ついでに、娘弁当
料理が好きで、料理人になって3分の1世紀。誰が名付けたのか、熱血料理人。
料理に学び、料理を楽しむことへの境地には、未だ届かずも、そんな想いを、3459回目の今日もお話しさせて頂きます。
今日は、お弁当のご注文を頂いていたので、 仕上がり時間が、特に早かったり、ご注文の数が多かったわけでもないのに、
4時半前に厨房に行き、仕事を始めました。
というのも、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、娘達のお弁当(以下、娘弁当)の分も作って欲しいと頼まれたからです。
こういうことが為せるのも、店舗兼住宅だからのことで、魚市場に仕入れに行かない時は、揚物を作ったりすることもあり、これも真由美さんからの依頼で、仕事と家事で立場が逆転しています。
普段なら、出汁を引くなどの仕込みと同時進行ですが、娘弁当の仕上げもあるので、今日はお弁当優先で、
焼物のサーモンの西京焼や、
煮物を仕上げながら、
玉子焼の準備をしました。
作るとは言っても、余分に仕込んだものからの間引きにして、ついでで、
仕上がった煮物から、
さつま揚げと切り落としの蒟蒻(こんにゃく)をGET!
お話しは前後しますが、
サーモンの【西京漬】は、
お客様用のサイズでは小さいので、倍ほどのサイズです。
さらに言うと、【西京漬】を仕込む際に、尾の部分を大きめに包丁したもので、真由美さんからの頼みではなく、“ご注文”ですので、然るべきものを頂いており、
それぞれ、
このように、焼き上がりました。
そして、玉子焼を焼いたら、
娘弁当の分を包丁し、
お客様のお弁当と違ったのが、
揚物で、娘達の分は 海老の彩り揚げにし、お茶漬などに使うぶぶあられに、色を付けたものを衣にし、写真のものは、揚げる前のものです。
これらを手に、
住まいの2階へ行くと、
ご飯だけ詰められており、真由美さんが、
このように仕上げました。
ちなみに、娘弁当は、魚市場に行かない時に、
自分のInstagramに投稿しているので、御覧下さい。
最後に、
揚物を仕上げたら、
娘弁当同様、盛り付けは、
真由美さんで、
このように仕上がり、
お客様に引き渡すばかりとなったのですが、早めの始動だったので、
お弁当の余りもの御膳にして、“早弁”を食べ、ランチの営業に備えたのでした。
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