グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ ≫ 日本料理店らしい賄いのビーフシチューの作り方

日本料理店らしい賄いのビーフシチューの作り方

先日、スーパーの肉売場で、

和牛や国産牛のすじ肉が、

2割引で売っていたので、久し振りに、賄い用にビーフシチューを作ってみることにしました。

ビーフシチューに似た料理と言えば、カレーが思い浮かぶと思いますが、『佳肴 季凛』では、野菜の皮をはじめとする余り物や残り物で、カレーを作り、

冷凍しておき、賄いを作る時間が無い時に、食べることもしばしばです。

ただ、あくまでも余り物で作るので、作る時のモチベーションは、ビーフシチューに比べて、低いのは否定出来ません。

一方、ビーフシチューと聞くと、小躍りしたくなるのは、自分だけではないはずです。

すじ肉を適当な大きさに包丁したら、皮を剥き、乱切りにした人参と共に、

鍋に入れたら、

日本酒と、

鰹節、宗田節、昆布、椎茸の足で取った一番出汁、

トマトの水煮を入れ、強火で一気に加熱します。

洋食屋なら、赤ワインということになるのですが、日本料理店ですので、日本酒を使うだけでなく、一番出汁も使っています。

しばらくすると、

アクが浮いてくるので、お玉の背を使い、アクを集めたら、

こまめに取っていきます。

また、同時に浮いてくる脂も、

アク同様、こまめに取っていくのですが、段々と煮詰まってきたら、

水を加え、同じ作業を繰り返していきます。

アクが出なくなったら、

バットに移し、明くる日まで、冷蔵庫にしまっておきます。

冷蔵庫から出し、火に掛け、沸いてきたら、

西京味噌、田舎味噌(赤、白)を、出汁で溶き、鍋に入れたら、

市販のルーを入れますが、この時は、デミグラスソース、ビーフシチュー、ハヤシのルーと、3種類使ってみました。

ビーフシチューだけでなくカレーなどの煮込み料理に、味噌を加えることで、塩気だけでなく、旨味とコクを加えることが出来ます。

ルーが溶けたら、

1個を8分の1に包丁した玉葱を加え、しんなりするまで煮るのですが、玉葱を最後に入れるのは、具が大きいままの方が、素材感があるからです。

仕上がったら、

焼いたズッキーニ、蒸してから素揚げしたじゃが芋ともに盛り付け、

雑穀御飯と共に、

食しました。

御飯は、マクロビオティックを基本に据えている自分ですので、雑穀御飯で、玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きびが入っています。

もちろん、一度には食べきれないので、

すじ肉同様、

割引しかも、40%引の和牛(鹿児島産)の切り落しを入れ、

賄いを作る時間が無い時のために、冷凍しておきました。

和牛を追加したことで、バージョンアップは必至で、次回食べる時が、今から楽しみです。

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このページの上へ戻る