ふぐ料理をメインにした『特別会席』
今日は、『特別会席』のご予約を頂いたのですが、
『特別会席』は、
要予約となっているだけでなく、献立も、お客様のご希望を伺った上で、決めさせて頂いていることもあり、
お値段も、8500円よりとなっているように、料理内容によって、変化がございます。
また、時季ということもあり、今日の『特別会席』の献立は、ふぐ料理をメインにしたものでしたが、ふぐは、もちろん、天然のとらふぐです。
先付は、
南京豆腐(南瓜で作った豆腐)でした。
この次が、刺身の第一弾ということで、
生の本鮪(銚子)を、お出ししましたが、手前が中とろで、奥が赤身でした。
揚物が、
ふぐの唐揚げで、愛知県一色産のとらふぐの胴体の部分を、ぶつ切りにしてから、下味をつけてあるので、十分な食べ応えがあります。
ここからは、ふぐ料理がメインということで、
ふぐ刺、
ふぐちり、
焼白子と、続きました。
ふぐ刺は、三重県産のもので、 ふぐちりは、
厨房で、温めてから、お出ししました。
その後、
焼物の第二弾として、銀鱈の西京焼をお出しし、締めのふぐ雑炊の前に、
酢の物の温牛(おんぎゅう)を、お出ししました。
温牛とは、ローストビーフのような料理で、今日は、宮崎県産の和牛の外ももを、
使いました。
温牛をお出ししたら、雑炊の取り皿と、
お新香をお出し、その頃には、
ふぐ雑炊も仕上がり、お客様のもとへ。
お食事も終わり、最後のデザートは、
マスカットのアイスでした。
冒頭にもお話ししたように、料理内容は、全てお客様のご用望によるものですので、色々と仰って頂ければ、可能な限り対応致します。詳細については、直接お問い合わせ下さい。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、2月2日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
新年初の生の本鮪は、千葉県銚子産
今朝、宅配便で、
築地から、鮪が届きました。
先週も仕入れたのですが、その時は、冷凍もので、今日は、生の本鮪でしたので、中を開けると、
袋詰めされた氷が、入っていました。
そして、取り出したのが、
千葉県銚子産の本鮪でした。
また、生の本鮪を仕入れたのは、暮れの12月23日以来ですので、ちょうど3週間振りのことです。その時も、銚子と同じ千葉県の勝浦産のものでした。
血合いを外し、
使う分を柵取りしたのですが、なかなかのものでしたので、否が応でも、モチベーションが上がりますし、素材こそが全てであり、それ以上は、語るまでもありません。
そして、久々に、生の本鮪が入荷しただけでなく、寒波の影響もあり、魚全体の入荷が心配されますが、その邪気を払うため、
その手くずで、今夜は、”お疲れちゃん♪”と、相成りました。
少ないながらも、滞りなく入荷があるだけでなく、漁師の方達が、無事に、漁から戻ってこれるのを、祈るばかりですし、彼らがいないと、どうやっても、料理が出来ませんし、食を根底で支えてくれる以上、感謝せずにはいられません。
さらに言えば、一次産業に携わる人達を、何らかの形で、優遇というか、メリットがあるようにしてあげないと、食というものが、成り立たなくなることを、もっと沢山の人が、気付くべきです。
一介の料理人である自分の声なんぞ、たかが知れていますが、自分は、声を出し続けていきます。
久々に、三重県産のとらふぐ(天然)
今日は、沼津の魚市場に、
仕入れに行って来ましたが、
今季最大とも言われる寒波の影響で、全国的に魚の水揚げが少なく、陸送便の荷物も、半分以下で、
この売場の生簀は空っぽで、
活魚売場の生簀は、いくらかあったものの、淋しい限でした。
そんな様子を尻目に、
この売場に行くと、
三重県から届くことになっていた発泡スチロールがあり、
中には、
天然のとらふぐが、3本入っており、全て無事でしたので、萌え燃え・・・❤
三重県から入荷してくるのは、暮れの12月19日以来のことですの、3週間振りということになります。その時の様子については、こちらをお読み下さい。
ブクブクの泡で、見にくいかもしれませんが、
発送前は、このような状態でした。
その後、ひととおりの仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻り、
取り出して、
締めておき、
放血。
3本のうち1本は、
3,4キロのBIGちゃんと呼んでいるサイズで、ちなみに、BIGちゃんとは、2,5キロ以上4,0キロ未満のものです。
卸し終えたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いをしてくれ、それを手直しする流れで、
拭き上げ、ふぐの仕込みは終わったのですが、今日は、3本ともメスでしたので、3打数ノーヒットの3タコに終わってしまいました。
悪天候ゆえ、今度の入荷が気になるばかりですが、無安打状態を、終わらせたいものです。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
お弁当の焼物が、銀鱈の西京焼になる時
今日は、お弁当の仕上げから、一日が始まりました。
煮物や、
揚物、
焼物などを、
を仕上げました。
ご覧のように、今日は2件のご注文を頂いたので、銀鱈の西京焼(写真 左)と、サーモンの西京焼(同 右)と、別々の焼物を御用意しました。
そして、盛り付けは、
いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、孤軍奮闘してくれました。
2件のご注文のうち、こちらのお弁当の焼物が、
銀鱈の西京焼で、
こちらのお弁当の焼物が、
サーモンの西京焼でしたが、
別々になったのは、仕込みの都合によるものでした。
当店の『西京漬』を仕込む時に、
尾に近い部分は、切身にならないので、
このように包丁します。
これを、
一品用やギフト用に、包丁したもののと共に、脱水シートに挟んでから、
お手製の西京味噌と共に、真空パックしておき、お弁当用の焼物にするのですが、銀鱈自体の大きさもあるので、1本卸しても、この部分が出ることもあれば、出ないこともあります。
個人的には、銀鱈の方を、お弁当用の焼物にしたいのですが、原価や仕込みの関係で、銀鱈にするのには、制約があり、殆どの場合、焼物は、サーモンにしています。
そんなこともあり、銀鱈の西京焼が、お弁当の焼物になるのは、ご注文の数と在庫次第ですので、銀鱈の西京焼を召し上がることが出来たら、かなり幸運だとも言えるかしれません。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
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ジャンボちゃん(超特大・天然とらふぐ)は、静岡県清水産
今日は、
ランチ営業時間中に、富士市市内の魚屋さんから、
ジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐ(静岡県清水産)が、届けられました。
ジャンボちゃんとは、4キロ以上のものを、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、萌え燃え・・・❤の想いを込めて、勝手に名付けたものです。
営業時間中でしたので、手が空いた時に、
網から取り出し、
締めてから、
海水を注いで
血抜きをしておきました。
ランチの営業が終わり、卸す前に、
抱きしめて、萌え燃え・・・❤
その後、まな板に乗せ、
卸すことにしましたが、このジャンボちゃんの目方は、
4,9キロでした。
卸すと、
メスでした。
天然のとらふぐのオス、メスの割合は、ほぼ1対1なのですが、オスとメスでは、成長の早さに違いがあるので、ジャンボちゃんは、メスであることが多く、案の定の結果でした。
水洗いを終え、
拭き上げたのですが、ジャンボちゃんぐらいになると、
皮目の部分の模様は、薄い赤い色を帯びています。
ジャンボちゃんのような大きいサイズになると、大味のような気がしますが、そんなことは一切なく、繊細さを束ねたような味わいで、これぞ、天然のとらふぐの美味しさとしか、言い様がありません。
明日以降の入荷は、全く分かりませんが、これからの時季、比較的大きいサイズのとらふぐが水揚げされる機会が増えてくるので、今まで以上に、萌え燃え・・・❤となりそうです。
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明後日のお弁当の仕込み
今日は、定休日でしたが、
明後日のお弁当の煮物などの仕込みをしました。
仕込んだ煮物が冷めたので、
昨日の時点で、仕込んでおいた煮物と、
一緒にしてから、冷蔵庫にしまいましたが、このようにしたのは、昨日の夕方、もう1件のご注文を頂いたからです。
その後、土曜日に仕入れた冷凍の本鮪(アイルランド)を、
解凍するため、洗ってから、
脱水シートに挟んでおきました。
その後、
先付の南京豆腐を仕込んだり、
お弁当用の焼物の銀鱈とサーモンに串を打っておき、どちらも、西京漬になっています。
さらに、
米をとぎ、
糠床の手入れをして、仕込みは終わりました。
そして、
包丁を研ぎ、
洗い物をして、定休日の仕込みが終わりました。
魚の仕込みも無かったので、2時間程度で終わったものの、定休日の仕込みは、これぐらいが理想ですが、なかなか思い通りいかないのは、仕方がありません。
昨日は鯖 今日は銀鱈
今日は、
銀鱈を、昨日は、
鯖を、西京漬に仕込んだのですが、西京漬を仕込むのは、御歳暮のご注文を頂いていた暮れ以来のことです。
鯖は、フィレーといって、三枚に卸してあるもので仕込むのですが、銀鱈は、卸してから、切身にして、仕込むので、
このように、切り落としが出るのですが、形も不揃いですので、賄い行きとなります。
このまま西京漬にして、
焼いたりしたりするのですが、今回は、
明日の夕飯の鍋の材料にするため、霜降りして(熱湯をかけて)から、
鱗や汚れを取り除きました。
明日は、祝日ですが、
月曜日ということもあり、お休みさせて頂きますので、宜しくお願い致します。
初入荷は、アイルランド産の本鮪(冷凍)
築地での初セリ(5日)の新聞記事ですが、
この記事の小見出しにあるように、
この日は、1238匹(本)が入荷していたとありました。
1238本の内訳が、どのような種類が、どれだけの本数かは分かりませんが、それなりの数であったのは確かで、 黄肌鮪は、
このような入荷状況で、
石垣島産が、多かったようです。
また、本鮪は、
壱岐産を中心に、
それなりに並んでいたようで、これらの写真は、荷受けの大手水産会社の方から、借りたものです。
そんなこともあり、いつものように、種類はともかく、何らかの生の鮪が仕入れることが出来ると思っていました。
しかしながら、5日の朝、築地の鮪屋の社長に電話をすると、「全然ダメです。買うには買ったけど、季凛さんの好みでないから、とりあえず、今日は無しにした方が、良いかと・・・。」と言われ、その日は、注文しませんでした。
そして、明くる日の昨日の朝も、電話をすると、「昨日よりも、ダメです。」と、いきなり言われました。
自分も気になり、その理由を訊いてみると、「今日も、壱岐産の50キロくらいのを、仕入れたんだけど、季凛さんには、出すことは出来ません。自分も、商売だから、売りたいのは本音だけど、季凛さんの看板を汚(けが)すようなものだし、自信がないから、やめましょう。」と、言われました。
ここまで言われたのは、実は初めてのことで、取引をしてから、8年以上も経っており、これまでには、良いものもあれば、逆に、返品したくなるものもありました。
それでも、長続きしているのは、お互いのスタイルを認め、信頼しているからに他ならず、それは、一朝一夕で、生まれるものではありません。
また、鮪屋のお得意さんの中には、東京都内に限らず、全国の鮨屋、日本料理店がいて、しかも、その多くはトップクラスで、もっと言うと、日本を代表する超有名店もあるのです。
その中に、『佳肴 季凛』も含まれ、同レベルのものを、仕入れることが出来るのは、自分にとっては、誇り以外の何ものでもありません。
そんな状況ゆえ、
最善の策として、
冷凍のアイルランド産の本鮪を、
仕入れることにしました。
例年、3月くらいまで、生の本鮪の入荷は、天候の関係で、品薄になり、気を揉む時季ですが、どんな形であれ、ちゃんとしたものをお出し出来るよう、策を練らないと・・・。
生の本鮪の年間ランキング(平成28年版)
新年が始まり、一週間が経とうしており、今回のお話しは、昨年入荷した生の鮪の年間ランキングについてですが、鮪というよりも、本鮪についてで、全て、東京・築地から入荷したものでした。
ランキングということですが、あえて、順位をつけず、どれもこれも、素晴らしく、甲乙つけがたいので、横並びの1位とも言うべきものを、5つ挙げます。
最初が、

年明け最初に入荷した宮城県気仙沼産でした。
あまりに素晴らしく、昨年というよりも、これまで自分が仕入れた中で、一番と言っても、過言ではなく、その時の様子については、こちらをお読み下さい。
その次が、

4月半ばに入荷した、宮城県塩釜産のもので、これまた素晴らしく、『備忘録として、塩釜産の生の本鮪』というタイトルで、お話ししました。
3番目が、

この後に入荷した和歌山県那智勝浦産のもので、この時のお話しにもあるように、鮪屋の社長が、

こんなメールを送ったほどでした。
そして、4番目と、

5番目が、

どちらも同じ、千葉県勝浦産のもので、暮れの最後と、その前に入荷し、最初の勝浦産も、かなりのレベルであったこともあり、ブログで書きました。
また、暮れの一番最後のものは、その前のものを凌ぐもので、
年明けの4日でも、
全く変色していませんでしたが、入荷した23日の時点では、年内は問題無くても、ここまで持つとは、思いませんでした。
これまでにもお話ししているように、身の良し悪しは、どこまでいっても、産地ではなく、個体差が全てです。
産地と言えば、青森県大間が、もっとも有名な産地ですが、去年の上位のランキングには、入る余地はなかったものの、決して悪いわけではありません。
ただ、今回お話しした産地は、本鮪に限らず、他の魚でも、良いものが水揚げされており、それだけ漁場(ぎょば)が良いのです。
大間をはじめとする津軽海峡でも、色んな魚が揚がるのですが、それほど耳にしたり、目にすることがないのは、やはりその程度で、自分は、必要以上に期待しませんし、逆に、不安すら感じており、仕入れ先の鮪屋の社長も、そんな自分の仕草を、百も承知です。
もっと言うと、社長自身も、産地で選ばないからこそ、暮れも押し迫り、マスコミの報道に採り上げられる大間に見向きもせず、千葉県勝浦のものをセリ落とし、二週間以上も、変色することのない本鮪を見抜く眼力は、神業以外の何ものでもありません。
ただ、社長も人間ですので、“ババ”を引き、自分も、それに付き合わされたこともあり、それを召し上がったお客様には、この場を借りて、お詫びします。
ただ、天然ものゆえ、全てが自然任せで、どうにもこうにもならないこともあることだけを、少しだけも、ご理解して頂けると有り難い限りです。
今年は、どんな鮪が入荷してくるのかは、分かりませんが、昨日の初セリで、大間産の本鮪に、
7000万円を超える値段がつき、「大間マグロ 伝統を守った」という見出しがついており、自分にしてみれば、不可解極まりありませんでした。
ブランド信仰を煽るマスコミに気を留めず、本物を味わい、愛でる食を堪能して頂けるような方達が増えてくれると、嬉しい限りで、そのための努力を惜しまぬ姿勢を保ち、今年も、さらに精進し続ける所存です。
平成29年初市
今朝は、
沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。
初市ということもあり、
例年のように、ミニサイズの幟が立てられていましたが、地物に限らず、他所の産地から送られて来る陸送便の魚も少ない初市でした。
天候も悪くなかったにもかかわらず、クリスマスの三連休、正月休み、土曜日からの三連休の暦の関係で、漁師の人達も、漁に出なかったことも影響していると、市場関係者の多くが話していました。
休日を増やし、それを歓迎するのも、結構かもしれませんが、食という生命の根幹をなすものをないがしろにしているとしか思えず、今後の日本の行く末が、不安でならない初市でした。
一介の料理人の自分が出来ることは、微塵でしかありませんが、食は、全ての源である以上、少しでも、明るい方向へ向くよう、日々の仕事に、向き合っていきます。














































































































