偉大なる先輩、奮闘する後輩
先日、自分の母校である明治大学ラグビー部が、
大学選手権で、19年振りの決勝進出を果たしたことをお話ししましたが、昨日がその決勝戦でした。
ランチの営業が終わり、休憩を取り、テレビを観ると、ちょうど前半が終わったところで、
17-7とリードしていたこともあり、21年振りの優勝を期待していたものの、逆転され、
惜しくも1点差で敗れてしまい、優勝した帝京大学は9連覇という偉業を、打ち立てました。
来年以降の古豪というか、名門の復活を期待するばかりですが、その嬉しい話題とは反対に、明治大学のOBの一人でもある元プロ野球監督の星野仙一氏が、
急逝され、昨日も今日も、数多く報道されており、氏のご冥福を祈るばかりですが、氏の神通力で、昨日の決勝戦での再逆転を期待していたのは、自分だけではなかったかもしれません。
ところで、紅顔の美少年だった頃の自分は、熱烈な巨人ファンで、現役時代だけでなく監督時代も、必要以上に闘志をむき出しにして、巨人戦に臨む氏の姿は、疎ましい限りでした。
時が過ぎ、プロ野球への興味も薄れ、料理の道に転がり、その道を具現化すべき『佳肴 季凛』を開店し、所謂オーナーシェフとして、広い視野を求めるようになると、氏の言動や姿勢に、共感すら感じ、後輩であることを嬉しく思うようにもなりました。
さて、紙面を開くと、
多くの記事が書かれ、その中に、
氏の語録があり、その最後に、昨年11月の野球殿堂入りのパーティーで、
「ずっと野球と恋愛してきてよかった。もっともっと、野球に恋をしたい。」とあり、この言葉を話している映像も、様々な番組で目にしましたが、純粋以外の何ものでないとしか、思えませんでした。
そして、奇しくも二日連続で、偉大なる先輩と奮闘する後輩達の姿を感じることが出来たのも、同じ学び舎に通ったという接点しかありませんが、伝統ある母校の名を汚さぬよう、氏の言うが如く、料理に恋い焦がれて、今に至り、これからも料理を愛し続けられるよう、日々努めたいものです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
2月は、2月1日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
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