大学芋と干し芋に、初挑戦
3分の1世紀の
料理人人生にして
今日、大学芋と干し芋に
初挑戦してみました
2024年11月5日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「大きいサツマイモじゃん
どうしたの?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「昨日、薪ストーブ用の
燃し木をもらいに
行った時
知り合いの家に寄ったら
もらったんだよ
ほら、これ」
と、自分
「で、このサツマイモを
どうするの?」
「大学芋と干し芋を
作ろうかと
思っているんだよ」
「スイーツとかの
甘いものを
あんまり食べない親方にしては
意外じゃん」
「まぁね
どんなものでも
一度は
作ってみないと
分かんないじゃん」
「一度は
ってことは
初めて?」
「そうだよ」
「料理人でも
作ったことが無いもの
ってあるんだぁ
どっちにしても
どんな風になるか
気になるよ」
「ほい、大学芋」
「んまそう~🤤
当然、たれも
親方が作ったんだよね?」
「もちろんだよ
たれでもいいけど
蜜(みつ)とか
飴(あめ)って
言い方をするけどね」
「香りが上品っていうか
スッキリするような
感じがするけど・・・」
「シナモンを入れたんだよ」
「おぉ~
おやつっていうよりも
お洒落なスイーツ
そのものだね」
「あと、ほんの少し
レモンの搾り汁も
入れてあるよ」
「ますます
上品過ぎる・・・
で、干し芋は
すぐには
出来ないでしょ?」
「仕上がるまでには
一週間はかかると思うよ」
さつま芋を
洗ったら
蒸したのですが
1時間近くかかりました
蒸し上がったら
皮を剥き
輪切りにすると
火が通ってはいても
中が白くなっていました
調べてみると
白太(しろた)と呼ばれ
さつま芋の水分値の影響で
白くなったとのこと
さらに調べると
短時間で
蒸したことに
原因があるとも
書かれていました
さらにさらに
65~70度で
でんぷん質が
麦芽糖に変わり
さらに甘くて
美味しくなることが判明
また、干し芋を作っている
メーカーによれば
中心部を72度を
保つように
蒸しているとのこと
結果として
1時間半から2時間
ゆっくり蒸さないと
甘くならないことが
分かりました
「そこまで手がかかるから
干し芋って
安くないんだね」
「どんなものでも
手間と時間が
必要だけど
ここまでとは
思っても
いなかったよ」
「聞いていて
びっくりしたもん
答が分かった以上
やらないと
気が済まないんじゃね?」
「そうだよ
ちゃんしたものを
作ってみたいからね」
「ヤバッ
熱血料理人が
さらに熱々になるじゃん!」
「いやいや、低温で
じっくり、ゆっくりと・・・」
折角の機会ですので
干し芋作りを
マスターすることに
決定!
まさかのまさかで
干し芋作りに
目覚めるとは
予想だにしていませんでした
とは言え
料理人たるもの
生涯、勉強です
その想いを忘れることなく
厨房に立ち続けます
「大学芋の蜜が
残っているってことは
・・・・・🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
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2024.11.5|賄(まかな)い 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
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