グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ ≫ 茄子のオランダ煮

茄子のオランダ煮

リアルタイムの【佳肴 季凛】と自分の様子は、twitterか、facebookを、ご覧下さい。
ご覧のように、
s-P6291195.jpg
茄子です。スーパーなどで売られているごく普通の茄子で、
s-P6291196.jpg
福岡県産のものです。
茄子を使った料理では、以前“翡翠(ひすい)茄子”という料理をお話ししたことがありますが、今回お話しする料理は、もう少し手間がかからない“茄子のオランダ煮”という料理です。
その作り方ですが、
s-P6291199.jpg
きれいに洗って、水分を拭き取った茄子の皮に、格子状に包丁目を入れます。その次に、
s-P6291203.jpg
油で揚げます。中まで火が入ったら、
s-P6291204.jpg
油から取り出します。目安としては、触った時に、柔らかくなるくらいの感じです。
その頃合を見ながら、鍋に、鰹出汁、濃口醤油、薄口醤油、日本酒、味醂、塩で味を調えた煮汁を作っておきます。
s-P6291202.jpg
この煮汁が沸いてきたら、
s-P6291208.jpg
先程の茄子を入れ、ごく弱火で、5分程度煮ます。その後、
s-P6291209.jpg
バットに移します。味を染み込ませるのに、まる一日かかるので、冷めたら、そのまま冷蔵庫にしまいます。
お出しする時は、包丁してから、器に盛り付け、煮汁を張ってから、糸がきを乗せ、天に卸し生姜をあしらいます。
s-P7011245.jpg
ちなみに、糸がきとは、鮪の節を、糸状に削ったもので、主に料理の飾りつけに使うものです。
ところで、オランダ煮というのは、一度油で焼いたり揚げたりしてから煮る調理方法を言うのですが、江戸時代は、外国との貿易を長崎の出島に限って行っていました。
そのため長崎には外国から伝わった食べ物や料理があり、貿易の相手はオランダでした。そのため「西洋風の」という意味で「オランダ」という言葉を使ったことが、その呼び方の由来のようです。
肝心の味ですが、一度油で揚げてはありますが、意外とさっぱりとしており、茄子の柔らかさとコクのある口当たりが、食欲が落ちた夏には、最適でもあります。
油で揚げるという一手間こそありますが、“茄子のオランダ煮”は、ご家庭でも出来る料理ですし、煮汁の中に、酢や豆板醤を入れたりすれば、中華料理っぽくなったりもします。ご興味のある方は、是非作ってみてください。
★★★ 夏期限定 鱧(はも)料理 ★★★
只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
s-P5100636.jpg
『鱧づくし』 (ランチ) 、 『鱧彩々』 (夕席)と銘打ちました。
この時期美味しい鱧の味を、是非ご賞味下さいませ。
詳細は、【鱧料理】のページをご覧下さい。
最後までお読みいただきまして誠に有り難うございました。
もっと面白い記事へのモチベーションUPの為、ランキングに参加しております。
「面白かった」と感じていただけましたら、是非クリックして応援お願いいたします。
  店主 志村     にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへ    にほんブログ村 料理ブログ 和食・日本料理(レシピ)へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このページの上へ戻る