薪の差し入れ
月曜日の夕方のことです。
富士宮市に住んでいる実父が、
薪ストーブ用の薪を、持って来てくれたのですが、この薪は、実家の近所のお宅の柿の木です。
これを、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、
下の娘が、
運んでから、
軒下の薪置き場に、運んでくれました。
先日もらって来た半端材も沢山あるだけでなく、
乾いていないようなので、しばらくこのままにしておくことにしました。
薪ストーブユーザーにとっては、何よりで、さらに安心して、薪ストーブを使うことが出来ます。
今夜のふぐ料理のふぐ
今夜は、ふぐ料理のご予約を頂いていたので、休憩前に、
ふぐちりを盛り付け、冷蔵庫へ。
どちらのふぐも、天然のとらふぐですが、先週仕入れたジャンボちゃん(静岡県清水産 4,9キロ)と、BIGちゃん(三重県熊野産 3,4キロ)のあらの部分を使っているので、その旨味は格別で、特に、
くちばしの部分は、
加熱すると、ゼラチン質のとろけるような美味しさは、たまりませんし、お客様になりたい気分で、盛り付けをしていました。
これまでにお話ししていますが、ジャンボちゃんは、4,0キロ以上のもので、BIGちゃんは、2,5キロ以上、4,0キロ未満のもので、自分が、天然のとらふぐへの萌え燃え・・・❤の想いを込めて、勝手に名付けたものです。
夜の営業時間となり、ご予約のお客様がお見えになる頃、別のお客様が、ご予約なしで来店し、ふぐ料理をご注文をされたので、
分量のふぐちり用のあらを準備し、
盛り付けましたが、これも、ジャンボちゃんとBIGちゃんのもので、そのまま、厨房のガス台に乗せ、
火にかけました。
先程お話ししたように、冬季は、基本的にご予約なしでも、ふぐ料理をお召し上がり頂けるのですが、ご予約をお勧め致しておりますので、ご理解頂けると、幸いです。
また、今夜のふぐ刺は、
例のBIGちゃんのもので、
卸してから、5日目ですので、水分も程よく抜け、甘味と歯応えの黄金比率に達した状態でした。
ふぐ刺を美味しく召し上がれる状態は、大きさにもよりますが、卸してから、3日目から、5日目ぐらいが、理想的で、大きいものほど、美味しく召し上がれる期間も長いので、明日あたりも、良さそうな感じでした。
また、お出ししたふぐの唐揚げですが、3名のお客様には、
例のジャンボちゃんのほっぺの部分をお出しし、2名のお客様には、
同じジャンボちゃんのかまの部分で、別の2名のお客様には、
例のBIGちゃんのほっぺとかまの部分を、お出ししましたが、ふぐちり同様、大きいサイズのとらふぐですので、その味わいは格別です。
ジャンボちゃんやBIGちゃんは、入荷量も少ないので、これらを召し上がれることが出来るお客様は、ラッキーとも言え、“ふぐで、福を呼ぶ”とは、まさにこのことかもしれません。
運転免許証の更新
定休日でしたが、今日は、
7時前に厨房に行き、仕込みをしました。
仕込みは、
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)と、
米を研いだだけで、
20分程度で、仕込みとは言えない仕込みが、終わりました。
その後、運転免許証を更新するため、
沼津市にある『静岡県警察東部運転免許センター』に、
行きました。
4年前に、
運転中の携帯電話の使用の違反をしているので、5年の有効期間があるにもかかわらず、ゴールド免許とはならず・・・・・。(半泣)
ということもあり、
1時間の講習を受けました。
1時間ですので、睡魔には襲われることなく、
無事に終了し、新しい免許証を受け取り、
『静岡県警察東部運転免許センター』を、後にしたのでした。
次回の更新の際には、ゴールド・ドライバーとなれるよう、これまで以上に、安全運転に努めたいものです。
薪ストーブ用の半端材の調達
最強の寒波が襲来ということで、“熱血料理人”の自分としても、如何ともしがたく、当店の薪ストーブもフル回転しており、先日、
知り合いの建材屋さんに出向き、薪ストーブ用の半端材をもらって来ました。
薪スト-ブユーザーにとっては、まさに宝の山で、
コンテナに登り、
手当たり次第に、積み込みました。
最初は、上着を着ていたのですが、すぐに汗ばむくらいになってしまい、
上着を脱いで、作業をしました。
その後、『佳肴 季凛』に戻り、
女将兼愛妻(!?)の真由美さん達に、
薪を整理してもらったり、
運んでもらいました。
これで、しばらくの間、心置きなく、薪を使うことが出来そうです。
ふぐ料理をメインにした『特別会席』
今日は、『特別会席』のご予約を頂いたのですが、
『特別会席』は、
要予約となっているだけでなく、献立も、お客様のご希望を伺った上で、決めさせて頂いていることもあり、
お値段も、8500円よりとなっているように、料理内容によって、変化がございます。
また、時季ということもあり、今日の『特別会席』の献立は、ふぐ料理をメインにしたものでしたが、ふぐは、もちろん、天然のとらふぐです。
先付は、
南京豆腐(南瓜で作った豆腐)でした。
この次が、刺身の第一弾ということで、
生の本鮪(銚子)を、お出ししましたが、手前が中とろで、奥が赤身でした。
揚物が、
ふぐの唐揚げで、愛知県一色産のとらふぐの胴体の部分を、ぶつ切りにしてから、下味をつけてあるので、十分な食べ応えがあります。
ここからは、ふぐ料理がメインということで、
ふぐ刺、
ふぐちり、
焼白子と、続きました。
ふぐ刺は、三重県産のもので、 ふぐちりは、
厨房で、温めてから、お出ししました。
その後、
焼物の第二弾として、銀鱈の西京焼をお出しし、締めのふぐ雑炊の前に、
酢の物の温牛(おんぎゅう)を、お出ししました。
温牛とは、ローストビーフのような料理で、今日は、宮崎県産の和牛の外ももを、
使いました。
温牛をお出ししたら、雑炊の取り皿と、
お新香をお出し、その頃には、
ふぐ雑炊も仕上がり、お客様のもとへ。
お食事も終わり、最後のデザートは、
マスカットのアイスでした。
冒頭にもお話ししたように、料理内容は、全てお客様のご用望によるものですので、色々と仰って頂ければ、可能な限り対応致します。詳細については、直接お問い合わせ下さい。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、2月2日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
新年初の生の本鮪は、千葉県銚子産
今朝、宅配便で、
築地から、鮪が届きました。
先週も仕入れたのですが、その時は、冷凍もので、今日は、生の本鮪でしたので、中を開けると、
袋詰めされた氷が、入っていました。
そして、取り出したのが、
千葉県銚子産の本鮪でした。
また、生の本鮪を仕入れたのは、暮れの12月23日以来ですので、ちょうど3週間振りのことです。その時も、銚子と同じ千葉県の勝浦産のものでした。
血合いを外し、
使う分を柵取りしたのですが、なかなかのものでしたので、否が応でも、モチベーションが上がりますし、素材こそが全てであり、それ以上は、語るまでもありません。
そして、久々に、生の本鮪が入荷しただけでなく、寒波の影響もあり、魚全体の入荷が心配されますが、その邪気を払うため、
その手くずで、今夜は、”お疲れちゃん♪”と、相成りました。
少ないながらも、滞りなく入荷があるだけでなく、漁師の方達が、無事に、漁から戻ってこれるのを、祈るばかりですし、彼らがいないと、どうやっても、料理が出来ませんし、食を根底で支えてくれる以上、感謝せずにはいられません。
さらに言えば、一次産業に携わる人達を、何らかの形で、優遇というか、メリットがあるようにしてあげないと、食というものが、成り立たなくなることを、もっと沢山の人が、気付くべきです。
一介の料理人である自分の声なんぞ、たかが知れていますが、自分は、声を出し続けていきます。
久々に、三重県産のとらふぐ(天然)
今日は、沼津の魚市場に、
仕入れに行って来ましたが、
今季最大とも言われる寒波の影響で、全国的に魚の水揚げが少なく、陸送便の荷物も、半分以下で、
この売場の生簀は空っぽで、
活魚売場の生簀は、いくらかあったものの、淋しい限でした。
そんな様子を尻目に、
この売場に行くと、
三重県から届くことになっていた発泡スチロールがあり、
中には、
天然のとらふぐが、3本入っており、全て無事でしたので、萌え燃え・・・❤
三重県から入荷してくるのは、暮れの12月19日以来のことですの、3週間振りということになります。その時の様子については、こちらをお読み下さい。
ブクブクの泡で、見にくいかもしれませんが、
発送前は、このような状態でした。
その後、ひととおりの仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻り、
取り出して、
締めておき、
放血。
3本のうち1本は、
3,4キロのBIGちゃんと呼んでいるサイズで、ちなみに、BIGちゃんとは、2,5キロ以上4,0キロ未満のものです。
卸し終えたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いをしてくれ、それを手直しする流れで、
拭き上げ、ふぐの仕込みは終わったのですが、今日は、3本ともメスでしたので、3打数ノーヒットの3タコに終わってしまいました。
悪天候ゆえ、今度の入荷が気になるばかりですが、無安打状態を、終わらせたいものです。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
お弁当の焼物が、銀鱈の西京焼になる時
今日は、お弁当の仕上げから、一日が始まりました。
煮物や、
揚物、
焼物などを、
を仕上げました。
ご覧のように、今日は2件のご注文を頂いたので、銀鱈の西京焼(写真 左)と、サーモンの西京焼(同 右)と、別々の焼物を御用意しました。
そして、盛り付けは、
いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、孤軍奮闘してくれました。
2件のご注文のうち、こちらのお弁当の焼物が、
銀鱈の西京焼で、
こちらのお弁当の焼物が、
サーモンの西京焼でしたが、
別々になったのは、仕込みの都合によるものでした。
当店の『西京漬』を仕込む時に、
尾に近い部分は、切身にならないので、
このように包丁します。
これを、
一品用やギフト用に、包丁したもののと共に、脱水シートに挟んでから、
お手製の西京味噌と共に、真空パックしておき、お弁当用の焼物にするのですが、銀鱈自体の大きさもあるので、1本卸しても、この部分が出ることもあれば、出ないこともあります。
個人的には、銀鱈の方を、お弁当用の焼物にしたいのですが、原価や仕込みの関係で、銀鱈にするのには、制約があり、殆どの場合、焼物は、サーモンにしています。
そんなこともあり、銀鱈の西京焼が、お弁当の焼物になるのは、ご注文の数と在庫次第ですので、銀鱈の西京焼を召し上がることが出来たら、かなり幸運だとも言えるかしれません。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
ジャンボちゃん(超特大・天然とらふぐ)は、静岡県清水産
今日は、
ランチ営業時間中に、富士市市内の魚屋さんから、
ジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐ(静岡県清水産)が、届けられました。
ジャンボちゃんとは、4キロ以上のものを、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、萌え燃え・・・❤の想いを込めて、勝手に名付けたものです。
営業時間中でしたので、手が空いた時に、
網から取り出し、
締めてから、
海水を注いで
血抜きをしておきました。
ランチの営業が終わり、卸す前に、
抱きしめて、萌え燃え・・・❤
その後、まな板に乗せ、
卸すことにしましたが、このジャンボちゃんの目方は、
4,9キロでした。
卸すと、
メスでした。
天然のとらふぐのオス、メスの割合は、ほぼ1対1なのですが、オスとメスでは、成長の早さに違いがあるので、ジャンボちゃんは、メスであることが多く、案の定の結果でした。
水洗いを終え、
拭き上げたのですが、ジャンボちゃんぐらいになると、
皮目の部分の模様は、薄い赤い色を帯びています。
ジャンボちゃんのような大きいサイズになると、大味のような気がしますが、そんなことは一切なく、繊細さを束ねたような味わいで、これぞ、天然のとらふぐの美味しさとしか、言い様がありません。
明日以降の入荷は、全く分かりませんが、これからの時季、比較的大きいサイズのとらふぐが水揚げされる機会が増えてくるので、今まで以上に、萌え燃え・・・❤となりそうです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、2月2日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい
明後日のお弁当の仕込み
今日は、定休日でしたが、
明後日のお弁当の煮物などの仕込みをしました。
仕込んだ煮物が冷めたので、
昨日の時点で、仕込んでおいた煮物と、
一緒にしてから、冷蔵庫にしまいましたが、このようにしたのは、昨日の夕方、もう1件のご注文を頂いたからです。
その後、土曜日に仕入れた冷凍の本鮪(アイルランド)を、
解凍するため、洗ってから、
脱水シートに挟んでおきました。
その後、
先付の南京豆腐を仕込んだり、
お弁当用の焼物の銀鱈とサーモンに串を打っておき、どちらも、西京漬になっています。
さらに、
米をとぎ、
糠床の手入れをして、仕込みは終わりました。
そして、
包丁を研ぎ、
洗い物をして、定休日の仕込みが終わりました。
魚の仕込みも無かったので、2時間程度で終わったものの、定休日の仕込みは、これぐらいが理想ですが、なかなか思い通りいかないのは、仕方がありません。