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長い手袋

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3692回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今日は、

4本の銀鱈(アラスカ産)を、

『西京漬』に、

仕込みました。

銀鱈は、昨日から解凍しておき、通常の魚同様、

最初に鱗を取り除くのですが、その役目は、専ら女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

魚の鱗を取る時は、

上腕部まで隠れる手袋をはめており、これを見た29匹ふぐちゃんは、

「ずいぶん長い手袋だけど、どこで買うの?」

「沼津の魚市場にある包装資材店だよ。魚市場って言っても、近隣というか、周辺だよ。あとは、作業服専門店にもあるかも・・・。」

「へぇ~、初めて見た。」

「丈夫だよ。その包装資材店は、魚市場にあるから、一般的なところとは違う品揃えで面白いよ。」

「どんなところが?」

「道具類かな。もともと沼津は、干物などの加工屋が多いから、大きいバケツやざる、干物を干す網なんかもあるよ。」

「ねぇねぇ、干物を干すって、変じゃね?」

「言われてみれば、そうだね。魚を干したものが、干物だから、失礼しました。(笑)。」

「まるで、危険が危ないじゃん!ヤバっ、そんなこと言うから、間違えたじゃん。」

銀鱈を『西京漬』に仕込む時、

切身とは別に、 尾の部分や、頭出しの部分が出るので、

それらは、お弁当用にし、切り落としの部分は、

賄い用にし、切り落としと言えば、

昨日仕入れたわらさ(静岡・由比産)も、

賄い用に仕込むと、

「親方、刺身と西京焼で、楽しめるなんて、いいなぁ~。」

「いいでしょ?火曜日か水曜日かな~。」

「食べた~い、食べた~い。」

「いい子にしていたらね。」

「やったぁ~!」

休市日だったこともあり、魚の仕込みはこれだけでしたが、銀鱈の在庫も、1回分の3か4本になったので、明日は、魚市場に行くので、この辺りで失礼させて頂きます。

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