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HOME ≫ ブログ ≫ 新しいゴム前掛(まえかけ)

新しいゴム前掛(まえかけ)

Vol.3934

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日(2月15日)も

認(したた)めます。

先日から

使い始めた

ゴム前掛です。

ゴム前掛とは

魚屋さんが使っているアレです。

どんなものでも

新品というか

使い始めは

フレッシュそのもの。

袋を見たふぐとらが

「親方って

仕込みや片付けなど

水仕事をする時に

必ず使っているよね?」と

訊いてきました。

「そうだよ。

料理の世界のスタートが鮨屋で

その時から

ゴム前を使い始めたんだよ。」

「約3分の1世紀ってことじゃん!

ゴム前って、ゴム前掛の略?」

「そうだよ。

鮨屋の仕込みの殆どが

魚だから

マストアイテムってやつだね。」

「へぇ~。」

「下っ端の仕事と言えば

魚の鱗取りとか洗い物の

水仕事だから

普通の前掛じゃ

役立たずっていうか

濡れるようなものじゃん。」

「そうだよねぇ。」

「鮨屋から日本料理に

移ってからは

白衣に布の前掛けで

仕事をするようになったんだけど

魚の仕込みや水仕事の時

どうしても濡れるから

やりづらかったなぁ。」

「ふぅ~ん。」

「今の店(季凛)にする前から

大体のことを

自分でするようになって

ゴム前が欠かせなくなったね。」

「この時季はいいけど

夏は暑くないの?」

「暑いよ。そうは言っても

濡れるのは

もっと嫌だよ。」

「今みたいな寒い時は?」

「防寒着もどきだから

都合がいいよ。」

「へぇ~。」

「濡れないって言えば

思い出したのが

先輩のことだけど・・・。」

「何、何?」

「バイクで通っていた先輩が

小雨が降っていた時

ゴム前掛をしてから

ゴミ袋を合羽みたいに着て

帰ったことが

何度かあったよ。」

「あはは・・・。

想像するだけで、笑える。」

「先輩とは一つ違いで

時々、電話したり

掛かってきたりするよ。」

「ってことは

30年も付き合っているの?」

「そうだね。ここんところ

話していないから

近いうちに

電話してみようかなぁ。」

「いいね~。」

「他にも笑える話が

沢山あるけど

ここでは言えないな・・・。」

「なんなの~?」

「まぁまぁ・・・。」

袋から出したゴム前は

胸の部分に

紐(ひも)を通してから

首に掛け

腰紐を前で結んだら

それこそ

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押忍(オッス)!

気合十分で

仕事に取り掛かったのでした。

「明日も

気合だぁ~!」 by 熱血君

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