伊勢海老の具足焼入りのふぐ料理
Vol.4175
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(10月14日)は
伊勢海老の具足焼入りの
ふぐ料理について
お話しします。
今朝は
休市日の沼津魚市場に
行って来ました。
休市日なので
どこそこ
ガラ~ン。
広いのは分かってはいても
車が無いと
こうも広いのかと・・・。
そんな中
向かったのが
こちらの問屋です。
伊勢海老、鮑(あわび)
栄螺(さざえ)専門の問屋ですので
水槽には
伊勢海老がうじゃうじゃ。
注文分の伊勢海老を
水槽から出すと
秤にかけながら
発泡スチロールへ。
蓋をしてもらったら
車に積んでもらい
休市日の仕入れ終了。
【佳肴 季凛】に戻ると
「おはよう、親方🐡
伊勢海老なんでしょ?」
と、ミニふぐちゃん。
「そうだよ。」
「それよりも
このティッシュが気になるんだけど・・・。」
「ちゃんと養生してあるでしょ。
伊勢海老に限ったことじゃないけど
活きたものを運ぶには
神経を使わないとならないんだよ。」
「へぇ~。
プロの仕事って
こういうのを言うんだね。」
「そうだよ。」
「あとさぁ
休みでもやってくれる問屋さんって
いいよね。」
「そりゃ、助かるよ。
お客さんあっての商売だし
出来る限りのことはしないとね。
だから、自分も仕入れに行くんだよ。」
「👏👏👏
でもさぁ、何で
国は休みを増やすの?」
「やる気がないんじゃないの。
だから、そういうのは
無視無視!」
「親方らしい言い分だねぇ。
で、今日の伊勢海老は
どんな料理になるの?」
「ふぐ料理の追加で
具足焼(ぐそくやき)にするんだよ。」
「ふぐ料理の追加って
どんだけ~。
で、具足焼って?」
「ここを読めば具足の意味も
ほら。」
「わぁ~、んまそう!
さっきさぁ
ふぐ料理の追加って
言ってたけど・・・。」
「そうだけど、どうして?」
「どうもこうも
超豪華じゃん!」
「断トツの優勝だね。
人数も多いし
予約の時間も早いから
どんどんやるよ。」
「うん。
じゃあ、今日の献立を話してくれるんでしょ?」
「まぁまぁ
御覧(ごろう)じろ。」
ということで
献立は以下の通りです。
◆先付(さきづけ)①
南京豆腐(かぼちゃの豆腐)
◆先付②
ローストビーフ
※掛かっているのは
オリジナルの【野菜感溢れるドレッシング】です。
◆蒸し物
鰯(いわし)つみれ錦糸蒸し
※見づらいかもしれませんが
本山葵(ほんわさび)を
あしらってあります
◆ふぐ刺
「このとらふぐは
どこ産なの、親方?」
「福島産の天然で
火曜日に卸したものだから
旨味と歯応えが
黄金比率状態だよ。」
「んまそう😋」
◆ふぐの唐揚げ
※刺身同様
福島産のとらふぐ(天然)です
◆ふぐちり
※ふぐちりは
厨房で温めてから
お出ししました
◆焼物
伊勢海老の具足焼
◆食事
ふぐ雑炊
※お新香についているキムチは
味変用です
◆デザート
シャインマスカットのアイス
という感じの献立でした。
また、今夜のふぐ料理は
の“凛”のコースを
バージョンアップしたもので
ふぐのコースというよりも
【特別会席】と言った方が
いいかもしれません。
これまでにもお話ししているように
ご予算、ご要望に応じて
可能な限り対応させて頂いておりますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
「明日はバスが来るんだね。
そんじゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん
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