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人参(にんじん)のムース

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いきなりですが、
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“人参”です。ごくごく普通の人参です。人参と言えば、誰もが知っている野菜の一つです。そんな人参を使って、作ったのが、
ninjinmoose.jpg
“人参のムース”です。今日デビューした【佳肴 季凛】の新しいデザートです。
その作り方ですが、先ず人参の皮を剥いて、蒸して、裏漉して、・・・・・。というのではなく、“人参”のジュースを使っています。こちらが、そのジュースです。
juice.jpg
“人参”のジュースとは言っても、ごく普通のものではありません。
rabel.jpg
このジュースの原料の“人参”を作っているのが、販売者のところに名前が書いてある富士宮市の【なごみ農園】の宮田さんで、【佳肴 季凛】の提携農家の一人でもあります。
マクロビオティックを基本に据えている当店の提携農家の方ですから、無農薬・有機栽培の野菜を作っているのは、言うまでもありません。
話しが前後してしまいましたが、その作り方です。
鍋にマスカルポーネチーズを入れ、そこに卵の黄身を混ぜ合わせます。
kimi.jpg
よく混ざったら、そこに豆乳を入れて、のばしていきます。ご覧のように、豆乳は、有機のものです。
tounyu.jpg
その中に、上白糖を加えたら、水でふやかしたゼラチンを入れます。
zera.jpg
そうしたら、その鍋を火にかけ、ゼラチンを煮溶かします。溶けたら、裏漉して、ボールごと氷水にあてて、冷まします。
samasu.jpg
今度は、そのボールの中に、白ワインとレモンの絞り汁を加え、
mazeru.jpg
かき混ぜながら、“人参”のジュースを入れていきます。完全に混ざったら、
ranpaku.jpg
泡立てた卵白と、ホイップした生クリームを加え、均一になるよう混ぜ合わせ、固まりかけてきたら、
nagasikan.jpg
流し缶に流し、冷蔵庫で冷やし固めます。ただ、今回は、初めて作ったこともあり、仕上がりの量に、誤差が出てしまったので、余ったムース液は、ラップで茶巾に絞って、固めることにしました。
tyakin.jpg
さて、この“人参のムース”の味ですが、もろに“人参”の味はしませんが、口に入れ、溶ける瞬間に、“人参”の風味が、程よく残ります。“人参”らしくて、“人参”らしくない味わいという感じかもしれません。
逆に、“人参”そのものが主張してしまうと、一口入れただけで、“人参”嫌いになってしまうような気分になってしまいます。
“人参のムース”のように、野菜を使った料理や、季節の果物を使ったデザートは、その素材の持ち味や存在感をいかしながら、作らなくてはならないのが、何よりも難しいものです。
そして、そこを容易に見極められるようになりたいのですが、なかなかそこに到達出来ないのは、まだまだ修業が足りないことの証ゆえ、明日もまた、料理の道に精進するしかないのです。
★★★ 期間限定 会席料理 ★★★
2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)“春仕度”ですが、4月末まで御用意致しております。
harushitaku.jpg
先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお仕度となります。
吟味した食材で奏でる“身体にやさしい、美味しい日本料理”を、召し上がって、楽しい一時をお過ごし下さいませ。
最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。
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店主 志村     にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ    にほんブログ村 料理ブログ 和食・日本料理(レシピ)へ

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