P3290228

すっぽん料理のお客様に、追加料理としてお出ししました。“大ちゃん”と呼んでいる2,7キロの大き目のとらふぐでしたので、食べ応えと味わいは、格別です。

 

お客様の料理をお出しし終えたら、水洗いした真鰯を、

s-P3290229

煮るため、クッキングシートを交互に敷き詰め、

s-P3290230

落し蓋をして、明日仕込むため、冷蔵庫にしまっておきました。この後、後片付けをしましたが、明日も、とらふぐが入荷してくるので、

s-P3300231

まな板周りを、養生しておきました。ちなみに、明日のとらふぐは、愛知県産のものです。

 

そんなこんなで、「ふぐの日」の一日は、その名にふさわしく、ふぐメインで、ようやく終わりました。明日も、萌え燃え・・・で、一日が始まります。

ふぐあり、お弁当ありの定休日

今日は、定休日でしたが、沼津の魚市場に、

s-P3280136

仕入れに行って来ました。市場に来る荷物の殆どは、発泡スチロールなのですが、御覧のように、山積みにされているのは、

s-P3280152

釜揚げしらすで、

s-P3280144

2キロ入っており、愛知県産のものです。先程の写真では、

s-P3280139

収まりきらないくらい、

s-P3280140

入荷していました。これだけあれば、かなりのお値打ちですので、

s-P3280151

一枚だけ、仕入れることにしました。スーパーなどの量販店などは、山一つセリ落とすことも、しばしばです。

 

その後、隣りの売場にあった水槽に、

s-P3280146

焼津産の小型のふぐが、入荷しており、14本で、1,8キロと書かれていました。思った通りの値段で、

s-P3280150

セリ落してもらうことが出来、

s-P3280154

その場で、締めてから、

s-P3280156

持ち帰ることにしました。

 

また、別の売場では、

s-P3280148

先週のうちに、注文しておいた佐賀産のすっぽんや、

s-P3280149

冷凍ものなどを仕入れました。ちなみに、これらの写真に写っている“47-9”という数字は、沼津の魚市場での自分の買番です。

 

【佳肴 季凛】に戻り、先ず取り掛かったのが、

s-P3280158

お弁当の仕上げで、盛り付けるのは、

s-P3280159

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

 

数も、

s-P3280161

多くなかったので、揚物、口取り、

s-P3280160

御飯、煮物を盛り付け、

s-P3280163

このように、仕上がりました。いつもは、煮物の人参は、大き目の乱切りにして、2個盛り付けるのですが、今日の煮物は、

s-P3280162

お客様のご希望で、このようにしました。お弁当が仕上がる頃までに、

s-P3280165

木曜日のお弁当の煮物の仕込みも、

s-P3280166

終えることが出来ました。煮物は、このまま盛り付けるわけにはいかないので、当日の朝、煮上げます。

 

そうこうしていると、

s-P3280167

宅配便で、

s-P3280168

愛知県産のとらふぐが、3本届きました。500グラムにも満たないサイズの“チビとら”です。そのまま、沼津で仕入れたものと一緒に、

s-P3280169

卸すことにしたのですが、今朝の14本の中には、

s-P3280171

ひがんふぐ、

s-P3280172

しょうさいふぐが、1本ずつで、残りは、

s-P3280173

全てこもんふぐでした。ご覧のように、しょうさいふぐとこもんふぐは、よく似ているのですが、

s-P3280174

しょうさいふぐの尾びれの下縁が白いのに対し、ひがんふぐのそれは、色が変わっていません。また、しょうさいふぐの体表には、棘がありませんが、ひがんふぐのそれには、棘があります。

 

卸し終えたら、水洗いをし、

s-P3280175

拭き上げ、このまま冷蔵庫へ。

 

その後、先週入荷した氷見と三重産のとらふぐの棘を、

s-P3280176

全て終えたら、

s-P3280177

ついでに、

s-P3280178

ひれを半分に包丁して、

s-P3280180

ふぐの仕込みは終わりました。ふぐの中でも、皮とひれを食用に出来るのは、とらふぐ、しまふぐ、さばふぐなど、数は限られており、今朝沼津の魚市場で仕入れたものは、有毒なので、食用には出来ません。

 

これで、仕込みは終わったのですが、

s-P3280181

時間にも余裕があったので、砥石直しをすることにし、終わったら、片付けをし、

s-P3280182

明日入荷するとらふぐを卸すため、まな板周りを養生して、“休日出勤”は、終わったのでした。

色んなふぐ、真鰯、生の本鮪

今日は、宅配便で、

s-P3250063

荷物が届きました。一つ目の発泡スチロールに入っていたのは、

s-P3250066

活〆にされた4本のとらふぐで、

s-P3250064

三重県熊野産でした。二つ目の発泡スチロールは、富山県氷見から届いたもので、

s-P3250067

先ず取り出したのが、

s-P3250068

真鰯で、その次に取り出したのが、

s-P3250069

とらふぐ(同)で、さらに、

s-P3250070

小さいふぐが入った袋を、

s-P3250072

取り出しました。小さいふぐの種類のうち、最も多かったのが、

s-P3250076

まふぐで、13本あり、その次に、多かったのが、

s-P3250077

ひがんふぐで、6本ありました。2本あったのが、

s-P3250073

ごまふぐで、あとは、どれも1本ずつで、

s-P3250074

こもんふぐ、

s-P3250084

しょうさいふぐで、小さいながらも、

s-P3250075

とらふぐもあり、小さいふぐは、全部で、24本でした。

 

結局、今日入荷したふぐの総合計は、

s-P3250078

29本でした。となれば、気分は、萌え燃え・・・

 

また、これらだけでなく、

s-P3250079

築地から、

s-P3250081

千葉県銚子産の生の本鮪が、届きました。

 

先ずは、真鰯の仕込みに取り掛かり、頭を落とし、はらわたを取り除いたら、

s-P3250082

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

s-P3250083

水洗いしてくれ、ふぐを卸すことにし

s-P3250086

氷見産のとらふぐは、オスで、

s-P3250087

十分なくらいに成長した白子が、入っていましたが、熊野産は、4本全て、メスでした。水洗いし、拭き上げたのが、

s-P3250090

こちらで、見ているだけでも、萌え燃え・・・

 

天然のとらふぐの延縄漁は、禁漁期ですが、これからの時季、各地の定置網漁で、とらふぐをはじめ、色んなふぐが、水揚げされます。

 

例年ですと、梅雨前くらいまでは、色んなふぐの入荷があるので、萌え燃え・・・の気分に浸れるのも、まだまだありそうです。

このページの上へ戻る