2人で、ファミレス
昨日は、夜の営業をお休みさせて頂きました。というのも、2人の娘達の用事が、重なったからでした。女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、上の娘の用事に行き、自分は、
下の娘が通うスイミングスクールに、行き、スイミングの後は、2人で、夕飯を食べに行きました。行った先は、ファミレスで、
2人で、乾杯。2人で、夕飯を食べるのは、初めてのことですので、妙に、緊張しているような・・・。暫くすると、
サラダや、
フライドポテトが運ばれて来ました。そうこうしてると、
娘には、メインのハンバーグ、自分には、
ステーキが、運ばれて来ました。
お腹が空いているようで、
無我夢中で、
御飯を平らげ、
残りのハンバーグも、
完食。〆のデザートも、
同じく完食しました。
【佳肴 季凛】を開店した当時は、幼稚園に行く前で、それこそ赤ちゃんみたいな感じでしたが、小学生になり、既に4年生です。我が子とは言え、子供の成長は早いもので、嬉しくもあり、そうでない面もあります。
また、中学生になれば、父親である自分のことを、“ウザい”とか“KY(空気読めない”呼ばわりするのは、覚悟しています。そうなると、しばらくの間、没交渉になるでしょうし、ブログに登場することは、まずないはずですが、どんな恰好であれ、健やかというより、真っ当に成長して欲しいものです。
二日連続で、バスの団体のお客様の第二弾(後編)
今日も、団体のバス旅行のお客様が、【佳肴 季凛】に見えました。
到着すると、お客様が次々と店内へ。このツアーは、
当店の料理をメインに、先週の14日(木)、昨日、今日と3回企画されたもので、どの日にちも、ほぼ定員となったこともあり、通常のランチの営業をお休みさせて頂きました。
今朝も、
朝6時過ぎから、仕事を始めました。今日のように、法事などの団体のお客様が見える日は、殆ど仕込みをしないで、お出しする料理の準備だけとなってしまいます。
そんな今日の料理ですが、団体のお客様ですので、
小鍋と、
御飯(香物付)は、既にセットしておきました。小鍋は、
“ひじきと野菜の小鍋仕立て”で、7種類の雑穀(玄米、黒米、押麦、小豆、あわ、ひえ、きび)をはじめ、20種類以上の食材が入っており、マクロビオティックをベースにしている当店のマストアイテムの一つでもあります。
また、御飯は、
するめと昆布が入った“松前御飯”で、この他の料理は、普段の会席料理のコースと同じ様に、お客様が着席してから、お出ししました。
先付は、
“うすい豆腐”で、グリンピースで作った豆腐です。グリンピースつまり、えんどう豆のことを、うすい豆というので、このような名前なのです。
その次が、お凌(しの)ぎの“サラダ素麺”です。
素麺と言っていますが、使っているのは、きし麺です。あくまでも、料理名ですので、ご理解下さい。お手製の胡麻だれをかけ、長葱、茗荷、貝割れ、アーリーレッド、紫キャベツ、青ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカ、人参を細かく刻んだ野菜を盛り付けてあります。“サラダ素麺”の野菜については、こちらをご覧下さい。
そして、日本料理の華の一つでもある刺身は、
生の本鮪(那智勝浦)、湯葉、小肌(佐賀)の三種盛りでした。
揚物は、
“海老のぶぶあられ揚げ”と“鯵の新挽揚げ”でした。もちろん、揚げたてです。蒸物は、
“鰯つみれ錦糸蒸し”です。
ここまでお出しすると、「まだ、出るの?」と、多くのお客様から言われますが、この後は、酢の物とデザートで、酢の物は、
“ふぐ皮生酢”です。粒マスタードをベースにしたドレッシングを掛けてあり、酸味と辛味が、後味をすっきりさせてくれます。
そして、最後のデザートは、
地元の静岡県富士市産の“紅ほっぺ”を使った“苺のムース”です。作り方は、こちらをお読み下さい。
ひと通りの料理を出し終え、お客様も御食事中でしたので、今日来たバスの中を、見学して、写真も撮らせてもらいました。このバスは、
何とベンツ!
これまでに、道路を走っているのは、見たことがありますが、間近で見るのは、初めてのことで、興味津々で、
中に入ると、
このように座席が、並んでおり、
皮張りでした。さすが、ベンツ!
また、外を見ると、
車体の真ん中辺りにも、ドアがあり、
もう一つ入り口がありました。これまた、さすがベンツ!
ドアが閉まると、
今回のツアーを企画した東京都八王子市の観光バス会社の【ニュープリンス観光バス】のロゴが書かれていました。
こんなことをしているうちに、お食事を終えたお客様がバスに乗り、程なくすると、出発の時間となり、
皆で、恒例の“お・見・送・り”をしました。
そして、お約束で、女将兼愛妻(!?)の真由美さんから、「こういうバスに乗って、皆で旅行に行きたいよねぇ~!連れてって欲しいよねぇ~!日帰りでもいいからさぁ~!」のコメントがあり、聞かぬふりをして、その場を後にした自分でした。
二日連続で、バスの団体のお客様の第二弾(前編)
先週の水曜日と木曜日同様に、今日は、バス旅行の団体のお客様が見えたので、
朝一番から、
料理の盛り付けに、追われていました。ともかく時間との闘いですので、余裕という余裕は、一切ありません。
お客様が到着し、料理をお出しし終え、息つく間もなく、
お客様がお帰りになり、皆で、お見送りをしました。
その後の洗い場は、
このような状態でした。夜の準備や、仕込みが無ければ、自分も洗い物をするのですが、それどころではなく、
夜の【鱧料理】のお客様にお出しする鱧を卸したりしただけでなく、築地から届いた生の本鮪(那智勝浦)を、
確認してから、しまいました。最後に、
明日の器も出し終え、無事に終わることが出来ました。明日も、今日と全く同じような一日となります。
なお、明日の夜の営業は、都合によりお休みさせて頂きますので、宜しくお願い致します。
佳肴季凛的お供え餅
今朝は、
仕込みをする前に、宅配便の営業所に行って来ました。既に、
二つの荷物は、届いており、手前が、三重・熊野からの天然のとらふぐで、奥が、東京・築地からの鮪でした。
【佳肴 季凛】に戻り、三重から届いた箱を開けると、
天然のとらふぐが、
姿を現しました。
5,1キロの超特大サイズで、自分が呼ぶところの“ジャンボちゃん”でした。
まな板には乗せたものの、久し振りの“ジャンボちゃん”ですので、
抱っこして、写真を。もちろん、気分は、萌え燃え・・・❤
もう一つの箱を開けると、
氷の入った袋の下に、
宮城県塩釜産の生の本鮪」(天然)が、
入っていました。
問答無用で、最高のものでしたが、“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとっては、どこまでいっても、天然のとらふぐですし、しかも、今日は、“ジャンボちゃん”ですので、及第点程度の評価しか出来ませんでした。
いったん包丁を握れば、気分は、萌えから燃えとなり、
卸すと、はち切れんばかりの白子が、出て来ました。卸してから、水洗いをし終え、
秤に乗せると、
大きい方は、900グラム弱で、一方の小さい方は、
500グラム程で、合計で1,400グラム=1,4キロでした。つまり、全体重(5,1キロ)の約4分の1の大きさです。まさに、泳ぐ生殖腺です。
ここまで大きいと、白子というより、お餅のような感じで、
器に、大きい方から乗せ、その上に、
小さい方を乗せ、
最後に、くちばしの部分を乗せると、
【佳肴 季凛】的お供え餅が、出来上がりました。御利益がありそうな雰囲気がしないでもないように思えるのは、気のせいでしょうか・・・。
白子もさることながら、身の部分のうち、半身は刺身にするため、
卸してから、晒にくるんでおきました。また、もう半身は、
唐揚用に、ぶつ切りにしておきました。
これまでに、何度もお話ししているように、“ジャンボちゃん”だからと言って、身も、白子も、大味ということはなく、むしろ繊細さを束ねたような味わいで、一度食せば、その虜になることは、間違いありません。
5月も半ばを過ぎ、夏の気配を感じられる陽気の日もありますが、冬場とは違ったふぐの味わい方も、一興です。
二日連続で、団体のバス旅行のお客様
昨日、今日の二日連続で、【佳肴 季凛】には、団体のバス旅行のお客様が見え、御食事をしました。
昨日のお客様は、
“昼ふぐ”を召し上がりました。もちろん、ふぐ刺、ふぐの唐揚げもです。先付には、
前回お話ししたニュージーランド産の生の南鮪の中とろを、お出ししました。また、白子酒のご注文も頂いていたので、
焼いてから、裏漉しした天然のとらふぐの白子を、
器に入れておきました。ひと通りの準備を終え、しばらくすると、お客様が到着しました。20名ほどの団体のお客様ですので、写真を撮るどころではなく、一気に戦闘モードに突入・・・。
お食事を終え、程なくすると、出発の時間となり、
お見送りをしました。その後、片付けの目途が着いた頃、今日の器を用意し、
座敷のお席も、
一部だけ、セットしておきました。
そして、明くる日の今日いらしたのは、先日お話しした募集型ツアーのお客様でした。
蒸物の“鰯つみれ錦糸蒸し”を盛り付け、温蔵庫にしまったり、
刺身を盛り付け終えたりと、準備に追われているうちに、お客様が到着し、昨日同様、再び戦闘モードへ・・・。
料理をひと通りお出しし終えると、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんをはじめ、ホールの女性陣達が、洗い物に取り掛かりました。とは言っても、40人以上の団体のお客様ですので、洗い物はなかなか終わりません。
そうこうしていると、お客様のお帰り時間となり、
恒例のお見送りをしました。
結果的に、今日は、かなりハードとはいえ、不都合なミス、粗相はありませんでした。また、法事などの大勢のお客様もご来店されるので、不慣れということはないものの、流れを掴むことが出来たので、とりあえず、一安心です。
というのも、来週の火曜日(19日)と水曜日(20日)も、今日と同じツアーのお客様も、ご来店されるからです。ただ、両日とも、満席となっているので、フリーのお客様のお席の御用意は、出来ませんので、宜しくお願い致します。
10日振りのニュージーランド産の南鮪
今日、東京・築地から入荷したのが、
ニュージーランド産の南鮪で、ちょうど10日前にも、入荷しました。
その時とは、部位が違いますが、
脂の乗りは、かなり強く、
皮ぎしの部分は、このような感じで、今夜の会席料理のお客様の刺身には、中とろと赤身の部分を、一つずつ使い、
槍烏賊(銚子)、小肌(佐賀)、湯葉と共に、盛り付けました。
ところで、明日(13日・水曜日)と、
明後日(14日・木曜日)のランチは、
バス旅行の団体のお客様が、お見えになるので、満席というより、ご予約のみの営業となっております。
なお、来週の火曜日(19日)と水曜日(20日)も、同様ですので、不都合があるかとも思われますが、くれぐれも宜しくお願い致します。
久々の沼津産の天然のとらふぐ
明日は、沼津の魚市場が休みですので、今朝は、
沼津の魚市場に、
仕入れに行って来ました。先ず仕入れたのが、
島根県産の鯵でした。その後、
別の売場に向かい、色々と物色していると、
地元・沼津の巻網にかかった野締めのとらふぐ(天然)が、2本入荷していました。沼津の魚市場で、天然のとらふぐを見るのは、久し振りのことです。特に、地物は、半年振りくらいのような気がします。
野締めのものでしたが、状態も良さそうだったので、仕入れることに、
希望通りの値段で、仲買人にセリ落としてもらうことが、出来ました。
今日の仕入れと仕込みは、休日無しという覚悟の上のことでしたが、“ふぐに魅せられし料理人”の自分ですので、この2本をGET出来たので、もちろん気分は、萌え燃え・・・❤
【佳肴 季凛】に戻り、卸してから、水洗いをし、
拭き上げたのですが、2本では、不完全燃焼のような気が、しないでもなかったのは、気のせいのような・・・。
その後、佐賀産の小肌の仕込みや、
鯵を卸したり、
富士宮・朝霧高原産の蕨のあく抜きをしたりと、
仕込みは、かなりあったので、終わったのは、夕方でした。
今更ですが、一人仕事ゆえ、今日のようなことは、よくあることです。本音を言えば、休みたいのですが、少しでも美味しいものを、お客様に召し上がって頂きたいことの方が、自分にとっては、大事で、それこそが、自分の生きる道で、自分自身を活かす道なのです。
富山県氷見産の3種類のふぐ&宮城県塩釜産の本鮪
今日は、仕込みの前に、
宅配便の営業所に行きました。到着した荷物の仕分けをしている最中で、
クール便のコンテナから、
3つの荷物を取り出してもらいました。3つのうち2つは、
富山県氷見からの荷物で、もう1つは、
築地からのもので、まぐろに〇がついているように、中身は、まぐろです。
【佳肴 季凛】に戻り、氷見の箱を開けると、
ふぐ類が入っていました。取り出すと、
これだけありました。となれば、もちろん気分は、萌え燃え・・・❤
とらふぐ(3本)、
まふぐ(1本)、
ごまふぐ(14本)の3種類のふぐでした。
また、築地から届いた発泡スチロールを開け、
中から、
取り出したのが、
宮城県塩釜産の生の本鮪でした。状態を確認したら、ふぐを卸すことにしました。結構な数ですので、いつものように、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんの出番です。真由美さんのおかげで、何とか、ランチの営業時間までに終わらすことが出来ました。
ごまふぐとまふぐは、
このように仕上げ、一方のとらふぐは、
こんな感じで、3本全てに、
十分に成長した白子が入っていました。
昨日お話ししたように、鱧も入荷し始めましたが、例年ですと、もうしばらくふぐ類の入荷はあるので、まだまだ萌え燃え・・・❤の気分を、味わえそうです。
今季初入荷の活鱧
今朝は、沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。
活魚売場の生簀にある籠の中に入っていたのは、
鱧(はも)で、中国です。例年、沼津の魚市場に、入荷してくる一番最初の産地で、3月の終わりにも、入荷がありました。
この中から、
選り抜抜いた鱧の目方は、
0、73キロの1本で、自分の好みのサイズの0,5~0,6キロよりも、少し大きかったのですが、GWも終わり、暦の上でも、夏となったので、仕入れることにしました。
また、今朝は、鱧同様、夏が旬の岩牡蠣も、
選り好みして、宮崎産のものを、5個仕入れて来ました。
【佳肴 季凛】に戻り、鱧は、
水槽に入れておき、明日か明後日、卸す予定ですが、当店の夏の定番の『鱧料理』をお出し出来るのは、今しばらくとなりそうです。詳細については、お電話にて、お問い合わせください。
連休初日は、富士急ハイランドへ
昨日は、朝4時に起きて、
厨房に行き、
お弁当を作りました。御覧のように、海老フライ、
鳥の唐揚、
鯵フライ、
真ふぐの唐揚の4種類の揚物を、
揚げ、おにぎりは、
おかか、昆布、ゆかりの3種類を、作りました。お弁当持参で、向かった先は、
山梨県にある【富士急ハイランド】でした。【富士急ハイランド】に来るのは、去年の夏休み以来のことです。
チケットを買い求め、
絶叫マシンの待ち時間を確認し、
今日一番のお目当ての絶叫マシン『ええじゃないか』に、
向かいました。前回、来た時に、乗れず仕舞いでしたので、今日を待ちわびていたのです。ちなみに、家族で、絶叫マシンに乗れるというより、好きなのが、自分と上の娘で、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと下の娘は、全く駄目なのです。
着くと、
既に、
沢山の人が並んでおり、自分だけ並ぶことにし、上の娘は、とりあえず乗れそうなアトラクションに向かいました。15分程で、
入口まで、辿り着き、
娘の合流を待つことにしました。中に入り、
こんなお知らせがあり、進むと、
ギネスの認定書が、
掲示されていました。つまり、ギネス級の凄さなのです。並んでいる時、
『ええじゃないか』に乗っている人達の絶叫ぶりを見ているだけでも、ワクワクしました。そうこうしていると、ようやく順番となり、
こんな注意書きがあるように、
靴をぬいだだけでなく、
手荷物を、
ロッカーにしまい、コースターに乗りました。この後は、体験した人のみぞ知るもので、絶叫マシン好きなら、堪らないレベルのものでした。『ええじゃないか』の凄まじさについては、こちらをご覧ください。
外に出ると、
『ええじゃないか』は、こんな待ち時間になっていました。
絶叫の彼方に葬られた自分と娘は、
別の絶叫マシン『高飛車』に向かったのですが、既に、
2時間40分待ちでしたので、あえなく諦めました。結果として、娘と一緒に、『ええじゃないか』の順番待ちをしなかったことが、徒(あだ)になったのでした。
それでも、お目当ての『ええじゃないか』に乗れたので、大満足し、朝早かったこもあり、
早めのお昼御飯にし、神聖なる休日ですので、
もちろん“泡”付きです。その後は、まったり気分で、
下の娘と足踏みボートに乗ったりし、
【富士急ハイランド】を、後にしました。帰りは、
夕飯を食べたというより、
美味しい肴を食しながら、
一献を傾け、連休初日の一日は、過ぎていったのでした。