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平成25年初入荷の岩牡蠣(いわがき)は、大分県産

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月曜日が定休日の【佳肴 季凛】ですが、昨日は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ました。というのも、今日は市場がやすみだったからです。
そんな昨日、市場の構内にある貝類の売り場に行くと、
iwaiti.jpg
あるものの箱が目に入りました。その箱とは、
iwamiyaoita.jpg
これから夏に向けて、旬を迎える岩牡蠣(いわがき)が入荷していました。所謂“走り”の時季ですので、2ケースだけでした。
そのうちの1ケースは、
iwaoita.jpg
豊後の国・大分県産です。もう一つは、
iwamiyazaki.jpg
大分県のお隣の宮崎県産です。産地こそ違いますが、殆ど同じ海域で獲れた岩牡蠣ですので、色んな点で、違いを見つけることは出来ませんし、同じと言っても、過言ではありません。
そうは言っても、全体としては、大分県産の方が良さそうだったので、
iwa29iri.jpg
29個入っている中から、
iwa7.jpg
7個だけ選り抜きました。そんな様子を見ていた売り場の担当者は、「親方、選るなら、ちょっと貰う(=高く値段をつける)けど・・・。」と、
iwafuji.jpg
予想通りの声を掛けてきました。
となると、自分もお決まりの如く、「高くて、結構。ついでに結構けだらけ、猫灰だらけ。高いが承知で選り抜いて、選り抜きたいから、こちとら富士くんだりから、参上奉る。」とまくしたてれば、
「・・・・・。今更だけど、分かっているしね・・・。」の言葉を最後に、やり取りは終わったのでした。
そんな岩牡蠣の召し上がり方と言えば、
iwanama.jpg
ポン酢と共にお出しして、そのまま生というのが、一般的ですが、
iwayaki.jpg
近火の強火で焼いたものも、お勧めですし、個人的には、この方が、旨味が凝縮され、岩牡蠣本来の美味しさを味わうことが出来ます。
春に限らず、お彼岸の時期は、季節の間(はざま)ということもあり、これと言った食材を見つけることは難しいのが、実際のところです。走りの美味しさを堪能するのも一興にして、名残のそれも然り。それこそが、四季の移ろいを感じる日本料理の趣かもしれません。

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