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時季外れの天然のインドマグロこと南鮪(オーストラリア産)

今朝は、仕事をする前に、

宅配便の営業所に行き、

川崎北部市場から届くことになったオーストラリア産の南鮪(天然)を受取りに行って来ました。

南鮪は、インドマグロとも呼ばれているように、南半球に生息し、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカのケープタウンが主な産地で、間もなく開催されるラグビー・ワールドカップの強豪国と一緒でもあります。

また、南鮪の時季は、 南半球の真冬にあたる 5月の終わりから8月くらいまでで、その時季に、もっとも脂が乗り、自分は、その乗り具合を“油田並み”と呼ぶこともしばしばです。

そんなこともあり、9月半ばともなると、入荷が少なくなるだけでなく、良質なものも減り、それこそ時季外れと言っても過言ではないのですが、この南鮪は、

鮮度も良く、

見づらいかもしれまえんが、

身が縮れており、その名の通り、“縮れ(ちぢれ)”と呼ばれています。

この時季に、このような南鮪が入荷するのは、かなり珍しいことで、北部市場の鮪屋の社長も驚いていました。

天然素材である以上、暦や時季などはあくまでも目安で、人間が勝手に作ったものでしかありませんし、特に、魚体の大きいマグロ類の場合、さらに個体差や漁法という要素も加わるので、一筋縄ではいかないものです。

分かってはいても分からないのが、料理の世界で、今日の南鮪のように、素材そのものとなると、尚更で、まだまだ勉強の余地は、大いにあります。

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