伊勢海老
沼津の魚市場に仕入れに行く時は、4時半には、出掛け、着くのは、
5時を過ぎた頃です。また、この時季になると、
まだ外は薄暗いです。ちなみに、この網の中の魚は、“鯵(あじ)”です。
市場に着いて、一番最初に行くのが、活魚のセリ場です。ここ最近入荷が多いのが、
“伊勢海老”です。この“伊勢海老”の産地は、
伊東で、多い時には、これ以外にも、入荷があり、
これからの時季ですと、御前崎産の入荷もあります。
ただ、これほど入荷があっても、海老の王様の“伊勢海老”だけあって、値段も王様級です。
また、高い魚が大好きな自分ですが、“伊勢海老”だけは殆ど仕入れません。使い勝手が悪いのが一番の理由です。
刺身にするにしても、ただ身を剥いたものを、盛り付けても、見映えがしません。やはり、殻付きでないと、格好もつきません。
また、身以外の頭や殻となると、味噌汁を始め、出汁用に使うようになってしまい、コスト的にも、大赤字となってしまいます。
また、これからの時季、伊豆方面の旅館では、忘年会や新年会に向けて、“伊勢海老”を仕入れることも多く、そうなると、値段もこの時季の倍以上することもあります。
セリでつけられる値段を聞いていても、その値段は、頭の中を素通りですし、それ以上に、この時季一番気になる値段は、ふぐ、しかも“とらふぐ”の値段です。
しかも、今日10月1日は、御前崎のふぐ漁が解禁となり、明日以降、沼津の魚市場にも入荷してくる予定です。ですから、明日は、沼津の魚市場へ行くのが、今から楽しみです。
また、ふぐのシーズンにあわせて、“佳肴 季凛”では、ご好評を頂いた『鱧御膳~はもゆるり~』に次ぐ、ランチ限定メニューとして、ふぐ料理が食べられるコースを、御用意致します。
さながら、「ランチで忘年会!」とでも言いましょうか。詳細については、後日お伝えします。
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店主 志村
「ランチで忘年会』楽しくなってきました。
お友達も喜んでいましたので、機会をみつけ
伺いたいと思います。
おばさん様
喜んでいただき、何よりです。
お友達もお誘いになって、是非『ランチで忘年会!』にいらして下さい。