テーブルも、お座敷も法事の御席
今日は、お昼に法事の御席のご予約を、2組頂いていたので、夕べの時点で、
御席の準備をしたり、
器の用意をしておきました。
明くる日の今日は、ひととおりの段取りが取れたら、盛り付けを始めたのですが、お出しする料理から遡って、盛り付けをするので、最初に盛り付けたのは、
デザートの苺のムースでした。
その後、酢の物のずわい蟹の辛子酢掛け、
先付のうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)、
ふぐ皮、
お新香を盛り付け、
冷蔵庫へ。
冷蔵庫にしまっておく料理のうち、刺身以外は終わったので、今度は、
蒸し物の鰯つみれ錦糸蒸しを、器に盛り付けたら、
あんをはり、
蓋をしたら、
温蔵庫にしまったのですが、この時、
あんも一緒に、しまっておきました。
ただ、ご来店時間が異なるので、遅いお時間のお客様の蒸し物は、
温蔵庫にしまわず、しばらく経ってから、しまうことにしました。
その後、
昨日の時点で、衣をつけておいた揚物を確認しました。
また、2組のお客様でしたので、
仕入れの都合で、海老の衣に、
違いがありましたが、もう一つの揚物は、
どちらも鯵の新挽き揚げでした。
揚物は、お客様が見えてからあげるので、このままにしておき、今度は、
小鍋の盛り付けに取り掛かりました。
お客様のご予算が異なっていたので、
一方のお客様は鰻鍋で、もう一方のお客様は、
もずくと野菜の小鍋仕立てでした。
それぞれの小鍋を、
お座敷、
テーブルにセットしましたが、テーブルのお客様は、人数が多かったこともあり、
カウンターにも、御席を御用意しました。
この後、刺身の盛り付けに取り掛かることにしたのですが、
鰻鍋のお客様の方は、
中とろで、もう一方のお客様の方は、
赤身にし、今日の鮪は、和歌山件那智勝浦産の生の本鮪でした。
中とろの方の刺身は、
蛸(愛知)、小肌(佐賀)、湯葉の四種盛りで、赤身のそれは、
帆立(北海道)、小肌、湯葉の四種盛りでした。
ご覧のように、全体の品数こそ、同じですが、ご予算の違いにより、このような差をつけているのが、お分かり頂けると思います。
刺身を盛り付けたら、準備は殆ど終わったようなもので、
最初に見えるお座敷のお客様の御席に、御飯をセットしておきましたが、今日の御飯は、
ひじき御飯でした。
そして、最後に、揚物の器と、
天紙(てんし)を用意しておきましたが、法事の御席ということもあり、緑色で縁取った天紙で、一緒に、あしらいのレモンも、
準備し、お客様のご来店を待つばかりとなりました。
最初に見えたお客様は、お座敷のお客様で、
うすい豆腐にはじまり、順番に、
料理を、
お出ししていき、
デザートまでお出ししたら、最初のお客様の料理が終わりました。
それまでに、合間を見ながら、
テーブル席に、
お新香を並べ、再びお客様がご来店するのを、待つばかりとなりました。
お見えになったら、先程同様、
順序よく、
料理をお出ししていったのですが、約20人の御席が2組でしたので、合間を見ては、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんをはじめ、
女性陣が、
洗い物や片付けをしてくれており、その頃、
自分は、
汚れたフライヤーを、
洗っておきました。
そうこうしていると、テーブルのお客様がお帰りになったので、
♫お片付け お片付け
さぁ~さ みんなで
お片付け♫
ということで、夜の営業の準備が整いました。
週末は、法事に限らず、結納などのお祝いの御席のご予約を頂くことが多く、今日のように、テーブル、お座敷が満席になることもあるので、ご来店をご予定のある時は、予めお問い合せ頂くか、ご予約をお勧め致しております。
お手数をお掛けするかもしれませんが、くれぐれも宜しくお願い致します。
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