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もっとおいしいお話し

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薪ストーブ用の半端材

定休日だった昨日、

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知り合いの建材屋さんに、薪ストーブに使う半端材を、しこたま貰って来ました。

 

先ずは、薪ストーブのそばに、

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おいておきました。置ききれないものは、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

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軒下にしまってくれました。これで、しばらくは、安心です。

定休日のふぐ料理

今日は、定休日でしたが、お客様に、お持ち帰り用のふぐ料理のご注文を頂いたので、御用意しました。お持ち帰り用のふぐ料理は、大晦日に御用意することが殆どですが、ご注文があれば、いつでも御用意することが、出来ます。

 

料理内容は、

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ふぐ刺と、

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ふぐちりで、それぞれ2人前ずつ、お作りしました。お持ち帰り用ですので、

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陶器のような見た目ですが、器は、プラスチック製ですので、このように、蓋付きで、重ねることが出来ます。

 

ところで、下の娘の誕生日が、11日ということもあり、

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今夜は、

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ふぐ料理で、お誕生日会をしました。

 

ちなみに、結婚記念日が11月11日、自分の誕生日が12月27日、女将兼愛妻(!?)の真由美さんの誕生日、今月の25日と、うちの家族のイベントは、ふぐのシーズン中です。これも、ふぐへの萌え燃え・・・の想いが、通じているからなのでしょうか!?(笑)

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

生ビールは、ヱビス

【佳肴 季凛】の飲物のお品書きを開くと、

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最初にあるのが、

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ビールで、生ビールの銘柄は、

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【アサヒビール】の『熟撰』です。というより、でした。でした、とあるように、今日から、

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サッポロビール】の『ヱビスに、

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変えることにしました。

 

そした、昨日、夜の営業が終わったら、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、お品書きを、新しいものに、

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交換してくれました。

 

開店して、7年以上経つと、色々な繋がりが増えた結果、取引先も、同じ様に増えたことが、変更の一番の理由です。また、どちらも、所謂“プレミアムビール”であるのは、広く知られており、変更に関しては、大きな差異は無いのも、その理由の一つでもあります。

 

“酔えれば、何でもOK”の自分ですが、実を言うと、【サッポロビール】が、個人的には、一番好きなビール会社で、中でも、一番のお気に入りは、

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“赤星”の愛称で知られている『サッポロラガー』で、生ビールよりも、瓶ビールを変えたいのが、本音でしたが、営業マンの強い説得により、生ビールを変えたのでした。

 

さらに言うと、自分は、生ビールよりも、瓶ビールの方を好みます。というのも、ジョッキの厚い飲み口が、イマイチなのと、瓶ビールの方が、銘柄の違いが分かり、それを、ビアタンブラーではなく、水割りグラスに入れて飲むのが、美味しいと感じるからです。

 

瓶ビールも、変えてもよかったのですが、“スーパードライ”は、最も人気のある銘柄でもあるだけでなく、『アサヒビール』の営業マンはじめ、サーバーの洗浄をしてくれるサービスマンの丁寧な仕事ぶりと、彼らの仕事への姿勢を、長い間、見ているので、単なる個人的な趣味だけで、鞍替え出来ないので、そのままにしておいたのです。

 

そして、明くる日の今日、

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既に届いているジョッキを、

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取り出し、

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洗浄機にかけ、

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使えるようにしておき、これまで使っていたジョッキは、

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お役御免と相成りました。お役御免とは言っても、ただ廃棄してしまうのは、心苦しいので、ご自宅で、“生ビールごっこ”をしたい方に、差し上げるつもりですので、欲しい方は、ご連絡下さい。また、使っていない新品も、

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ありますが、出来るだけお早目に、ご連絡下さい。

 

そして、今夜、

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早速、一杯目の“ヱビス”が、お客様のもとへ・・・。

 

料理人の自分にとって、一番大事なのは、あくまでも食材ですが、食を生業とする以上、生ビールを、“ヱビス”に変更したように、料理を味わう傍である飲物も、食材同様、大切なことで、本物志向のものをお出しする姿勢を、保ち続けたいものです。

野菜が殆ど、ふぐが僅か

土曜日は、自分が通う沼津の魚市場が休みということもあり、魚の仕込みをすることは、殆どありません。だからと言って、仕込みがないわけではなく、こういう時の仕込みは、野菜類中心となります。

 

今日も、そんな感じで、

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火曜日のお弁当の煮物の野菜を仕込んだり、

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お新香の浅漬けを仕込み、この他には、

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酢の物に使う蛇腹胡瓜を仕込みました。蛇腹胡瓜とは、このようなものです。

 

あとは、

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ふぐちり用の野菜を、包丁しておきました。また、定休日ですが、月曜日に、お持ち帰り用のふぐ料理のセットのご注文を頂いたので、

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大根と人参を梅の花の形に抜いて、下茹でをしておきました。ちなみに、ふぐ料理のセットは、

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ふぐ刺とふぐちりのセット(各2人前)で、大晦日に、ご注文を頂くことが殆どですが、ご要望に応じて、いつでも御用意致します。

 

今日の仕込みは、このような感じでしたが、唯一の魚の仕込みが、水曜日と金曜日に仕入れた焼津産のとらふぐ(天然)の皮の掃除と、棘取りで、仕込み終えたものは、

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真空パックして、冷凍しておきました。

 

明日は、市場に行く予定もありませんし、定休日前ということで、仕込みも、少なめですが、こういう時に限って、定休日明けが、バタバタとなることもしばしばで、仕事貯めの出来ない職種の性でもあります。

 

★★★ 期間限定 会席料理 ★★★

2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。

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先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。

今日も、焼津産のとらふぐ(天然)

今朝は、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。今週は、日曜日、水曜日、今日と、3回行ったことになります。

 

生簀には、自分の買番が書かれた札が、置かれており、

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この中から取り出したのは、

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6本の焼津産のとらふぐ(天然)で、もちろん、気分は、萌え燃え・・・

 

これまた、今週3回目のことです。日曜日に仕入れた時の様子が、こちらで、この時は、全部で、14本仕入れました。

 

その次に行った水曜日も、同じく焼津産のとらふぐ(天然)を仕入れ、この日は、合計7本でした。結果的に、今週だけで、合計27本、仕入れたことになります。

 

そのまま、

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締めたら、

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血抜きをするため、海水を注ぎ、しばらくしたら、

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“血の海”から、取り出し、移し変え、

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持ち帰るように、準備しました。ただ、今日は、自分が仕入れた以外にも、同じ焼津産のとらふぐが、5本入荷していました。

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0,9キロが2本と、0,8キロが1本で、残りの2本は、

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3,6キロと、

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4,1キロのものでした。セリの流れ次第では、仕入れるつもりでしたが、予定は未定で終わってしまいました。

 

特に、3,6キロの“大ちゃん”と4,1キロの“ジャンボちゃん”には、後ろ髪を引かれる思いで、その場を後にしたのでした。というのも、それなりの作戦を立てれば、セリ落としてもらえることが出来たはずのセリだったからでした。

 

その後、

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『佳肴 季凛』に戻った後は、

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いつも通りの流れで、

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ふぐの仕込みを、

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終えました。ちなみに、6本のうち4本が、オスでしたので、このような白子が、入っていました。

 

来週の入荷がどうなるかは、全く分かりません。どうなることでしょう?

節分だけに、ふくはうち

今日は、沼津の魚市場へ、

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仕入れに行って来ました。余程のことがない限り、5時過ぎに着くのが、殆どですが、今朝は、

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いつもより、30分以上も早く着いてしまいました。というのも、

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予め注文しておいた焼津産のとらふぐ(天然)が、入荷するからでした。ですので、昨日から、気分は萌え燃え・・・

 

そこには、目方が書かれた札と一緒に、自分の買番である“47-9”という札が、置かれていました。予定通り、合計7本あり、そのうちの2本が、

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1,1キロ、0,7キロで、その隣りが、

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3,4キロの大型のもので、自分は、2,5キロ以上4キロ未満のこのサイズを、“大ちゃん”と呼んでおり、ご存じかもしれませんが、4キロ以上のものを、“ジャンボちゃん”と呼んでいます。

 

さらに、“大ちゃん”の隣りには、

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2本で、1,8キロで、最後の2本は、

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合計で、1,9キロでした。

 

それぞれを確認したら、

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中から取り出し、

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持参して来た包丁で締めたら、

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血抜きのため、海水を入れ、待つことしばし。

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“血の海”から、発泡スチロールに移し、

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持ち帰ることにし、『佳肴 季凛』に戻ったのですが、今日が節分だけに、

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“ふくはうち”状態となりました。

 

ひと通りの仕込みの目途がついたら、卸し始めると、いつものように、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

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水洗いをしてくれました。ただ、手直しを自分がしなくてはならないので、

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移し変え、ランチの営業の合間を見ながら、

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自分が手直し兼水洗い」をし、

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真由美さんが、

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丁寧に拭き上げてくれました。

 

ところで、節分ということで、今日のお昼は、恵方巻ならぬ恵方ちらしを作り、

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食べました。乗っている具は、七福神になぞらえ、ふぐ皮、鰆、蛸、鰻、海老、鰯、胡瓜でした。また、子供たちの夕飯は、

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恵方巻にしてあげました。御飯は、黒米を入れてあるので、このような色をしています。

 

明日は、立春です。暦の上では、春ですが、寒い日は、続きそうですし、とらふぐの入荷も、そんな感じです。そうなれば、まだまだ、ふぐに萌え燃え・・・の自分です。

『英(はなぶさ)』のあんちょこ

先日、

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【佳肴 季凛】でお出ししている日本酒を、『英(はなぶさ)』に、変更したお話しをしましたが、その時、

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お品書きは、そのままにしておくことも、お話ししました。

 

お出ししている銘柄と、お品書きのそれが違うのは、望ましくないので、

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【英】についての詳しく書かれたものを、用意しておくことにしました。

 

蔵元の紹介に始まり、

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アルコール度数や、使用している米など、

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色々と、

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書かれています。ただ、これを、お客様にお見せするのも、仰々しいので、

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ご注文を頂いた際に、銘柄とお品書きが異なることをお伝えするため、名刺サイズのものに、大まかに書いた“あんちょこ”を、女将兼愛妻(!?)の真由美さんをはじめ、ホールスタッフに、持っていてもらうことにしています。

 

さらに、詳しいことをお知りになりたい方には、先ほどの“薀蓄”を、お読み頂くことになります。いずれにせよ、ご興味、ご関心にある方は、ご来店した際に、お声をお掛け下さい。

 

★★★ 期間限定 会席料理 ★★★

2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。

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先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。

今日から2月、明日から『春仕度』

今日から、

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2月ですが、1日とはいえ、月曜日なので、定休日とさせて頂いております。

 

今年も、2月、3月の間、

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女性限定の会席料理『春仕度』(3,000円)を、御用意致します。

 

玄関前のメニュースタンドには、

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このように、お品書きを掲げ、

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テーブル席にも、置きました。

 

『春仕度』は、

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全9品となっておりますが、土曜日は召し上がれません。また、夜のコース料理ではありますが、お昼でも召し上がれますので、お気軽に、お申し付け下さい。

 

献立名に、春とは名(めい)を打ったものの、まだまだ2月は、冬そのものです。体調管理には、くれぐれも、ご留意し、お過ごし下さい。

2本の“ジャンボちゃん”を含む14本のとらふぐ(天然)は、静岡県焼津産

今朝、沼津の魚市場に行くと、

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売場の水槽が、このようになっており、青い水槽から、黄色の箱に移したのは、

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静岡県焼津産のとらふぐ(天然)で、全部で、14本ありました。昨日の時点で、自分が注文しておいたものでした。分かってはいたものの、実物を見た以上、もちろん、気分は、萌え燃え・・・

 

目方も様々で、一番大きいものは、

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5,3キロで、その次は、殆ど同じ大きさの5,1キロで、

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このように、4キロ以上の大きいとらふぐを、自分は、“ジャンボちゃん”と呼んでいます。これだけの数ですので、今朝は、手袋と包丁持参で、市場に来ました。そして、手袋をし、

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そのまま、

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締めることにしました。締めたら、

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血抜きのをするため、海水を注ぎました。しばらくすると、海水だけに、

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それこそ、血の海となりました。その後、

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発泡スチロールに入れ、

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蓋をし、

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市場から、帰ることにしました。

 

【佳肴 季凛】に戻り、蓋を開けたら、卸す前に、

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背と腹を交互に並べ、“オセロ”をしてみました。そして、両手に花ならぬ、両手に“ジャンボちゃん”をしたかったのですが、締めたとはいえ、まだ活きているので、

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番重(ばんじゅう)に入れ、“ジャンボちゃん”と写真を撮りました。自分の顔を御覧頂ければ、お分かりのように、気分は、MAXに萌え燃え・・・

 

ただ、いつまでも、そんな気分でいるわけにはいきませんので、卸し始めることにしました。先頭打者は、もちろん、“ジャンボちゃん”で、1本目には、

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ジャンボサイズの白子が入っていました。これまで、数多くの“ジャンボちゃん”を卸してきましたが、“ジャンボちゃん”の殆どは、メスで、白子入りのオスに出会うとは思わなかったので、予想外に萌え燃え・・・

 

ただ、その次の“ジャンボちゃん”は、

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メスでしたので、真子(卵巣)が入っていました。真子は、有毒なので、食べることは出来ませんし、食べると、痺れてしまいます。

 

その後、次々に卸していると、いつものように、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、水洗いをし始めてくれました。14本もあるので、真由美さんも気合いが入っているらしく、

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長靴を履いていました。ようやく卸し終えた自分は、真由美さんが水洗いしたものを、

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手直しをし、

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ランチの営業前までに、14本全て水洗いを終えることが出来ました。

 

ランチの営業の合間を見ながら、

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真由美さんが、

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拭き上げてくれました。

 

ところで、先ほどの“ジャンボちゃん”の白子の大きさが気になったので、

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秤に乗せてみたところ、

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2つのうちの1つは、620グラムくらいで、もう1つは、

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850グラムくらいで、合計で、約1470グラムでした。2本のうちのどちらかは分かりませんが、殆ど同じ大きさでしたので、全体重の3分の1弱が、白子の目方ということになります。まさに、“泳ぐ生殖腺”です。

 

結果として、14本のうち、

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4本に、十分に成長した白子が、入っていました。

 

一般の方には、目方のことをお話ししても、分かりづらいかもしれないので、参考のために、“ジャンボちゃん”と一升瓶を並べてみると、

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その大きさが、お分かりお頂けると思います。

 

ところで、天然のとらふぐを刺身に仕立てる場合、卸してから、最低でも、2日、出来ることなら、3,4日経たないと、甘味と歯応えを味わえる状態になりませんが、“ジャンボちゃん”の場合、それ以上に、時間がかかります。

 

2本の“ジャンボちゃんを、

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3枚に卸したら、

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晒に包(くる)んで、

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このまま、

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冷蔵庫にしまいます。

 

明後日頃、身の周りについている身皮と呼ばれる薄皮を取り除き、柵取りします。その後、何度か、晒に包み、余分な水分を抜くと、ようやく真っ当なふぐ刺となって、

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お客様にお出し出来るのです。

 

ちなみに、今日の2本の“ジャンボちゃん”ですと、当店の刺身の分量で、12~3人分のふぐ刺に仕立てられ、金曜日か土曜日頃、甘味と歯応えが堪能出来る黄金比率に達するはずです。

 

これまでにも、何度かお話ししてるように、“ジャンボちゃん”は、大きいので、大味かと思われるかもしれませんが、そんなことは、決してなく、繊細さを束ねたとしか言い様のない味わいです。特に、ふぐちりに仕立てた時は、刺身以上に、味わうことが出来ます。

 

個人的には、いつも“ジャンボちゃん”を、お客様にお出ししたいのですが、絶対数が少ないので、どうすることも出来ません。ですので、運良く、“ジャンボちゃん”を食すことが出来た方は、ふぐが転じて、それこそ福(ふく)そのものです。

 

そして、その一連の流れに携わることの出来る自分は、福にして、萌え燃え・・・

平成28年1月の鮪コレクション

明日で、1月も終わりです。ということで、月末もしくは、月初め恒例の“鮪コレクション”が、今回のお話しです。いつものように、東京・築地から仕入れた天然ものです。

 

1月というより、今年最初に入荷した鮪は、

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宮城県気仙沼産のものでした。この鮪は、【佳肴 季凛】開店以来、一番良いと胸を張って言えるものでした。それについては、こちらを、お読み下さい。

 

この気仙沼産の次は、

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和歌山県那智勝浦産のもので、気仙沼産と遜色の無いものでした。

 

この次も、

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同じく那智勝浦産のものでしたが、前回の方に、軍配を挙げざるを得ませんでした。

 

そして、昨日、1月最後のものが、入荷しました。

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伊豆七島の一つ神津島産のもので、初めて仕入れる産地でもあります。本鮪ではありませんが、4年ほど前、同じ伊豆七島の三宅島産の黄肌(きはだ)鮪を仕入れたことがあります。

 

東京都と札に書かれているように、伊豆七島は、東京都ですから、言い方を変えると、東京都産ということになるので、何となくしっくり来ない気がしない感じがします。

 

そんなことはともかく、身の質は、なかなかのもので、前回の那智勝浦産のものよりは、上でした。結果として、1月のランキングは、気仙沼、那智勝浦(1番目)、神津島、那智勝浦(2番目)の順番となり、全て太平洋側で、水揚げされたものでした。

 

もっと言うと、1月の1位と2位が、今年のランキングで、ベスト5は確実だと、自分は思っています。自然相手ゆえ、どうなるかは分かりませんが・・・・・。

 

2月になると、宮崎県油津や川南で、黄肌鮪が水揚げされるので、状態が良いものがあれば、仕入れるかもしれません。ただ、2月は、天候の関係で、鮪類が、一番少なくなるのが、気懸りですが、1月と同じレベルのものが、入荷して欲しいものです。

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