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バースデーイブは、静岡県&三重県産の天然のとらふぐで、“ナイターでふぐ”

今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行き、その帰りに、

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宅配便の営業所に寄り、

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東京・築地から入荷した青森県大間産の生の本鮪と一緒に、【佳肴 季凛】に戻って来ました。予定では、三重県から入荷する天然のとらふぐも、一緒だったのですが、暮れということもあり、延着になってしまいました。

 

延着は致し方がないとしても、荷物の状況が気になるので、ネットで、調べてみると、

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配達状況が調査中という画面が出て、不安になり、色々と調べてみると、午後3時過ぎに到着するとのことでした。活きた状態で届けられるので、その安否が気になったのは、言うまでもありません。

 

そんなさ中、

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富士市内の魚屋さんから、

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静岡県産の天然のとらふぐが、2本届けられました。そのまま、

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卸しました。卸し終えると、

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2本のうちの1本には、十分に成長した白子が、入っていました。卸し終えたのは3時頃で、荷物が到着してという連絡が入り、営業所に取りに行きました。

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普段よりも半日ほど、遅れているので、ふぐの状態が気になって仕方が無かったのですが、

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4本全て、無事に活きていました。写真のように、発泡スチロールの海水は、かなり濁っていますが、昨日三重県で、箱詰めされた時は、

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こんなに澄んでいました。これほどまで、汚れてしまうのは、お腹の中にあるものを吐き出してしまうからです。

 

時間に余裕があれば、そのまま卸すのですが、夜の営業の準備をしなくてはならなかったので、

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そのまま、

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水槽に入れ、営業後に卸すことにしました。ちなみに、自分は、このことを“ナイターでふぐ”と、呼んでいます。

 

活きているので、卸すのは、明日でも良さそうなのですが、とらふぐに限らず、天然の魚は、時間を追うごとに、痩せていくので、少しでも早く、卸すのが望ましいのです。ましてや、このふぐは、一昨日水揚げされたもので、少しでも早い方が、より良いのです。

 

お客様がお帰りになると、自分は、

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水槽に向かい、

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ふぐを取り出しました。先程お話ししたように、

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4本全てです。この4本の大きさですが、どれも1キロを少し下回り、4本で

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発送前の計量で、 3,75キロでした。

 

水槽から取り出したふぐを締めて、卸そうとしていた時、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、上の娘と、明日のお弁当の折を、

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テーブル席に、準備していました。卸し終えると、4本のうち、

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2本が、白子入りのオスでした。その後、後片付けを終え、

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時計を見ると、

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11時を過ぎ、日が替るまでは、もうすぐでした。実を言うと、明日の12月27日は、自称“富士市で一番ふぐは好きな料理人”の自分の43歳の誕生日で、愛してやまない天然のとらふぐと戯れることで、バースデーイブを、自らお祝い出来たのは、この上ない喜ばしいことであったのは、言うまでもありません。

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