英語版のパンフレット
こちらが、
『佳肴 季凛』のパンフレットで、中を開くと、
お品書きが書かれたものが、挟んであります。
これまでに、何度かマイナーチェンジを重ねて、現在のものになっており、今後も、少しずつバージョンアップすることもあると思います。
ところで、パンフレットと言えば、
今日届いたものは、
英語版のものでした。
制作に至ったのは、外国人の方が、
来店される機会が増えたただけでなく、SNSなどを通じて、当店への問い合せを頂く機会も増えてきたからです。
それこそ、来店されるケースは様々で、お食事をされただけでなく、時には、お客様の依頼で、一度だけですが、ふぐを卸すこと様子を、見せてあげたこともあります。
英語版と言っても、完全に翻訳されたものではなく、外国人、とりわけ観光客向けに、当店のホームページやパンフレットなどを要約したようなものです。
ですので、
表紙には、当店の夏季限定のランチメニュー【涼し夏(すずしげ)】の写真を、載せてあります。
夏季限定ですので、写真を使うことに、いささか抵抗があったものの、
様々な形、色合いの器を使うことによって、見た目にも、変化が生まれるだけでなく、こういう器使いは、日本料理ならではのこともあり、あえてこの写真を使ってみることにしました。
中を開くと、パンフレットは、
3つ折りになっており、自分の食材についての考え方、
次に、自らの料理観の柱の一つでもあるマクロビオティック(玄米菜食)、
そして、
当店がある静岡県や富士市、そして当店へのアクセスについて、書かれており、筆文字の食材、健康、環境は、自分が認(したた)めたものです。
一方、表紙がある面ですが、
日本を訪れた外国人の方への挨拶として、
和食文化と富士山という2つの世界文化遺産に触れ、欲張りとも言える“美味しい”体験の出来るシチュエーションについて、書いてあります。
先ず、自分の写真と共に、
来店された方への想いというか、料理を召し上がることで、味わえる日本文化を体験して書いてあります。
そして、単なる体験として終らぬよう、料理のオーダーや、ご予約の仕方などについて、
書いてあります。
というのも、このブログをお読みになっていたり、ご来店されている方にとっては、ごく自然というか、当たり前に感じられていても、異国の地から見え、異文化を体験する方には、不可解な部分もあり得るからです。
見ず知らずの土地や料理店にいらっしゃるので、そのアクセスについて、
地図と共に書いてあるのですが、このパンフレットを、地元の方達に見せても、不備がないよう、当店の付近については、日本語の表記もしてあります。
もちろん、最大の問題でもある言葉が通じないと困るので、
英語での対応が、可能であることも記載してあります。
先程お話ししたふぐを卸した時のように、お客様と会話が出来るのは、自分だけで、いわゆる通訳はいません。
会話は重要とはいえ、人と人のふれあいこそが、最も尊いことで、それを支えるのは、どこまでいっても、女将兼愛妻(!?)の真由美さんで、彼女のフォローこそが、なくてはならないものです。
自分が調理したものを、説明しながら、お出しするので、基本的には、カウンターでお食事をして頂き、日本人の方でも知らないような背景についてお話しして、日本文化独特の趣を知ってもらえると何よりです。
仮に、『佳肴 季凛』に来店されなくても、日本にいらした外国人の方で、日本料理をはじめとする日本文化を体験する以上、本物に触れて頂くことを、強く願いたいものです。
最後になりましたが、英語版のパンフレットに併行して、当店のホームページに、近々、英語版のそれが加わりますが、パンフレット同様、簡易版のもので、公開したら、またお話しさせて頂きます。
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
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