鱧(はも)を使った賄い色々
以前、真鰯を使った賄いについてお話ししましたが、この時季は、鱧を賄いにすることがあり、そんな賄いが、今日のお話しです。
鱧は淡白でありながらも、味わいが深く、特にクセもないので、色んな料理に仕立てることが可能ですが、賄いですので、手軽に用意出来ることも大事ですので、賄いで食べる時は、天ぷらにすることが殆どです。
鱧の旬は、夏場ですので、天ぷらにする時は、
冷たい麺類と共に、食べるのですが、この時は、鯵(写真 左)と茄子(同 右)も、用意しました。
ざる蕎麦のように、つけ汁を用意することもあれば、
ぶっかけにしてから、
鱧の天ぷらを乗せることもありますが、
個人的には、つけ汁をつけて、食べるのが、好みでもあります。
天ぷらは、御飯のおかずにも合うのは、言うまでもなく、
鱧の天ぷら定食のようになることもありますが、マクロビオティック(玄米菜食)を基本に据えていることもあり、御飯は、雑穀御飯が殆どです。
雑穀御飯には、玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きびの7種類が入っており、その炊き方については、以前お話ししたことがありますが、前編がこちらで、後編がこちらです。
天ぷらといえば、天丼も捨て難いものがあり、以前作った時は、
贅沢にも、車海老も一緒に天丼にしたこともあり、それについては、こちらをお読み下さい。
天丼をアレンジしたのが、
長いままの天ぷらを乗せて、カレー天丼にしたこともあります。
時には、鱧料理のマストアイテムである落としを肴に、
“お疲れちゃん♪”
また、休みの日には、
鱧と萬幻豚のバラ肉のしゃぶしゃぶにしたこともありますが、色んな鱧料理の中でも、鱧しゃぶが一番のお気に入りですので、賄いとしては、これが一番かもしれません。
ここまで書いてしまった以上、今週魚市場に行くと、多目に仕入れて、賄いに登場することは、必至です。(笑)
何か目新しい賄いが出て来るのか、それとも変わらずなのか・・・。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。
当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
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