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HOME ≫ ブログ ≫ 超特大すっぽんが逃げたことで、ペットロスを初体験 

超特大すっぽんが逃げたことで、ペットロスを初体験 


ペットを飼ったことが

無い自分が

まさかのまさか

ペットロスを

体験するとは

夢にも

思いませんでした






2024年11月14日


いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます 





「おはよう、親方🐡

親方が一番好きな

天然のとらふぐじゃん!」


と、ミニふぐちゃんが

やって来ました




「おはよう🐡

そうだね

他の仕込みもあるから

どんどんやるよ」

と、自分


「親方、

元気がないみたいけど

どうかしたの?」



「別に・・・」


今日のとらふぐ(天然)の

産地は

静岡県遠州灘です



遠州灘産のとらふぐを

仕入れる時は

自分宛に直接

沼津魚市場に

届きます



水産業界では

市場便なる

運送形態があり

自分のような個人でも

産地から

直接、魚を仕入れることが

可能です 




発泡スチロールを積んだら


魚市場のバックヤードで



締めてから


血抜きをし


持ち帰って来ます 




卸したら


いつものように

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんが

水洗いをしてくれました 






「おはよう、真由美さん♬

親方の様子が

声に力もないし

いつもと違うような

感じがするんだけど

何かあったの?」



「おはよう♬

そりゃそうだよ

この前、仕入れた

ジャンボサイズのすっぽんを

知っているでしょ?」



「もちろんだよ


めちゃめちゃ

はしゃいでいたからね~」



「そのすっぽんが逃げて

いなくなっちゃったんだよ」



「え゛~っ

マジで!?」


「だから、元気が

ないんだよ

これを読んでごらんよ👆」






「親方がシュンとしてるって

書いてあったよ」



「すっぽんがいなくなって

探し回って

帰って来たら

泣きそうどころか

倒れそうだったよ」


「そのことを

引きずっているんだぁ

だから

話していても

弱っちい声だったんだね」  



「そうだよ

一緒になって

20年以上になるけど

あんな顔を見たのは

初めてかも・・・」


「そんなに

ショックだったんだぁ

それなら

声を掛けない方が

いいかのかなぁ」


「時間が経てば

忘れるだろうから

そのままに

しておきなよ」



「はぁ~い♬」 



その後

とらふぐは

自分が手直しをし


拭き上げて

もらいました 



実は、夕べは

あまり寝ることが

出来ませんでした


なので

仕入れを終えた後

魚市場で30分ほど

仮眠しただけでなく


『佳肴 季凛』に戻る途中でも

コンビニで買い物をして

そこの駐車場で

再び30分程度

仮眠したくらい

睡眠不足だったのです


そして

ランチの営業が

終わったら


駐車場と道路の間にある

鉄板をどけて


上流部も


下流部も


確認しても

すっぽんと思しきものは

ありません


ちなみに

すっぽんを置いといた場所と


このドブ川までの距離は


せいぜい10メートルなので

人の目を盗めば

あっという間に

すっぽんが歩ける距離です



地面から皮底までは

30センチぐらいですので

すっぽんにとっては

落ちても

全く問題ないはずです



「これじゃ

逃げて下さい

って言っているような

もんじゃね?」


「はぁ・・・(*´Д`)

そんなこと

言わないでくれる

あぁ~あ・・・」

「まだ元気が

出てこないの?」



あったりまえだよ

はぁ~

・・・・・」

「こりゃ

かなりの重症だわ」



「とりあえず

下まで行って

探してくるよ」


「川にいても

むやみに入って

流されないでね」


「はいよ

・・・あぁ」




いません・・・


しばらく行くと

用水路があるのですが

水かさだけでなく

流れもあるので


ここに入ってしまえば

おそらく流されるはずです


それでも

所々に

段差があったり



岸もあるので


(👆が店の前のドブ川との

合流地点です)


もしやと思って

覗いても

姿はありませんでした


結局というか

奇跡は起きずに

捜索終了です 


食材として

仕入れた超特大の

すっぽんでしたが


3週間近くもいたので

ほぼペット状態でした


なので

いなくなった時の気分

というより

今もですが

いわゆる

ペットロスに

陥(おちい)りました



半世紀ほど

生きてきましたが

ペットを飼った

経験がありません

なので

ペットを家族のように

可愛がることが

理解できませんでした


が、しかし

ジャンボすっぽんが

居なくなったことで

そういう心理状態を

経験出来たのは

良い経験でした


というか

そういうことに

しておきますし


そういう経験をさせてくれた

ジャンボすっぽんに

感謝します


まだまだ

未練たっぷりにして

欲は深いもので

願わくば

3,9キロ以上の

ジャンボすっぽんを

卸す経験も

させてくれたまえ




「今夜は、ふぐ料理の

極上バージョンの予約が

あったんだね

そんじゃ、また明日🐡」

by 熱血君 





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