グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ ≫ 臨時休業の日の静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)

臨時休業の日の静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)

Vol.3809

“身体に優しい、美味しい日本料理”を、

信条とする『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

今朝、 沼津魚市場に行くと

静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)が

届いていました。

静岡県内では

遠州灘産のとらふぐとも

呼ばれています。

中を確認すると

海水は濁っていながらも

6本全て無事となれば

萌え燃え・・・💖 

海水が濁っているのは

昨日の水揚げのとらふぐのため

お腹の中の餌を吐き出したからです。

その後、

売場を変え

取り出し

締めてから

持ち帰ることにしました。

まな板に乗せると

熱血君がやって来て

「親方、おはようございます♬」

「おはよう。」

「今日は、活きたままじゃないんだね。」

「そうだよ。

じゃあ、ここで問題ね。」

「えっ、何!?」

「6本のうち、元気なものと

そうでないものがいるのが

分かるかな?」

「どれもこれも

締めてあるから

分からないよぉ。」

「この🐡は

元気だよ。」

「・・・・。」

「この🐡は

いまいちかな。」

「傷があるとか・・・。」

「はい

よ~く見てごらん。」

「あ~、う~ん。」

「はい、

時間切れ!」

「ありゃりゃ。」

「目が違うのに

気付かない?」

「あっ、本当だ。

元気な🐡は

ちゃんとしているけど

そうでない🐡は

上向きで、逝っちゃっているよ。」

「そうだよ。」

「活きている時は、

同じでしょ?」

「同じと言えば、同じだけど、

虫の息状態になると、

目が怪しくなるよ。」

「へぇ~。

『目は口ほどに物を言う』って

いうだけあるね。」

「難しい言葉を

知っているね。」

「えへへ・・・。」

「今日は、時間が無いから、

始めるよ。」

「はぁ~い。」

こんなやり取りの間に

まな板周りの養生を済ませた

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5128.jpg

女将兼愛妻(!?)の真由美さんは

一昨日のとらふぐの皮の下処理を

始めてくれました。

皮の下処理を終えた真由美さんは

卸したとらふぐの水洗いを始め

その後、自分が手直しをして

洗い上げると、

まな板周りを始めてくれました。

自分が拭き上げている間に

真由美さんは、用足しのため、撤収。

しかも、戻る時間も未定なので、

今日は、昼夜ともお休みさせて頂きました。

となると、ここからは

完全なる独り仕事の開始です。

拭き上げたら

例の皮の手直しをし

終わったら

棘取りをし、

皮と

ひれの下処理が

終了。

今日の皮とひれは

ぬめりが取りにくいので、冷蔵庫へ。

完全単独ゆえ、

洗い物も、セルフ。

ただ、今日の仕込みは

とらふぐだけだったので

包丁を砥ぎ、このまま終了。

そんなこんなで

一昨日から今日までの

変則的な営業というか

休業が終わりました。

この間、お断りしてしまったお客様には

改めて、お詫びさせて頂きます。

明日からは

通常通りとなりますので、

御来店、熱烈歓迎で

お待ちしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このページの上へ戻る