ふぐの白子 (その2)
ふぐを卸し終えたところです。今日のふぐも、オスでした。ご覧のように、白子が入っていました。
先日お話ししたように、十一月も半ばを過ぎると、ふぐの白子も段々と成長してきます。
ここ最近、沼津の魚市場で、ふぐを選る時は、白子が入っていそうなふぐを、仕入れるようにしています。
どうやって?
言うまでもありませんが、自分は男です。ですから、女性が近寄ってきてくれると、うれしいことこの上ありません。
ふぐも同じはずです。
自分が生簀に手を入れると、オスのふぐは、逃げるのです。
!? !? !?
なんてことはありません。
お腹の部分を触ると、なんとなく膨らんでいるふぐを、見つけるだけのことです。はっきり言えば、”当てずっぽう”ってやつです。
ただ、ここ最近は、”白子入りのふぐ”の的中率が高いので、自分としては、してやったりの気分です。
そんな時は、つい白子を手に取り、神棚があれば、奉りたくなる気分です。
神棚に奉るわけにもいかないので、あとはお客さんが、召し上がってくれるのを、待つだけです。
志村
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