二日連続で、バスの団体のお客様の第二弾(後編)
今日も、団体のバス旅行のお客様が、【佳肴 季凛】に見えました。
到着すると、お客様が次々と店内へ。このツアーは、
当店の料理をメインに、先週の14日(木)、昨日、今日と3回企画されたもので、どの日にちも、ほぼ定員となったこともあり、通常のランチの営業をお休みさせて頂きました。
今朝も、
朝6時過ぎから、仕事を始めました。今日のように、法事などの団体のお客様が見える日は、殆ど仕込みをしないで、お出しする料理の準備だけとなってしまいます。
そんな今日の料理ですが、団体のお客様ですので、
小鍋と、
御飯(香物付)は、既にセットしておきました。小鍋は、
“ひじきと野菜の小鍋仕立て”で、7種類の雑穀(玄米、黒米、押麦、小豆、あわ、ひえ、きび)をはじめ、20種類以上の食材が入っており、マクロビオティックをベースにしている当店のマストアイテムの一つでもあります。
また、御飯は、
するめと昆布が入った“松前御飯”で、この他の料理は、普段の会席料理のコースと同じ様に、お客様が着席してから、お出ししました。
先付は、
“うすい豆腐”で、グリンピースで作った豆腐です。グリンピースつまり、えんどう豆のことを、うすい豆というので、このような名前なのです。
その次が、お凌(しの)ぎの“サラダ素麺”です。
素麺と言っていますが、使っているのは、きし麺です。あくまでも、料理名ですので、ご理解下さい。お手製の胡麻だれをかけ、長葱、茗荷、貝割れ、アーリーレッド、紫キャベツ、青ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカ、人参を細かく刻んだ野菜を盛り付けてあります。“サラダ素麺”の野菜については、こちらをご覧下さい。
そして、日本料理の華の一つでもある刺身は、
生の本鮪(那智勝浦)、湯葉、小肌(佐賀)の三種盛りでした。
揚物は、
“海老のぶぶあられ揚げ”と“鯵の新挽揚げ”でした。もちろん、揚げたてです。蒸物は、
“鰯つみれ錦糸蒸し”です。
ここまでお出しすると、「まだ、出るの?」と、多くのお客様から言われますが、この後は、酢の物とデザートで、酢の物は、
“ふぐ皮生酢”です。粒マスタードをベースにしたドレッシングを掛けてあり、酸味と辛味が、後味をすっきりさせてくれます。
そして、最後のデザートは、
地元の静岡県富士市産の“紅ほっぺ”を使った“苺のムース”です。作り方は、こちらをお読み下さい。
ひと通りの料理を出し終え、お客様も御食事中でしたので、今日来たバスの中を、見学して、写真も撮らせてもらいました。このバスは、
何とベンツ!
これまでに、道路を走っているのは、見たことがありますが、間近で見るのは、初めてのことで、興味津々で、
中に入ると、
このように座席が、並んでおり、
皮張りでした。さすが、ベンツ!
また、外を見ると、
車体の真ん中辺りにも、ドアがあり、
もう一つ入り口がありました。これまた、さすがベンツ!
ドアが閉まると、
今回のツアーを企画した東京都八王子市の観光バス会社の【ニュープリンス観光バス】のロゴが書かれていました。
こんなことをしているうちに、お食事を終えたお客様がバスに乗り、程なくすると、出発の時間となり、
皆で、恒例の“お・見・送・り”をしました。
そして、お約束で、女将兼愛妻(!?)の真由美さんから、「こういうバスに乗って、皆で旅行に行きたいよねぇ~!連れてって欲しいよねぇ~!日帰りでもいいからさぁ~!」のコメントがあり、聞かぬふりをして、その場を後にした自分でした。
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