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天然のとらふぐの白子が、一年を通じて食べられる理由

今週は、

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月曜日(20日)に、三重県から3本のふぐが入荷し、一日空けて、水曜日(22日)に、同じく三重県から、

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2本、あくる日の木曜日(23日)にも、

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2本と合計7本入荷しました。言うまでもありませんが、全て天然のとらふぐです。実を言うと、平成26年になって初めての入荷が、月曜日のことでした。言うなれば、“ふぐの初卸し”でした。

 

だからと言って、この間、ふぐ料理を召し上がるお客様が、全く無かったわけではなく、ごく普通にお出ししていました。卸していないのに、ふぐ料理をお出し出来る理由は、去年の10月から、卸してから、真空して、マイナス40度で、冷凍したものを、

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その時の状況に応じて、解凍してから、使っていたからでした。いくら自称“富士市でふぐが一番好きな料理人”と言えど、天然のとらふぐのコレクターではないので、仕入れたものを、お金に代えなければ、意味がないのは、言うまでもありません。

 

この中には、10月31日の“天然とらふぐラッシュ”に始まり、11月6日まで、連続7日間、親の仇にして、憑りつかれたように卸したものも、“お寝んね”しています。しかも、この7日間は、それに連動して、ブログも更新していたので、これらの記事をお読みになると、何本卸したか分かるので、お時間に余裕のある方は、数えてみて下さい。

 

そんなわけですので、ある時は、

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去年の10月16日に卸した0,9キロの三重県産のものを使ったり、別の日には、

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2本使ったこともありました。産地の書いていないものは、御前崎、吉田、用宗などの静岡県産のものです。

 

冷凍というと、味が落ちると思われるかもしれませんが、天然のとらふぐについて言えば、そのようなことは全くないと言っても、過言ではありません。これについての詳しいことは、以前の記事をお読み下さい。

 

ところで、お話しは前後しますが、月曜日の3本は、全てメスでしたので、白子は入っていませんでしたが、水曜日の1本には、

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十分なほどに成長した白子が入っており、木曜日も同じように、

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このような白子が入っていました。これだけ大きいと、鮮度が良いうちに、使いきるのはなかなか難しいので、

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お出しする大きさに包丁します。この大きさは、アイスの“ピノ”と同じくらいです。

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専用の袋に、卸した日付を書き、

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袋に入れてから、

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真空して、ふぐの卸し身同様、マイナス40度で冷凍しておくので、白子の入っていないとらふぐが入荷した時というより、一年を通じて天然のとらふぐの白子が、鮮度が殆ど落ちない状態で、味わうことが出来ますし、お客様のご注文に応じて、その場で解凍してから、お好みの調理方法で、お出ししています。

 

一番多いのが、

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焼白子で、その次に多いのが、

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湯がいてから、ポン酢ともみじ卸しでお出しするものです。他には、天ぷらをご希望されるお客様もいらっしゃいますが、個人的には、“King of ふぐ料理”しかありません。ただ、この時のお話しでは、湯がいていますが、焼いた方が、白子の旨味は凝縮され、口に入れた暁には、恍惚の彼方に葬られるのは、必至です。

 

ふぐの白子は、ふぐ料理のコースに入っていないので、別途にて、ご提供させて頂いておりますし、このように、1個ずつストックしてあるので、お好きな分量を、お好きなお召し上がり方で、ご堪能頂けますが、時節柄一番美味しく感じられるのは、この時季です。

 

やはり旬のものの美味しさに敵うものはありませんし、ましてや、それが“白いダイヤ”とも呼ばれる天然のとらふぐの白子ですから、これ以上語るまでもありません。

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