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HOME ≫ ブログ ≫ 織部(おりべ)の器に、地物のシブワこと、平宗田(ヒラソウダ)

織部(おりべ)の器に、地物のシブワこと、平宗田(ヒラソウダ)


常連さんの器に

刺身を盛付けて

差し上げたのですが

その器は

柄(がら)、形とも

素晴らしいものでした



2025年10月30日

Vol.4754



いらっしゃいませ



マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の志村弘信が

今日も認(したた)めます 




「ねぇ、親方

かなり高そうな器だけど

こんなのあったの?」



と、ふぐのぼり君が

訊いてきました




「うちのじゃなくて

常連さんの器なんだけど

かなり値段のはずだよ

織部(おりべ)の柄で

形も扇型だしね」 

と、自分



「借りて来たの?」


「っていうか

今日の夕飯に

刺身をプレゼントするから

持って来て

もらったんだよ


その時、作家物

って言ってから

かなりの値段だね」


「いくらくらい

するのかなぁ」



「常連さんも

知り合いの料理屋さんが

閉める時に

もらったんだって

器好きの常連さんだけあって

目が高いよ

1渋沢は

クリアするはずだね」


「ヤバっ!

でも、親方も仕事柄

目が高いんでしょ?」



「まぁ、一応ね

それを感じるのは

器屋とかに行った時


良さそうな器を見た後に

裏を見て

値段が高いと

安心するんだよね」



「どういうこと?」




「良さそうなものが

高いって判断出来れば

自分の目が

枯れていないこと

になるからね」」



「そっかぁ

良さそうだと思って

値段を見て

安っ!ってなれば

ブッブゥ~だしね」



「そうなんだよ」



「これまでに

そういうことある?」


「お陰様で

ありません」


「おぉ~

素晴らしい👏」

こんなやり取りをしながら

盛付けたのは



シブワこと

平宗田(ヒラソウダ)と

酢で締めた

丸鯵(マルアジ)の

二種盛りでした



おかずとは言え

このような器に

盛付けると

いつもと違う気分に

浸ることが出来

常連さんに

感謝感謝



平宗田は

今朝、沼津魚市場で

仕入れたのですが


地元・西浦の定置網漁の

朝獲れの魚で


この中から

良さげなものを選びました


秤に掛けたら

血抜きのため

えらを外したので


ほぼ活〆状態です



三枚に卸し



背と腹の節(ふし)に分け

皮に包丁目を入れたら




バーナーでFIRE🔥




この時季の平宗田は

脂が乗っているので

炙ると

赤くパチパチするのです


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4657.jpg


炙ったら

粗熱を取るため

身を返し

このまま冷蔵庫へ



鮮度バリバリの

地物ゆえ

今日のランチメニューでも


お出ししました 
 


平宗田に限らず

仲間の丸宗田(マルソウダ)は

宗田鰹(ソウダガツオ)として

一括りにされますが


どちらも

味と値段が

比例しない魚の

一つでもあります


今日のように

鮮度が良ければ

その味わいは

別格ですし


この時季の平宗田は

脂が乗り

舌触りも柔らかいので

⭐5つの評価に

値します 


こういう魚を

仕入れることが出来るのも

沼津という産地の

最大のメリットにして


何だかんだ言っても

鮮度に勝るものは

ありません


さらに言うと

こういう魚を

獲って来てくれる漁師には

頭が下がる思いです


常連さんの器に

引っ張られて


織部の器に


平宗田を盛付けちゃいました



「マジ、ヤバっ!

超んまそぉ~🤤」 


「間違いなく

美味しいはずだね」



おかずでも

こんな風に盛付けると

テンションは

上がりまくります


日本料理の中にあって

鮮度を味わう刺身は

華とも言われるように

他所の国の

料理文化には無い

特別なジャンルです


何度もお話ししているように

魚菜食文化である

日本料理文化を

支えてくれるのは

漁師達です


漁師の代弁者として

その魅力を

現世代だけでなく

次世代の人達に

伝える使命を胸に

日々、厨房に立ち続けるのです


自分の使命なのです




/ /

3日の月曜日は

夜だけ

営業するんだって

皆さん

お待ちしていま~す🐡

\ \

by 熱血君

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