BIGちゃんこと、三重産の特大とらふぐ(天然)で始まった如月
今朝は、沼津魚市場に仕入れに行って来ましたが、
最初にこの売場に行ったのは、
三重県熊野灘産の天然のとらふぐが届くことになっていたからで、この写真は、送り主の魚屋さんが送ってくれたものです。
今日に限らず、自分宛の荷物というより、活かしの天然のとらふぐが届く時は、普段の5時前後よりも早く、魚市場に着くのがいつものことで、
今朝も20分くらい早く、“ふぐに魅せられし料理人”の自分ゆえ、否が応でも、こうなってしまいます。
荷姿からして、
自分宛の荷物と思しき発泡スチロールを見つけ、
案の定のそれでした。
延着、破損などがないことにひと安心したものの、中を確認するまでは気が気でならないのは、いつものことで、
無事を確認すると、萌え燃え・・・❤
他の仕入れを終え、魚市場から【佳肴 季凛】に戻り、
天然のとらふぐに限らず、大きい魚はワイルド感が何とも言えず、BIGちゃんと、ついついツーショット。
BIGちゃんとは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、独断と偏見、そして萌え燃え・・・❤の想いを込め、2,5キロ以上4キロ未満の特大サイズのとらふぐ(天然)のことで、今日のものは、
2,7キロでした。
ちなみに、4キロ以上のものをジャンボちゃん、0,5キロ以上2,5キロ未満のものを並とら、0,5キロ未満のものをチビとらと、自分は呼んでいます。
締めたら、
海水につけ、
血抜きをしておき、
卸すと、十分なほどに成長した白子(精巣)が出て来ました。
卸し終えたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、
自分が手直しをし、洗い上げたら、
真由美さんが拭き上げ、
BIGちゃんの仕込みが終わりました。
これほどの白子となると、
ついつい、
秤にかけたくなるもので、
この白子は、220グラムで、
もう一方は、
160グラムで、合計すると、380グラム、つまり全体重の14%が白子の目方となり、まさに“泳ぐ生殖腺”と言っても、過言ではありません。
これぐらいのものですと、その旨味たるや、濃厚そのものですし、身も大きいからと言って、大味ということは、一切なく、天然のとらふぐの繊細な味を束ねたような味わいで、この味を知ったら、その美味しさの虜になること、必至です。
そんなこんなで、2月は、BIGちゃんと共に始まりましたが、2月もお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
2月は、7日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
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