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もっとおいしいお話し

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御前崎産のしょうさいふぐ

今朝は、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。構内を歩いていると、

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御前崎産の活魚が、簡易的な生簀に、入っていました。ひと通り、見てみると、

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一番端に、【フグ ⑨ 2,5】と書かれた札と共に、小さめのふぐが、入荷していました。このふぐは、しょうさいふぐで、自分は、刺身や唐揚にして、お出ししています。刺身にする時は、このように下拵えをして、お出ししています。また、唐揚は、こんな風に、お出ししています。

 

ちなみに、当店のふぐ料理のコースでお出ししているふぐは、天然のとらふぐのみですが、しょうさいふぐも、十分美味しいふぐです。

 

週末用の刺身に使うものは、予め注文しておいたので、特に必要ではなかったのですが、セリ前に、仲買人と“作戦会議”をし終えると、

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セリが始まり、

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作戦通りの値段で、セリ落としてもらうことが出来、

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そのまま、9本全て締め、

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持って帰ることにしました。【佳肴 季凛】に着き、

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頭の付け根に包丁を入れたら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、

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頭と皮を剥いてもらってから、

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水洗いをしてもらいました。

 

先程お話ししたように、良い意味での予想外の仕入れでしたので、

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9本全て、真空パックして、マイナス40度で、冷凍しておきました。こうすることで、急なご予約や、天候不順で、魚の入荷が無いような時に、備えることが出来ます。

 

このようにして、冷凍しておくと、味が落ちることは、殆どありません。冷凍というと、イメージが良くないのは、否定出来ませんが、天然素材を追い求めつつ、安定した値段で、料理を提供するには、どうしても工夫が、必要です。

 

やはり、料理の道は、どこまで行っても、精進あるのみ。今更ながら、そんなことを再認識したのでした。

3打数3安打の猛打賞の天然のとらふぐは、三重県産

今日は、

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朝一番に、宅配便の営業所に、

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荷物を、取りに行きました。当ブログをお読みになっている方は、この中身は、既にお分かりかと思います。そのまま受け取り、

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【佳肴 季凛】に戻り、中を開けると、3本の三重県産のとらふぐ(天然)が、活きたまま入っていました。

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、カウンター周りを養生してもらい、

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3本全て、取り出しました。この姿を見ると、いつものことながら、自分の気分は、萌え燃えです。そのまま卸し始めると、

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いつものように、真由美さんが、水洗いをしてくれました。また、この3本は、全てオスで、

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大きさに違いはありますが、どれも成熟した白子が入っており、言うなれば、3打数3安打の猛打賞を、獲得したことになりました。

 

次回も、猛打賞だけでなく、10割の成績を残したいのですが、こればかりは、神のみぞ知るとしか、言えません。

恵方巻に刺激され、手巻き鮨

年が明け、コンビニの駐車場に、

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こんな幟(のぼり)や、

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こんな看板を、目にするだけでなく、

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最近になって、新聞チラシが、目に入ってくるようになってから、恵方巻という言葉のサブリミナル効果のせいか、妙に、鮨が食べたくなり、今日の夕飯は、

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定休日で、家族揃って、食事をするので、手巻き鮨にしました。今日のために、自分は、天然のとらふぐを仕入れている三重県の魚屋さんから、

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宅配便で、鮨だね用の魚を、送ってもらうことにし、今朝、届きました。中を開けると、

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こんな感じの詰め合わせが、入っていました。鮮魚そのままの詰め合わせというのも、変な言い方ですが・・・。

 

その中身ですが、5種類で、その一つが、

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鯨でした。この鯨は、ミンククジラという種類で、定置網にかかったものです。鮮やかな色合いに、否が応でも食がそそられ、魚でもなく、獣肉でもない味わいは、何とも言えません。ご存じのように、鯨の流通量は、非常に少ないので、今回のセットに入っていたのは、幸運そのものでした。

 

セットの2つめですが、

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槍烏賊(やりいか)です。

 

秋から、春先までが旬の烏賊で、特に、今シーズンは、全国的に豊漁で、それこそ、沸くほど水揚げがあります。とは言っても、来シーズンが不漁になることも可能性もあります。ただ、こういう状況は、槍烏賊に限ったことではなく、あるとあらゆる水産資源に当てはまり、水産業に限らず、自然を相手にする一次産業の難しさの一面でもあります。

 

さらに、3つ目が、

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鯵です。

 

鯵が一番美味しいとされる時季は、夏というのが通説ですが、自論としては、所謂小魚ゆえ、驚くほどの差異はなく、関鯵をはじめ、各地でブランド鯵が存在し、光物の範疇にありながらも、万人受けする魚でもあります。

 

調理方法も、生で良し、煮て良し、焼いて良し、揚げて良しのオールランドプレーヤーぶりは、星の数ほどある魚の種類でも、鯵以外に見つけるとなると、なかなか難しいものですし、鯵の語源とも言われるように、味が良いのは、ど真ん中の的を得ていると言っても、過言ではないはずです。

 

そして、4つ目が、

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この寒い時季に脂が乗る真鯖で、今回のセットで、自分が、一番食べたい魚で、〆鯖にしました。やや大きめの1キロ弱のものでしたが、聞くところでは、2キロを超えるスーパー稲妻ジャンボ、略称“SIJ”がいるらしいのです。いつか、そんなSIJを、食してみたいものです。

 

最後の5つ目が、

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はがつおです。

 

はがつおは、漢字で書くと、歯鰹と書き、歯が犬歯のようになっていることに、由来しています。また、水揚げされた三重県では、尖った顔付から、キツネとも呼ばれています。さらなる俗説の一つが、鰹の名前で、騙すから、キツネとも言われたりもするらしいのですが、実際には、どうなんでしょう?

 

冒頭の写真にもあるように、これら5種類以外のものも、鮨だねにしたので、改めて、ご覧下さい。

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鯨に、

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鰻。

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鯵、〆鯖、湯葉の3種。さらに、もう3種として、

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はがつお、小肌、帆立。そして、最後の3種が、

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槍烏賊、すわい蟹の爪、甘海老で、合計11種類の魚介類を、味わいました。

 

手巻き鮨は、食卓を囲みながら、同じ食材を、好みで、食べることが出来るのが、その良さの一つだと思います。何も、このことは、手巻き鮨に限ったことではなく、家族揃って、食事をすることの大きな意義で、普段なかなか子供達と、時間を共有することの出来ない自分にとっては、貴重なひとときでもあります。

 

食は、人を良くするとも言われていますが、食に携わることを生業としている以上、少しでも、そんな役目の一端を担うことのできる料理人になりたいものです。

天然のすっぽん(伊豆・松崎産)の仕込み

前回のお話しの続編で、伊豆・松崎産のすっぽん(天然)の仕込みについて、お話しします。

 

天然であれ、養殖であれ、すっぽんは、卸す時に、

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仰向けにして、まな板におきます。というのは、すっぽんは、裏返しにしておくと、首を伸ばし、ひっくり返ろうとするので、その瞬間に、素早く掴んだら、首の付け根に一気に、切り込みを入れ、卸します。この後の様子は、かなりグロテスクなので、割愛させて頂きます。

 

卸してから、薄皮を取り除き、

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下拵えが終わりました。この時点での、養殖ものとの違いは、薄皮の臭いが、あんまりしない感じでした。

 

すっぽんは色んな料理に仕立てることが出来ますが、すっぽんの美味しさは、出汁にあり、他の素材をもってしても、代え難いもので、魅惑的、官能的という言葉が、当てはまります。

 

すっぽんの出汁の取り方ですが、

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鍋に、身を入れたら、水と日本酒を加えます。この時の分量ですが、自分は、1枚のすっぽんの場合、目安として、水1升5合に対し、日本酒5合ほどです。今回は、天然ものの味を知りたいので、1枚でしたが、通常は、3枚ぐらい仕込みます。ちなみに、たっぷりの日本酒と水で出汁を取ることを、日本料理では、“すっぽん仕立て”と、呼んでいます。

 

また、水と日本酒の割合ですが、10:1だったり、2:1だったり、同割だったりと、使い勝手や料理人の好みによって、様々です。

 

先程の鍋に、昆布を入れたら、

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火にかけ、強火で、煮出していきます。沸いてきたら、昆布を取り出し、あくが、絶えず出てくるので、

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お玉で寄せながら、丁寧にすくい取っていきます。この作業を疎かにすると、仕上がりに決定的な差が出るので、神経を集中させます。この時も、養殖のすっぽんのような臭いは、しませんでしたし、最初心配していた泥臭さも、ありませんでした。

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あくが出なくなったら、強火から中火程度にし、少しずつ煮詰めていきます。中火にするのは、沸いたままだと、出汁が濁ってしまうからです。

 

頃合を見計らい、

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濃口醤油、薄口醤油、味醂、赤酒、塩で、味付けをしたら、弱火にします。大方の味が調い、冷めたら、バットに移し、

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このまま冷蔵庫にしまいます。すぐにでも、使うことは出来るのですが、1日程度、寝かしたものの方が、美味しくなります。

 

そして、昨日の夜、

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仕事を終えてから、晩酌の時、味を見たのですが、仕込みの段階で感じていたような臭いは、案の定ありませんでした。

 

臭いとは言っても、養殖のすっぽんでも、それは、決して味を損ねるようなものではなく、あくまでも、天然ものとの比較の上でのことですし、先ほどお話ししたように、すっぽんの出汁の美味しさは、他の食材には、無いものです。

 

また、すっぽんと言えば、豊富なゼラチン質が最大の特徴で、今回の天然ものは、養殖ものよりも、ずっと多く感じられました。特に、箸で持っているえんぺらの部分のプリプリ感は、堪りませんでした。

 

結論としては、天然の方が、上品な感じでしたが、それこそ、月とすっぽんということはありませんでしたし、今後、自分が使うのは、基本的に、入荷が安定している養殖の予定です。

 

ただ、ここ2,3年、すっぽん料理自体が、当店に限ったことではなく、人気がなくなりつつあり、実際、自分が通う沼津の魚市場でも、扱っている問屋が、扱わなくなってしまいました。一昨年の暮れに、日本料理文化が、ユネスコの無形文化遺産登録されたにも関わらず、現状というのは、日本人が日本料理を食べなくなりつつあるのです。

 

日本料理は、格式があり、供する日本料理店も、敷居が高かったりと、それこそ高嶺ならぬ高値の花のようになっていますが、家庭で作る料理も、実は日本料理であり、和食である以上、鰹節や煮干しで取った出汁で、料理を作ってもらいたいものです。

 

また、日本料理は、出汁という水を使う料理なので、その味わいは、どうしても淡白な味わいになりがちで、一度食べただけでは、その美味しさを評価しにくく、中華料理やフレンチ、イタリアンのような洋食のように、油だけでなく脂を感じる料理は、一口食べれば、その味わいを感じることが、出来ます。

 

ですので、日本料理からは、どうしても箸が、遠ざかるようになってしまうのです。そういうことには、目をつむるとしても、和食というよりも、家庭で、冷凍食品や惣菜を並べるだけでなく、ちゃんと手作りしたものを、家族みんなで、楽しく食事をしてもらいたいものです。

 

食育という言葉が聞かれるようになり、時間が経ちましたが、ちゃんとした食事をすることが、人間が生きる上では、何よりも大切なはずです。

 

実は、こんなことを、昨日ゲスト出演させて頂いたK-mixのラジオ番組『ケチャップのドバ☆ドバしずおか』で、

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お話ししました。そんな番組の収録の様子は、先日お話ししました。前編が、こちらで、一方の後編は、こちらです。

 

日本料理という日本文化の一端を担うことを生業とした以上、どんな形でも、その素晴らしさを後世に伝えられるよう、精進していきます。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

伊豆・松崎産の天然のすっぽん

今朝は、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。

 

その後、別の売場に向かい、仕入れたのが、

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予め注文しておいた2枚のすっぽん(佐賀)でした。ひと通りの仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻ったのでしたが、このすっぽんとは別に、

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知人からもらったすっぽんが、1枚いたので、手持ちは、

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3枚になりました。もらったすっぽんは、手前の一回り大きいもので、伊豆の松崎産の天然ですが、今朝の2枚は、養殖です。ご覧のように、天然は、甲羅が茶色っぽく、養殖のそれは、緑がかっています。

 

実を言うと、天然のすっぽんは、これまでに、何度も見たことがあるのですが、実際に扱うのは、このすっぽんが初めてです。ちなみに、以前にも、天然のすっぽんについて、お話ししたことがあります。

 

どんな素材でも、一度は使ってみないと、気が済まない性分なのですが、使う機会が無かったのは、入荷が不安定あるだけでなく、泥臭いとか言われたりもするので、ちゃんとした味が引き出せるかどうかという不安もあったからです

 

手に取り、見てみると、

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養殖よりも、

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えんぺらと呼ばれるスカートのような部分が、広くて、厚いのが、分かります。このえんぺらには、良質なコラーゲンを豊富に含まれているだけでなく、ビタミン、アミノ酸などが、豊富に含まれているので、すっぽんは、“食べる化粧品”と言っても、過言ではありません。

 

折角の天然のすっぽんですので、

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手に取り、

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記念撮影をしていると、

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首を出し、危うく噛まれそうになりました。

 

言うまでもありませんが、自分にとって、すっぽんは、どこまでいっても素材ですので、気になるのは、その味わいです。すっぽんを味わうには、鍋に仕立てるのが、ベストですので、その仕上りが、楽しみです。間違っても、泥臭くて、食べられないことだけにはならないように、祈るばかりです。

『ケチャップのドバ☆ドバしずおか』の収録 後編

前回のお話しの後編です。

 

玄関の扉を開け、奥に行くと、

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スタッフの方達は、収録の打ち合わせを行っていました。そんな状況でしたが、自分の様子に気が付き、挨拶をし、収録の段取りを教えてくれ、

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インタビューを受けるスタジオを、見せてくれました。そうこうすると、パーソナリティーのケチャップさんが、

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打ち合わせを始めていました。打ち合わせを終わったケチャップさんは、

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自分に気付き、挨拶をしてくれました。【佳肴 季凛】では、世界の王様になった気分でいる自分ですが、ひとたび己の城を出たら、ただの一兵卒そのもので、否が応でも、緊張感は高まります。

 

そんな中、しばらくすると、番組のコメンテーターでもあり、当店の取引業者の【エスクリエイト】の社長の石川さんが、

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やって来ると、幾らか緊張感も和らぐのも束の間、席に着くと、

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自分が回答したヒアリングシートと、

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番組の進行スケジュールがあり、再び緊張してきました。ちなみに、ヒアリングシートは、

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こんな風に、

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回答しました。

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ヒアリングシートと番組のスケジュールを確認し終えたら、持参したふぐ刺と、

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西京漬をテーブルに置き、

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マイクの位置を、最終確認すると、

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ケチャップさんのナレーションと共に、収録は始まりました。ここからの時間は、あっと言うまで、自分のふぐに対する想いや、日本料理のあり方などを、ブログ同様、熱く語らせてもらいました。内容については、放送を、お聴きください。放送日は、来週の土曜日(17日)の夕方6時から、【K-mix】です。

 

収録後、

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3人で、記念撮影をし、

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石川さんとスタジオのスタッフの方に見送られ、静岡駅に向かいました。駅に着き、

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ホームに着くと、緊張感だけでなく、熱き想いを語ったこともあり、さらに、一気に解放感が沸き上がって来たので、ビールを買い求めてしまいました。座席に着くと、

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一気に飲み干してしまい、予備の2本目も、

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グビグビ・・・。

 

本当なら、3本目といきたいところですが、夜の営業もあったので、それ以上、買い求めなかったので、これにて打ち止めでした。そんな休息時間はわずかで、

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新富士に着き、【佳肴 季凛】に戻りました。

 

ご興味、ご関心のある方は、来週の放送を、お楽しみに・・・。

『ケチャップのドバ☆ドバしずおか』の収録 前編

先日お話ししたように、今日は、【K-mix】の番組『ケチャップのドバ☆ドバしずおか』の収録があったので、ランチの営業をお休みさせて頂きました。

 

そんな今日は、通常の仕込みをした後、

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収録に持っていくふぐ刺を引きました。その後、前盛に使うふぐ葱をラップに包んだものを、

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盛り付け、

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蓋をしたら、一緒に持っていく西京漬も、

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準備し、保冷剤を入れた発泡スチロールに、

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入れて、【佳肴 季凛】を出発しました。向かったのは、

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新富士駅でした。今日は、天気も良く、

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見慣れた富士山も、同じ富士市でも、違った場所から眺めてみると、新鮮なものです。その後、切符を買い、

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改札口へ。行先は、静岡です。程無くすると、新幹線が着き、

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列車内へ。静岡は、新富士の次ですので、

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すぐに、こんな表示が流れて来ました。静岡に着き、

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改札口を出たのですが、予定より1本早かったので、駅構内のショッピングモールや、

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隣接する駅ビルを、

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ブラブラし、志村家の女三羽烏のお土産を買い求めました。再び、外に出て、タクシー乗り場に向かい、

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出発時より、増えてしまった荷物と共に、乗り込み、

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収録先のスタジオに、

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向かい、10分程度で、

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スタジオに着くと、これまでの旅行気分は薄れ、妙な緊張感の気配を、感じた自分がいたのでした・・・。

 

続きは、次回お話しします。

年明け初の沼津魚市場

今朝は、

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年が明けてから、初めて、沼津の魚市場に行って来ました。というのも、先日お話ししたように、今年は、築地に行ったからでした。

 

いつものように、

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生簀のある活魚売場に行くと、

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三重県産のとらふぐ(天然)が、5本入荷していましたが、

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どれも魚体が小さいだけでなく、痩せていたので、“ふぐに魅せられし料理人”の自分として、萌え燃えの気分にはならず、素通りしました。

 

それから、別の生簀を見ると、

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9,8キロのBIGサイズの鱸(すずき)が、入荷していました。

 

ところで、自分の今年の夢というか、願望は、10キロオーバーの天然のとらふぐを仕入れ、抱きしめることです。これまでにも、

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富山県産の5~6キロ前後のものを抱きしめたり、

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長崎県産の6キロオーバーのものを抱きしめたことはありますが、ともかく大台をクリアしたいのです。それが実現したら、それこそ萌え燃えの気分以外の何物でもありません。

 

また、今朝は、暮れ辺りから、入荷量が増えている地物の槍烏賊も多く、

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この他にも、

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沢山、

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入荷していただけでなく、

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活かしでない槍烏賊や、

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地物の太刀魚も、かなり入荷していました。そんな様子を尻目に、構内を歩いていると、

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山積みにされたさばふぐが、ありました。このさばふぐは、

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先ほどのとらふぐと同じ、三重県産のもので、このうちの2ケースを、

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仕入れることにしました。その後、冷凍ものなどを扱う売場に行ったのですが、

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年明けということもあり、人もまばらでした。

 

そんなこんなで、ホームグランドの沼津の魚市場に行ったことにより、ようやく自分としては、一年が始まったような気がします。

『ケチャップのドバ☆ドバしずおか』の出演依頼

明後日、

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1月9日(金曜日)のランチは、都合によりお休みさせて頂きます。その都合とは、

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静岡県内が放送エリアのFM局【K-mix】の番組『ケチャップのドバ☆ドバしずおか』(土曜日 18:00~18:30)に、ゲスト出演し、その収録に、行くからです。

 

暮れに、依頼のお話しは頂いていたのですが、今日、正式な依頼のメールが届きました。ラジオ番組に、出演させて頂くのは、3年半振りのことです。どうなるかは分かりませんが、去年のテレビの時よりは、緊張しないつもりではいますが、実際はどうなることやら・・・。

 

放送日は、翌週らしいのですが、分かったら、またお話しします。

平成27年最初の仕入れは、築地へ

今日は、始発の新幹線に乗るために、

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新富士駅に行きました。切符を買い、

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改札口へ。行先は、東京です。東京へ行くのは、遊びではなく、築地に仕入れに行くためですので、

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靴は、もちろん長靴です。ホームに着き、

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しばらくすると、新幹線が来て、乗り込みました。

 

1時間ほどで、

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品川に着き、山手線に乗り換え、

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新橋で、降りました。改札口を出ると、タイミングよく、

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築地行きのバスが止まっており、急いで乗り、10分程度で、

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着きました。

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東京で、修行していた20代の頃、週に何度か来ていた光景と、殆ど変らない様子でしたし、自分の原点に戻ったような気がして、懐かしさすら感じました。ただ、来年の11月には、豊洲に、市場は移転するので、こんな様子を目に出来るのも、数える程度どころか、最後かもしれません。

 

そのまま、場内の売場に向かうと、

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今年の初市ということもあり、こんな幟が、どこそこで、掛かっていました。そんな様子を尻目に、自分が向かった先は、

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いつもの仕入れ先の鮪屋でした。良さげなものを確認し、

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切ってもらったのが、

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和歌山県那智勝浦産の生の本鮪でした。一旦、鮪屋を離れ、色々と仕入れをし、

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荷物を一つにまとめてもらい、場内を後にしました。魚の仕入れは、終わっても、仕入れなくてはならない野菜も、いくつかあったので、場外の八百屋に、

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立ち寄り、仕入れは、無事に終わりました。場内、場外に限らず、築地にある店は、料理人向けの専門店ばかりであるだけでなく、数も多いので、時間はいくらあっても足りませんし、まだまだいたいくらいでしたが、今日は、戻ってから、仕込みをしなくてはならないので、そこそこにしたのでした。

 

朝一番の新幹線に乗り、朝食抜きでしたので、

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蕎麦を食べて、タクシーに乗り込み、新橋に向かい、東京を後にしたのでした。新富士に着き、

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【佳肴 季凛】に戻り、仕込みを始めました。

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先付の南京豆腐、刺身の妻などに始まり、

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明日炊く白米、雑穀御飯を用意したり、

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西京漬用の銀鱈(アラスカ)を、冷凍庫から出したりと、正月休み明けということもあり、殆どのものを、仕込んだり、準備しましたが、夕方までに、全て終わらすことが出来ました。

 

明日(6日)から、ランチ、夕席共に、通常通り営業致します。皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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