バスツアー三連荘(さんれんちゃん)の中日
今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行ってきたのですが、
生簀の前には、予め注文しておいた2本の落ち鱧があり、
【47ー9】と書かれた自分の買い番と共に、淡路島(産)0,45キロ、山口(産)0,6キロと書かれた札がありました。
落ち鱧とは、生簀や輸送中に死んでしまったものでので、お腹の中にエサが残っていることもあり、その臭いが回らないようにするため、
その場で、はらわたを抜くようにしています。
また、昨日お話ししたように、バスツアー三連荘ということで、今日もバスツアーのお客様がお見えになるので、早めに帰ることにしました。
『佳肴 季凛』に戻り、出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、
バスのお客様にお出しする料理を盛り付けることにしたのですが、その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
2本の鱧のヌメリを取ってくれていました。
その後、真由美さんは、
デザートの苺のムースにはじまり、
先付のうすい豆腐(グリンピースの豆腐)や、
小鍋と、料理の盛り付けを手伝ってくれました。
残す料理の盛り付けは、お新香だけになったので、自分は、
鱧の水洗いをし、
卸してから、
骨切りをしておきましたが、身が赤っぽいのは、落ち鱧ゆえのことですが、加熱する分には、さほど問題はありません。
お客様の料理の準備も整い、大方の仕込みの目途も着き、御来店を待つばかりとなり、予定よりは少し遅れたものの、
無事に到着されたら、料理をお出しするのに追われ、いつも通りのバタバタモードとなり、御食事を終えたら、
出発時間となり、いつものように、皆でお見送りをしました。
店内に戻ると、
後片付けをし、洗い上げた器も、
仕舞うことはせずに、片付けと掃除が終わったら、
バスツアー三連荘の千秋楽の明日の準備に取り掛かったのですが、
明日はテーブルだけでなく、カウンター、
御座敷も使うので、そのセットをしておきました。
そんな様子を尻目に、自分は、
小鍋の野菜、
刺身用の妻、
サラダ素麺の野菜を包丁したり、
お新香に使う浅漬を、仕込んでおきました。
最後に、
番重(ばんじゅう)に、準備しておきました。
こんな状況でしたので、今日は、夜の営業をお休みさせて頂きましたが、明日が終われば、一段落です。
ただ、明日も今日と同じ様に、鱧を仕入れに行かなくてはならないので、この辺りで、お暇させて頂きます。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
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