W(ダブル)バス
今日は、2組のバスの団体のお客様の御予約を頂いていたのですが、これまで経験が無く、言うなれば、“Wバス”ということになります。
ひととおりの準備が終わったら、料理の盛り付けをし、
デザートの桃のムースの盛り付けが終わったら、
間違いの無いように、お盆だけでなく、
番重(ばんじゅう)の蓋に、メモ書きをして、冷蔵庫にしまっておきました。
団体のお客様の料理を盛り付ける時は、最後にお出しするデザートに始まり、コースの流れとは反対に盛り付けをするのが、『佳肴 季凛』の仕事の流れでは、大体の決まりです。
そして、最後に、
小鍋を盛り付け終えたら、準備が整ったようなものです。
ちなみに、今日の小鍋は、
ひじきと野菜の小鍋仕立てで、7種類の雑穀(玄米、押麦、小豆、黒米、あわ、ひえ、きび)に始まり、20種類近い食材が入っています。
また、この小鍋は、マクロビオティック(玄米菜食)を基本に据えた“身体に優しい、美味しい日本料理”を自分の料理の柱の一つを象徴している料理でもあり、当店のマストアイテムとも言うべき料理と言っても、過言ではありません。
小鍋の盛り付けが終わる頃になると、
ホールスタッフが出勤し、
お客様のご到着を待つばかりに等しい状況となりました。
先程お話ししたように、2組のバスの御席ですので、お座敷、テーブルも満席で、カウンターには、テーブル席にお座りきれなかったお客様と、
乗務員(ドライバー、バスガイド、添乗員)の御席を用意し、
玄関先には、満席のお詫びを掲げておきました。
最初に御来店されるのは、テーブル席のお客様でしたので、
ホールスタッフもスタンバイし、程なくすると、
第一弾のバスのお客様が、
到着され、御予約時間も30分ほどすれていたこともあり、ひととおりの料理をお出ししたら、
ホールスタッフの一人に、バスの到着を確認してもらうことにしました。
程なくすると、
第二弾のバスが到着し、第二弾のお客様のお料理の目途がついた頃、
第一弾のお客様のお見送りをし、
第二弾の御客様をお見送りした後は、
Wの片付けに追われました。
ところで、第一木曜日ということもあり、今日は、
地元のローカルFM局の電話インタビューがあり、毎回のテーマである旬の食材についてお話しをしましたが、今日の食材は、鮭(さけ)でした。
いつもは、一回限りなのですが、鮭は、日本人にとって、もっとも馴染みの深い魚ということもあり、先月に引き続きお話しをさせてもらった次第です。
さらに、この後、
10月15日(月)に行われる『食の都の授業』の打ち合わせに、
富士市立広見小学校に、
その打ち合わせ行って来ました。
今回の『食の都の授業』は、これまでに行った職業講話などとは異なった側面があり、経験こそ全てですので、自分のためであるのはもとより、食そのものを、改めて考える機会となりそうです。
かくして、Wバス、ラジオ、打ち合わせと、かなりの緊張感の中で仕事をしたものの、今日も、いつものように無事に終えることが出来たのでした。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
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