二日間で、4トン越の水魳(ミズカマス)こと、大和魳(ヤマトカマス)
この時季
沼津魚市場で
もっとも入荷がある
魚の一つが
水魳(ミズカマス)こと
大和魳(ヤマトカマス)です
昨日と今日の二日間で
その量、何と何と・・・
2025年10月3日
Vol.4728

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「親方、昨日
水カマスを
仕入れていたけど
この時季は
多いの?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「そうだね
昨日仕入れた
水魳(ミズカマス)は

東伊豆・稲取の
定置網の魚だけど
1トンあったし
これだけじゃなく

伊東の川奈でも
1,3トンあったから
合計で
2,3トンだね
地元(沼津)のも
あったようだよ」
「凄っ!」
「凄いって言えば
凄いけど
この時季だと
よくあることだね
まぁ、水魳が多いのは
お盆過ぎから
10月の終わりまでの
2か月ぐらいかな」
「期間限定なんだぁ」
「そうだね」
昨日の場合

トラックが着いて

仕分けが始まったら

この中から

死後硬直前のものを
選びました
ちなみに
死後硬直しているものは
こんな感じです

氷入りの海水に浸かると
一気に死後硬直が進むので

時間だけでなく
氷水の±0度との
戦いでもあります
好みのサイズを選び

秤に掛けた後

血抜きのため
えらを抜いたら

急いで冷やし込みます
この10分で
身の状態に大きな違い
つまるところ
味に大きな違いが
出てしまうのです
その後、売場には

小分けされたものだけでなく

500キロ台の
超々メガサイスのものも
並んでいました
明くる日の今日は
自分が“東伊豆定置網御三家”と
呼んでいる3つの浜(産地)から
入荷がありました

①稲取(山下丸)
500キロ

②伊東・川奈
200キロ

③熱海・網代(あじろ)
1,3トン

ということで
0,5+0,2+1,3
=2,0トン!
さらにさらに
昨日今日の合計で
4,3トン
自分が仕入れたサイズが
約100グラムですので
ざっくり言うと
43000本
の水魳が
沼津魚市場に
あったことになります

昨日の水魳は
酢締めにしただけでなく
常連さんへの
誕生日プレゼントとして

フライにして
差し上げたのですが
水魳だけでは
面白味に欠けるので

チキンカツ

サゴチのフライと共に

盛り合わせにしました

「んまそぉ~🤤
僕達の誕プレも
これでお願いします」
「いつだったかなぁ?」
「トラフグだけに
10月29日だよ」
「10(とら)
29(ふぐ)かぁ
でも、その頃には
水魳は少なるか
さっぱり獲れなくなる
かもしれないよ」
「え゛~っ・・・!?」
水魳に限らず
一日で
獲れる量や
種類が変わるのが
魚です
なので、獲れた時が
食べ頃にして
旬という言い方も
ありかもしれません

「明日は、薪ストーブの
煙突掃除が
あるんだって
そんじゃ、また」
by 熱血君
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