台風12号ゆえ、早仕舞
超変則とも言うべき動きをしている台風12号が近づいているだけでなく、上陸の可能性もあり、今日(28日)は、
ランチの営業だけにし、夜の営業をお休みさせて頂きました。
今日になっての本日の御予約のキャンセルは一切なく、昨日より前に、悪天候を案じて、日時の変更をして下さったこともあったのも何よりで、この場を借りて、お礼を申し上げさせて頂きます。
夜の営業間近まで、天候やお問い合せなどの様子を伺っていたのですが、雨や風も激しくなってきたので、急遽、夜の営業をお休みさせて頂き、片付けを始めました。
自分は、包丁を砥ぎ、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
焼台の掃除や、
洗い物をしてくれ、包丁を砥ぎ終えた自分は、
一昨日修繕し終え、リニューアルした水槽の周りを養生しておきましたが、人間とはいい加減というか出鱈目(でたらめ)で、新しくしたり、きれいになると、妙に愛情が沸いたりするもので、自分のそんなことに気付く毎日です。
片付けが終わったら、
明日の法事の御予約をはじめ、
器を準備し、番重(ばんじゅう)にしまっておきました。
最後に、
昆布御飯用の米(白米、押麦、もち米)を研ぎ、
明日沸かすためのほうじ茶の用意もしておき、早仕舞した一日というか、半日は、終わったのでした。
夜が更けるにつれ、雨と風が強まってきたこともあり、
下の娘が、お茶と水羊羹などを用意したところ、曰く、「誰かのように居座ると困るので、アルコールは無しだよ。」
明日は、【鱧料理】の御予約もあるので、鱧を仕入れに行かなくてはならないのですが、その時までには、雨風共に収まって欲しい以上に、被害が出ないことを祈るばかりです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、8月2日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
リニューアルした水槽の第一号は、淡路島産の鱧(はも)
昨日同様、今朝も沼津魚市場へ行き、
活魚売場で、
淡路島産の活かしの鱧(0,5キロ)を、
1本と、
6本の落ち鱧を仕入れたのですが、6本のうち2本は、
1,15キロで、残りの4本は、
2,05キロで、6本全て大分県産でしたが、落ち鱧は、生簀などで死んでしまった鱧のことです。
ただ、お腹の中にエサが残ったままで死んでいることもあり、その臭いが回ってしまい、使い物にならないこともあるので、
その場ではらわたを抜いてから、持ち帰るようにしています。
『佳肴 季凛』に戻ると、
夕方まで、
水槽に入れておくことにしたのですが、昨日お話ししたように、リニューアルした水槽に入れた第一号は、時季ということもあり、案の定の鱧でした。
水槽も無事にリニューアルし、最悪の場合、リニューアル出来なかったとしても、ブクブクをセットし、鱧を入れた発泡スチロールに、凍らせたペットボトルを入れたり、発泡スチロールごと冷蔵庫にしまっておけば、しばらくは活きているので、大丈夫とはいえ、道具の有り難さを、改めて感じた次第です。
夕方になり、
水槽から取り出し、締めてから、噛み付かれないように、口の先端を切り落し、
神経を抜き、
鱧料理の下拵えで欠かせない骨切りをしました。
活かしの鱧は、鱧料理のマストアイテムの“落とし”に仕立てるのですが、お客様がご来店してから、頃合いを見計らって、仕立てるので、
骨切りをし、冷蔵庫へ。
御覧頂ければお分かりになると思いますが、
落ち鱧と比べ、活かしの鱧の色が白く透き通っているのに対し、落ち鱧は血抜きが出来ていないので、身も赤っぽくなっています。
その後、刺身の盛り付けをしたのですが、鱧は落としにしてから盛り付けるので、
つまと鮪だけを盛り付けて、冷蔵庫にしまっておきましたが、今日の鮪は、
今朝築地から届いたニュージーランド産の生の南鮪(天然)で、その腹の万真ん中より、やや下の部分ですので、大とろが少し取れ、それをお出ししました。
お客様が御来店され、
落としに仕立て、
氷水に落とし、粗熱が取れたら、このままにしておきました。
鱧は、ゼラチン質が多く、冷たくすると、皮目の部分が硬くなってしまい、食感が損なわれるので、ラップなどをし、このままにしておくのです。
そして、神奈川県佐島産の蛸と共に盛り付け、
お出ししたのですが、通常の【鱧料理】のコースの場合、

このような四種盛りですが、今日のお席は、【特別会席】ということもあり、あえて三種盛りにし、
ハーフサイズのふぐ刺もお出しし、言うまでもなく、ふぐは天然のとらふぐで、三重県熊野灘産のものでした。
ところで、今日は、
お弁当のご注文を頂いていたこともあり、その焼物用の銀鱈の西京焼や、
同じくお弁当用のチキンカツを揚げたりと、
週末ということもあり、否が応でもバタバタとしてしまい、パワー充填のため、
お昼は、今朝の鱧、頂き物の茄子と大葉を天ぷらをおかずにし、夜は、
三陸産の胡麻鯖を〆鯖にして、一日の労をねぎらうための“お疲れちゃん♬”
台風12号の変な動きも気になり、御予約の日時変更などのご連絡を頂いておりますが、そんな状況とは言え、キャンセルのご連絡がないことが有難りです。
明日は明日の風が吹きますが、今日は、この辺りで・・・。
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水槽の修繕
先週の金曜日に、水槽の水漏れが分かり、途方に暮れかけていたのですが、沼津市の居酒屋『富一亭きえい』のご主人(以下、きえいさん)に相談したところ、日曜日の朝、
きえいさんと知人が二人で駆けつけてくれて、修繕をしてくれました。
沼津魚市場で知り合いになったきえいさんとは、5年くらいのお付き合いで、魚市場で珍しい魚などを仕入れては、お店の水槽に入れ、
水族館のようにしており、海水魚だけでなく、
錦鯉も飼育したりと、水槽の達人とも言うべき方です。
また、一回り以上も年上なのにもかかわらず、友達感覚でお付き合いさせて頂いているとはいえ、わざわざ来てくれたことは、非常に有難い限りで、それこそ地獄で仏そのものでした。
水槽の達人ゆえ、修繕が終わると、その後の予定も立ててくれ、今朝、魚市場に行くと、
このタンクを貸してくれ、
海水を入れるため、車を移動しました。
構内に設置されている海水のホースで、
構内に設置されている専用のホースで、
海水をタンクに入れ、満杯になったら、
今度は、
発泡スチロールにも、入れておきました。
ちなみに、海水をいれた場所は、
沼津近郊の漁師の人達が、魚を持って来たり、漁船で水揚げする場所なので、その人達の仕事に差し障りがないように、注意しながらの作業でした。
タンクと発泡スチロールに海水を入れ終わり、仕入れも終えたので、
魚市場から帰ることにしたのですが、全部で、300リットル以上なので、過積載寸前とも言うべき状態でした。
きえいさんに、運転中の注意事項も教わり、いつも以上に安全運転を心掛け、
『佳肴 季凛』に着きました。
魚市場でホースの長さを測った時の短いかもしれないという予想は的中し、
バケツに、
海水を吸上げる準備をしました。
この時点で、水槽は空っぽで、修繕したとは言え、
漏れるかもしれない不安だけでなく、先日の修繕、わずか1時間前の魚市場での海水汲みと、これまでの労が徒労に終わらないように祈る気持ちで、
水槽のセットをし、
延長コードを、
繋ぎに繋ぎ、
海水を吸い出す準備が整い、
電源をONにしました。
吸い上げた海水は、最初に大きなバケツに入り、
それを、
ボウルやタッパなどに移し、少しずつ水槽に入れていきました。
300リットルの海水を一人で水槽に移すのは、かなりハードであるのは言うまでもなく、女将兼愛妻(!?)の真由美さんの出番となり、魚を入れる水槽に海水を注いだら、
濾過槽に海水を入れるため、栓を抜いておき、
濾過槽が一杯になったら、
エアをセットすると、問題なく、酸素が出て来ました。
この作業を、
二人ですること、
数回、
水槽も満タンになり、
水漏れしていたと思しき箇所からの水漏れもなかったので、
クーラーの電源も入れ、
循環ポンプも動き、
これまで通りの水槽に復活し、全てが杞憂となり、神様、仏様というより、きえいさんに感謝、感激、この場を借りて、お礼を申し上げさせて頂きます。
そして、海水を入れてきたタンクと発泡スチロールを洗い上げ、
真由美さんが、
コンテナなどを洗ってくれ、水槽の修繕は無事に終わりました。
水槽に限らず、道具というものは、料理を作るのに不可欠なもので、どんな凄腕の料理人も、道具無くして、料理を作ることは出来ません。
しかも、今回は自分だけでなく、他人であるきえいさんのご尽力のお陰で、これまで通りに、仕事が出来ることになり、一連の流れを思い出すと、

かつて人気番組『プロジェクトX』のオープニングソングと、

エンディングソングが、

頭の中を流れていました。
冒頭にもお話ししたように、大先輩にあたる方が、自分のために労をいとわずにしてくださったことへの感謝の念は、言葉にすることが出来ません。
きえいさんのような方とお付き合いが出来る縁に感謝し、恩を返すのは、人の道であるのは当然のことですが、それ以上に、人のために尽くすことが出来るような存在になりたいものです。
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昼ふぐにして、夏ふぐ
今日は、
ふぐ皮の仕込みをしたのですが、ふぐ皮のふぐは、全て天然のとらふぐで、産地は、静岡・舞阪、三重・熊野、福井・敦賀です。
仕込み終えたものは、
今日の昼ふぐにして、
夏ふぐのふぐ刺に、
盛り付け、
お出しし、ふぐ刺のふぐは、三重県熊野灘産の天然のとらふぐです。
今日の昼ふぐは、通常のふぐ料理のフルコースですので、ふぐ刺の前に二品の先付、
ふぐ刺の後に、唐揚げ、ふぐちり、雑炊、デザートをお出ししました。
この時季の『佳肴 季凛』の主役は、鱧料理ですが、看板とも言うべきふぐ料理は、要予約にて御用意が可能です。
一方も良し、両方も良し。御要望次第で、如何様にも仕立てることが出来ますので、詳細については、直接お電話にて、お問い合せ下さい。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
お誕生日会は、おうちで焼肉@厨房
2人の娘達が夏休み前ということもあり、1学期の労をねぎらうためだけでなく、長女の誕生日会ということで、定休日の昨日は、
夕飯に、おうちで焼肉@厨房をすることにしました。
昨日の時点で、
焼肉用のコンロと器を、用意しておきました。
夕方になり、
準備をしたのですが、食材は器ではなく、バットで用意しました。
1枚目のバットには、
和牛のリブロース、
豚トロ、
交雑牛のカルビを用意し、
もう一方のバットには、
下足、
ヤゲンと呼ばれる鶏の軟骨、
ウィンナー、
アメリカ産の牛タンを、
用意しました。
肉類だけというわけにはいかないので、
生野菜(キャベツ、サニーレタス、人参、大根、胡瓜、レッドキャベツ)も用意しておきました。
厨房で食べるので、椅子は、
一升瓶のケースに新聞を敷いたもので、たれや取皿などを用意し、
娘達の帰りを待つばかりとなりました。
ただ独り待っているのも、何なので、
喉を潤しながら、グビグビ・・・♬
程なくすると、娘達が帰ってくると、焼方に専念せざるを得ず、
網を代える頃になって、ようやく落ち着いて、
食べることが出来ました。
お腹もいっぱいになり、〆のデザートは、
『キリン 氷結アイススムージー(ライチ)』で、もちろん、これも・・・♬
そして、おうちで焼肉@厨房のもう一つのメリットを活かし、
器は、洗い場へ。
網や、
コンロなどの汚れが激しいものは、
つけ置きしておき、おうちで焼肉@厨房は、終わったのでした。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
日本料理店らしい賄いのビーフシチューの作り方
先日、スーパーの肉売場で、
和牛や国産牛のすじ肉が、
2割引で売っていたので、久し振りに、賄い用にビーフシチューを作ってみることにしました。
ビーフシチューに似た料理と言えば、カレーが思い浮かぶと思いますが、『佳肴 季凛』では、野菜の皮をはじめとする余り物や残り物で、カレーを作り、
冷凍しておき、賄いを作る時間が無い時に、食べることもしばしばです。
ただ、あくまでも余り物で作るので、作る時のモチベーションは、ビーフシチューに比べて、低いのは否定出来ません。
一方、ビーフシチューと聞くと、小躍りしたくなるのは、自分だけではないはずです。
すじ肉を適当な大きさに包丁したら、皮を剥き、乱切りにした人参と共に、
鍋に入れたら、
日本酒と、
鰹節、宗田節、昆布、椎茸の足で取った一番出汁、
トマトの水煮を入れ、強火で一気に加熱します。
洋食屋なら、赤ワインということになるのですが、日本料理店ですので、日本酒を使うだけでなく、一番出汁も使っています。
しばらくすると、
アクが浮いてくるので、お玉の背を使い、アクを集めたら、
こまめに取っていきます。
また、同時に浮いてくる脂も、
アク同様、こまめに取っていくのですが、段々と煮詰まってきたら、
水を加え、同じ作業を繰り返していきます。
バットに移し、明くる日まで、冷蔵庫にしまっておきます。
冷蔵庫から出し、火に掛け、沸いてきたら、
西京味噌、田舎味噌(赤、白)を、出汁で溶き、鍋に入れたら、
市販のルーを入れますが、この時は、デミグラスソース、ビーフシチュー、ハヤシのルーと、3種類使ってみました。
ビーフシチューだけでなくカレーなどの煮込み料理に、味噌を加えることで、塩気だけでなく、旨味とコクを加えることが出来ます。
ルーが溶けたら、
1個を8分の1に包丁した玉葱を加え、しんなりするまで煮るのですが、玉葱を最後に入れるのは、具が大きいままの方が、素材感があるからです。
仕上がったら、
焼いたズッキーニ、蒸してから素揚げしたじゃが芋ともに盛り付け、
雑穀御飯と共に、
食しました。
御飯は、マクロビオティックを基本に据えている自分ですので、雑穀御飯で、玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きびが入っています。
もちろん、一度には食べきれないので、
すじ肉同様、
割引しかも、40%引の和牛(鹿児島産)の切り落しを入れ、
賄いを作る時間が無い時のために、冷凍しておきました。
和牛を追加したことで、バージョンアップは必至で、次回食べる時が、今から楽しみです。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
『ももKyun(キュン)』
先日、桃のアイスを作る時に使う2種類の桃のリキュールのお話しをしましたが、
昨日買物に行った時、
『ももKyun』なる桃のリキュールを見つけ、買って来ました。
『ももKyun』は、
『もものお酒』の姉妹品のような商品で、
このような色合いをしていました。
お酒というよりは、

桃のジュースの定番とも言うべき『ネクター』に、アルコールが入ったような感じでした。
先日買った『ピーチツリー』は、
アイス向きではないような感じがしたので、在庫が終わったら、
この3種類を使ってみますが、新しいものがあえば、色々と試してみるつもりです。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
今週は、全て大型バス
今週は、
水曜日、
木曜日と、バス旅行の団体のお客様がお見えになったのですが、どちらも大型バスでの御来店でした。
一日空いた今日も、団体のお客様が大型バスでお見えになるだけでなく、料理も通常の会席料理と同じものでしたので、
7時前から、仕事を始めました。
その頃、
御座敷では、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
お席の準備をしてくれていました。
普段なら、前日のうちに準備をしておくのですが、夕べのお客様のお帰り時間が遅かったので、半分までしか準備が出来ずに、今日することになり、いつも以上に慌ただしい始まりでした。
ひととおりの段取りを終えたので、
蒸し物の鱧しんじょう蒸しを盛り付けたら、あんをはり、
蓋をして、
温蔵庫にしまっておきましたが、電源を入れるのは、お客様の御来店時間から逆算して、2時間くらい前です。
言うまでもなく、こうすることで、熱々の蒸し物をお出しすることが出来ます。
そして、デザートのブルーベリーのムース、
酢の物の帆立の辛子酢掛けと、
冷蔵庫にしまう都合で、最後にお出しするものから、順番に盛り付けていくようにしています。
その後、先付の茄子のオランダ煮を盛り付け終えたら、
もう一つの先付のもろこし豆腐を盛り付けようとすると、
宅配便で、
生の南鮪(ニュージーランド産)が届き、状態を確認したら、
もろこし豆腐を盛り付けたら、冷蔵庫にしまう料理は、刺身を除き、全て盛り付け終わりました。
刺身は最初にお出ししないのにも拘わらず、最後に盛り付けるのは、その作業に時間がかかるからです。
先程の南鮪を包丁し終えたら、
蛸(愛知産)、小肌(佐賀産)、湯葉と共に盛り付け終え、冷蔵庫へ。
ここまで終わると、盛り付けの殆どが終わったようなもので、
小鍋を盛り付けたのですが、今日の小鍋は、
浅蜊と野菜の小鍋仕立てでした。
小鍋をセットしたら、
お客様の御来店時間が近くなったら、御飯(昆布御飯)、お新香も並べておき、
打ち水をし、お客様の御来店を待つばかりとなりました。
ちなみに、今日の献立は、
このようなもので、自分は完全に把握しているものの、ホールを担当する真由美さん達は、飲み物のご注文を頂くと、ついうっかりが生じてしまい、間違いのないように、団体のお客様のお席があると、
そうこうしていると、
バスが到着し、一気に嵐が吹き荒れたが如く、バタバタモードに。
御食事が終わり、バスに乗り込むと、
いつものように、皆でお見送りをしたら、店内に戻ると、
再び嵐が吹き荒れ、
長靴に履き替え、
洗い物をしてくれ、自分も他の片付けは勿論のこと、仕込みをはじめ、夜の準備に追われていました。
仕事というものは、数が多くなると、とかく雑になりがちですが、御来店されるお客様にとっては、召し上がったもの、受けたサービスでしか、評価することしか出来ません。
たとえ、数が多くなったとしても、全て同じように仕立てるのが、プロのプロたる所以です。
生身の人間がやることですので、100%となると、難しいのは否定出来ませんが、その誤差を小さくし、限りなく100%に近づけてこそ、プロとしての仕事が、評価されると思います。
たた単に美味しい料理を作る以上に、お客様が納得して下さるものとなると、難しい限りで、「言うは易く行うは難し」という諺そのものですが、それをクリアしてこそ、プロにして本物ゆえ、料理の道は、やはり険し以外の何ものでもありません。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
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土用の丑の日には、美味(うま)いもの
今日は、
全国的に7月20日で、
土用の入りにして、しかも、土用の丑の日でした。
土用というのは、立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間のことで、季節の変わり目の目安です。
特に、夏の土用、しかも丑の日には、鰻(うなぎ)を食べるのが、風習となっており、それを広めたのが、江戸時代の平賀源内であるのも、ご存じの方も多いかもしれません。
元々は、鰻というより、運がつくというとことに因み、うどん、梅干し、瓜など、うがつく食ベ物なら、何でもよかったようです。
うのつく食べ物を挙げたら、枚挙にいとまが無く、そんなことに固執するよりは、単純に美味(うま)い物でよかろうと思う自分ですので、土用の丑の日は、今が旬まっ盛りの鱧(はも)しか、浮かぶ余地がありません。
そんな今日は、
沼津魚市場で、
大分県産の鱧(はも)を、
合計で4本、仕入れました。
この鱧は、落ち鱧と呼ばれ、途中で死んでしまった鱧ゆえ、エサがお腹に残っていて、その臭いが回ってしまい、使い物にならないこともあるので、
その場で、内臓を抜いておきました。
そして、『佳肴 季凛』に戻ると、4本の鱧は、
鱧の下拵えには欠かせない骨切りをし、このような状態となりました。
ただ、先程お話ししたように、今日は土用の丑の日ですので、美味いものを食し、運をがつくように、
今朝仕入れた鱧を失敬し、鱧しゃぶにして、“お疲れちゃん♪”
さらに、趣を変え、キムチと共に、
さらに運をつけました。
というよりも、運がついたかどうかではなく、美味いものを食し、幸せな気になったことで、それこそが次へのステップで、明日もさることながら、暑い日々も、頑張れそうです。
ただ、如何せん、この暑さだけには、絶句そのもので・・・。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
『もものお酒』と『ピーチツリー』
この時季は、デザートでお出しする桃のアイスを仕込むため、
山梨県産の桃を仕入れるのですが、
そのままの状態で使わないので、
売り物にならない、所謂アウトレットの桃です。
アウトレットとは言え、甘味と香りは何ら問題なく、それどころか、傷さえなければと思うものが、多いこともあります。
桃のアイスの仕込み方は、前編と後編の2回に分けてお話ししたことがありますが、桃のアイスに限らず、どんな仕込みでも、その時によって色々と変えたりするものです。
ここ最近、桃の下拵えは、
果肉だけにした桃に、
上白糖を合わせて、桃のリキュールを入れてから、蒸し煮にしていました。
この上白糖の分量も、それこそ適当なのですが、適当なのは、桃の甘さに違いがあるだけでなく、最後の味付けの段階で、微調整がつくからです。
ただ、濃いめにすると、微調整も出来ないので、上白糖の量は、少なめにしています。
今お話ししたように、仕込みの仕方は、思いつくままに、繰り返す試行錯誤ゆえのもので、今回はこれまで使っていた桃のリキュールだけでなく、
桃の果汁50%入の『もものお酒』と、
桃のリキュールの王道とも言うべき『ピーチツリー』も、
使ってみました。
『もものお酒』は、
果汁入りですので、乳白色をしており、一方の『ピーチツリー』は、
リキュールそのものの無色、透明でした。
そして、
『もものお酒』と、
『ピーチツリー』を注ぎ、
蒸し煮にし、
このまま冷ましたものでも、デザートそのものであるのは、言うまでもありません。
さらに、
フードプロセッサーに掛け、
ピューレ状にしたら、
一度に使い切ることは出来ないので、分量を量り、真空パックしてから、冷凍しておきました。
冒頭でもお話ししたように、これまではアイスに仕立てて、お出ししていたのですが、今度はムースにして、お出ししてみようと思っていますし、料理は、どこまでいっても試行錯誤の連続で、それも料理の魅力の一つと言っても、過言ではありません。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。


































































































































































































