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もっとおいしいお話し

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岩牡蠣(いわがき)の天ぷら

Twitterを、お読み下さい。リアルタイムの【佳肴 季凛】がご覧になれます。
この時期美味しいものの一つが、
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“岩牡蠣(いわがき)”です。自分がお出ししている“岩牡蠣”の産地は、
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大分県や、
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宮崎県が中心です。産地以上に自分がこだわるのが、その大きさで、
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これぐらいのものでないと、“岩牡蠣”特有のクリーミーなコクが味わえません。ですから、こういう感じの“岩牡蠣”が入荷して来なければ、自分は仕入れることはしません。
ですが、例外的に仕入れる“岩牡蠣”があります。それは、
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手のひらほどの大きさのものです。当然、生でも食べられるのですが、このぐらいの“岩牡蠣”の美味しさを味わうには、
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素材の旨味を閉じ込めた料理である天ぷらしかありません。
先ず、殻を剥き、“岩牡蠣”の身を取り出し、
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軽く水で洗ってから、
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キッチンペーパーで、余分な水分をふき取り、
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打ち粉(うちこ)をし、天ぷらの衣をつけて揚げれば、出来上がりです。
それだけです。それだけの単純なものですが、天ぷらはその単純さこそが、全てなのです。
熱々の揚げたばかりの“岩牡蠣”の旨味は、芳(かぐわ)しいとしか言えません。揚げることで、旨味が凝縮され、その味は、まさに“秒殺の味”です。
生で召し上がれる大きな“岩牡蠣”だけでなく、天ぷらにできるようなものもあまりありません。仮にあっても、それが自分の納得できる“岩牡蠣”となると・・・。
つまるところ、【佳肴 季凛】のお品書きに、“岩牡蠣”が書かれているということは、自分が納得したことの証なのです。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)会席 ★★★
只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
富士市 はも料理
『鱧づくし』 (ランチ) 、 『鱧彩々』 (夕席)と銘打ちました。
この時期美味しい鱧の味を、是非ご賞味下さいませ。
詳細は、【鱧会席】のページをご覧下さい。
最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。
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鱧(はも)しんじょう蒸し

営業時間の変更などのお知らせは、Twitterを、ご覧下さい。
先日、『鱧の肝と鱧笛のたまり煮』でお話ししたように、鱧(はも)”は、いろんな部位を料理に仕立てることが可能な食材です。
身の部分は、鱧料理の定番である“落とし”や、
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“天ぷら”などに、
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仕立てるのですが、これらの料理は、“鱧”の身の頭に近くの“良い”部分を使います。
尾の方は、
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こんな感じで、身も薄くなっています。だからといって、利用出来ないわけでありません。
先ず、普通の魚を卸す時のように、身と皮の部分に分けます。
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どちらも、使うことは出来るのですが、今回は身の部分を使います。ご覧のように、身の部分は、骨切りがしてあり、厚みがないので、皮を引いた時点で、ミンチ状になってしまいます。
このミンチ状の“鱧”の身を、さらに細かくするため、フードプロセッサーにかけます。
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この状態になったら、市販の“すり身”を混ぜ合わせます。
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均一になったら、
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つなぎの役目をしてくれる“玉子の素”を入れます。“玉子の素”とは、卵黄とサラダ油を混ぜ合わせたもので、簡単に言えば、味の無いマヨネーズです。
その次に、日本酒、味醂、塩、薄口醤油を入れたら、ふんわり感を出すために、
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生クリームを入れます。これで、“鱧”のしんじょう地(じ)の出来上がりです。次に、これをピンポン玉くらいの大きさにし、
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“鱧”の身の皮目の部分に片栗粉をつけ、
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先程の丸めた“しんじょう地”の上に乗せます。
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これを蒸気の上がった蒸し器で、10分程度蒸し、出来上がったのが、
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こちらの“鱧しんじょう蒸し”です。これを器に盛り付け、あんをはり、茹でた三つ葉の軸の部分を乗せ、紅葉卸しをあしらって、出来上がりです。
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ちなみに、このあんは、“鱧”の出汁と鰹出汁を合わせたものに、塩、薄口醤油、味醂、日本酒で味を調え、片栗粉でとろみをつけたものです。
熱々の“鱧しんじょう蒸し”を頬張れば、ふんわりとした“鱧”の食感が何とも言えません。“鱧”の美味しさを堪能するかしないかのうちに、“鱧”の出汁のコクの上品な味わいが、“鱧”の違った一面を、さらに引き出してくれます。
これ以外も、“鱧”を使った料理は沢山あるのですが、この時期、毎日“鱧”の精悍な顔つきを見ていると、その姿かたちが、一匹ずつ違ったように見え、ハッとさせられることもあり、料理に向かう姿を問われているような気さえします。
それ以上に、“鱧”に限らず、日本料理の奥深さを再認識せずにはいられません。そして、料理人として、たゆまぬ努力を怠ることなく、精進し続けるのが、自分のやるべき道なのです。
★★★ 佳肴季凛謹製 贈答用 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【贈答用 西京漬】をご用意いたしております。
zoutousaikyou.jpg
   銀鱈、サーモン各3切入  税込3,600円     ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
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放射能汚染から、身体を守る食事とは

Twitterをお読み下さい。リアルタイムの【佳肴 季凛】と自分の様子が、覗けます。
先日取り寄せた雑誌『婦人公論』です。歴史ある雑誌なので、ご存知の方も多いかと思います。
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何故、『婦人公論』を取り寄せたかというと、こんな記事が載っていたからです。
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“放射能汚染は、日本の伝統食で防ぐ”というものです。
福島第一原子力発電所の事故以降、放射能に関する報道を、絶えず目にする毎日で、先が見えない状態が続いています。日常生活に直結していますし、特に食べるものに関しては、神経質にならざるを得ません。
だからと言って、何も食べないわけにはいきません。このような状況で、少しでも、健康を守りたいと思うのが、普通ですから、食に携わるだけでなく、“身体に優しい、美味しい日本料理”を信条とする自分ですから、素通り出来ず、今回お話しすることにしました。
ズバリ、『婦人公論』の記事の結論からお話しします。
玄米を主食とし、海藻を多く食べるということです。それに、『婦人公論』の回し者でもありませんから、細かい記事については、長くなるので、ここではお話ししません。
【佳肴 季凛】が基本に据えている“マクロビオティック”という言葉こそ出て来ませんが、記事の言わんとすることは“マクロビオティック”です。
特に、興味深かったのが、原爆投下後の長崎の病院の職員の人たちに、原爆症が出なかったのは、若布たっぷりの味噌汁と塩味の玄米のおにぎりを食べていたからと、当時の医師が記しているということでした。
玄米は、白米に比べ、栄養価が格段に高く、身体の免疫の免疫力や抗酸化力を強くしてくれるのです。
そんな玄米ですが、ただ炊いただけでは、食べにくいのが、一般的な感想です。硬くて、ポソポソするといったものです。そういうことあるので、【佳肴 季凛】では、
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このように、“雑穀御飯”として、お出ししています。ちなみに、この中には、玄米、押麦、黒米、あわ、ひえ、きび、小豆の7種類が入っているのですが、食べにくい方も多いので、普段は、
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“昆布御飯”のように、乾物を使った“炊き込み御飯”をご用意していますし、使っている白米は、福島県の減農薬のものです。昨年収穫されたものですから、安心して召し上がれます。
そんな雑穀は、
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定番料理にて、看板料理の一つでもある“小鍋”の中に入れています。ちなみに、この中には、常時15種類以上の食材が入っていて、ランチのコースや夕席の会席料理のコースで、お召し上がりいただけます。
季節の野菜はもちろん、何かしらの海藻(写真のものは茎若布)が入っています。
特に、この出汁は、普段使っている天然ものの魚のアラを焼いたもの、野菜の手くず、さまざまな乾物などを、2,3時間かけて煮出ししたもので、滋味深い味わいで、加工食品や調味料は一切入っていない天然素材の味なのです。
いくら良いからと言っても、一般の方が、ここまで手をかけることは、なかなか出来ないのが実情だと思います。でも自分は、幸運にも料理人という職に就くことが出来、自分で食べることが出来るだけでなく、お客様にお出し出るのです。
そして、自分がお出ししている料理が、日本人にとっての伝統食だけでなく、会席料理などの日本料理を踏襲していることは、やはり幸運としか言い様がありません。
先行き不透明な状況は、まだまだ続くかもしえません。ですが、伝統ある日本料理、そして先人の人たちが残してくれた知恵を生かして、日本料理という文化を次の世代に受け継いでもらえるよう、これらからも精進し続けます。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)会席 ★★★
只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
富士市 はも料理
『鱧づくし』 (ランチ) 、 『鱧彩々』 (夕席)と銘打ちました。
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完全オフ

毎日の様子は、Twitterをご覧下さい。
月曜日が定休日の【佳肴 季凛】ですが、“親方無しの子分無し”の宿世の自分ゆえ、ここ三ヶ月は、完全オフの日は、全くありませんでしたが、今日は久しぶりに完全に、休みを取ることが出来ました。
ちなみに、今の時刻は、
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6時を回ったところです。嬉しさのあまり、つい早く起きてしまいました。
完全にオフなので、今日は、包丁と鍋を手にすることはありません。ただ、明日は、ランチもいつも通り営業するので、やらなくてはならないのが、いくつかあります。
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お米を研ぐことと、
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愛妻(!?)兼女将の真由美さんに、糠の手入れをしてもらうことと、冷凍してあるものを、冷蔵庫に移動するだけです。
“神聖なる休日”。なんと、素敵な響きでしょう。そんな休日が、いよいよ始まります。とは言え、あっという間に終わってしまうことでしょう。
★★★ 佳肴季凛謹製 贈答用 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【贈答用 西京漬】をご用意いたしております。
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   銀鱈、サーモン各3切入  税込3,600円     ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
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鱧(はも)の肝と鱧笛(はもぶえ)のたまり煮

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沖縄では、梅雨が明けたということですが、「梅雨の水を飲んで美味しくなる。」と言われているのが、
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“鱧(はも)”です。“鱧”と言えば、
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やはり、“落とし”です。“湯引き”とも呼ばれ、鱧料理を代表するものです。
“鱧”は、クセのない白身をしているので、様々な料理に仕立てることが出来る食材であるだけでなく、身以外の部分も、美味しく食べることが出来ます。
そんな部位が、内臓で、
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今回、料理に使ったのが、“肝”(肝臓)と“鱧笛(はもぶえ)”と呼ばれる浮き袋です。写真の上の細長く白いものが、“鱧笛”で、手前の茶褐色のものが“肝”です。ちなみに、以前お話しした“鱧”の内臓を使った料理が、“鱧の肝焼き”です。
どちらも、内臓ですから、適切な下拵えが必要です。“肝”は、軽く湯がくのが基本ですが、“鱧笛”は、ちょっと手間がかかります。
先ず、包丁で半分に包丁してから、生臭みの原因である内側の膜を取り除きます。
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ただ、これだけでは、取り除けないので、熱湯で茹で、冷ましてから、
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菜箸を使って、残ったものこそげ出します。その次に、“肝”と“鱧笛”を鍋に入れ、出汁と日本酒を入れ、強火で一気に加熱します。
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沸いてくると、あくが出てくるので、丁寧に取り除きます。あくが出なくなったら、砂糖を入れます。ただ、マクロビオティックを基本に据えている【佳肴 季凛】ですから、使うのは“てんさい糖”です。
その後で、濃口醤油を入れ、煮上がってきたら、たまり醤油を加えます。煮汁がなくなってきたら、味醂を入れ、煮詰まったら、完成です。
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“肝”のまったりとした味と、プリプリとした食感が持ち味の“鱧笛”は、うってつけの酒の肴です。こんな肴には、燗上がりのする純米酒が、たまりません。
肴に酒か、酒に肴か。この言葉しか浮かびません。身以外の部分も、余すところ無く、堪能できる“鱧”です。どうぞ、ご賞味下さい。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)会席 ★★★
只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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日本料理店らしいちょっと豪華なお弁当

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普段、当店でお出ししているお持ち帰り用のお弁当は、
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このようなもの(一人前 2,100円)です。
また、法事などのちょっとした時には、
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こんな感じのお弁当(同 3,150円)をご用意致しております。
ちなみに、こちらは、お子様用のお弁当(同 1,050円)です。
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これらは、どれも前もってのご注文で、お作りするのですが、先日お受けしてお作りしたのが、
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このようなお弁当でした。中が4つに仕切られた“松花堂弁当”の2段重ねです。
このように、お作りして、お代も頂いたのですが、一番最初のご注文を受けた時、一旦お断りさせて頂きました。
というのも、「料理は、出来立てをそのまま食べるのが、一番美味しい。」と、思っている自分ですから、どんな高級食材を使っても、お弁当は出来立てを食べることは出来ないからです。
実を言うと、今お話ししたことは、自分がおせち料理を作らない最大の理由なのです。
ですが、お客様の強いご要望もあって、ご注文をお受けしたのです。お弁当ですから、料理は全て、煮る、焼く、揚げるが基本の加熱したものでなくてはなりません。
当店の代名詞的食材でもある天下無双の“大間の鮪”をはじめとする“生の本鮪”や、
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“天然のとらふぐの刺身”、
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そして、今が旬の“鱧”
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などの生ものは、間違っても使うことは出来ません。
ですが、頂くお値段も、一人前5,000円ですから、容器というより、器もそれなりのものを使わなくてはなりません。
外の箱は、
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このように、桐のもので、ふたも
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所謂“かぶせ”と呼ばれ、ちゃんとふたが出来るものです。中の器ですが、こんな感じのものですが、
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全て紙製のものです。
さて、このお弁当に入れた料理です。一の重は、こんな感じです。
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左上が、“鶏肉の照焼”で、その隣りが、揚物で、“しょうさいふぐの唐揚げ”と“鱧の磯辺揚げ”です。
左下が、煮物です。煮物の内容は、蒟蒻、蓮根、椎茸、ヤングコーン、人参、隠元です。
その隣りが、口取です。“サーモンの西京焼”、“つくね串”、“床節(とこぶし)の旨煮”、“茄子のチーズ焼”です。
一方、二の重は、
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このように、仕立てました。左上が、揚物で、“烏賊の新挽(しんびき)揚げ”(ピンク)、と“ずわい蟹の新挽揚げ”(白)です。ちなみに、紅白にしたのは、今回のお弁当が、お祝いのお返しにお品だったからです。
その隣りには、“活車海老の艶煮”、“う巻き玉子”、“本鮪の南蛮漬”が入っています。ちなみに、“う巻き玉子”とは、鰻(うなぎ)の蒲焼を芯にした玉子焼きのことです。
左下ですが、“温牛(おんぎゅう)”です。A4ランク以上の和牛のもも肉を使用した当店定番の逸品です。
いよいよ、最後の8番目の料理の煮物です。さつま揚げ、南瓜、白滝、牛蒡、人参、絹さやです。
お弁当とは言え、どれも自分が吟味した食材を、丁寧に仕込んだ逸品を散りばめてあります。また、お弁当や折り詰めというのは、日本料理ならではのもので、こういう料理を、久しぶりに作ってみると、日本料理の奥深さを改めて感じるだけでなく、料理人としての未熟さを痛感しました。やはり、料理の道は、遥か彼方に続いているようです。
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なごみ農園

日々の様子は、Twitterを、お読み下さい。
定休日の今日は、天気も良かったので、幽閉状態にある『佳肴 季凛』を逃げ出し、富士宮市にある提携農家の【なごみ農園】へ行って来ました。
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マクロビオティックを基本に据えた【佳肴 季凛】の提携農家ですから、無農薬・有機栽培の野菜を作っているのは、言うまでもありません。
【なごみ農円】の主は、宮田さんという方で、自分が畑に着くと、麦畑で仕事をしていました。この後姿が、宮田さんです。
麦畑には、干し終えた“大麦”があり、
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これを、就農を目指している研修生の人たちが、束ねて、
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トラックに積んでいるところでした。
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そんな様子を見ながら、宮田さんが見せてくれたのが、
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もうじき、収穫期を迎える胡瓜でした。胡瓜の隣にあったのが、こちらです。
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種を取るための“九条ねぎ”です。さらに、その横には、
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同様の“紫キャベツ”がありました。
宮田さんの作る野菜の殆どは、自分で作った野菜の種を使うスタイルを取っているので、ほぼ完璧とも言える無農薬・有機栽培の野菜なのです。また、無農薬・有機栽培の野菜といっても、その種や苗が、必ずしもそうでないものもあるので、本当にこだわる人は、そこまでするのです。
お互い、ものを作ることを生業としている身ですから、共鳴する部分も多く、話しをし始めると、時間が経つのを忘れてしまうだけでなく、仕事の妨げになるので、宮田さんの畑を後にしたのでした。
今日は定休日なので、野菜をもらってきませんでしたが、最近のお勧めは、“ズッキーニ”で、【佳肴 季凛】では、天ぷらでお出ししています。機会がございましたら、是非。
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ニュージーランド産と境港産“本鮪(ほんまぐろ)”の因縁!?

営業時間の変更や、日常の『佳肴 季凛』については、Twitterを、お読み下さい。
今日入荷した“本鮪”は、
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天然のニュージーランド産のものです。「美味しそう」という感覚を超えた官能的な美しさすら醸し出すほどです。やはり、正真正銘の“本鮪”です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、“本鮪”の幼魚は“めじまぐろ”、それよりも成長したものは、“ちゅうぼう”と呼ばれています。その大きさは、30キロぐらいから50キロぐらいものです。ちなみに、“本鮪”というのは、50キロを超えるものです。
そんな“ちゅうぼう”が、今朝の沼津の魚市場に沢山入荷していました。
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数にして、およそ100本です。どれも大きさは、
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30キロ前後のもので、その産地は、
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鳥取県境港です。“本まぐろ”という札こそ貼られていますが、“ちゅうぼう”です。同じと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大きな違いがあります。
“鰤(ぶり)”とその若魚である“いなだ”や“わらさ”が同じでないのと同様に、“ちゅうぼう”や“めじまぐろ”は、“本鮪”ではありません。言い方を換えれば、“じゃが芋”と“さつま芋”ぐらいの違いがあるのです。もっと言えば、偽装だと自分では思っています。
これまでにも、“本鮪”と書かれたお店で、注文をして、“めじまぐろ”や“ちゅうぼう”を出された時、自分は返品したこともあります。何も、これらが美味しくないと言っているわけではありません。ちゃんと言わないことが、納得がいかないだけのことなのです。
こういうことは、昨今の食品を取り巻く状況を見ていると、見過ごすことは出来ませんし、見過ごすことで、大きな問題や被害が出るのは周知の通りです。何だか脱線しかかってしまったので、話しを元の戻します。
これほど、沢山入荷してきたのは、巻網という漁法で、獲られたからです。巻網で獲られたものは、身が傷つくので、自ずと味も落ちます。また、色の変わりも早いのが、一般的です。特に、この“ちゅうぼう”の大きさそのものが、30キロ前後なので、これらの特徴は顕著でもあります。
一方、今日のニュージーランド産の“本鮪”は、そんなことはありません。魚体も120キロのものですから、身の質は比べ物になりません。簡単に言えば、大人と子供ぐらいの差があるので、味わいの深さは別物であるのは言うまでもありませんし、値段も然りです。
そして、何よりも違うのは、自分のモチベーションです。これだけは、どんな高値でもセリ落とすことの出来ないものです。
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官能美を纏った中トロ、そして芳醇そのものの赤身を食せば、恍惚の域に達するのは、言わずもがなです。どうぞ、この魔性とも言える“本鮪”を、今週末は、是非ご堪能いただきたいものです。
ところで、タイトルの『ニュージーランド産と境港産“本鮪(ほんまぐろ”の因縁!?』とは関係ないようなお話しでしたが、実はちょうど去年の今頃も、全く同じような日があったのです。それついては、『境港産の本鮪』を読み下さい。
ということもあり、今日のタイトルは、あのようにしたのです。最後になりましたが、今日見えたお客様に、ちょっとした“お遊び”をさせて頂きました。
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赤身の味比べです。一つが、冷凍の“南鮪(通称 インド鮪)”で、もう一つが今日の生の“本鮪”です。その正解は・・・?

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眼鏡

営業時間の変更などのお知らせは、Twitterを、お読み下さい。なお、4日(土)のランチは、満席となっております。どうぞ、宜しくお願いします。
いきなりですが、
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自分の眼鏡です。本日、新調したものです。
“生”の自分の顔を、ご覧になったことがある方は、ご存知のように、普段自分は眼鏡をかけていません。ただ、“目は口ほどに物を言う”という諺のように、口の悪さと同じくらい、目が悪いので、コンタクトをしています。
ですが、先日眼科に検診に行った時、お医者さんから言われたのが、「今後、コンタクトの使用控え、眼鏡との併用が望ましい。」ということでした。というのも、目にかなりの負担がかかっているという数値が、出たからです。
物事を、あまり深く考えない自分は、
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往年の名作アニメ『巨人の星』の主人公・星飛雄馬のように、瞳の中に、炎が燃えんばかりの熱き想いで、料理をしている副作用ぐらいと思っていたのですが、どうやら事態は違うようでした。
さらに、お医者さんには、「今後、これまでのような使用を続けていくと、最悪の事態を招きかねない。」とまで、言われました。
実際、自分は紅顔(厚顔ではありません)の美少年だった高校生の頃から、コンタクトを使用しているだけでなく、普段でも、かなり長い時間使用しているので、目にかなりの負担がかかっているのは、素人の自分ですら、想像がつきます。
ということで、お医者さんの言う通りにし、眼鏡を作ることにしたのです。
とりあえずは事無きを得たようなものですが、目に限らず、健康でいられることの有難さと感謝の念を感じぜずには、いられませんでした。また、コンタクトをしている方は、定期的に検診に行って下さい。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)会席 ★★★
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ご褒美!

2回続けての登場の真由美です。
今日のお弁当の注文は、数も多かったので、バイトさんにも、手伝ってもらいました。
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そんなこともあり、昨日は親方の志村さんと、二人して仲良く(!?)仕込み=休日出勤でした。私がやったのは、たこのぬめり取りです。
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活きているので、結構大変なのですが、こういう単純な仕事が意外と好きなので、そんなに苦にはなりません。この他に、私がやったのは、洗い物や器の準備などでした。
それでも、何とか夕方までに、終わらすことも出来、ほっとしていると、志村さんが、「今日、がんばってくれたから。」と、ある物をくれました。そのある物とは、

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