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HOME ≫ ブログ ≫ 休市日の鱧(はも)1本のみでも、テンション上げ上げ

休市日の鱧(はも)1本のみでも、テンション上げ上げ


休市日でしたが

今朝は活かしの鱧を

仕入れに行って来ました


たった1本でも

テンションが下がることは

ありません 



2025年8月9日


Vol.4682

いらっしゃいませ

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の志村弘信が

今日も認(したた)めます




「おはよう、親方🐡

こんな時間(5時)に

どこへ行くの?」



と、ふぐのぼり君が

訊いてきました 



「おはよう🐡

市場だよ」

と、自分



市場とは

沼津魚市場のことです


「土曜日って

休みじゃね?」


「そうなんだけど

昨日の午後

鱧(はも)の予約が

入ったんだけど

売場担当に訊いたら

『用意出来ます』

って言われたから

これから

行くんだよ」



「だから

5時なんだね」

「普段の3時半起き

に比べれば

楽チン楽チン!」 


「休市日だし

ハモしか仕入れて

来ないんだったら

付いて行っても

いいかなぁ?」





「っていうか

連れて行って下さい

でしょ?(笑)」



「た、たっ

たいへん失礼しました

是非、お願いします!(笑)」



「じゃあ、行くよ」


「わぁ~い♬」 


法定速度で走ること

40分程で


市場に到着




「休みだと

マジでガラ~ンだね

たまに、ブログで

普段の日の様子を

見たことあるけど

これだと

市場感ゼロだね

それでも、トラックが

停まっているけど

どうしてなの?」



「このトラックは

鮑(あわび)とか

栄螺(さざえ)の問屋で

水槽に納めに

来たんだよ」




「へぇ~

親方みたいに

仕入れに来る人も

いるんでしょ?」


「数える程度だけどね」




「ここから入るの?」


「そうだよ」



「隙間から見ていると

何だか悪い事を

しているみたいなのは

僕だけ?(笑)」


「よく分かんないけど・・・」






中に入ると


0,7キロの鱧があったのですが

札も無く

心配になったので

担当者に電話をすると

籠ごと沈めてある方とのこと





ブクブクをセットした

発泡スチロールに移し


持ち帰ることにしました 


お盆休みに入ったこともあり


食堂の前には

大勢の観光客が

並んでいました


「こんな早くから

並んでいるなんて

超ヤバっ!」



「大型連休中は

こんな感じだね

昼間なんて

とんでもないくらいに

並んでいるらしいよ」


「そんなに美味しいの?」


「どうなんだろうね

あえて、ここでは

言わないよ」



「そういう言い方は

マジ気になるんだけど・・・」

「まぁ、いつか

話してあげるから

どんどん帰るよ」



「はぁ~い」





「着いたね

静かな市場だったけど

リアルで見れて

良かったよ」


「店とは違うけど

自分にしてみれば

市場も仕事場だからね」


「確かに

そうだよね

普段みたいに、魚があれば

親方の別の表情を

見れたかと思うと

そこは残念だね」



「料理そのものの

スタートだから

そうかもね」


仕入れて来た鱧を

ざるに移したら


夕方まで


水槽に入れておきました


夕方になり

卸すため

水槽から鱧を取り出すと



「水槽があるなら

余分に仕入れて

泳がしておけば

1本だけのために

市場に行かなくても

いいんじゃね?」



「そうなんだけど

うちの水槽で泳がせておくと

ひれとか皮が

擦れちゃったり

身も痩せるしね


場合によっては

万事休すってことも

あるんだよ」



「そっかぁ

それなら

1本のためだけでも

仕入れに行かなきゃ

ならないんだね」



「そうだよ

鱧だけじゃなく

どんな魚でも

気に入ったものを

気に入った分だけ

仕入れて

うちの店に来てくれる

お客さんのために

料理を仕立てるのが

自分の使命だから

その立ち位置を

自分で否定するわけには

行かないんだよ」


「そうだよね

じゃないと

親方=佳肴季凛

の等式が

成り立たないもんね



「そうだね」



鱧を活〆にして

卸したのち

骨切りをし

お客様が来店されたら


落としに仕立て


鱧料理のコースの刺身として

お出ししました 


鱧以外は

葉血引(はちびき)

〆鯵(しめあじ)

藍子(あいご)です



「んまそぉ~🤤

自分が仕入れた鱧が

こんな風になると

嬉しいもんだね」



「でしょ、でしょ

自分の気持ちが

変わるでしょ?」




「うんうん

なんちゃって

親方の気分だよ

マジ、分かるは~♬」 


ふぐのぼり君が言うように

これこそが

料理人としての醍醐味で

譲るわけには

いかないのです






「初めて見る魚だ!

何て名前で

どんな味なんだろう

そんじゃ、また明日🐡」 



by ミニふぐちゃん

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