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休市日のすっぽん(佐賀産)

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3615回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

“ホームグランド”の沼津魚市場は、土曜日が休みですが、豊洲などの卸売市場が開市日ですので、問屋の中には営業しているところもあります。

さらに、配達をしてくれることもあり、そんな今日は、

すっぽん(佐賀産)を2はい(2,05キロ)、

届けてもらいました。

すると、 ゆるキャラ達が雁首(がんくび)を並べて、

シンクをのぞき込み、「初めて見た!」、「噛み付かれたら、離れないんでしょ?」、「動いているよ。」などと、大騒ぎ。

「親方、卸すのを見せてくれる?」と言われたので、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7999.jpg

まな板に乗せると、

「首が出てきた!親方、何で?」と訊かれたので、「すっぱんは、お腹を上にしておくと、首を使って、起き上がる習性があるんだよ。」

一同、「へぇ~、初耳学!」

「出て来たら、首を掴んで、締めるんだよ。ここからは、グロいから、写真は撮らないから、おとなしく見ていてね。」

「はぁ~い♬」

そんなやり取りを見ながら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

まな板周りを養生してくれ、卸すことにしました。

グロいのは、四つ脚ゆえ、お腹の構造は、人間とそっくりだからで、卸すというより、解剖と言ってもいいかもしれません。

卸し終えたら、70度くらいのお湯で霜降りをし、薄皮を剥きます。

真由美さんが剥いたものを、

自分が手直しをし、

下拵えが終わると、

「親方、見せて~。」と。

今日のすっぽんは、すっぽん鍋用ですので、そのまま冷蔵庫にしまったら、

♬ お片付け~ お片付け~

さぁさ 二人でお片付け ♬ 

こうして、休市日のすっぽんの下拵えが終わったのでした。

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