西伊豆・仁科産のもようふぐ
昨日、沼津の魚市場に行った時のことです。
水槽を見ると、
フグと書かれた札がありました。①、1,0というのは、1本で、1,0キロという意味です。
沼津の魚市場で、ただフグと書かれている場合、“ふぐに魅せられし料理人”の自分がこよなく愛す天然のとらふぐであることは、全くなく、他のふぐであるのですが、素通り出来ないので、一応確認することにしています。というより、出来ないと言ったほうが、正しいかもしれません。
手を入れ、
確認してみると、ふぐはふぐでも、もようふぐという種類のふぐで、これまでにも何度か、見たことがあり、かなりの大型になる種類でもあり、以前見たもようふぐについては、こちらをお読みください。
ちなみに、産地は、西伊豆の仁科で、最初の写真もあるように、塩徳丸という船が、水揚げしたものですが、もようふぐは、毒性が不明な点が多いだけでなく、諸説もあるようで、食用不可の種類とされています。
もようふぐに限らず、このような変わり種の魚は、水槽がある飲食店や魚屋さんなどが買って、鑑賞魚として、水槽に泳がしており、このもようふぐも、
知り合いの居酒屋さんが買って、
ペットにしていました。
しばらく泳がしておき、天に召されそうになったら、剥製にするとのことでしたが、この居酒屋の店主さんは、変わり種の魚をコレクションし、
水族館状態にするのが好きな方で、
沼津の魚市場では、知る人ぞ知る人なのです。
また、変わり種のふぐは、
このように、ふぐ提灯にしており、コレクションも様々で、この写真のものは、はりせんぼんです。
これ以外には、
いしがきふぐや、
うちわふぐなどがあり、このコレクションに、昨日のもようふぐが、加わることは必至ですので、仕上がりが楽しみです。
コメントを残す