ふぐラーメン
先日、Facebook友達が、
こんな写真を、
このラーメン達。
どんな味なのか、非常に気になる。。。
食べたことある方は?(笑)
こんなコメントと共に、投稿していました。
“ふぐに魅せられし料理人”の自分としては、二つの『ふぐラーメン』なるものを、素通り出来る理由など、何一つ無いので、その時点で、お取り寄せをしてみることにしました。
そして、今日、
届いたのです。箱の側面には、
『キリンラーメン』と、書かれているのですが、この会社は、最初の写真のように、摩訶不思議な名前のラーメンを、販売しているのです。この会社は、【小笠原製粉】という名前で、詳しいことは、こちらを、御覧下さい。
そして、箱を開け、
二つの『ふぐラーメン』を、
取り出しました。左側が、
“ふぐ刺ししょうゆ味”で、右側が、
“ふぐ鍋みそ味”でした。
それぞれの裏面の成分表示を見ると、“ふぐ刺ししょうゆ味”は、
このように書かれており、“ふぐ鍋みそ味”の方は、
このように書かれていました。実食しなければ、本当の味は、分からないものの、この時点で、大方の予想はつきました。というより、案の定でした。
また、開梱した際、
この会社が販売しているラーメンのシールも、
同封されており、ホームページで、予習をしていたものの、
そのバラエティに富んだラインナップには、
ただただ、目を見張るばかりで、
絶句状態でした。
昼前に届いたこともあり、お昼の賄いに食べみることにしました。袋から、
取り出し、麺は、全く同じものでしたが、それぞれのスープを、
水と一緒に、鍋に入れ、火にかけました。インスタントラーメンは、麺を茹でたお湯で、スープを入れて、仕上げるのが、一般的ですが、それぞれの味をみるために、このようにしました。
別の鍋で、麺を湯がき、それぞれのスープに、
茹で上がった麺を入れ、試食したところ、・・・・・(無言)。
ごく普通のインスタントラーメンで、少し軽めの味でした。
これで、終わりでは、お話しになりません。というより、ここからが、本題です。そこに
日本酒と共に蒸した天然のとらふぐの白子を、
裏漉し、
白子のペーストを作ったら、
刻み葱とふぐ皮を盛り付けたら、
先程の裏漉した天然のとらふぐの白子を入れると、
このように仕上がりましたが、これだと、見た目にも、美味しそうには、見えないので、
焼いた天然のとらふぐの白子と、天日で干してから、こんがりと炙った天然のとらふぐの尾びれと、ふぐ皮、万能葱を盛りつけ、仕上げました。
肝心の味ですが、先程の・・・・・(無言)ではありませんが、語るでもありません。美味しいとか、そうでないとかではありません。ふぐの美味しさを、全く感じることが出来ませんでした。ただ、この感想は、案の定でしたし、ふぐは、ちりこそが、一番だということを、再確認出来ました。
先程の表示にあるように、この会社が、製造しておらず、販売のみのようですが、そんなことを、とやかく言うつもりはありません。何故なら、商売のやり方は、人それぞれだからです。
ただ、これが、ふぐというよりも、数多くの食材の中でも、最高ランクでもある天然のとらふぐの味だと思われるのが、厄介なのです。ふぐ粉末こそ、入っているようですが、ふぐの味ではありません。
ですので、これを、ふぐの味だと、思わないでもらいたいのです。この会社に、恨みも辛みもありませんし、あくまでも、自分の立ち位置と、かけ離れているだけのことなのです。
ご興味、ご関心のある方は、お取り寄せて、召し上がってみて下さい。
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毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
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