『西京漬』の漬け込みは、3日間
今日は、
お弁当のご注文を頂き、
特別なご要望もなかったこともあり、定番とも言うべきお弁当に仕上りました。
定番と言えば、当店のお弁当の定番の一つが焼物の西京焼で、
お弁当の場合、サーモンの西京焼が殆どです。
西京焼というか西京漬は、仕込んでから仕上るまでに3日程かかり、今日のサーモンは、
1日に、
沼津魚市場で仕入れたノルウェー産のサーモンで、
目方は、
5,1キロのものでした。
今回は、
半身を、
お弁当用、
残りの半身を、
お取り寄せ&ギフト用に、
仕込みました。
お取り寄せ&ギフト用であれ、ある程度、冷凍してあるのですが、お弁当用は、急なご注文もあり、在庫を切らすわけにはいかないので、今日のお弁当には、1日に仕込んだものを使うことにし、『西京漬』は仕上るまでに、3日かかるので、ちょうど仕上ったことになります。
お弁当用の焼物に仕立てる場合、串に打たなくてはならないのですが、その前に、
袋を開けたら、
味噌を、
洗い流さなくてはなりません。
洗い流すと、味が抜けてしまうと思われるかもしれませんが、当店の『西京漬』は、味がしみ込んでいるので、心配は不要です。
ただ、注意は必要で、
水を入れたボウルに、袋に残った味噌を加え、
その中で、丁寧かつ素早く洗わなくてはなりません。
洗い上げたら、
水分を拭き取り、
串を打ち、
焼台へ。
残りの半分も、
同様にし、
焼き上がったら、
串を抜いた後は、いつものように、
盛り付けをしてくれたのは、女将兼愛妻(!?)の真由美さんでした。
当店の『西京漬』に限らず、粕漬などの漬魚(つけうお)は、今回のお話しのように、焼く前に水洗いするのが基本で、色んな方とお話ししていると、そのことを知らずに焼いてしまい、その美味しさを知らない方も多いのが実情です。
そんなこともあり、当店の『西京漬』には、必ずリーフレットをお付けしておりますが、漬魚を作られている方々も、販売にあたっては、焼方などをお伝えすることで、魚食文化の良さを伝えて欲しい限りでなりません。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店の『鰯の丸煮』などを召し上がった方々が、
【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
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